松本城

信州ディスティネーションキャンペーン記念

第1回日本ロゲイニング選手権大会 (in松本 24hチーム) 参戦記

2017.7.15[]-16[]

経緯

フライヤー

記念すべき第1回日本ロゲイニング選手権大会が、松本を舞台に行われる。「勝てば初代日本チャンピオン」…これを目標に、あらゆる準備を進めてきた。私だけでは長時間ロゲあるいはトレイルランの経験が無く参加資格を満たさないこともあり、おんたけ100kmの経験があると言うカフェピラータの常連ガクさんにチーム結成を要請、快諾して頂いた。逆に彼にはロゲの経験が無かったので3月の生坂村ロゲイニングに参加して貰い、競技の流れを確認。また彼は5月の松本善光寺ウルトラオリエンテーリングで断トツ優勝するなど、抜群の長距離走力と知力を合わせ持つ。私にもフルマラソンまでの短距離なら強みはあるが、それ以上だとどこまて付いていけるか分からない。

チーム名は「L3豆戦車」。ガールズ&パンツァーで小さいながら軽快に活躍していたイタリアの二人乗り兵器(CV33)が由来で、私がよく自称しているチーム重戦車にも通じるものがある。一度の合同練習を含め、ガクさんは生活をだいぶ犠牲にして練習に取り組んでくれた。私は身の上の問題で心が折れてしまったが、それでも何とか最小限の練習は積んできた。体脂肪率もランナーとしては高めの15%だが、これでも自分史上最低まで落としたんだ。24時間にも及ぶ競技は体力精神力の限界への挑戦、そして時期的に猛暑も予想される。

フィールドは松本市(一部安曇野市)の里山・市街地。地図に示された50個のコントロールを自由に取捨選択して回り、そこにある赤白のフラッグと共に設置されたSIステーションに手持ちのSIチップを差し込むと通過証明が記録される。フォトロゲイニングとは違って本格的な電子パンチ方式だ。コントロール番号=得点を稼ぎつつ、制限時間内にスタート地点に戻る必要がある。カテゴリーは男女混合、女子チーム、男子チームの三つ。我々は強豪揃いの男子チームで覇を競うことになる。チームワークを重要視するロゲイニングの理念、あとレスキューの観点もあるのか、ソロの部はない。あとチーム員同士は30m以上離れてはならない等、細かいルールがある。

私とガクさんは生坂村ロゲで3位と4位だった。「力を合わせれば1位だね」と言っていたが、エントリーリストを見ると同1位2位だった二人がHDS走ラン会というチームを組んでやがる。勝ち目はあるのだろうか。他に実績の高い選手を擁する迪草日和(みちくさびより)、まつきち醤油あたりがライバルとなる。そして日本代表選手を多数輩出する阿闍梨の帝王を要する『山とヤギ』が絶対的な優勝候補だろう。暑さで潰れてくれないかな、なんてね。

こんな中でもし入賞できたら、ぼろぼろになった自転車輪行袋とフロントバックを新調するんだ。

日記

7月15日() 灼熱と暗闇のバースデー
体育館

寝坊して支度が遅れ、大慌てで自転車ヒルクライム。最「近」方参加者の私でも標高差250mを登らなくてはならない場所にあるのが松本青年の家、大会会場である。もう10時を過ぎ、付近を探索する暇はない。汗だくで受付を済ませ、持参のいなり寿司を食べておく。間もなく10:40、地図配布の時間。A3ノビ縦で五万図1枚、二万五千図4枚が配布され、作戦は五万図の方で行う。フィールドは予想通り青年の家がほぼ中心、いやちょっと東南に伸びてる、つまり平地より山率が上がったか。蛍光ペンで繋げそうな所からルートを引いていくと、これも予想通り東側の大ループと西側の小ループができた。

すなわち僅かながらロゲ経験の多い私の発案による戦略は、まず北東の四賀エリアぐるり、東の美鈴湖エリアごっそり、南東の宮入山エリアしっかり、南西の松本空港方面は多分行かず、中山から市街地を経て一旦ハッシュハウス(大会会場兼休憩所)に戻る。2日目は北の長峰山エリアから北西の安曇野エリアでまとめて終了。その通りに周れば勝てるだろうが、150kmを超える無茶な話だ。奇跡でも起こらない限り私の脚で実行できる目処は無い。

