昨年11月のある平日、長野マラソンの申込開始日だった。年間で一番楽しみな大会だし、仕事から帰宅してすぐ公式サイトにアクセスする。
「募集受付終了しました」
だって。・・・あっ、そう。 まあ落ち着け。 ええっ! うそォ!!
何でも午前10時からの受付は5時間足らずで定員に達したらしい。そんなの普通の勤め人じゃ間に合わないだろ。…もうブーム化したフルマラソンなんかとは縁を切るべきなのか。マラソン人気は嬉しいことだけど、あまりに急激すぎては考えさせられる。
そんな折、ポストに舞い込んだのがランナーズ・ウェルネスのダイレクトメール。中には来年のウルトラマラソン案内が入っていた。4月に『チャレンジ富士五湖』か・・・。もう二度と走るまいと思った超長距離だけど、長野マラソン不参加となってぽっかり空いた時期に、心のどこかで引っかかっていた大会である。納豆ブームやらバナナブームやらのように最近はメタボホイホイ化しつつもあるフルマラソンならともかく、ウルトラは一般人には完全に理解不能で気持ち悪がられるだけの、こっそりとしか楽しめない廃人趣味。…だから俺に合っているのか。
この大会には100kmの部もあるけど、既に野辺山大会でサブテン(10時間切り)を達成した身ならその距離にこだわる必要はない。出るなら富士五湖を全て周回する112kmの部だろう。よし、参加料16,000円をとっこんじゃえ!
レースは112kmという半端な距離だから、細かいタイムはどうでも良い。ついでに“己との闘い”とかもどうでも良い。ただ純粋に、他人との争いにおける順位を気にしたい。どこまで上位戦線に迫ることができるのだろう。そのため今年2月からは毎週末に50kmレベルの長距離ジョギングも行って、スタミナを上げた。去年とは別の目標で頑張れたことは幸運だったかもしれない。
それでも入賞云々にはちょっと練習と経験が足りない気はしつつ、期日が迫る。左膝の痛みを引きずっているのが心配だ。
ほんとに本番が明日なのか、実感がなかなか湧いてこない。今日は冷たい雨だが、明日は止むだろう。ゴミ袋合羽は要らないね。持参シューズの選択は安全策のアディゼロCS5で行く。去年のウルトラで履いたLT3よりスピード性は劣るが、足の裏が痛くならなくて良い。松本駅からJRの鈍行で山梨県へ向かい、大月駅で富士急行のフジサン特急に乗り換える。相変わらず鈍足な列車だが、今眠っちゃダメだ、今眠っちゃダメだ。
少しずつ闘志を湧かしつつ、富士吉田駅で下車。うゎ風が強くて余計寒い。明日もこんだけ寒いと体が故障しそうだ。傘が飛ばされそうだし歩くのは止めにして、おとなしく路線バスで前日受付へ向かう。道の駅併設の富士山アリーナが会場。アーリーエントリー特典のTシャツは何故かSサイズだった。他にスーパーヴァーム缶と、アンケートに答えてコルディアFe缶も貰う。
送迎マイクロバスでホテルエバーグリーン富士に到着。やっと寒風から逃れられる。ここはレースのスタート地点に最も近いのが利点だ。相部屋のNさんが良くしゃべる人で、手元の支度が進まないぞ。まぁ自分は初心者過ぎる身なので、情報を聞き出すには助かる。
前夜祭パーティーには参加せず、ホテルで夕食にする。ステーキや刺身などなど旨いけど、ご飯3杯までに抑えておくか。19時半には部屋を消灯し、自分も布団の中でブログを打ち20時には眠りにつく。
明日も苦手な強風が吹くけど、「できれば10時間を切りたいな〜」などと大口を叩いたなりには戦うぞ。
朝2時に起床。相部屋の人達がわりと夜中に大人しかったので、良く眠れた。こうなるとウルトラランナーがみな良い人に見える。去年の野辺山で覚えた嫌悪感とは逆である。朝食はバイキング形式で、ご飯2杯、ロールパン1ヶ、おかずも多めに食べる。昨日貰ったスーパーヴァームとコルディアFeも飲んでおく。
