注目すべきとこはやはり、まず明らかにされたすみれさんの過去。 それからすみれさんのために被疑者に掴みかかる青島くんと それを思わずといった感じでかばってくれた室井さんが これからの二人の信頼関係に至るまでの展開を予想させてくれます。 この話で起こった出来事が4話の二人に影響して、 その4話で二人のその後歩むべき道がはっきり提示されたんじゃないかと。 |
入電 | 緊迫感溢れる、警視庁からの事件発生を告げる入電。更にかぶって流れる「R.A.P」がその危機感を煽ります。スピーカーを振り返る湾岸署の面々も珍しく「刑事」の顔で。で、全然関係ないけどコーヒー飲もうとしてた青島くんカッコイイ。ほんっとに全然関係ないっすね。すいません。 |
「真下!」「はい!」 | 一番に飛び出してく青島くんと真下くん。なんだかすでに青島くんに使われてるっぽいイメージの真下くんっすね。思ったんすけど、真下くんが青島くんを「先輩」って呼び始めたのってこの回からじゃ?(2話では「青島さん」だったし)違うかな? |
地下駐車場 | そういえばこの地下駐車場から車が出てくるのはこの回だけだった気が。(あとは映画の時ね)最終回で緒方くんが出してきてくれた覆面車はきっとここから持ってきたんでしょうけど。使わなきゃ勿体ない気も。せっかくあるのに。 |
運転 | やっぱり荒い青島くんの運転。でもウマイよね。カーブ曲がる時とかも車体ぶれないし。カーチェイスもおっけーか?ちなみに真下くんは本人そのままの運転ってカンジっす。ためらいアリ。 |
「スピード出し過ぎじゃ ないか?」 | だいじょぶっすよ。とかちゃんと掴まってて下さい、危ないすから。とか言ってるんで、どうもこの時スピードは出し過ぎてるようっすね。が、9話ではタクシーの運ちゃんに法定速度を守れと言う青島くん。・・・オトナになったの? |
「だいじょぶっすよ。俺も 払ってますから」 | 車でジャンプした後和久さんに「お〜い、こりゃ税金なんだぞぉ」と言われて、動じない青島くん。この台詞、すっごく勇気づけられる言葉だったっす。そなんだよ、私達だってきっちり払ってんだよ、税金(ぶつぶつ)ってなんか「溜まってる(By真下)」ことでもあんのか自分。 |
真ん中からこっち | が湾岸署の管轄。向こうは勝どき署の管轄。こんな時に何言ってんすか、という青島くんの言葉は私達の心の言葉っすね。ほんっとヤクザじゃないんだから・・・ナワバリだなんて、はたまた動物か?もちろん彼らは映画でも同じことしてます。道路か川の違いだけ。ところでいつもムキになってるのは勝どき署の方だよねぇ。やっぱ空き地署になんか荒らされたくないのか。そりゃそうか。 |
G-Groove | 勝どき署の刑事達が来る時に頭だけ流れたりして。でもこれって室井さん来る時によくかかるのになぁ。なんか・・・内容違いすぎ。ってそれは言いすぎか? こりゃ失敬。 |
ナワバリ | この一連の青島くんが私的に妙にツボっす。特にサイゴの手袋の中指くわえるヤツ、子供みたいでカワイイなぁ。 |
報告書 | やたら出てくる報告書。わかりやすく、かつ簡潔に書くらしい。でも何も捜査しませんでした、なんて、いかにも公務員のお役所仕事ってカンジ。ちなみに映画ではこの報告書を巡って強行犯係の微妙な力関係が明らかに。やっぱり最強なのは青島くんだったのか。←でも湾岸署最強はすみれさん |
「先輩、僕書きますから」 | 魚住係長から報告書を書けと言われた青島くんに。やっぱりここから「先輩」な真下くん。しかも自分から言ってる辺り、殊勝。警部だからランクは上なのに、そんなトコロが彼のいいトコロっす。でも「キャリアとノンキャリ差別するな」と青島くんが言うとこではものすごーく嫌そうな顔でフレームアウト。キャリアと意識されるのが嫌なのか?一番意識してんのは真下くんのような気もするけどな〜。 |
湾岸署 | 「踊る」でいつでもスゴイなぁと思ってること。青島くん達主要人物の後ろで、必ず名もない人達が沢山働いてることっす。これって普通のドラマではそうは見れない光景。人も時間もお金もかかるし。でもみんな自然で、しかもその人それぞれのストーリーがあるんすよね。映画では後ろに宗太がちょくちょく顔出してたり、魚住さん&武くんが取調室でめちゃイイ味出してたりするし。湾岸署は後ろも全てチェックすべし! |
