久遠 : 昨日のこと。仕事が終わりて家に帰りましたところ、 なんかね、妹がね、電子レンジのオーブン機能使ってケーキ焼いてて、 冷めてしまっていたわたくしの夕飯がね、温められませんでしたの。 |
未来 : ふーん。 |
久遠 : あ、妹って言っても、リアルのほうの妹ですよ。 |
未来 : わかってるよ。 |
久遠 : 仕方がないので、冷めた御飯と、デザートに焼き上がったケーキを食べたわけです。 |
未来 : 美味しかった? |
久遠 : 美味でした。それはさておき、これケーキ作ってくれるのが妹ではなく お姉さんだったらどうでしょうかしら?かしら? |
未来 : いや、どうって…同じでしょ? |
久遠 : 馬鹿!クララくらい馬鹿!意気地無しっ! 残念ながらわたくしにお姉さまは居ませんが、お姉さんと言うからには お姉さんと言うだけのお姉さんでなければならないお姉さんがあるわけですよ。 つまり全国のお姉さん方はディ・モールト、 ディ・モールト素敵お姉さんのはずなわけです。 |
未来 : は…? |
久遠 : よって、この久遠さんにもお姉さまが存在した場合、 ディ・モールトベネなお姉さんである事は明確の理! ケーキを焼きつつ、暖かい夕御飯を用意しておいてくれるような! 少なくとも「ガスコンロは使えるから焼き上がるまでの40分間、 豚汁だけ飲んでれば良いんじゃない」とかは言わないような! |
未来 : 言われたのか。 |
久遠 : そんなわけで、幼い頃に飛行機事故により生き別れた、 長い髪が美しく、優しい笑顔のおしとやかな19歳のお姉さん募集っ! |
未来 : 待てそこの2●歳!年下じゃないのさ!? (管理人註・都合により実年齢は伏せさせていただきました) |
久遠 : 何か問題が? |
未来 : 年下だって言ってるだろ! |
久遠 : 馬鹿!ゴンザレス馬鹿!姉弟であることに歳の差なんて関係ないですよ! 19歳がわたくしのマイフェイバリット好き好きお姉さんなんですよ! |
未来 : 意味わかんないけどとりあえず全国のゴンザレスさんに謝れ! |
久遠 : ゴンザレスを巻き込むなぁっ!あいつは、もう関係ないんだ…! |
未来 : 巻き込んだのはあんたでしょうが! |
久遠 : それは貴様等の理論だろう!?新たな答えを見付けようとしない、 貴様達の考え方がゴンザレスを…っ! ウオォォォオオッ、ゴンザレスって誰だぁっ!? |
未来 : それはこっちの台詞だ! |
僕の知っているゴンザレスさんは鉛筆の黒鉛を取る仕事をしています。 |