総合データver.1.00Up Date 2001.06.12

忍者じゃじゃ丸くん

 ジャレコ第6弾 1985年11月15日発売 4,900円(税別)



【ストーリー】
裏切者のなまず太夫がわれらのアイドルさくら姫をさらってしまった!!
兄、忍者くんは修業の旅。留守をあずかる 弟、じゃじゃ丸くんが一人でさくら姫を助けに行くことになった。
兄者の教えをうけ、いまや1・2の忍法の腕を競うじゃじゃ丸くん。
はたしてじゃじゃ丸くんは妖怪たちを倒して悪のなまず太夫からさくら姫を救いだせるのだろうか!!

【シーン展開】
全部で21シーンあり、1〜3シーンは「おゆき」、4〜6シーンは「クロベエ」、7〜9シーンは「カラカッサ」、
10〜12シーンは「ヘドボン」、13〜15シーンは「ピン坊」、16〜18シーンは「カクタン」、そして19〜21シーンは、
全ての妖怪たちが登場します。

【ゲーム目的】
1シーンは妖怪8人で構成され、全ての妖怪を倒すとシーンクリアとなります。全21シーンをクリアすると、
また最初のシーンから始まります。妖怪8人のうち、1人は(ボス敵)で他の者よりも手強いので、慎重に対処する必要があります。
ザコ敵よりも先にボス敵を倒すと、最後に残ったザコ敵がボス敵となります。

【操作方法】
《十字ボタン》
 ・上……使用しません。
 ・下……(忍法 ガマパックンの時のみ使用します)
 ・左……じゃじゃ丸くんがに移動します。
 ・右……じゃじゃ丸くんがに移動します。
《Aボタン》……じゃじゃ丸くんがジャンプします。
《Bボタン》……手裏剣を投げます。(画面上に一発のみ)
《STARTボタン》……ゲーム中に押すと一時停止します。
《SELECTボタン》……ゲーム中は使用しません。


【登場キャラクター】

▼じゃじゃ丸くん
このゲームの主人公で操作キャラクターです。
手裏剣を武器にジャンプで敵の攻撃をかわしたり、体当たりをして敵を気絶させることができます。
(敵に当たってもやられませんが敵の体当たりを受けるとじゃじゃ丸くんは気絶します)
また、ジャンプして天井のブロックをこわし、上段に飛び移ることができます。
ゲームスタート時には3人います。全てやられるとゲーム終了です。
20,000点と50,000点で1UP。また、小丸くん(アイテム)を取ることで1UPします。

▼さくら姫
なまず太夫にさらわれ、じゃじゃ丸くんが助けにくるのをひたすら待っている。
毎回、残りタイムが84になるとさくらの花びらを落とします。
この花びらを3枚集めると、なまず太夫と対決できるボーナスステージへ行くことができます。

▼なまず太夫
忍者一族の裏切者。妖怪たちを自由にあやつり悪事を重ねている。
一定時間になると爆弾を次々落としてくるので、スピードクリアを心がけよう。
爆弾を落とし始めるタイム…シーン1〜3/残30、シーン4〜6/残50、シーン7以降/残70
ボーナスステージのみ直接対決ができる。ここでは火の玉を落としてくるが手裏剣で止めることが可能。
始めは1人だが、最大4人まで増える(兄弟?)。得点…5,000点

▼おゆき
妖怪の中ではそんなに強くはないほうだが、油断はできない相手。氷剣をなげてくる。
弱い。ボス敵になればそこそこの強さだけど、それでも弱い。得点…100点

▼クロベエ
得意なカマでじゃじゃ丸くんに襲いかかる。速い動きに注意!!
ザコは弱いがボス敵になるとやたらカマを投げてくる。どのボス敵にもいえることだが、
正面対決は避け、後ほど説明する『ボス敵対処法』で応戦しよう。得点…200点

▼カラカッサ
チョコチョコ動きまわりじゃじゃ丸くんの動きをまどわす。
空中からの攻撃が得意なので油断しているとやられてしまう。
飛び跳ねる上に、ゲタを乱射してくるのでザコでもやられることがある。
正々堂々と勝負を挑まないように。得点…300点

▼ヘドボン
骨を自由にあやつり、妖怪の中でも強い存在。
ヘドボンのあやつる骨はじゃじゃ丸くんの手裏剣よりも速いので気をつけろ!!
特筆するべきことはない。カラカッサより弱いといえる。得点…400点

▼ピン坊
体当たり攻撃で気絶した時じゃないとじゃじゃ丸くんの手裏剣はきかない。
ピン坊のあやつる目玉もかなり速いので要注意!!
ザコ敵には対処方があるので問題ないが、ボス敵には安全で確実な対処法がないので強敵となる。
ピン坊が投げてくる目玉が見にくい。得点…500点