作戦用五万図

参加定員200名に対しエントリーしたのは83チーム183名。一人2万4千円という高額な参加料にしてはよく集まったと思う(高額とはいえ同程度の長時間レースでは標準的)。荷物室が足りないほど大勢。しかも女性が62名つまり1/3を超えているあたり、体力一辺倒のマラソンレースとは質が異なる、知のスポーツだと思う。開会式・競技説明をしている体育館内の気温は31.2℃を指す。こんな山の上でだ。私のような暑さを感じにくい人は、早め多めの給水をより意識せねばなるまい。

スタート前

体育館から退出して、一旦自転車に戻りボトル水をごくごく。これ反則じゃないよな。全員で記念撮影、そして時が近づく。いったいこれから何度足を引っ張って「ゴメン」を連発するんだろう。重い不安をチームメイトとのグータッチで紛らわせ、太陽が真上から照り付ける正午、82チーム181人が一斉にスタート。

前の奴さっさと行けよとばかりに前のめりになり、つい先頭に躍り出る。会場すぐ東のからまつ遊歩道(34点)を大勢が目指す中、地図上の道はヤブが深すぎるからと少し遠回りして楽なルートを取る。ここは私の庭なんだ。最初のコントロールをトップで通過する。国道に下りて針路を北にとり、次の一条ヶ峰(65点)ピストンへ向かう中でふくらはぎの太い二人がじわじわと先行していく。あれこそがチーム山とヤギだ。国道に戻ると、彼らは南へ向かった様子。これで同一ルート、同一ペースのチームはいなくなった。かくも自由度の高いナビゲーションスポーツである。

右手の甲に付けたSIチップ。そのままだとぶらぶらして具合が悪いが、サイクリンググローブに入れると良い感じ。あと装備としてはトレランレース用シューズのサロモンセンスプロ2、五本指ランニングソックス、小型のゲイター(スパッツ)、ロングタイツ、サイクリングジャージ、日除け付きキャップ。
ノースフェイスのランニングパックTR10に塩水フラスク500mlx2、中にはポカリやカロメゼリー、カロメブロック、塩飴やサプリ、ウインドブレーカー等満載。

四賀板場あたり

走力差を少しでも縮めるべく、ガクさんに前を引いてもらうシーンが多い。大口沢高萩から四賀エリアの複雑な里山に登り、767m三角点(44点)は見つけづらくも周囲をぐるぐる詰めて何とか発見。あまりピストンルートを取るのは好きじゃないが、なりふり構ってられず謎尾根分岐(105点)を拾ってさらに北へ。東へ廃林道を登り、ヤブ尾根(61点)もゲット。我々は熊鈴を鳴らして警戒しているが、後で聞いた話、他チームがここらへんで熊の親子に会ったらしい。それにしても、ガクさんの言動に変調が?

発汗が想定以上に多く、手持ちの地図が破れかけてきた。秋〜春のロゲとは勝手が違うな。慌てて配布ポリ袋に入れて持つ。ハッピードリンクショップを見つけて給水し、会田本町から岩井堂の坂を登って行く。なかなか日陰がなくて苦しく、付いていけないかも、って所で歩きを入れてくれた。ありがたい、すまない。ダム湖畔(101点)で最北コントロールゲット。このへんで最初のカロメゼリーを摂っておく。

ペレファカフェ

南へ戻る旅。会田から穴沢への登り坂で、とうとう問題が表面化した。ガクさんが走れない・・・熱中症だ。経験の無い私には対処法がよく分からず、とりあえず登りは歩き、平地は軽く走ってみる。私はまだ大丈夫だがライフゲージが減っていく一方に感じられ、回復の見込みが無い。穴沢温泉前で水場を見つけ、頭から被って貰う。これで大丈夫か?
結果として走力は二人同等となったのだが、本来の力が出せない苦しみは察して余りある。私なんか「脚が痛いよママーッ!」程度のものだ。

