...... 2001年 09月 01日 の日記 ......
■[ NO. 205 ] 晴れ
きれい、きれい
今日は叔母の家のトムをシャンプーしに出張してきました。
幸いトムは室内飼育に移行してもらえたのですが、まだたまに
外が恋しいのか脱走を図るそうで、昨日も叔母の家に着くと
玄関のドアが全開になっているので、また外へ出したのかと
ちょっとムッとしていると、そうではなくドアを開けた隙に
脱走したとの事、幸い遠くには行かないのですぐに捕まえて
さっそくシャンプーを開始しました。

最初は暴れるかと思い洗濯ネットに入れておいたのですが
大丈夫そうだったのでネットから出し、特に汚れていた手足や
お腹を重点的に洗うと、黒い水がけっこう出ました。

最後に顔と耳の中を軽く洗って、よくすすいで終わりに
しましたが、最後のころはよほど怖かったのかブルブルと
震えだし (かなりお湯は温かかったので寒かったわけでは
ないと思いますが…) すっかり親ばかになった叔母が 「震えてる
けど、大丈夫なの?」 と心配そうに見ていました。

そして水をよく切って終わりにすると叔母は 「トムちゃん
おりこうだったね〜」 と猫なで声を出しながらせっせと
タオルで拭いてくれました。まだ生後2ヶ月ほどの子猫なので
しっかりタオルドライをするとすぐに乾き、改めて見ると
全身が一皮向けたように色がうすくなりました (ようするに比較的
黒い猫だと思っていたのは汚れていただけなのでした(^^ゞ)。

乾いたところで先週相模原へ行ったときに購入した猫じゃらしを
取り出し遊んでみました。反応はと言えば、七奈より若い、
もとい幼いというのに、トムは七奈ほど激しく飛びついたり
せず、もちろんとても興味は示していましたが七奈のような
ムササビのようにジャンプをしまくったり、口でくわえて
持っていったりということはありませんでした。その様子を見て
七奈がいかにおてんばかということがよ〜くわかりました(^^ゞ

その後トムは疲れたのか私のひざの上に乗ったまま眠って
しまったのですが、私も他にすることがあったので、しばらく
してトムを猫ベッドに移して叔母の家を後にしました。

聞けばほとんど自分では動こうとしなかった祖母(もうすぐ
90歳) も気が付くとトムの寝ているソファに自分から移動して
うれしそうに見ていたとのこと、やっぱりコンパニオン
アニマルの力は偉大だとつくづく感じました。もちろん叔母は
祖母の世話に子猫の世話が加わって大変だと思いますが、
その大変さにかえても余りある楽しさを得たはずだと確信
し、私もうれしくなりました。

七奈がつけていた私のお手製のビーズの首輪をトムに譲り
鈴もついたので、これからは居場所もすぐわかるし、脱走も
予防できるでしょう。また来週も会いに行ってみよう(*^_^*)

そうそう、をやじ君午後になったら1日半ぶりにショボショボ
しながら帰ってきました。やっぱり喧嘩して姿を隠していた
みたいです。まったく…でも帰ってきたからいいか。


...... 2001年 09月 02日 の日記 ......
■[ NO. 206 ] 晴れ
壊れた…
マジでマズイ状態になりました。絶対おかしいです。
壊れたとしか言いようがありません。それは小次郎のことです。

以前から私に対してだけ威嚇したり、実際に攻撃をしかけたり
していましたが、今日はついにお兄ちゃんを標的にして
追いかけまわすようになりました。お兄ちゃんも一生懸命
威嚇しながら逃げ回るのですが、小次郎がどこまでも
お兄ちゃんを追い掛け回し、家の中を上へ下への大騒ぎなのです。
(2匹の6kgが全速力で走ると、ボロい我が家は地響きがする
ようです(@_@))

そしてさっき私が2階の自分の部屋でパソコンをしていると
下からギャッという鋭い悲鳴が聞こえてきました。あわてて
階下へ下りていくと、小次郎がお兄ちゃんにつかみかかっていて
あたり一面には小次郎とお兄ちゃんの毛が綿毛のような
塊になってフワフワと漂っていました。しかも根元から
パッキリと折れた爪も落ちていました。

いままで遊びで追いかけっこをしたことはあっても、これほど
までに激しく、しかも攻撃的になったことは一度もありません。
やはり小次郎の中で何かが壊れてしまったようです。七奈も
小次郎に近づくと激しく威嚇されるので、小次郎には
あまり近寄らなくなってしまいました。幸い怪我を負わされる
ような大事には至っていないのですが、家人が留守になると
目も届かず、どうなるかわかりません。万が一のことがあって
からでは遅いので、今真剣に別居を考えています。そのほうが
小次郎にとっても心穏やかで良いのではないかと思います。

