マイベストは…何と言ってもラストの、自首してきた犯人と対話する青島くんかなぁ。 青島くん、せっかく自分のやりたいようにやれるはずの刑事になったのに 所轄の現実やら公務員の現実を見せつけられて、さすがにめげるじゃないすか。 その彼が、自分の選んだ道は自分にとって正しいかもしれないと改めて 認識するまでの表情が泣かせます。<この辺は織田さんの演技が光るとこっすね 録り方がまた絶妙なんすよね!(台詞がなくてもワカル脚本&カメラワークがすごい) それからあくまで冷徹な室井管理官にも一票。あるイミ貴重。 |
マッチを擦る音 | 冒頭、取調室でおなじみウォーター・プルーフのマッチを擦る青島くん。この時のカッコイイ音は映画の冒頭にも使われてました。 |
「刑事なめっとこえぇぞ?」 | 同じく取調室にて、警務課長のあごを掴んで。これを聞くとそのまま5話の「税金無駄遣いしちゃうぞ!」に行ってしまうっす。私も「これだから公務員は」とかっていわれなき非難(・・・いわれある時もあるか)受けるとつい言いたくなる。空き地署のデカと公務員なめたらいけないっす。 |
「マニュアルを無視するな!」 「気をつけます」 | テスト終わって、殊勝な青島くん。でも以後全然、全く気をつけてない気が(気だけじゃない)。 |
「青島俊作。都知事と同じ 名前の青島です」 | 「踊る」において代表的な台詞の一つ。これを言う時の青島くんはほとんど営業マンにしか見えないような。私は同じ名前の有名人がいないから引用できない。ちぇ。 |
敬礼 | 明日から湾岸署に勤務、と聞いて嬉しそうな顔をした後にびしっと決める。「踊る」で抜きにして語れないのがこの敬礼。初登場はやはり青島くんが。さりげに主要キャラの後ろでやってる人が時々いたりはするものの、ほとんどここぞ!という処で使用されるため、泣ける泣ける。最終回と映画ではみんな号泣でしょう(断言)←私は号泣したっす |
タイトル | ぴあ本にも書かれてましたが、「R.A.P」使ってないのはこの回のみ。その回の色んなシーンが出ないのも1話だけなんすよね。(違ったっけ?)容疑者風のキャストテロップ(っていうのか?)の間には、代わりに青島くんの初出勤風景が。みんなあそこで記念写真撮ってんだろうな。それからキャストテロップが1話だけ長いんすよね。一人につき3×4回カット変わるのって1話だけだった気が。(他は9回くらい続けてだったような気が←気ばっかりだな) |
煙草の吸い殻 | 一回投げ捨てた後、やっぱり拾い直す所が性格出てる。6話の張り込みでもきちんと回収してきてるし。(尾行してるんだから痕跡残さないのは当然だけど) |
名刺 | すみれさんに渡した青島くんの名刺はすぐ机に置かれてしまう。室井さんもろくに見ずに置いてたし、彼の名刺はそういう運命?ちゃんと受け取ってくれたのは田中文夫くらいだけど、青島くん奪い返してたしな。でも青島くんと名刺交換したいと思ってる人は沢山いるでしょう。←私はしたい。 |
「お疲れっす」 「疲れるほど働くな」 | お疲れ様です、と言われると必ず返るおなじみ和久さんのガンコじじい的な名台詞。「苦労の毎日だよ」「苦労してねぇ」と並んで思わず頬が緩むひとときっすね。映画でもスペシャルでももちろん使われてます。 |
「盗難も立派な事件!」 | 課長に盗犯係の応援を命じられて、でも殺人事件がどうのと言いかける青島くんに言いきるすみれさん。やっぱり「事件に大きいも小さいもない」という信条からきてるんだろうな。これはいつの間にか青島くんのポリシーにも。彼が初めてこの台詞を叫んだ4話では泣いたっす。 |
「刑事はヒーローじゃない。 公務員」 | 現場に向かうタクシーの中ですみれさん。最終回、雪乃さんに向かって和久さんが言う台詞と正反対の台詞。でもやっぱり警察官には少年達のヒーローでいて欲しいっすよね。特に湾岸署の刑事さん達には私達のヒーロー、ヒロインでいて欲しいっす。 |
戒名 | これはもう有名すぎて何を書けばいいのやら。いつも「〜殺人事件特別捜査本部」をすらすら言う課長がかっこいいと思う私。映画でも久しぶりにこのネタが復活していて新鮮な気持ちで笑えたなぁ。でも戒名でエール送ってどうするんすか、スリアミ。 |
課長のマイク | しゃべったら音が入ってなかった捜査会議の袴田課長のマイク。今後も何度か登場しますが、しゃべろうとしたらマイクが落ちたり(歳末だっけ?)、声が裏返ったり(1話のラストの記者会見)と、課長の細かい芸が冴える。 |
