北ア・西穂〜奥穂
データ
 日程 2002年8月23日(金)〜25日(日)
 参加者  4名
 ガイド  水越 


8/23(金) 曇り
10:10上高地バスターミナル集合 ― 10:20出発 ― 10:45田代橋 ― 14:20西穂山荘

 一週間ぐらい前からこの週末の天気予報は良くなく、難コースなだけに懸念していましたが、この日はまずまず。逆に曇っていたので助かりました。
 
 初日は西穂山荘までの楽勝コース。新穂高からロープウェーを使ってもっと楽もできましたが、体を慣らす意味で敢えて上高地からのコースをとりました。

 山荘近くのお花畑ではミヤマトリカブトやミヤマアキノキリンソウなどの秋の花が盛りでした。

夕方時点での翌日の天気予報では降水確率50%。 どうなることやら。この間の丹沢の時のように、直前に予報を覆すどんでん返しの好天を期待しましたが・・・。



                   曇っていたので涼しく、快適に登れました。


8/24(土) 雨
4:30出発 ― 5:55西穂独標 ― 6:30ピラミッドピーク ― 7:30西穂高岳山頂 ― 8:20ピラミッドピーク ― 
9:45〜11:00西穂山荘 ― 13:40田代橋 ― 14:00上高地バスターミナル ― 16:00新島々 石川旅館

 まだ真っ暗な3時半に起床。とりあえず外に出てみると辺りは濃いガス。でも雨は降っていないのでヘッドランプを点けて出発しました。風もなく「よぉーし、この調子でなんとか持ちこたえてくれよ!」という願いもむなしく、丸山に出ると飛騨側からの風が強い。ガスが濃くて体が濡れるのでカッパ着用。

 独標を越えると鎖場が出てきたりして道が険しくなり、濡れているので悪く感じる。そしてピラミッドで朝食を食べていると、ついに雨交じりに。ここで奥穂への縦走を断念する決断を下し、ザックを置いて空身で西穂山頂までピストン。

 その後、一度西穂山荘まで戻り、暖かいコーヒーを飲みながらじっくりと今後の行動について話し合いました。そして出た結論は、「下山して麓の旅館に泊まって宴会をやろう!」でした。

ガスが濃い西穂高岳山頂 西穂山荘で作戦会議 あ〜あ、上高地まで降りてきて
しまいました。空しい下山です。
田代橋にて



後記

今回ばかりは天も味方してくれませんでした。しかし、こればっかりはどうしようもなく、特に今回のコースは厳しい岩稜ばかりなので、雨や風が強ければ難易度は2倍、3倍に上がります。無理して事故なんか起こしたくなかったので、非常に残念でしたがあきらめていただきました。まあその分、旅館でおいしいものを食べることができ、遅くまでお酒を飲みながら皆といろんな話しができました。これもまたいいものです。
また来年、参加してください。


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