両親が出勤する時に小次郎を連れて行ってもらい、帰宅する時に
連れて帰って来るようにすれば、お兄ちゃんと七奈だけなら
留守でも心配ありません。近々病院にも相談にいってみようと
思います。

アメリカなどでは、あまり手の付けられないような異常行動が
見られる時は、精神安定剤もよく処方されるようですので
お兄ちゃんの薬をもらいに行く時に先生に聞いてみて
お兄ちゃんの飲んでいる薬でもう少し含有量の高いものが
あったら処方してくれるかどうか、頼んでみようと思います。

ほんと、どうしちゃったんだろう?あまりに辛くて涙が
出そうになりました。だって、かわいがればかわいがるほど
小次郎に嫌われるんだもの。最近真剣に小次郎をひろった
事は間違いだったのかもしれないと思うようになりました…。


...... 2001年 09月 03日 の日記 ......
■[ NO. 207 ] 曇り
無視、無視、虫?
実は現在とある作戦を実行中です。名付けて「小次郎無視
無視作戦」。とにかく小次郎を完全に無視するという作戦で、
今のところ多少その効果があがっているような気がします。

事の始まりは、小次郎がおかしくなってしまった事でした。
とにかく人の顔を見れば常にフーフーシャーシャー威嚇し
あげくの果てには猫パンチや噛みつき攻撃の嵐です。今までは
何とか仲良くなろうと抱いたり、なでたりして努力して
きましたが、かえって状況を悪化させているような気がして
きたので、そんなに私のことが嫌いならばと、思い切って逆に
完全無視を決め込むことにしたのです。

とにかく無視無視で、お腹が空いて鳴こうが、わめこうが、
食器を鳴らそうが、ごはんもあげません。そのかわり、小次郎の
目の前でお兄ちゃんと七奈には思いっきり猫なで声で話し
かけながらごはんをあげます。小次郎が何かしている時は
とにかく母親を呼びます。さっきマーキングをしそうになった
時も母親にトイレに連れて行ってもらいました。

2日間近寄りも触りもせず、一言も声をかけないとさすがの
小次郎も何か違和感を感じているようですが、当分この作戦は
続けるつもりです。その方がお互いイライラせず、ストレスも
たまらず、私が引っ掻き傷をあちこちにつけられることもなく、
双方のために良いみたいだからです。

もちろん、こんなこと喜んでしているわけではありません。
本当は寂しくて仕方がないのですが、お互いの心の平静を
保つにはこんな方法しかないみたいです。そのうち小次郎の
ほうから甘えてくる日が来るのかな?


...... 2001年 09月 04日 の日記 ......
■[ NO. 208 ] 曇り
祝!1周年
今日でおかあちゃんが事故にあってから丸1年経ちます。
当初看取るつもりでお世話を始めたおかあちゃんですが、
(おそらく) 横隔膜ヘルニアからくる呼吸困難という
爆弾をかかえながらも、何とか今日までがんばってきて
くれました。最近ではナデナデもできるようになったし、
こんな日が来るとは予想もしていなかっただけに、感慨も
ひとしおです。

そこで、マグロのお刺身で1周年のお祝いをすることにしました。
会社からの帰りがけ、近所のスーパーに寄ってマグロの
お刺身を調達し (閉店前だったので、割引になってたの。
ラッキ〜) マグロの匂いをかぎつけて群がってくる小次郎たちを
払いのけながら、さっそくおかあちゃんの小屋にお刺身を
持って行きました。

そして、おかあちゃんに「がんばったご褒美だよ」と言って
マグロをあげたのですが、残念ながらおかあちゃんは1切れの
半分ほどしか食べませんでした。朝あげたごはんもかなり
残っていたし、また食欲が落ちてきているみたいでした。
そこで、ドライフードの上に細かくちぎってのせておきましたが
その後食べたかなぁ?

やはり季節の変わり目は体調が思わしくないようで、便の出が
悪くなって、それが原因で食欲が落ちてしまうのですが、今まで
何度もそのような状態を乗り越えてきたのですから、これからも
絶対大丈夫だと信じています。あまり食欲が無いようならば
デビフの流動食もたくさん買い置きがあるから、それをあげれば
良いし、とにかくよ〜く様子を見ながらこれからもず〜っと
長生きして2周年、3周年のお祝いをしたいと思います。

おかあちゃん、これからも一緒にがんばろうね!!