「ビンゴ!」 | 課長に車で病院に行くように言われた時の青島くん。記念すべき(?)ビンゴ1回目。なんだけど。なんだかいっぱい聞いた気がするこの台詞って、使うのあと真下くんだけ?回数もそんなには多くないはず。でもインパクトあるよね。青島くんと真下くんの性格を一言で表すスゴイ台詞のような気が。 |
「張り込みかぁ・・・。 ・・・いいな」 | 本気で羨ましがる青島くんがなんかカワイイ。それと並んで、6話の「・・・張り込みか。」という時の顔が本気で嬉しそうなのがまたまた、いやますますカワイイ。っていうか笑える。なんとなく質的にヘリコプターの話する時と同じ顔?←子供っぽいというか |
お守り | 青島くんが、仕事をして初めて人に感謝されたしるし。象徴。これを持ってる限り、青島くんは「被害者のために」働くことをやめないでしょう。自分の信じるもののためなら警察手帳は捨てることがあっても、お守りは捨てない。捨てたらそれはきっと、青島俊作じゃなくなるから。 |
犯行現場の写真 | 室井さんに指摘されるまで死体周りの物を持ってこない刑事。「そんなに手柄たてたいか」に引き続き、室井さん冷たくされてるなぁ。室井さんのこの頃の人柄のせいか、ってどこかに書いてあったし、確かに被害者(雪乃さん)にも、部下にも、青島くんにも冷たくあたってるけど、青島くんに影響受けて本当に下の者のこと考えるようになっても周囲に冷たくされてる室井さんて不憫。私が持ってる「いつでも孤高の人」というイメージはたぶんここから。 |
たんこぶ | たんこぶができるまでは、傷つくまではやる気が空回りする。空回りするくらいやる気がある。和久さんもすみれさんも、傷ついたことがあるから1話ではやる気がないように見える。青島くんは、でもくじけない。くじけそうになっても。それが周囲に影響していく。浸透していく。真下くんにも、魚住係長にも、袴田課長にも、きっと湾岸署全体に。 |
「・・・なんてな」 | 名言の後にいつも照れたような顔で付け加える和久さん。これがあるからそれらの名言が冴える気が。ちなみに1話では「この事件が解決するまで俺の傷は治らねぇ」の後。 |
「警察の捜査に協力する のは市民の義務だ」 | 厚生中央病院で、室井さん。これと同じ台詞を6話で本庁薬物対策課の一倉管理官が言った時に室井さんが複雑な表情を見せるのは有名。←でも書きたいから書く。更にこの複雑そうな表情の前に、雪乃さんが室井さんの姿を見て脅える(?)所や青島くんが「事情聴取でツライ思いしてるんすよ!」って言う所がきいてる。シナリオ本にもあったけど、あの表情のワンカットだけで内面が変わってきた室井さんが描かれてしまうのはほんとスゴイっす。 |
新木場 | 新木場の謎。つまり青島くんの住まい。履歴書には嘘書いて、結婚してるのか?実は家族と一緒に暮らしてるのか?真相は如何に。あの室井さんさえ官舎で暮らしてるのに。(室井さんは秋田出身だからか単純に。そういや青島くんは東京出身…やはし家族と同居?) |
「あたしは今の仕事面白い」 | 帰り道、すみれさんが青島くんをなぐさめる時に。でもあくまでOL的に面白かったのかな。この頃は。(たんこぶのせい?)でも青島くんが来てから多分変わってく、すみれさん。変わったからこそ、それだけじゃなくなっていくからこそ、秋SPでやめようとするのかも。映画でも辞表を捨てられないのかも。 |
「それもデカの仕事だ。 俺達は犯人を追う兵隊だ。 それでいんだよ」 | 和久さん。何もしないうちに事件が終わったとこぼす青島くんを諭して。でもやっぱり和久さんも変わってく。こんな風に諦めてたのが、そうじゃなくなって。映画でもあの新城さんが「兵隊は犠牲になってもいいのか」って吐き出すように言う。青島くんの想いは本店にまで届くんだって思ったら、めちゃめちゃ感動した。信じれば、いつかはかなうんだよね。そう思えるなら、綺麗事な台詞でもいいじゃない。 |
捜査一課の刑事 | 青島くんと田中文夫が話をしている間、結局待っててくれる。・・・彼らってけっこうイイ人なのか?←それはドラマだからって話は却下っす |
「俺はあいつになってたかも しんない」「ちょっとやる気 出てきちゃいました」 | ラスト。二つの台詞の間に、やっぱり自分の選んだ道は正しいと思ったのかな。けっこうふてくされてたはずの、ショックを受けてたはずの青島くんのにじみ出てくるような笑顔が印象的っす。和久さんには「出すな、そんなもん(やる気)」とか言われてるけど。 |
ラスト、雪の中一人で歩く 青島くん | 10話では雨の中一人で走ってく青島くん。10話の方は織田さんのアイディアから戴いたそうっすが、1話と10話の不思議なリンク? |