▼カクタン
妖怪の中でもかなり手ごわい。じゃじゃ丸くんの手裏剣をはね返してしまう。
こいつも気絶させてからじゃないと倒せない相手だ!!
ピン坊と同じく、ボス敵にはこれといった対処法がない。おまけにカクタンの投げるコンクリは
射程が異様なくらい長く、スピードも速い。画面外からいきなりコンクリが飛んできてやられることもしばしば。
トロッコかパックンの出現を祈ろう。得点…600点


【得点について】
 ≪妖怪たち≫
  ・妖怪に体当たりして気絶させると100点
  ・倒して落ちていく妖怪に再度手裏剣を当てると1,000点
 ≪タマシイ≫
  ・妖怪を倒すとタマシイになります。そのタマシイを取ると100点〜600点
  ・さらに1シーン終了ごとに100点〜600点×タマシイを取った数が加算されます。
 ≪さくらの花びら≫
  ・1つ取ると1,000点
 ≪トロッコ≫
  ・トロッコに乗って敵を倒すと、1人につき1,000点
 ≪ガマパックン≫
  ・ガマパックンで敵を食べると、1人につき1,000点
 ≪手裏剣≫
  ・8発以内の手裏剣で全ての妖怪を倒し、1シーンクリアすると10,000点
 ≪タイム≫
  ・120から始まり、1人もやられないでシーン終了した時点の残りタイム×10点〜60点が加算されます。

【アイテムの紹介】
 ・じゃじゃ丸くんが天井のブロックを頭突きで壊すとアイテムが出現します。
 ・アイテムが出現している時にブロックを壊すとそのアイテムは消えてしまうので注意!
トロッコじゃじゃ丸くんが一定時間無敵になり、妖怪をひき殺せます。
相手の投げてくるものに構わず、全滅を目指してグリグリひき殺しましょう。
トロッコに乗ったらまず、ボス敵を狙うのがセオリーです。
薬ビンじゃじゃ丸くんが一定時間透明になり、敵の攻撃を受けなくなります。
透明になっている間は、敵に体当たりすることはできません。
よってピン坊&カクタン面では、取る前によく考えましょう。
手裏剣じゃじゃ丸くんの投げる手裏剣の射程距離が一定時間長くなります。
射程が長くなったことにより、追い討ちも成功させやすくなります。ボス敵も安全に倒せます。
赤玉じゃじゃ丸くんの移動スピードUPと手裏剣の射程が伸びます。
手裏剣の射程はアイテムの手裏剣よりも短いようです。(未確認)
小丸くんじゃじゃ丸くんが1人増えます。4人表示させると「忍法"ガマパックン"」が使えます。
表示は4人までですが、実際は増えています。
銀コバンボーナス500点が加算されます。
金コバンボーナス1,000点が加算されます。
爆弾非常にデンジャー。取ると死にます。ブロックを壊してさっさと消してしまおう。

【忍法"ガマパックン"】
  ・画面に表示されている小丸くんが4人並ぶか、4つの武器のうちどれか3つを集めるとカエルの"パックン"が登場します。
  ・妖怪たちは金しばりにあって止まっているので"パックン"を操作して妖怪たちを食べることができます。(クリア確定!)
 ≪パックンの操作方法≫
  ・上……使用しません。
  ・下……パックンが下に移動。
  ・左……パックンが左に移動。
  ・右……パックンが右に移動。
  ・Aボタン……ジャンプして上段へ移動します。
  ・Bボタン……使用しません。

【攻略・テクニック】
 ・ここでは、シーンごとに攻略とテクニックを紹介していきます。

★シーン1〜3
 ・SCENE1 おゆき登場
 ・SCENE2 クロベエ登場
ザコ敵のおゆきとクロベエは全く問題ないでしょう。正面からシュパッと一発手裏剣で楽勝です。
武器を投げてきたら、こちらも手裏剣で相殺しましょう。
ボス敵には『ボス敵対処法』を使います。ピン坊とカクタンを除く全てのボス敵に有効です。
『ボス敵対処法』
 ・ボス敵はブロックを壊すと、そこから降りてきます。その時、一旦垂直に飛んでから下へおります。
  この瞬間が狙い目で、ボス敵の着地にタイミングよく手裏剣を合わせるとサクッと倒すことができます。
  タイミングはそんなにシビアでなくても良く、多少遅れても当たるので失敗したらやり直しましょう。