会場の富士北麓公園までは歩ける距離だが、体力温存のためシャトルバスに乗り、3分で到着。ウェアは自転車用レーシャツ2枚重ね。便利な後ろポケットにはパワージェル5ヶ、アミノバイタルプロ粉末6ヶ、塩熱飴も6ヶと「そんなに要るのか」ってほど満載。下はランパンの上に有り合わせの長ジャージ。他に五本指ソックス、アームウォーマー、軍手、ランニングキャップを装備。これで寒くない。「こんな朝から走れるかい!」と思っていたが、気温も昨日より上がっているし、案外ぶん回せそうだ。荷物を体育館に預け、スタート行列の最前列に陣取る。オレにはその資格があるんだぞとばかりに。隣りには、その人のブログが色々参考になったS氏がいる。勝手にライバル視させて貰う。わずかに白み出す空。
4時30分、いよいよ112kmの部、三百余名のスタート号砲である。いきなりダッシュしてオレ1位! …いや恥ずかしい、あわてて脚を緩める。公園入口を南に折れると、前方には巨大な富士山のシルエットが浮かぶ。おお、まさに霊峰と呼ぶに相応しい。
とにかく喉から手が出るほど欲しい『6位入賞』を意識し、「今は何位グループの何人目…」と常に数えつつ、序盤の下り勾配から飛ばしていく。向きの定まらない風が強いので、単独行は避けたい。ついつい速い人に食らい付いてしまうのだ。10km地点で45分くらい。フルマラソンのサブスリーを目指してるんですか? 身の程知らずとしか言いようのない極端なオーバーペース。これ、死亡フラグかなぁ、やっちまったか。でも行けぇ〜。
右手の富士山がすごいなーと思いつつ、コースは一つ目の湖、山中湖に入る。こりゃ広い。一周でもジョギングとしては相当な距離がありそうだぞ。神々しい日の出はここで拝む。前の人に付いていけなくなり、たぶん単独6位。このまま順位をキープできれば良いが。誘導係の方に「まだ先は長いからね、マイペースでっ!」と言われても、もうやっちまった感が。山中湖を終えたところで結構なペース差で一人抜かれる。
27km地点のエイドでウェアの脱ぎ捨てが出来る。まだちょっと寒いが快晴模様だし、レーシャツ1枚と下ジャージ、アームウォーマー、軍手を置いて身軽になる。私が最初の利用者なのかな、また一人二人抜かれる。待てーー! 強引に追いつき、追い越す。
道は国道138号。強風で傘が路面に煽られていたので、安全な場所に移しておく。この長丁場ならロスにはならない。しかし浅間神社を過ぎたあたりから、調子を上げてくる選手に次々と抜かれるようになった。自分はと言えば、今更ペースを落ち着かせたところで脚が固くなっていく一方である。9位、10位・・・、入賞が遠のいていく。みんなどーしてそんなに頑張るんだよ、速いよぉ。
コースは、わずかに「勝手知ったる」感がある河口湖へ。大橋を渡ったあたりの42.195km地点を3時間20分余で通過。昨秋の河口湖マラソンフィニッシュタイムと同等で来たのは良いけれど、ここからがウルトラマラソン。どこまでペースの低下を抑えられるのか。向かい風もキツくなってきた。特にトンネルは風の通り道で、突風の中をもがくよう。帽子が飛ばされそうだ。
河口湖の西端を離れると壁のような急登が現れる。「うゎ、これを後で下るのは脚にキツそうだなぁ」と先の心配をしてしまうが、そんなことより登り坂で発生しがちだった左膝痛がついに炎上した。げぇっ。びっこを引いて休み休みの登坂を余儀なくする。まだ50km地点というに、これじゃ完走もままならない。
しかしトンネルまで登り切り、西湖の平坦路に至れば何とか痛みは引いてくれた。再発しないように祈り、気をつけながら進もう。エイドではオレンジに自然と手が伸びる。レーズンやスナック菓子も有り難い。パワージェルを所持しているのでパンやうどんは遠慮しとくが。
