略して春ラン

第1回 春のランニングフェスティバル2012in信州スカイパーク 参戦記

2012年3月24日

日記

3月24日(土) 春ラン万丈

花粉症、体重高止まり、そして夜更かし癖と、あまり良くない体調で迎えた土曜日。まぁ開会式から付き合うこともない。遅れていつもの自転車通勤ルートを走り、やって来ました松本市と塩尻市にまたがる松本平広域公園。ここで行われる「第1回 春のランニングフェスティバル2012 in信州スカイパーク」略して春ランだ。心配だった雨は上がり、私が到着する頃には別種目がゴールしたりスタートしたりしていた。ここの陸上競技場に入るのは初めてで、スタンドの高い所からの眺めが良い。天気の良い日に写真撮影に来たいなぁ。

装備は長袖レーシャツにハーフタイツ、滑り止め五本指ソックス、アディゼロJAPAN2、細ヘアバンド。風に当たると寒いが、手袋は無くても大丈夫そう。ウォーミングアップは既にチャリで走ってきた分に加え、一応さらにスタンド通路などを走り込んでおく。ざっと名簿に目を通すと、メイン種目の10kmには男子募集枠200名だったところに288の名がある。全種目を合わせれば800人弱で、第1回大会としては盛況と言えるだろう。スタートが近づきぞろぞろと集合するが、だれも先頭に立ちたがらない。これが松本の市民性。私は遠慮しないぞ。先導者はオートバイでも自転車でもなく生身のランナー！ フル2:20台という人材を用意できたのは、さすが主催のTOY BOX？

11時20分に号砲となり、ダッシュで飛び出す。まず陸上競技場内を3/4周してからゲートを出ていく。すぐに息が上がり、勢いが良すぎた分を修正している間に順位を下げる。あわよくばキロ3分半ペースで、なんて妄想は打ち砕かれ、何とか4分前後をキープするのがやっとだ。呼吸も脚も精一杯。
やがて南下を終え北上区間となる。序盤飛ばし過ぎたランナーが向い風に押し戻されてきて、順位を少しずつ取り戻す展開。いつものトレーニング場所として勝手知ったるこのサイクリング＆ウォーキングコースは、今月ついに車道との平面交差が一切ないという国内でも稀有な10kmコースに生まれ変わった。

空港ビル前のアップダウンで前走者に付いて行けなくなると、後ろが少し気がかりな単独走となる。やまびこドーム前の給水所はスルー。息がそれどころじゃない。コースは非常にカーブが多く、幅内でついショートカットしてしまうが、距離的にどうなるんでしょ。向い風でも心配していたほどのペースダウンはなく、相変わらず4分/km前後を刻んでいる。7km地点で呼吸を4拍子から3拍子にチェンジ。
8km地点で丁度32分だったから、悪くても40分切りという目標はクリアできそうだと思った。でも体が重く感じ、9kmまでに4'07"かかる。それでも呼吸を2拍子にチェンジし、スパートで何とかなると思った。苦しい。

ボランティアの拍手に迎えられ、競技場へ帰ってきた。後ろは全然いない。前も遠い。そして、足りない、時間。無情にも「只今40分を過ぎました」のアナウンスが掛かる。こうなると意気消沈して無茶は出来ない。でもそれなりにスパートを掛けないと恥ずかしいかな。「ゼッケン211番、中村君！」とアナウンスされるのは嬉しい。
結局、フィニッシュタイムは40分16秒。…まぁこれが今の実力なのだろう。過去データと比べると、大町ハーフの10km通過タイムや塩嶺10マイルの平均ペースにも負けている。しかし10kmフィニッシュの草レースは初めてなので、悪くも悪くもこれが自分の持ちタイムとなる。
気がかりなのは、コース東北端の一部でパンフ記載と違うルートだったこと。ごく最近青ラインが引かれた場所で、100mほど遠回りになっている。これが終盤長く感じた原因では…？

まぁあくまで「ランニングフェスティバル」なので、細かい数字なんてどうでも良いというスタンスかも知れない。一応チップによるタイム計測はあったものの、順位は数えられず表彰式もない模様。ゴールエリアはチップ外し、完走証受け取り、給水所までの動線が窮屈だが、リキッドレモンやスティックコーヒーが飲めて飴もある。さらに美味しい豚汁も頂ける。ネギ入れ放題。

スタンドに戻って着込み、あとは少し晴れ間も出るなか写真を撮り回る。うだうだと最終ランナーまで見届けて大会終了。…来年はボランティアとして参加しようかな。
いつもの食品スーパーに寄りつつ帰宅する。スタミナは充分に余っているので、夕方にはレスト走として田溝池〜浅間温泉12.5kmをゆっくりジョギングした。3週間後に迫っている決戦「長野マラソン」に向け、今日は良いスピードトレーニングになっただろうか。

結果

10kmの部 リザルト

記録	40分16秒	(最速者35:44)
高校生以上男子 順位	不明	(／申込288名中)
総合順位（女性含む）	不明	(／申込383名中)

※6km、3km、2km、2kmファミリーの部を含めエントリー791人のランニングイベントだった。

リンク

春のランニングフェスティバルin信州スカイパーク公式サイト

大会要項やコース紹介、ボランティア募集など。フェイスブックには写真も（右のサンプル）。

スポーツエントリー

イベント情報、エントリーサイト。

【松本平広域公園】信州スカイパーク公式サイト

利用案内やイベント情報など。