ひったくり | すみれさんのキーワードといってもいいんじゃないかという言葉。彼女が唯一弱みを見せる言葉。逆に一番強くなれる時でもあるけれど・・・。紙一重、って気もすっごくする。青島くん、守ってあげて〜。 |
似顔絵 | いくら得意とはいえ、似過ぎです、すみれさん。一度も見たことないのに、そこまで似たら洒落にならないっす。でもその絵を見据えるすみれさんの固い表情が切ないので別にいいや。後ろからやられたと聞いた時の表情といい、事情を知ってると悲しくなりますね。 |
「ちょっと問題が起きてね」 | 新たなる室井さんの苦悩の始まり。でもこうやって問題持ち掛けられるってのは信頼されてる証拠なのか?それとも押し付けやすいから?東大閥の単なるいじめ??(とかいってたら単なる管理官というポストの関係だったりして?) |
「僕はあなたを守ります」 | 力にならせてください、に続いて青島くんらしい台詞っす。でもこれって普通惚れるよな・・・。こんな言葉を無闇に言ってはいけないよ、青島くん。「僕は刑事ですから」でちょっと目を覚まされるけど。←元々君に言ってないって |
失声症 | 何かを青島くんに伝えようとする雪乃さん。でも声は出なくて、息ばかりがその口から漏れ出て。ここはほんとに切ないっす。頑張れ!って拳握って応援したくなる。なんでこの娘がこんな目に、とも思う。実際なったらとてもツライ病気(でいいよね)っすよね・・・。 |
「それで私に何をしろと?」 | このひとまとめの部分、室井さんの目がいいんすよ。なかったことにしてほしい、と言われた時とか、マスコミには伏せてくれ、と言われた時とか、目だけでその感情を表わしてるとこが柳葉さんのスゴイとこ。 |
水ふきと魚住さん | 中西係長とすみれさんが被疑者について話してる時、何やら袴田課長と魚住係長が観葉植物に水をやってるな、とは思ってたんすけど。その後副署長が来た時には、二人は今度は課長席の後ろの鉢に水をやってて。しかも副署長に返事をした弾みに課長、水ふきの水を魚住係長の顔にかけてるんす。笑った・・・でも今の今まで気づかなかった・・・。やっぱ後ろが細かいな、湾岸署。 |
「署長の様子が おかしいんで・・・」 | 記念すべき(?)真下くんスパイ活動一発目。彼はいっつもスパイみたいなことしてるイメージあります。秋SPなんか特に。ところで「ノンキャリ、差別しませんから!」に、さっきの嫌〜な顔が浮かぶっすね。 |
危機一髪 | すみれさんが圭子ちゃんを連れて取調室から出るとこはこの曲のハイハット(いわゆるシンバルっすね)の音だけ使ってて。でもって課長の「なんで取り逃がしたの!」からはいつも通りの重厚な曲調。更に「ここを前線本部とする。以上!」で曲が切れるとこがやっぱウマイっす。青島くんたちの、見てる私達の「はい?」という言葉がかぶさるカンジでいいね。 |
留置所 | すみれさんが刑事になる前には留置管理をしてたことを思い出す辺り、青島くんの直感、相変わらず冴えてます。←小説より でも手錠かけられちゃうというおマヌケさも、相変わらず青島くんっすね。 |
「現在、全力をあげて・・・」 | 何やってんだか。ジェラルミンの盾まで出してきて。さすが湾岸署としか言いようがないっすね。ってゆーか貴方達、いつもその位真剣になった方がいいんじゃ?←でもそんなん湾岸署じゃない〜!(葛藤) |
「・・・怖いの」 | いつも強い人という感じのすみれさんが初めて見せた弱さ。一人でずっと耐えてきたのかと思うと悲しくなります。誰かに、それこそ青島くんに頼ったっていいじゃん!て言ってあげたくなる。男は女を守るために力強いんだから。暴力ふるう奴ばっかじゃないよね? |
看守 | なんとなんと、この看守。映画署内窃盗犯の河原崎宗太だったり。本編に出てるって噂を聞いた時最初に浮かんだのがココ。やっぱそうだったんす。こんな前から署内に潜伏してたのか、ソウタ! |
煙草 | 留置所から連絡があった時、一人煙草を吸っている副署長。初めて見たなそんな姿・・・。スリアミの煙草は最初で最後っすよね? |
「君は関係ないんだよ」 「あんたは黙ってて」 「・・・はい」 | 手錠に繋がれながらも立ち姿が異様にカッコイイ青島くん、でもココ、異様に情けないっす。大好きなんだけど。 |