西湖に入り込んだ溶岩がまだ生々しい。その上には青木ヶ原樹海だ。信用取引で追証を払えなくなったらここに来るんだ。55.9km地点のエイドで最初の小用を済ましているうちに、30分あとからスタートの100kmの部トップ2人に抜かれる。
レースは半分を過ぎ、もはや入賞圏内にはない。序盤の強欲っぷりを猛省しつつ、ここからできるベストの尽くし方を考える。とにかくペースの低下を食い止め、反攻の時を待つしかない。あと、半分しか頑張れない。
西湖と次の精進湖は、湖面の標高は同じはずなのに、コースはダイナミックな橋の景観の中やったら下る。いつの間にそれだけ登ってたらしい。精進湖は西湖以上に溶岩が入り込んでいて狭いが、舟釣りの人がいっぱいいる。入れ替わらないか、オレと。
精進湖を離れると、もう折り返してきた112kmの部の先頭とすれ違う。走ってきた国道139号を地下歩道で渡れば、本栖湖の大エイドに到着。ここにはお楽しみのカステラがあり、さっそく抹茶味を貰う。
ここからは112kmの部の特権、本栖湖一周である。これを周回しないと「富士五湖全部回りました」とは言えないし、100kmの部がかわいそうである。碧い湖面と、少し雲を被ってはいるが森の向こうの富士山。まさに日本の自然を代表する風景、紙幣に描かれたのも頷ける。
順位はまたじわじわ下がり、次のエイドまでの距離が長く感じる。トイレ休憩の隙に、勝手ライバルのS氏にもとうとう追い付かれた。彼も本調子ではなさそうだが、一番倒したかった相手である。エイド員の「今15位だよっ」という声に送られ、数十m後を追う。本栖湖の大エイドに戻ってきて、一周の証しとしてゼッケンに赤マジックのチェックが入る。カステラのノーマル味を貰い、椅子にどっこいしょ。あ、待ってぇ。
富士五湖を全部観たし、あとは帰るだけ。狭い歩道は行き違うランナーで一気に賑やかになった。相部屋のNさんにも会う。「完走するかしないか」なんて謙遜していた割には速い方だ。こっちは大口を叩いていたほどじゃなくて、ちょっと恥ずかしい。
それにしても歩道が狭い。国道まで交通規制できる規模の大会じゃないから歩道走行はやむを得ないが、はみ出している枝とかは事前に折っといて欲しかった。昨日の土砂降りじゃ仕方ないか。距離標識もこの強風では固定が大変だったろう。
この微妙な登り坂で、もうキロ6分ペースすら維持できなくなり、20位あたりに落ちてくる。エイドで止まると支えなしではしゃがめなくなるくらい脚が死んでいて、リスタートもヨロヨロと非常につらい。ちっともスピードに乗れないのだ。
だったら止まんなきゃいいじゃん。
そう気付いて、ポケットのサプリに若干の残りはあることだし、エイドでは最小限の給水にとどめてすぐリスタートを切るようにした。ついでにゾンビ化していたフォームの修正を図る。するとどうだろう。強い追い風やふしぎな樹海パワーによって奇跡的にキロ5分近いペースが復活。「もうあの人には付いて行けない」と諦めていた前走者たちを次々キャッチアップ、追い抜くことに成功したのである。青木ヶ原樹海大好き! これは楽しい、無敵マリオ状態。こんなに楽々順位が上がるなら、残りの距離は長い方が面白いんじゃないか。実際はあと20数km、こんな走りがどこまで持つか問題である。
そんな西湖畔の快走であるが、あれ? 95km地点の標識に「92.5km」と書いてある。それともオレが意識朦朧として間違っているのか。疑心暗鬼に囚われながらも河口湖への下り坂を無事降りて、あのS氏をも抜き返した。100km地点はいつの間に通過したらしく、残り10kmほど。もう一人をじわじわと追い詰めていた。順位も12位あたりにまでは上げられるんじゃないか。ノンストップ作戦にも翳りがみえてきたし相当つらいんだけど、河口湖を離れてラストの登り坂を這う。
