シルクパウダーて何でしょう

シルクパウダーは繭玉の主成分フィブロイン、セリシンから良質のアミノ酸成分を様々な方法で抽出しパウダー化したものです。シルクを作っているアミノ酸成分は人間の皮膚や身体をつくっているアミノ酸成分に類似しているため、健康の維持管理に役立てようと様々な技術の開発や応用が多方面で進められており、食品分野、化粧品分野においては既に実用化がなされ医療分野での実用化も近くなっています。

シルクパウダー主成分とアミノ酸の組成
繭玉は主にフィブロイン(約75%)、セリシン(約25%)という2種類の天然タンパク質で構成されています。この2つのタンパク質にはアミノ酸20種類の内18種類もが含まれており、アミノ酸の総合商社といっても過言ではありません。身体に必要なアミノ酸を補う上では最適の存在ともいえます。

セリシンとフィブロインの関係
フィブロインについて
フィブロインは肌に身につける光沢ある絹糸の主成分で衣料素材として身近です。現在高タンパク低カロリーの機能食品として注目を集めています。
セリシンについて
セリシンはフィブロインを保護するとともに内部を刺激や外敵から守るための役割をします。アミノ酸組成が人の皮膚の天然保湿因子(NMF)に類似しすばらしい効果をもっていることから様々な分野に活用されています。

シルクパウダー、シルクペプチド、セリシン、フィブロインのアミノ酸組成比較

シルクパウダーの製法
シルクタンパク質はそのままでは消化吸収することができないため消化吸収できるレベルまで分解しなくてはなりません。タンパク質の分解には酵素分解や加水分解処理が用いられます。最近は 無薬剤抽出法 、繭タンパク抽出法など新たな製法も注目されています。タンパク質を3〜5個のアミノ酸結合状態(ペプチド)まで分解したものは消化吸収に優れています。

シルクパウダーの効能
シルクパウダーの様々な効能が紹介されています。紹介されている効能の一部を紹介します。(含まれるアミノ酸成分により効能は変化します。)

保湿効果・抗酸化作用・メラニン色素合成阻害作用・紫外線吸着作用・便秘改善作用・大腸ガン発現抑制作用・ミネラル吸収促進作用・血中コレステロール低下作用・脳の老化防止・アトピー性皮膚炎緩和作用・肝機能障害改善・発ガン抑制作用・パーキンソン病予防、改善等

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