服務規定違反 | これって何に載ってるんでしたっけ?どんな違反が何条に値するのか、とか見てみたいっす。やっぱ図書館じゃ借りられないよね? |
署長命令 | 副署長命令、課長命令、係長命令、と続きます。上には逆らえない公務員やサラリーマンの悲哀が感じられるっす。ああ、しみじみと感じられるさ〜。←ヤケ |
「失敗しました」 | 上の幾つもの命令に従って、すみれさんに渋々手を伸ばす青島くん。すみれさんにもちろんあっさりかわされる訳っすが、このやる気のない身振りがめちゃめちゃツボ〜!素敵〜!っていうか何回見ても笑えるんだよな〜。らしくてナイスです。 |
「ちょっと!何考えてん すかみなさん」 | 官僚とのお見合い、褒め言葉、一階級特進と様々な手で圭子ちゃんを釣ろうとするスリアミに青島くんが。ほんといいかげんにしなよ、とか見てる方が思った所でまさか「ああぁ、そうだった。署長!あの恩田くんにもお見合いの相手を!」「だから考えてるんだよ今」と来るとは思わなかったよ。そういう問題じゃないってば。 |
「・・・また君か」 「また僕でした」 | でも事件的に言えばまだ3回目っすよね?そんなに青島くんの印象強かったのか、室井さん。・・・そりゃそうか。滅多にいない刑事さんだもんね。ところでなんでこんなに長いか判った。ビデオ見てると単なる青島くんファンになっちゃって客観的になれないんだ、私(爆) |
「事件をマスコミに告発 します」「やめてください」 | 鉄格子を挟んで二人の瞳が火花を散らす所。両者一歩も引かないとこがカッコイイ。目の演技がここでも光るし。その室井さんの目の部分にだけ光が射し込んでるのもウマイっす。 |
「・・・なんか、巻き込まれ ちゃいました」 | いっつもそうだよね、青島くん。でも「青島くんといるといっつもこう!」とすみれさんをして言わしめてるのでそしてそれは事実だとも思うので、どっちもどっちっすね。 |
「入りまーす」 | 青島くん、という人のいつもの言動のひとつ。なんだかこれを聞く度に「青島くんだぁ・・・」とか思う人多いでしょ?この時も、映画でも、ほんとはもっと緊迫しなければいけない場面でこの口調。その辺が、青島くんが変に緊張したりしないでいい精神状況で物事に立ち向かってるという証拠なのかななんて勝手に思ってたりして。 |
「現場に政治を持ち込ま ないで」「私は政治をしに 来たんだ」 | 火花第2段。自分の本意ではないものの、あくまで自分が片づけるべき仕事として。これだけは譲れない、自分が仕事を続けていく上で必要な想いを持って。それぞれがぎりぎりの所に立ってぶつかりあうことってそうはない気が。熱くて痛いっすね。私はこんなに真剣に仕事のことで誰かとぶつかれるかなぁ。 |
「待ってください!警察は 会社じゃないでしょう!?」 | 目も合わせない室井さん。「でも、これじゃあ・・・」「・・・電話を貸して下さい」という対応からも、彼が青島くんの言葉に心を動かされた訳じゃないんだと窺えます。けれど、実際は。この後の取調べで青島くんがとった行動、言った言葉。それらとあいまって室井さんは確かに青島くんのこの言葉に、何らかの感情を動かされたんすよね。きっと昔の自分が持ってたもの。いつでも心に抱えてたもの。室井さんの心を動かしたのは、そこに呼び覚まされたのは、そんなものなのでは。 |
「君も立ち会え」 | この台詞って、室井さん、何を思って口にしたんでしょ。どうしてこんな無謀なこと(だってやりそうなのワカルじゃん)したんでしょね。やっぱりさっきの言葉で、もうすでにちょっと動かされてたのかな。 |
「僕がやりました。 反省してます」 | もしかしたら「踊る」で一番頭にきた台詞かも。今でもむかつくもんな、フカミテツヤ。←それだけふてぶてな演技上手かったってことか? あ、でも映画のおエライさん達の会話&命令もめちゃめちゃ頭きたっす。青島くんの名台詞の前の部分は、身体が震えるほど怒るっすよ、何回見ても。だからこそ、あの青島くんの言葉が胸に突き刺さるほどキモチイイんでしょうけどね。 |
「こんなことしたい ために・・・」 | 被疑者を連れて来てくれるなら、と条件を飲んだすみれさん。でも結局どうしようもないこと思い知らされて。また留置所での心細いすみれさんが思い出される、悲しい顔。こんなさみしい顔見せられたら、青島くんじゃなくたってキレるっす。←私はキレるぞ。 |