しかし国道を渡る東恋路の交差点。最悪のタイミングで一番長い信号に引っかかってしまった。その場駆け足はしていたが、それでも一度止めてしまった脚に、もはや登坂に耐えうるパワーは残っていなかった。待ちに待った青信号でリスタートを図るも、ガクンとペースは落ち、また後ろからライバルたちに抜かれる。
10時間目標の次の『残念目標』とした10時間30分も危うくなってきた。相変わらず距離標識がおかしいので、残り5km地点のはずのエイドで係員に聞いてみても「あと7kmですよ」と言われる。うわ、絶対無理じゃん。いや、己の脳内計測を信じるべきか。
早いリスタートはもはや通用せず。「登り坂は得意なはずだろ」…そうは思っても力が入らない。せめて走っている状態を維持するのが精一杯。これが100kmを超えた所にある苦しみか。楽をしようとペースを落とすほどゴールが遠くなる。くっ、72kmの部の選手にまでクサクサ差される。恐れていた“女子トップに抜かれること”も起こってしまった。ゴールの競技場から風に乗ってアナウンスが聞こえてくる。あと残り実際どれくらいなんだ! 終にあの最大の勝手ライバル、S氏のラストスパートにも抜かれる。
ふと登り坂が終わり、脚にはキツい下り坂。気が付けばもう富士北麓公園前に帰ってきていた。あれっ、何とか10時間30分切りは可能? あわてて最後の力を振り絞る。競技場に入る。ちくしょう、もう表彰式をやってやがって、オレの名が呼ばれない。どうしてあそこにオレが立っていないのか。
とにかくタイム勝負。どうやら間に合い、両手をガッツポーズしてゴールテープを切らせて貰う。完走メダルやタオルを掛けて貰い、ありがとう、ありがとう。アフターチャージゼリーも貰って飲み、計測チップを外し、ライバルの一人に「お疲れ様」を言い、ヨロヨロとコース脇へ。
クールダウンのストレッチをしようとうつむいた時、未体験の超長距離を無事完走できた“喜”、トレーニング量を活かせなかった自堕落な生活と序盤の強欲な走りでレースを壊した“怒”、入賞だの十時間切りだのといった目標に遠く及ばなかった“哀”、あとはもう苦しい思いをすることはなく飲み食いするだけだという“楽”、それらの感情が極まって涙が滲んだ。でも泣くにはまだ早いよ。
脚を引きずりながら競技場を出ると、マッサージコーナーが一席空いていた。女子高生。いつもこの手のは混んでるので、初めてお世話になる。ありがたい、少しは癒えるだろう。そこ、もっと痛くやって〜。給食コーナーでは豚汁が旨い。あとパンや菓子、オレンジ、バナナ、レーズンがいっぱい。前日の昼から控えているコーヒーも嬉しい。ココア、ジュースも。
総じて、距離案内以外は充実した大会運営に好感を持てた。強風で各エイドは苦労していたなぁ。
体育館で荷物と途中脱ぎ捨てたウェアを受け取り、シャワー室へ。やっとアイシングが少々できた。競技場の壁には男子17位までの速報が貼り出されている。自分は10時間29分39秒で16位。はっきり言って予定より惨敗だけど、ここに載っているのが嬉しい。ともかくまだまだウルトラ2回目。距離も未経験だった。その中で上位戦線に“名乗り”を上げたと言えなくもない結果だったのでは、なんてね。
それにしてもみんな良く走るなーと思いつつ写真を撮っていると、Nさんも帰ってきた。完走を労い合える人がいて良かった。
17時の送迎バスに間に合わせ、雄大な富士山が離れていく。富士吉田駅からは鈍行乗り継ぎで松本へ帰る。あ、松本駅からウチまで歩かなきゃいけないんだ…。
記録 | 10時間29分39秒 | (最速者8:12:44, 最終完走者14:32:04) |
男子順位 | 16位 | (/完走203名/受付336名/申込362名中) |
総合順位(女子含) | 17位 | (/完走220名/受付370名/申込399名中) |