謎峠道(48点)を経て、コントロール兼テレイン内ハッシュハウスのペレファカフェ(31点)に到着。ああ、やまちゃん一味の店だ。先を急ぎたくレストランは利用しないでおくが、ドリンクや菓子類はがつがつ頂く。一方ガクさんは胃がやられてしまい、受け付けない様子。ここからも歩きを多くしつつ稲倉峠に登り、尾根遊歩道(70点)をゲットして刈谷原峠へ。下り坂は走ってみるが、もう大腿四頭筋が痛い痛い。キツい下り勘弁。伊深城山(51点)を呼吸に注意しつつ登り下りする。

カフェピラータ

洞セブンイレブンで長めの休憩に入る。これだけ歩きが入ると1位は無理だろうが、どのチームにも熱波は均等に降りかかっている。入賞の目はまだある。早落城(47点)から僕らの本拠地、美鈴湖エリアへ。見晴台(71点)でだいぶ陽が傾いてきた。無人っぽいカフェピラータ前を通り過ぎ、夜装備に換装。キャップをバンダナタイプにして、ヘッドライトやハンドライトを出す。美鈴湖北側の山(43点)を取ったところで、とうとうガクさんが倒れてしまった。しばらく休みを入れてから湖畔に下りた所で、ピラータ店主の軽トラに遭遇。今日はロゲ参加者向けに缶コーラの用意があって、ここまで持ってきてくれると言うが、移動エイドは受けられないルールがあるので一旦店に戻る。チーム結成の場でカフェインを摂取し、もう涼しくなってきたしだいぶ生き返ったか。

いよいよ真っ暗のトレイルステージが始まる。こんな所に道があったのかという慰霊塔の裏(56点)、南尾根のピストン(67点)。さらに西の桜ヶ丘トレイル下り(103点)…が道からだいぶ外れた沢筋にあり、見つけづらかった。ガクさんの持つ強力なライトで浮かび上がってくれた。フラッグには反射材が付いているのだ。この先も彼のライトが武器になる。私のが旧式で貧弱すぎた。

林城跡

山を脱出し女鳥羽池まで下りた所でハッシュハウスに戻るか打診してみるが、「行ける」と言う。上手く配慮できないが、彼の責任感とプライドに甘えるしかない。私はまだ上位への欲に目が眩んでいるのだ。里山辺セブンでモンスターエナジーを投入。これ飲むのは群馬遭難脱出時以来だが、吉と出るか凶と出るか。ここらへんはガクさんの庭なのでナビゲーションを任せ、夜間ながら最短ルートで貝塚(45点)を経て薄川を南へ渡る。ただし林城(46点)への登りは傾斜の緩い東回りを要求。急坂は互いにとって毒である。

いよいよ最難関の宮入山エリアに突入開始。いつ脱出できるか想像もできないが、凄い非日常感! ともかく謎カーブ(59点)へ上手く繋いで、林道の登りは基本歩きで進む。暗闇でトレイル入口は相当見つけづらく、常に地図やウオッチに付けたコンパスで現在位置を正確に把握しながらのナビゲーションになる。スマホは緊急連絡用に必携だが、GPSの使用は認められない。逆に専用のGPS端末でこちらの現在位置は常に運営に把握されている。またそのトラッキングがWeb公開もされている。

トレイルを少し入った所(62点)、林道に戻りまたトレイルに入って急坂を攻略し高遠山(50点)。ここて小休止。いつしか私のハッピーバースデーが終わる。

7月16日() 二十四時間戦えました(ロゲイン)
宮入山三角点

真夜中の宮入山エリアはまだまだ続く。こんな無茶をしているのは我々くらいだろうと思ったら数チームと行き合うあたり、もしかしてこの大会って強豪ばかりじゃね?
林道に合流しまたトレイル入りし、ピストンで西尾根(102点)を狙う。送電線が目印になるが、ツメが甘く少し迷ってしまった。コンパスをもっと良く見ないと。空には赤い月が昇る。林道に戻り、トレイルとの六叉路がまた分からりづらい。変なヤブに入ったが、カンでよじ登って修正。これでもう迷う所は無い筈だ。

と思いきや峠からのトレイル入口が分からずまたヤブ漕ぎ。これもカンで修正しつつ、最高標高地点1530mの宮入山三角点コントロール(73点)をガクさんのライトであぶり出す。峠に戻り、最高得点コントロール(134点)となる東の大和合ピストンも決行。いよいよこのへん、って所でガクさんが気絶。その間に沢の方にライトを当ててコントロールを探していると、1分と経たず生き返って「何十分経ちました!?」。ともかくまた適当に沢筋を辿るとようやく発見。スコアに見合った見付けづらさで、運と勘が試された。これぞロゲイニング。