内規違反 | 私はあまり知ってる訳じゃないっす。でも自白強要されて罪認めちゃう人。そういう人がいる限りは、ほんとはこの行動って褒められることじゃないんだろうけど。でも犯罪によって傷ついてる人がいたら、黙ってられないっす。ましてや仲間なら。罪の意識も持ってないような相手にされたんなら。しっかし、ここの青島くんはカッコイイとしかいいようがないっすね・・・(溜め息)これで完璧に青島くんにオチたもんな・・・ってそりゃ元々か。こりゃ失敬〜。 |
「そこまで計算して 生きてないからな」 | ・・・っていうか、君はもちょっとだけ計算して行動した方がいいんじゃ・・・いっつも本能で行動してるよね・・・。 |
「なら裁判にかけますか。 したらマスコミにばれるぞ!」 | 室井さん・・・貴方って人は。なんて「男」なんだー!倒れるかと思うくらいカッコイイっすー!!なんだかずっと我慢してきた室井さんがぶち切れた記念すべき瞬間?普段カッコイイ〜とかって騒ぐのはもちろん青島くんなんすが、(青島ファンだし)ここぞ、ってとこで泣かされたりすんのが室井さんなんすよねぇ。ここといい、「青島、確保だ!!」といい。決めるとこで決める室井さんは素敵っす! |
「何もしてねえよな、 刑事みたいなことは」 | 2話の「なんか刑事みたい」、この後の「こう見えてもね、実は俺、デカなんです」とリンクっぽいっすね。ここも青島くんの得意げな笑顔がイイっす。←そればっかやん |
「警察がこれじゃだめだ」 | ここは街中より事件が起きる所だな、から見ると室井さんが指してたのは当然湾岸署のこと。でも何回聞いても私には自分に言ってるようにしか聞こえないっす。警察が、こんなこと(事件を揉み消すようなこと)してたら、だめだって。 |
「俺達下が踏ん張り ますから!」 | 自分をかばってくれた室井さんに対して青島くんの感謝の気持ち、なのかな。このすぐ後の室井さんの台詞と合わせると、もうこの時点で二人の「約束」の形が見えてきてるんすよね。 |
「・・・絶対上に行ってやる」 | これを聞く度、堪えきれずに号泣するワタシ。この日一日、室井さんはどんなことを考えていたんでしょうかね。どんな想いですみれさんに冷たく言い放って、青島くんの言葉を受け止めて。最後の最後で、自分でも譲れないとこにぶち当たって、それを跳ね返して。そして思わず呟いてしまったこの言葉は、これからの室井さんの信念になる。この信念と青島くんとの約束がうまく噛み合って、更に理想へ変化する。でもそれは室井さんの立場とか、心をますます苦しくするものなんすよね。うう、ツライ。 |
「はい。あなたと名コンビの」 | あちこちとリンク。←めんどくさくなったらしい。勘違いするな、とか言ってますけど、名コンビじゃなかったら何なんすか室井さん。 |
「こう見えてもね、実は俺、 デカなんです」 | 知ってたさ!しかも優秀な刑事さん!しかもしかもかっこよすぎだー!!←関係ないじゃん(壊れ気味っすね、私)続いてる得意げな笑顔と、すみれさんの「知らなかった」がこちらも名コンビで好き〜。 |
「自分らしくやるっていうの は・・・けっこう難しいです」 | さすがの青島くんも事件というか色んな小競り合い続きでちょっとめげたのかな。珍しく落ち込んでるのが表情からわかるっす。結局この日の出来事って全部消化できずに終わってんだもんな。ナワバリといい、揉み消しといい。ところで雪乃さんのとこでだけ弱音が吐けるっていうのは、考え様によっては恋だけど彼女の声が出ないってことも無意識的に働いてるんじゃないでしょうか。違うかな。 |
「・・・ほんとに難しいです」 | あと、前に「そんな刑事にはなりたくないんです」って雪乃さんに言ってたのももしかして関係してるんでしょか。一応初めて決意表明した相手というか。って、深く考えすぎか、私。ま、いっか。 |
Love Somebody | またも音楽の使い方絶品場所。タイミングがうますぎ〜。なんだかじわじわとくる青島くんの笑顔と、初めて聞いた雪乃さんの声のかわゆさで、じたじたしたままエンディングへ、って感じっす。大体あのスタッフロールも泣けるくらい好きなんすよね、みんなそうだと思うけど。あ〜・・・秋SPのコレには泣いたな・・・シアワセそうな、楽しそうな湾岸署の面々と内容のあまりの落差がつらすぎて。くくう。←何やら感傷的んなってるし |