★シーン4〜6
 ・SCENE4 カラカッサ登場
ここで注意するべきは、ボス敵であるカラカッサです。まともに戦うと間違いなく死ねる確率が上がります。
『ボス敵対処法』でサクッと倒せれば問題無いですが、失敗してやり直しの最中に、乱射しているゲタに当たることが良くあります。
ゲタを見極めできるだけ相殺する必要があります。あとは、運・・ですね。(おいおい)

★シーン7〜9
 ・SCENE7 ヘドボン登場
このあたりからなまず太夫が爆弾を落としてくる残りタイムが70になるので、スピードクリアを心がけよう。
ボス敵であるヘドボンは特に問題ありません。それよりもザコ敵のカラカッサの方が脅威といえます。
常にゲタを乱射しているようで、あまり近づきたくないです。跳ねている時にもゲタを投げつけてくるので、
たまたまこちらがジャンプで踏みつけようとしたり、近くを飛んでたりするとそれに当たります。
こういう近づきたくない相手には、次の対処法が有効です。
『ブロック落とし』
 ・幅の広いブロックが狙い目で、ブロックの上に敵が乗ったらすかさず壊して落とすという方法です。
  注意点としてじゃじゃ丸くんの上に敵がいる時に落とすと体当たりされてしまうので、縦軸をずらしてから壊しましょう。
  敵を下に落とすと気絶するので、そこをすかさず処理します。ただし、この方法はボス敵には通用しません。
『ブロック穴スルー討ち』
 ・変なネーミングですが気にしないように。(笑)
  一番広いブロック穴で可能な方法です。穴の下で待機し、敵が穴を越えようとジャンプしますが
  向こう側まで届かず下の段へ降りてしまいます。この着地を狙って倒すことができます。
  この方法はボス敵及びピン坊とカクタンにはできません。また、ステージも限られてしまいます。

★シーン10〜12
 ・SCENE10 ピン坊登場
ここからは、かなり難易度が上がります。その要因としてボス敵であるピン坊の登場です。
体当たりして気絶させてからでないと倒すことができません。
このボス敵のピン坊(カクタン)には、安全で確実な対処法がありません。そうかといって倒さないわけにもいかないので、
危険ですが『ボス敵ピン坊(カクタン)対処法』で応戦します。
『ボス敵ピン坊(カクタン)対処法』
 ・危険な方法ですが今のところ、これしかないと思われます。
  正面から武器を相殺しながら少しずつ近づき、相手を踏める位置まで近づいたら、飛び越えるような感じでジャンプし、
  踏みつけて気絶させます。この時、着地は相手の後ろ側でないと流れ弾に当たることがあります。

★シーン13〜15
 ・SCENE13 カクタン登場
ついに最強の敵であるカクタンが登場します。『ボス敵ピン坊(カクタン)対処法』で応戦しますが、
カクタンの投げる武器は大きく見やすいですが、スピードが速く射程も長いので注意が必要です。
ここでトロッコかガマパックンが出ればラッキーです。カクタンが降りてくる最中はドキドキのハラハラもんです。GOOD LUCK!
そして、ザコ敵となるピン坊(カクタン)には、次の方法が安全です。
『ザコ敵ピン坊(カクタン)対処法』
 ・ブロック穴の下で待機します。敵が穴の際まできたら垂直ジャンプして頭突きで気絶させます。
  そのまま一時おいて遅めに手裏剣を投げて倒せば、追い討ちも狙うことができます。

★シーン16〜18
ここでは、おゆきがボス敵となり、カクタンがザコ敵として登場します。もうここまでくれば全シーンクリアも目前です。
おゆき、カクタンとも対処法が確立しているので問題はないでしょう。
ただし、カクタンの射程の長さには気を付けましょう。

★シーン19〜21
全ての妖怪が登場します。構成は、クロベエ×2、おゆき×2、ピン坊×1、カクタン×1、カラカッサ×1、ヘドボン×1でボス敵はクロベエです。
オールスターといっても難易度は低いので問題はありません。ピン坊とカクタンをボス敵にしないよう、優先して倒しましょう。

★シーン22〜
最後のシーン21を終えれば、このゲームをクリアしたといっても良いでしょう。
エンディングというものは無く、シーン22からは、ボス敵クロベエ、ザコ敵おゆきの構成で再び始まります。つまり無限ループです。
得点はおそらく65,535点で止まってしまいます。面数はどうでしょうか。私は38面まで確認できました。
我こそは!という方、ぜひチャレンジしてみてください。


【隠し要素?】
 ・ヘドボンが登場するシーン7で、さくら姫の真下でジャンプすると、さくら姫が飛び跳ねて257,000点が入ります。
 ・金、銀コバンや257,000点ボーナスで、得点が加算されている時にポーズをかけると残りタイムのカウントが止まります。