@TAKUさんからの質問
Q.
ボーリングで普通のルール以外に変則ルールみたいのってないんですか?
(アメリカ方式とかヨーロッパ方式以外の...)
A.
「ボウリング講座・用語偏」の中で、競技方法として「アメリカ方式」と「ヨーロッパ方式」があることにふれました。実は、この二つ以外にもう一つ競技方法があります。それが「ベーカー方式」と言うものです。
この「ベーカー方式」というのは、チーム戦(1ゲームを複数人で行う場合)だけに用いられる方法で、1つのレーンであらかじめ決められた投球順序で1フレームずつ交代で投球するものです。
例えば5人(A・B・C・D・Eさん)で1チームのベーカー方式の場合、AさんからEさんまで、それぞれ1〜5の数字の書かれたリボンを身につけます。そして
・1番のAさん:1, 6フレーム
・2番のBさん:2, 7フレーム
・3番のCさん:3, 8フレーム
・4番のDさん:4, 9フレーム
・5番のEさん:5,10フレーム
のように投球します。この投球順番は、ゲーム毎に変更することは出来ますが。1ゲーム中に変更することは出来ません。
ボウリングは、スペア・ストライクの数、またそれらがいくつ続いたかによって最終的な点数が大きく変わってきます。ベーカー方式は、1ゲーム中の隣り合うフレームを異なる人が投げるため、投球順番の決め方によっても勝敗が大きく左右されてしまいます。ストライクを確実にとれる人を4・5番目に、スペアを確実にとれる人を2・3番目に持ってくることが多いですね。TVのボウリング番組で2〜3人が交互に投球している場合がありますが、これもベーカー方式なんです。
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