峠への登り返しは倍の時間が掛かる。幻覚と闘っている様子、アドベンチャーレースのドキュメンタリー番組を間近で観ている気分だった。峠で5分の仮眠を取って貰ったが、西への下り坂でも気絶を繰り返す。その間私は地図を読み直して戦略を何パターンも練り直す。まずトレイルを下りていけば近道だが危険過ぎる。私の大腿四頭筋も悲鳴を上げていることもある。谷側ではなく山側を歩くよう指示し、坂の緩い林道を時間を掛けて下りていく。
なお下山は102番の西尾根から行くのが正解だと、後で他チームのルートを解析して知ったが、私の未熟ゆえ気付かなかった。しかしこの状況ではトレイル下山は不可能で、どちらにせよ林道を使ったことだろう。

夜明けの大沢

夏の大三角形が西に傾き、白んでくる空。そして沢の音。人里に降りれば野良仕事が始まる時間である。住民と挨拶しつつ、自販機でコーラを呷る。山麓線の謎跨道橋(40点)を取り、やはり西の空港エリアは捨てて北へ戻る旅。若干遠回りでもアップダウンの少ない道を選びつつ、中山トレイルに入る。米沢神社分岐(72点)は合同練習でガクさんが教えてくれた所ですぐ分かった。弘法山公園(33点)を経てサークルK改めファミリーマートで朝食。もう坂は嫌だーと思いつつ千鹿頭尾根上(60点)ピストンを敢行し、ようやく中心市街地へ。ここまで山ばっかにし過ぎたんだ。

中町の井戸で給水し、松本城前の観光センター(75点)から信号の少ない東回りで北へ。自宅前を通過し沢村公園(54点)。ここまで無数に戦略を練り直して出た結論は「今さらハッシュハウスには戻らない」程度のもの。長峰山エリアのアップダウンにも脚が耐えられないだろう。入賞への最後の望みとして、安曇野エリアでコントロール数を稼ぐことにし、作戦を共有しておく。

豊科南部総合公園

朝の涼しさで再び元気を取り戻したガクさんが、その意図を汲んで前を引いてくれて、地図読みも冴えている。島内図書館(36点)、安曇野に渡って南部総合公園(49点)、さらに北へ、かつての通勤ルートであるが、ガクさん任せでも大丈夫。勿体無いくらい充分な読図力がある。

・・・しかし私のペースがどうしても上げられない。膝がもげそうゲージがマックスで、無理さえ効かない。安曇野市役所(39点)に達し、あと2.5kmばかり北にある57番コントロールを諦めた時点で、入賞の目は消えたと確信した。ちょっと気持ちが投げやりになってしまう。休憩予定のサークルKがファミマに改装のため休業中で近くのセブンに遠回りする羽目になったが、それすらもどうでも良くなってしまった。熊倉の渡し(55点)を拾いつつ南に戻るが、時間制限の正午が近づくにつれ、のん気でおめでたい顔してる太陽が、直上から確実に体力を奪う。ガクさんがふらふらになり、平瀬橋までは何とか走るよう檄を入れる。ここでGPSトラッキングサイトで我々を追っていたH岡さん登場、陽気に応援してくれる。

一千舎展望台付近

果たして間に合うのか、完全にストップしてしまわないか。最後に標高差300mを登らなくてはならない場所にあるのが松本青年の家、フィニッシュ地点である。でも平瀬橋まで来て残り3km弱、あと1時間ある。時速3kmでゆっくり歩けばゴールだよ。少しアルプス公園方面のトレイルに入れば41番を回収できそうだが、この状況で無理をする意味もない。トンネル料金所前の自販機で最後の補給をして、つづら折り坂へ。続々とフィニッシュに向かう他チームの姿も。我々を抜いていく女子チーム強いわ。またも陽気なH岡さんに迎えられつつ、こうして23時間48分26秒にわたる旅を終えた。信じられない、本当に無事終わったんだ。