地点 | スプリット | 5km毎ラップ | 総合順位 |
---|---|---|---|
スタート | 00:00'00" | ||
5km標識 | 00:22'33" | 22'33" | |
10kmチップ計測 | 00:43'51" | 6位 | |
10km推定 | 00:45'18" | 22'45" | |
15km標識 | 01:08'19" | 23'01' | |
20km標識=チップ計測 | 01:31'19" | 23'00" | 6位 |
25km標識 | 01:55'17" | 23'58" | |
30kmチップ計測 | 02:19'36" | 8位 | |
30km標識 | 02:20'34" | 25'17" | |
35km標識 | 02:43'41" | 23'07" | |
40km標識=チップ計測 | 03:09'45" | 26'04" | 9位 |
42.195km推定 | 03:20'13" | ||
42.5km標識 | 03:21'41" | ||
45km推定 | 03:34'45" | 25'00" | |
50kmチップ計測 | 04:00'38" | 10位 | |
50km標識 | 04:03'13" | 28'28" | |
55km標識 | 04:31'33" | 28'20" | |
60kmチップ計測 | 05:01'27" | 13位 | |
60km標識 | 05:06'11" | 34'38" | |
65km標識 | 05:35'55" | 29'44" | |
70km標識 | 06:07'10" | 31'15" | |
70kmチップ計測 | 06:08'14" | 14位 | |
75km標識 | 06:36'47" | 29'37" | |
80km標識=チップ計測 | 07:12'46" | 35'59" | 16位 |
85km標識 | 07:42'49" | 30'03" | |
90km標識=チップ計測 | 08:23'30" | 40'41 | 19位 |
95km推定 | 08:50'15" | 26'45" | |
97.5km(95km標識) | 09:03'57" | ||
100kmチップ計測 | 09:17'34" | 27'19" | 14位 |
※100kmの部の90km | 09:24'02" | ||
105km(102.5km標識) | 09:51'58" | 34'24" | |
110kmチップ計測 | 10:20'17" | 28'19"(怪) | 17位 |
112kmチップ計測 | 10:29'39" | (怪) | 17位 |
距離がおかしいのは非公認コースではよくあること? |
レース翌日には疲れを癒しに安曇野市のほりでーゆ〜温泉へ行ったのだが、痛くて痛くて何度も気絶する思いだった。何が痛いって筋肉痛じゃない、日焼けの痕だ…。しまったなぁ、ウルトラマラソンが健康に悪いことは百も承知だが、日焼け対策を怠ってはマジやばい。それでも何とか温浴と冷水浴を三度繰り返す。
富士五湖を完走した余韻は、達成感こそ去年の野辺山ウルトラに一歩譲るけど、何だか妙に充実した気分だ。「完走者全員が勝者です」などという文句があながち子供騙しではないと感じる。楽しかった。そして来年も富士五湖か野辺山どっちかには参加して、今度こそは戦いたいと早くも考え出している。生まれてから三十余年かけてようやく“俺の戦場”を見付けた気がするのだ。だが二年前までの私ならドン引きするしかなかったキチガイの世界。その感覚も正しいと思うし、どう脳内で整理をつけるかは今後の課題としよう。まぁマラソンどころじゃないってほど公私忙しくなるのがベターなのだが。