@あろはまんさんからの質問
Q. 先日、念願のマイボールを手に入れました。・・・が、後日投げてみると親指が抜けにくく、大半がガーター!!おおお周りの人達の視線がいたい!!穴を開けるときに、ドリラー同伴で親指をまっすぐに入れて簡単に抜けるぐらいにちゃんと合わせたし??(軽く壁に触る程度で、まっすぐ指を入れると抵抗無く抜き差し出来ます)穴が小さすぎるのかと心配になり、ボウリング関係のホームページを見て回りましたが、(最後に此処に来ました)特に大きさには問題なさそう?もしかして投げ方が悪いのでしょうか?教えて下さい。
A. マイボ−ルを作って初めに突き当たる壁が「リリ−ス」と「指の抜け」の様です。
あろはまんさんの話からすると、サムホ−ル(親指を入れる穴)の大きさは問題ないようです。親指の抜けが良くない理由としては、「手首が極端に内側に折れ曲がっている」とか、「リリ−スの瞬間に腕を回しすぎている」、もしくは「ボ−ルを強く握りすぎている」等が考えられます。
私が親指の抜けの悪さを克服した方法は3つありますので、よろしかったら試してみて下さい。
- 「リリ−スの瞬間は、親指の第一関節で 」
ボ−ルが手から放れるまでは、しっかりとボ−ルを握っていても構いません。それに親指がサムホ−ル内で折れ曲がっていたほうが、スイング時にボ−ルを落としてしまうことを防ぐことにもなります。
そして、いよいよリリ−スでボ−ルが手から放れるときに「親指の第一関節に力を入れて」みて下さい。つまりそうすることで親指がサムホ−ル内で真っすぐに延びた状態になりますので、スム−ズに親指が抜けてくれると思います。
- 「サムソリッドを使用する」
下の写真は、私のボ−ルなのですがサムホ−ルが黄色いですよね?これは樹脂製の棒をボ−ルに差し込んで、自分の親指の大きさに合わせた穴を開けたものです。この樹脂製の棒を「サムソリッド」と言います。
ボ−ルに直接ドリルした穴の表面は、触ってみればわかりますがザラザラしています。親指の肉が薄い人は問題ありませんが、そうでない人はこのザラザラに肉が引っ掛かってしまいます。「サムソリッド」は、樹脂でできていますので表面が滑らかで親指の肉が引っ掛かりにくいのが特徴です。
サムソリッドそのものは\1,000くらいですし、ドリル設備のあるボウリング場でしたらほとんどのところが用意してあると思います。
- 「テ−ピングを活用する」
それでも親指の肉が引っ掛かってしまう場合は、テ−ピングを活用してみて下さい。私の場合は、下の写真のように親指の右側側面に這わせるようにテ−ピングします。こうすると、親指の第一関節部分のタコがどんどん厚くなってしまうことを防げますし、ボ−ルが親指からスム−ズに抜けてくれます。

親指の抜けは、大事なことですよね。しっかりとしたリフトをするためには、早めにボ−ルから親指を抜いてあげなければいけませんし、親指の抜けが悪いとロフティングにも繋がってしまいますからね。
今回の回答が参考になれば幸いです。ドリラ−の方とも話し合って、最良の方法を見つけてみて下さい(^^)
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