SUV Edge!

燃費向上計画2
(株)テクトムの燃費マネージャー「FCM-2000 A2」の使用感など。
(2006/02/12)


冬の燃費は悪い・・・のか?。

悪い。悪すぎる。
2006年2月現在、オレは「冬の燃費の悪さ」に悲しんでいる。

こんな事を言うと、更に燃費が悪い車に乗っている人に申し訳ないのだが、現在の平均燃費は8.5km/L。正確にデータを採っていたわけではないので正しい比較はできないが、夏の間は10km/L以上だった記憶があるので、実に15%の悪化だ。

冬の燃費が悪いと思われる理由の1つとして、「長い時間、暖気運転してるんじゃないの?。」という人がいるかもしれないが、自分は暖気運転はしていない。
「最近の車は暖機運転は不要」という話を聞いてから、冬でもエンジンをかけてすぐに発進するようにしている。(もちろんすぐにスピードを出す事はなく、徐々にエンジンを慣らしながらスピードを上げている。もっともウチの近所は道が狭いので、そんなに荒っぽい運転をしたくでも出来ないけど・・・。)

燃費マネージャを取り付けた状態で夏と冬の車の挙動を比較すると、ある事に気付いた。
下り坂などでアクセルを踏まずに惰性で走っている時、エンジンの回転数がある一定以上であれば燃料がカットされて燃費は良くなるが、エンジンをかけてからしばらくの間は比較的高い回転数でも燃料カットをせず、燃料を噴射しているために燃費が悪い時間というものが存在する。
この「燃費が悪い時間」が、夏よりも冬の方が長い。つまり夏よりも冬の方が燃料を多く使うわけだ。(エンジンをかけてからしばらく燃料カットをしない理由は、早くエンジンを暖めるため?。)

このような燃費の悪化について、出来る事が全く無い訳ではない。

例えば、下り坂の惰性走行での燃料カットが効かないのはどうしようもないとしても、発進をソフトに行って急な加速をしないようにするといった工夫で、出来る限り燃料をムダに使わないようにするといった事が考えられる。
でも、実際には後ろの車から「早く行けよ!」と言われている気がして、なかなかゆっくりと加速するというわけには行かない。朝夕の通勤ラッシュの時なんかは、どの車も割と急いで早く走っているので、実践が更に難しい。

・・・がしかし、良く考えてみると自分の場合、夏と冬では運転の仕方に決定的な違いがあることに気が付いた。それは、夏は遠距離のドライブをする機会が多いが、冬は少ないという事だ。

改めて思い返してみると、先日に少し遠くの温泉まで出掛けた時に燃費が9km/L台に上がった事があった。その後、またいつものように近くの会社までの通勤だけに車を使うようになったら燃費が8km/L台に下がったのだ。
1つ前のページにも書いたが、長距離のドライブでは燃費がもの凄く向上する事もある。下り坂が長く続く道路では、燃費がカタログに記載されている10・15モードの燃費を凌ぐ事も珍しくない。

冬の燃費が悪いのは、始めに挙げた「冷えているエンジンを暖めるために燃料が多用される」という理由だけでなく、「寒いためにあまり出かけなくなって長距離ドライブが減ったから」という理由、そして「自宅と会社が中途半端に近い」という3つの理由が考えられるという事が判明しました。(笑)

「自転車で通えばいいじゃん」って話もありますが、氷点下の早朝に風を切って15〜20分走るのは辛すぎます。しかも帰り道は鬼の様な上り坂で、汗だくになるのは確実。
その方が環境には優しいんだろうけどね・・・。


燃料計の目盛り (フォレスターXT 編)

車の燃料計を見ていて、以前から気になっていた事があった。

燃料計には目盛りがついているが、この目盛りには数字が書かれていない。このそれぞれの目盛りの所に針があるとき、ガソリンがあと何リットル残っているのか?(今までに何リットル使ったのか?)が、気になって仕方がなかったのだ。
皆さんは気になった事はないですか・・・?。

あぁ、無いですかそうですか。

でもいいんです。公開します。
燃費マネージャーを持っている人にしか分からない、目盛りと残量(使用量)の関係。

セルフのガソリンスタンドで、タンクの口元ギリギリまで給油をしたとして、1番上から6L→17L→29L→41L→52Lという結果でした。
つまり一番下の目盛りと針が重なった状態で、8L残っていると判断できます。(ちょっと危険な判断ではありますが)
一番上の目盛りが何故ゼロLでないかは、もうお分かりの方も多いと思いますが、ガソリンを満タンにすると燃料計が振り切れた状態になるからです。6L使ったところで、初めて一番上の目盛りと針が重なります。

上記はフォレスターXT(タンク容量60L)の場合で、タンク容量が50Lのグレードの場合は当てはまりません。タンク容量が60Lのグレードでも、XT以外の場合では当てはまらないかもしれません。
しかもこれは、あくまでも「一例」で、何らかの理由で満タンまで給油できなかった場合(タンクの上に空間が空いてしまっている場合)には、これよりも少ない消費量で各目盛りを通過します。具体的には5L→16L→28L→40L→51Lといった具合です。(←これもあくまで一例です)

・・・なんだか歯切れが悪いですが、これが結論です。実際、計るたびに微妙に違いが出てくるのは事実です。
給油の時に車をユッサユッサと揺すればタンクの上部に空間を開けることなくキッチリと入れる事が出来る事は知っていますが、ワザワザやるのも面倒だしなぁ・・・。

ちなみに燃料警告問灯は、消費量が50L(つまり残量が10Lくらい)で点灯します。
一番下の目盛りに針が重なるか、ちょっと上の所で点灯するわけです。(←これは燃費マネージャが付いていなくても確認できますね)

いずれにしても「過信は禁物」な情報です。
上りや下りの少ない比較的平坦な道路を走っていて、一番下の目盛りと針がピッタリ重なった状態で、「あと5Lくらいは残っているかな?。割と燃費が良いから50〜55kmは走れるかも?。」程度に考えた方がいいかもしれません。

燃費マネージャを使って正確に計測した割にはアヤフヤな情報ばかりですが、基本はあくまでも「警告ランプが点灯したら速攻で給油」です。

「このページの情報を信用したおかげでガス欠になっちまったじゃねーか!」という苦情は受け付けませんので、宜しくお願い致します・・・。(汗)


戻る