陸上競技場と鉢盛山

早春の北アルプスをバックにみんなで走ろう!

第2回 春のランニングフェスティバル2013in信州スカイパーク 参戦記

(10kmの部)2013年3月16日

日記

3月16日() 伴頭ローム走

昨年9月27日の退勤後、信州スカイパークでジョギングをしたその帰り道、交通事故に遭った。乗っていた自転車は大破、身体は肩の鎖骨を骨折して二度の手術を余儀なくした。療養期間中に出来ることはせいぜいウォーキングくらいで、ジョグを再開したのは今年の1月17日と、だいぶブランクを開けてしまった。体力の減少を急いで取り戻すべく2月は計300kmを達成したが、その無理がたたって坐骨神経痛や左膝痛に悩まされている状況。5分/kmを切るようなスピードトレーニングは殆ど出来ないまま、春のランニングフェスティバルin信州スカイパークの日を迎えた。とにかく怪我からの復帰戦だ。

陸上競技場と高ボッチ高原

イベント名は略して春ラン。土曜開催だが昨日まで日曜開催だと勘違いしていて、公式ツイートを見て「あ、明日じゃん」と慌てて支度する始末。それでも体調は良好で、平日のチャリ通勤と同じ時刻に同じ経路でスカイパークに向かう。あまりトレーニングしてないぶん、花粉症が軽いんだな。どんよりしていた昨年と違い快晴、やっぱりスカイパークはこうでないと。

今年からハーフの部が新設され、エントリー者は倍近い1500人余りと賑やかになった。受付は行列になっていて、見ているとスタッフの手際が悪い。まぁボランティアだから仕方がない、と思っていたらゼッケンの誤配布事件が多発しているみたいで呼び出しのアナウンスがひっきりなしだった。ご苦労様です。参加記念品はタオルとポカリスエットとカロリーメイトとスーパー銭湯割引券など。ありふれたタオルより去年みたいなソックスが良かったな。
陸上競技場のスタンドは絶好の展望台で、ろくにウォーミングアップもせず写真を取り回る。若干の南風が吹いていて日なたは暖かい。長い冬が終わり、春ランの名に相応しい日柄となった。

信州スカイパークマップ

2kmファミリーの部が終わると10kmの番。去年の自分と対決するため、この部を選んだ。とは言えこのトレーニング状況じゃ勝てないだろうな。シューズは決戦用のアディゼロジャパン2じゃなく、買って間もないマナ7を馴らす目的もあって選択。あと昨日、海外通販からコンツァーローム2というウェアラブルカメラが届いたので、さっそく動画撮影のテストをしてみよう。別売のハットマウントでキャップの横に付けてみたけど、どんな感じになるかな。あまり前の方には並ばず、9時20分の号砲を聞く。

スタートダッシュは控えめのつもりだが、それでもトラックのアウトコースからどんどん抜いて行く。陸上競技場を飛び出し1km地点が3'54"、あれ、速くね? この重い体がどこまで耐えられるのかさっぱり分からん。南端から北行きになると追い風区間になる。信州まつもと空港の滑走路の向こうに北アルプス。ランナーはばらけ、4kmを過ぎると順位は上がらなくなり、まれに抜かれる展開。何とか4分を切るペースで粘りの走りを続け、中間地点に給水所があるけど受け取る余裕はない。頭のカメラは、やっぱり奇異の目で見られてるような。

北端の8km地点から南行きの向い風区間となり、坂もあるので非常に苦しい。四拍子だった呼吸が三拍子、二拍子を行ったり来たりで定まらず、ペースも若干弱気で9km地点まで4'12"掛かった。じわじわ詰めていた前走者は離れてしまったが、ラスト1kmにかける。ああでも脚が重い。仮に11kmランニングだったら確実に大失速だなこりゃ。前を追うどころか背後からヒタヒタと足音が近付き、陸上競技場のトラックに帰ってきてからのスパートで抜かれてしまった。中学生か。…見せてあげよう、大人の大人げなさを。捨て身のダッシュで強引に抜き返し、ゴールに一目散。勝ったー。

「これは40分を切れたぞ?」と思ってウォッチを確認したら、40分29秒だった。あ、れぇ? 即時発行の完走証にもそのタイムが印刷されている。レースじゃなくてフェスティバル、という大会趣旨から順位はない。
去年も距離表示にズレがあったし、ラストスパート1kmで4'52"掛かっているのは、今年もコースがおかしいのだろう。いずれにせよ去年と同じコースで13秒落ちなので、自己ワースト更新となってしまった。まぁ今持てる力を出し切れた、気持ちの良いランであった。

完走者にスポドリ、バナナ、ヨーグルト、豚汁等があるのが嬉しい。さらに今年はアンケートも!書きたいことがたくさんあるんだ。あとはクールダウンをろくにせず、また写真を取り回る。移動販売のドネルケバブが納得の激辛で美味しかった。メイン部門ハーフランナーのフィニッシュたけなわと言った所で、強風により隣村から猛烈な土埃が舞い始める。そろそろ撤退しよう。チャリで帰宅し、追加のジョギング等は行わずゆっくり休む。

怪我からの復帰戦は、思ったよりも身体が動いてくれた。長野マラソンまでの残り期間、再故障に気を付けつつスタミナ面を復活させていきたい。

結果

キャップマウントカメラによる映像より 陸上競技場前ロータリーと北アルプス
出店のドネルケバブ FDA機のランディング
10kmの部 リザルト
記録 40分29秒 (最速者33:33, 最終完走者1:32:14)
中学生以上男子 順位 14位 (/完走257名/申込299名中)
総合順位(女子含む) 14位 (/完走389名/申込447名中)
※大会記録や順位は後日の信濃毎日新聞松本平タウン情報、および公式サイトに掲載されたもの。
ハーフ、2km、2kmファミリーの部を含めエントリー1535人のランニングイベントだった。

後日譚

ローム2による撮影は無事スタートからゴールまでを収めていたが、角度調整がまずく、まだテスト撮影の域を出ていなかった。またブレも大きく、パソコン上でのブレ補正解析を試みたがあまり効果がない。とは言え映像でランを振り返ることが出来るのは面白いものだと思った。一応、ユーチューブにソースファイルからそのままでアップした。
→YouTube: (test)第2回春のランニングフェスティバル2013in信州スカイパーク

10kmコースのラスト1kmが長い件についてアンケートに書いた。さらにコース図間違いの指摘も含めてフェイスブックにも報告してみた。そしたらスタッフさんがわざわざ再計測してくれたようで、ラスト1kmは1,235mありましたとのこと。するってえともう1分はタイムが短かったのかも知れない。まぁいいや、来年からもうちょっと正確になってくれれば。まだ若いイベントだし、これからも順調にファンを楽しませて欲しい。


リンク

公式フェイスブックアカウントの写真
春のランニングフェスティバルin信州スカイパーク公式サイト
大会要項やボランティア募集、記録、写真(右のサンプル)など。フェイスブックやツイッターもあり。
スポーツエントリー
イベント情報、エントリーサイト。
RUNNET
各マラソン大会のエントリーなど。
【松本平広域公園】信州スカイパーク公式サイト
利用案内やイベント情報など。

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