丹沢・小川谷廊下
データ
 日程 2002年9月8日(日)
 参加者  6名
 ガイド  水越 


9/8 (日)  曇り
8:00小田急線新松田駅集合 ― 8:55穴ノ平橋 ― 9:20出発 ― 9:50小川谷入渓 ― 15:25遡行終了 ― 16:40穴ノ平橋 ― 17:50新松田駅解散

 
本当はこの週は針ノ木峠〜五色ケ原ツアーの予定だったんですが、人数が集まらずに中止。参加予定だったお客様から代わりにどこか岩登りに連れてって欲しいと言われたんですが、どうも天気が良くなさそうなので、結局日帰りで丹沢の沢登りに行こうということになり、急遽あちこちに連絡して人数を集め実施しました。

 前日に白馬から丹沢に向けて移動。午後2時半頃には着いたので、夜のビールをおいしく飲むために一汗掻こうと2〜3時間で行けそうな水無川流域の前大沢という沢を1本登りました。本当に短く、沢に入って1時間20分で大倉尾根に出てしまったんですが、それでも大倉に下山し、戸川林道の途中に置いてきた車に戻る頃にはすっかり薄暗くなってしまいました。日没が日に日に早くなっているのを感じます。蒸し暑くていい汗掻いたので、ご褒美に夜は大倉入口にある寿司屋でうまい魚とビールを飲みました。

  
さて、当日。前夜にビールを飲み過ぎたためか起きたら7時を廻っていて、大慌てで集合場所の新松田へ。ここのところ天気が不安定で、特に関東地方では毎日のように夕立が来ていたので今日もどうかなあと思っていたら・・・大丈夫なんです。ちゃあんと天気は良くなるのです。青空も覗き、蒸し暑く、沢登りには最適な陽気。なんてったって今日は小川谷廊下ですからね。ここは水と大いに戯れないことにはその良さを享受できないところ。なので暑い方がいいのです。

 新松田駅からは僕とお客さんの車2台で玄倉へ。ここから歩きかなあと思ってたら、なぜかずっと奥の小川谷の入口付近の穴ノ平橋まで車で入れちゃいました。いいんだろうか?実は僕もこの沢を訪れるのはナント14年ぶり。なので、どこから沢に入るのかすっかり忘れていて、ちょうど他のパーティが先に行ったのでちゃっかりとその後に着いていきました。これでガイドと言えるか?とちょっと焦りながらも、いざ沢に入ればいつものペース。
  
 我々は泳ぐところまでは行かなかったですけど、それでも滑ってドボンと首まで浸かる人もいたりして、それはそれは楽しい時間を過ごせました。けっこう遊んだので意外と時間がかかり、最後は雨に追われるようにして終了点へ。

出発前。穴ノ平橋付近にて 時には腰まで浸かりながら 遡行終了点にて



後記

いやあ、実に楽しい沢です。やめられまへんなあ。来年は8月に「納涼沢登り大会」として再びここを会場にしようと思います。
それにしても途中にある名物の大岩には上から残置ザイルが垂れ下がっており、下からそれを掴んで容易に這い上がることができるようになっていました。以前はこんなのなかったように思いましたがねえ。あまりにもあっさりと登ることができ、少々つまらなくなってしまった。



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