SIチップを返却するとすぐにコンピューターで読み込まれる。得点2081と出力され、暫定4位だよと言われる。残り12分でさらに下がるかも知れないが、もう入賞とかどうでもいい。ここまで限界を越えた体力、知力、チームワークを発揮でき、かつてない満足感がある。それに裏打ちされた自信も確実に血肉となるだろう。走行距離131.9km、積算標高差4,740mという数字も自分がやったとは思えない猛烈さで、とうてい一人では成し得なかった。24時間前までどれだけ不安だったか、一気に肩の荷が下りた瞬間である。

表彰式

体育館に入るなりガクさんは安眠、私はハッシュハウスの残り物をがっつく。制限時間が過ぎ順位そのままと決定した。3位チームとの差は52点で、やはり安曇野の57番が取れていれば・・・いやタラレバを言ったらキリがない。全てのチームに同じ試練が降りかかったのだ。そして、日本での24時間ロゲイニングは全チーム初挑戦なのである。表彰式は入賞チームが風呂に行ったんだか帰ったんだかで集まりが悪く、締まりない。失格にしろや、なんてね。男子断トツ優勝は山とヤギ、2位は迪草日和、3位はノーマークだったがイヌイという若いチームだった。2000点超えは我々L3豆戦車までで、四強の一角と自負したいところ。あと混合1位のチーム遠足が1800点超え、女子1位のGekizakaっ娘も1800点近く、男子顔負けと言える。

会場に戻りさえすればどんなに早く諦めようとも完走扱いになるし、遅刻もなかったそうだ。実際熱中症で早々にフィニッシュしたチームもいるし、23時間以上使ったチームは半数以下。ただし蜂に刺されて動けなくなり、クルマで戻ったためDISQ扱いとなったチームが一つ。おっそろしいなあ。大会は閉会となり、とりあえず風呂へ。うわ脱衣所臭い。風呂もシャワーだけにしておき、汗というか泥を落とす。今更ながらアイシング大事。上がるとさすがに眠く、10分くらい仮眠する。よくまあ、競技中は一睡もしなかったものだ。少し眠くなるシーンもあったが、意外にずっとしゃっきりしていた。

交流会

さて15時になり、交流会が始まる。チャリで来た下戸の我々にソフトドリンクは…あまり無いじゃん。料理は弁当屋のオードブルで、揚げ物ばかり。参加者は基本的に揚げ物を食わない人種だし、喜んで貪っているのは私だけという奇妙な光景が。唐揚げうまー、スイカうまー。4000円の会費に見合わない内容とも思うが、一人ひとりの自己紹介があったり、蛍光ペンを引いた地図を手に他チームと論議するのは楽しかった。皆疲れ切っていてあまり席の移動はできないが。

やがて解散、無事帰宅。ドリップコーヒーが最高に旨い。そしてシャカリキに駆けずり回った後はアイスクリーム、アイスクリーム。またコンビニに寄って、ハーゲンダッツを買い食いして寝る。寝る。寝る…と言っても翌朝意外と早起きしてしまうのだった。ひどい筋肉痛だが、センスプロ2はマメも発生させずよく私の体重を支えきってくれた。思い返せば、今までのロゲイニングで一番楽しかった。いずれまたやろうと思えれば、それは大成功だったと言えるだろう。とりあえずぼろぼろの輪行袋とフロントバッグは使用継続。ランニング趣味は、長期休養へ。

結果

走行マップ平面 走行マップ立体
公式リザルト
総合点 2081/3000 (最多点2436, 最少点549)
コントロール数 34/50 (最多41, 最少11)
男子の部 順位 4位 (/出場33組/申込33組中)
総合順位
(混合,女子含)
4位 (/完走81組/出場82組/申込83組中)
(人数は完走177名/出場179名/申込183名)
※詳細はLap Centerのリザルトリストにて。

リンク

公式FBよりフィニッシュ前
中村良大Facebook: 第1回日本ロゲイニング選手権大会in松本24時間
ここに掲載しきれなかった写真を含むアルバム。
松本ロゲイニング公式: 第1回日本ロゲイニング選手権
大会概要、競技結果、フォトギャラリー等。
Navigation Games 2017
日本オリエンテーリング協会が選んだロゲイニングのシリーズ戦。

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