SUV Edge!

燃費向上計画4
(株)テクトムの燃費マネージャー「FCM-2000 A2」の使用感など。
(2007/05/28)


新記録達成!

燃費バカになってから、早1年と9ヶ月。ついにフォレスターで17.3km/Lの燃費を達成しました。
(160kmくらいの走行距離で、あくまでピーク時の平均燃費です。目的地に到着した時は16.5km/Lくらいでした。)

今までも16km/L台になったことはあったんですが、17km/Lの壁をなかなか破る事はできませんでした。しかし、今回はオイルとエアクリーナーエレメントを交換した直後という好条件もあり、17km/L超を実現しました。
・・・もう、最高です。(笑)

記録更新・・・とは言っても、特別な事は何一つしていません。
・急加速はしない
・なるべく高めのギアで走る
・エンジン回転数はできるだけ2000rpm以下(※)
・徹底したアイドリングストップ
と、エコドライブの基本に極めて忠実に走っただけです。

※あくまで「アクセルを踏んでいる最中」の回転数です。エンジンブレーキの時には2000rpmを上回る事もあります。

実際の走行では確実にアイドリングストップを実践することは結構難しいものです。
(面倒臭いというよりも、ついうっかり忘れてしまう事が多い。)
今回の走行では意識してアイドリングストップしたため、正直少し疲れました。

今回は色々な意味でギリギリな走りをしたため、この記録を簡単に超える事はないでしょう。
少なくとも何も意識せずにこれ以上の燃費になることはないでしょうから、今回の燃費は自分のなかでの1つのベンチマークになると思います。


高速道路を走ると燃費が良くなる?

一般によく言われている事の1つに、「一般道よりも高速道路を走った方が燃費が良い」というものがありますが、本当にそうでしょうか?・・・少なくとも自分はそうは思いません。

確かに一般道よりも高速道路の方が燃費が良くなる事が多い・・・とは思います。
でもそれは「普通の高速道路」「渋滞の酷い一般道」を比較して言っている場合が多いんじゃないかと思います。
これを、「普通の高速道路」「普通の一般道」で比較した場合ではどうでしょうか?

・・・意外と知られていませんが、朝夕の通勤時間以外の真夜中や真昼間の郊外の国道は、結構空いているのです。

自分は高速道路を走ったとき「一般道路よりも凄く楽ができた」とは、あまり感じません。
自分の住んでいるところが田舎で、首都圏のような強烈な渋滞に遭遇する機会が少ないためにそう感じているのかもしれませんが、高速道路は周囲の車の流れに合わせて走行しなければならないため、意外に楽ができません。
これは一般道でも同じことですが、高速道路の方が速度が早いため余計に気を遣います。

自分が良く使う高速道路が中央自動車道や長野自動車道なのも、そう感じる理由の1つかもしれません。中央道や長野道は山の中を道が通っているため、道がクネクネ曲がっているのは普通ですし、アップダウンも少なくありません。
曲がりくねった道を、比較的高速に、しかも周囲の車の流れに合わせて走る・・・これだけでムダなアクセルやブレーキの操作が結構発生してしまうのです。

遠距離走行(100km以上)での具体的なデータを挙げると・・・

高速道路(渋滞なし)→ 今まで14km/Lは超えた事はナシ
一般道(渋滞なし)→ 場合にもよるけど14km/Lを超える事はザラ

となります。(ちなみに10・15モード燃費は13km/Lなのでどちらの場合でもそれを超えてはいます)

もっとも高速道路には「信号がないため目的地に早く到着できる」という絶対的なメリットがありますが、時間に追われていない時には都市間の移動に一般道を使ってみるのも悪くないかもしれません。

思っていたよりも疲れず、しかも燃費の良い走りができる・・・かもしれません。


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