白馬大雪渓崩落現場    2005/8/16現在の様子

 
 8月11日午前7時半頃に発生した白馬大雪渓の土砂崩落は雪渓の登山ルート上まで達し、登山者が巻き込まれ、1人が死亡、1人が怪我をした。その他にも「赤いヤッケを着た登山者が埋まった」との情報があったが、その後の調べで登山者が埋まっている可能性は極めて低いとのこと。発生時刻がこの時間でまだ良かったと思う。あと1時間遅かったらもっと犠牲者は増えていたのではないだろうか。
 崩落の発生地点は杓子岳の北側の通称「天狗菱」の中腹で、大きな岩盤が剥がれ落ちた後が見られた。押し出された土砂の量はかなりのもので、最初に剥がれたものと見られる家一軒分ぐらいの大きな岩塊もあった。そして土砂はアイゼンの脱着等で誰もが休憩する葱平に完全に達していた。
 事故後、登山ルートは葱平の北側を通る秋道に切り替えられ、8月14日午前6時より通行可能になっている。又、現場の約2キロほど下の白馬尻に監視カメラが設置され、白馬村役場などに映像が配信されるようになった。

  
   丸印付近にあった大きな岩盤が剥がれ落ちて大崩落が発生したと思われる。
その下にまだ残っている岩塊にも亀裂が入っていて不気味である。
同上
正面から見たところ
大雪渓まで押し出された土砂
同上
家一軒分はあろうかと思われる巨大な岩塊
同上
土砂崩落全容
同上
丸印付近が葱平
現在、大雪渓上部は左岸につけられた秋道を通る