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久遠 : 先日のホワイトデー、職場の上司が女性陣、全員40歳オーバー、 既婚者にセクスィー下着を贈ったらしく大不評でした。 |
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未来 : てかセクハラじゃん! |
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久遠 : 本人にその気がないのが良いことなのか、悪いことなのか。 |
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未来 : そういうのは恋人や夫婦間でやることだろ。 |
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久遠 : 夫婦でやるのも如何なものかと思いますけどね。 久遠さんはリアル妹にクッキーをお返ししたら大変好評でした。 素直に喜んでくれて、我が妹ながら可愛いものだと思いました。 |
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未来 : 恋人とかではないあたりが…。 |
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久遠 : これがマイシスター四葉だったらよかったのにと思いました。 |
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未来 : 駄目人間だ。 |
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久遠 : そういえばある日の朝、仕事場の通路におかしなことがあったんですよ。 |
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未来 : おかしなこと? |
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久遠 : 美少女が居て「やっと会えたね、大好きだよ」とかいきなり言ってくるんですよ。 |
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未来 : なに、真顔で白昼夢語ってんのさ? |
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久遠 : なのでこちらも「何よりも『困難』で……『幸運』なくしては 出会えない道のりだった……。おまえに出会うという 道程がな」とか言っておきました。嘘ですけど。 |
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未来 : 知ってるよ。 |
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久遠 : 「僕も会いたかったよ」とか言っておきました。 |
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未来 : なんで薄っぺらい嘘のさらに薄皮ぶんだけ嘘を重ねるのさ? |
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久遠 : 本当は「わたしはあなたにフォーリンラブ!」とか言われました。 |
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未来 : 死ね、あふれでろ。このまま持久戦か?このヤロウ。 |
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久遠 : いえいえ、実はですね。縦60センチ、横20センチ程の 短冊形に切ったダンボールにでかでかと、上手いのか下手なのかわからない、 たぶん下手な字で『私は誰でせうか』と書いて吊してあったんですよ。 |
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未来 : …確かにおかしな事ではあるけど、べつに可笑しくはないわね。 |
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久遠 : 吊し責めですよ。 |
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未来 : 責めてはないだろ。 |
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久遠 : 「誰でせうか」って、これはクイズなのか記憶喪失なのか、 それすらわかりません。 |
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未来 : 記憶喪失ではないだろ。 |
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久遠 : 我々が言える事といえば、あなたはダンボールですよ、と。 |
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未来 : いやいや、ダンボールが本当の自分探ししてるわけじゃないでしょ。 |
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久遠 : 誰でもいいですよ、と。 |
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未来 : そりゃそうだ。 |
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久遠 : あなたが誰だろうと、他に替えがたいあなたなのだから。 |
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未来 : なにさ、その美談は? |
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久遠 : ぶっちゃけ、このダンボールもう飽きました。 |
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未来 : 身も蓋も無いない事を。 |