「室井さん」




室井さんはものすごくカッコイイ人。
こんな風に言ってしまうと、なんだかすごく軽いけど。
そうじゃなくて「男」だな、と思う人っす。
彼はどんな時でも、絶対言い訳しない。
全てを自分が受け止めて、一人で呑み込む。



9話でも、秋SPでも、そして映画でも。
青島くんに責められても、自分のせいじゃなくても
決して何も言わない、室井さん。
立場とか、思ってることとか言ってしまえば、
青島くんもすぐに分かるはずなのに。
でもそこで自分を正当化しないところが室井さんなんじゃないかと。
そういう事情を全部抜きにして、
「約束を守れない」という事実に対してだけ自分を責めて。
あんな風にいられる人は、そうはいないっすよね。



そんな彼が唯一、思わずといった感じで心情を吐露する
映画での缶コーヒーのシーン。
初めて青島くんに謝った室井さんは、あの時きっと
最終回の時のように諦めかけてた気がする。
でもまた、同じように青島くんに元気をもらって、
あのまま前に進めたんじゃないか、と。
そしてそんな室井さんの変わらない姿で、
青島くんも元気もらえたんだと。
へこんでしまうことがあっても、いつまでも信じていられる
そんな戦友みたいな相手ってものすごく大事。
とても素直に実感できたのが何故か嬉しい。



「・・・自動販売機ごと返してやる」の時と、
「青島、確保だ!」の時の室井さんは最高に「男」でした。
「男の子なら、二人の男気に鳥肌が立つでしょう」って
本広監督がおっしゃってましたが、私も鳥肌が立ったもの。
男の人から見たら、やっぱ室井さんには憧れるでしょうね。
友達にも「室井さんみたいになりたい」って言ってる人がいます。
なんていうか、多くは語らないのに男気溢れてて。
そんな人がいたら、信じたくもなるから。



もし本当に室井さんみたいなキャリアがいてくれたら、
私達ももうちょっと今の仕事を信じられるような気がする。
私は友人のひさちゃんと、公務員になってから
「周りがいくらこうでも、私達だけは変わらないでいようね」
って約束してて、ずっとそうしてきたんです。
たとえそれを周囲にはぶつけられなくても
せめて心で憤ることだけはやめないでいようって。
だから室井さんと青島くんが、和久さんと副総監が、
同じような約束を信じているのを見て、
泣きたいくらいシアワセでした。
現実にはいないだろう、いないに決まってる、
でももしかしたら室井さんに憧れて、
室井さんみたいになってくれる人が出てくるかもしれない。
そう思うと、やっぱり青島くんに元気もらうのと一緒で
室井さんにはいっつもやる気もらってる。
室井さんを信じてるから、へこんでもやってける。
室井さんがいるから、青島くんも私達も頑張れる。
きっとそうなんだと思います。



・・・って何だか室井さんの思い入れにあまりなってない気が。
困ったなぁ。なんで仕事の話になってんだ。
とにかく室井さんはカッコイイです、ハイ。
真下くんじゃないけど「しびれるぅ〜」みたいな感じ。
室井さん。ほんとに、あなたに期待してます。



ところでなんだか結構いいかげんな彼の地位。
秋SPの時は「警察庁警務課主席監察官」でいいんすか?
いいんすよね?(あれ?局はドコ所属になるの?警備局?)
で、映画の時には私は「警視庁刑事部参事官」だと思ってるんすけど。
理由は二つ。胸につけてるプレートが「MPD」、
つまり警視庁のものだから。
それから秋SPで池上局長が「来月、警視庁刑事部参事官
のポストが空くことを〜」って言うんですよね。
シナリオ本でもそうだし、確かドラマでもそうだったと。
だから警察庁からまた警視庁に出向してきたんじゃないかと
思ってるんだけどなぁ。違うのかなぁ。
映画のパンフレットはしっかり「警察庁刑事局参事官」に
なってるから話ややこしいんすよ。
正確な情報求む、です。



・・・お、追加情報です。
「深夜も踊る大捜査線」4日目または「夕方も踊る大捜査線」4話にて
袴田課長がはっきりと室井さんのことを「警視庁刑事部参事官」だと
おっしゃってました。(ひさちゃんさんきゅ!私も確認した!)
やっぱりこっちで合ってるようですね。
しっかし映画で降格したようですが、室井さん今度は何になったんでしょ?
私的には、捜査一課の管理官に戻って青島くんと一緒に捜査してくれたら
嬉しくてそれこそ踊ってしまうんですけどね。(ないない)




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