...... 2001年 09月 05日 の日記 ......
■[ NO. 209 ] 曇り
をやじく〜ん(+_+)
今朝父親が何かの用があって外へ出てもどってくるなり
「をやじ君の目がとんでもないことになってるぞ〜」と
教えてくれました。そこであわてて飛んでいってみると
確かにをやじ君の右目の上の部分から膿のようなピンクの物体が
塊になって出ており、その部分が腫れてをやじ君の顔は
まるでお岩さんのようになっていました(@_@)

目の上が腫れているので目つきも悪く見え、何だかとても
ガラの悪いヤクザ風の顔になっていました。びっくりして
あわててどこかに薬は無いかと探してみると、七奈の薬や
お兄ちゃんの薬など何種類か飲み残しが出てきましたが、
ちょうど亀ちゃんがやはりどこかで喧嘩をしてきて怪我した
時にもらった抗生物質があったので、それを飲ませることに
しました。

最初、昨日買ってきたカルカンの缶詰に薬を混ぜてをやじ君に
食べさせようとしたのですが、マズイのかそっぽを向いて
しまいました。そこで今度は力づくで薬を口の中に押し込んで
みたのですが、思い切りペッと吐き出されてしまいました(^^ゞ

をやじ君は日頃はとても大人しいのですが、亀ちゃんとは
反対に触られることが大嫌いなので、たまにしっぽでも
なでようものなら思い切り猫パンチが飛んでくるのです。
なので薬を飲ませるのも怖くて、恐る恐るやったので薬が
うまく喉の奥まで入らなかったようでした。

出勤時間を大分過ぎてしまっていたので、仕方なく薬を
飲ませるのはあきらめて、そのまま出勤してしまいました。

そして、夕方帰宅してみるとちょうどをやじ君がご飯を食べに
やってきたので様子を見てみると、目の上の腫れも大分ひいて
膿のようなものも出ていませんでした。そしてちょうど食卓に
新鮮な刺身(多分トムの家のおじさんが釣ってきたんだと思う)が
のっていたので、その刺身に薬を包んでをやじ君にあげて
みました。するとペロリと食べてしまったので、うまい具合に
薬も飲ませることができました。このまま明日には良くなって
たらいいな。せっかくをやじ君はかわいい顔をしているのに
お岩さん状態では良い男が台無しです(^○^)


...... 2001年 09月 06日 の日記 ......
■[ NO. 210 ] 晴れのち曇り
どうなっちゃうのかな…
そろそろお兄ちゃんの薬がなくなるので、会社からの帰りに
病院へ薬をもらいに行きました。そして、看護士さんが
薬を出してくれるのを待っていると、診察時間終了まぎわの
病院にオレンジ色の派手な洋服を来た25歳くらいの若い
お兄さんが入ってきました。そして、受付の看護士さんに
向かってずいっと差し出したその右手には、生後2ヶ月
くらいの、相当に汚れた茶ぶちの小さな子猫が握られていました。

お兄さんが猫をつかんだまま「道端で…」と言いかけたので、
待合室に居た別の女性が「ひいちゃったの?」と聞くと
お兄さんは「ひろっちゃったの!」と言いました。
既にあたりは暗くなっており、間一髪車でひきそうになった
所を、何とかよけてひろってきたということでした。

受付にいた看護士さんも、ただひろっただけの子猫ならば
受け取りはしなかったでしょうが、事故にでもあったのか、
子猫はしっぽが途中から切れており、大分血が出ているよう
でした。そこで看護士さんはお兄さんから子猫を受け取ると、
診察室の中へ連れて行き、獣医の先生に見せていました。

その後お兄さんは一応住所や名前などを記入する紙を渡されて
書いていたようでしたが、私は薬を受け取って用事が
すんだので、そのまま帰ってきてしまいました。

帰り道、車を運転しながら私はその子猫がこれからどうなるのか、
心配で心配でたまらなくなりました。お兄さんは怪我をして
いるからとわざわざ拾って、かばんに入れて子猫を病院まで
連れてきてくれました。とても優しくて、勇気のある今時
珍しい立派な青年だと思いました。受け答えもハキハキ
していて、礼儀正しかったし。

でも、いざその子猫に多大な治療費がかかるということが
わかったら、一体お兄さんはどうするでしょうか?何せ子猫は
しっぽが切れてしまっていますから、手術が必要かもしれませんし
何日も入院するかもしれません。そうなると、相当な治療費が
かかると思われます。

多分、お兄さんの頭の中にはそんなことは全く無かったと
思います。ただ、怪我をしているからとにかく病院に連れて
行かなくちゃ、と思ってきっと病院に来たのでしょう。
しかしそれでは病院も困ってしまいます。治療費もとれない、
飼い主もいない野良猫では手厚い看護をしてくれるとは思えません。
だって病院は慈善事業をしているわけではありませんから…。

お兄さんは子猫を飼ってくれるのだろうか?飼ってくれない
あるいは飼いたくても飼える状況に無い場合、病院は子猫を
治療してくれるのだろうか?もしかしたらその場で安楽死
なんてこともあるのだろうか?でも安楽死させる前に、
子猫はもう助からないのかもしれないし…。

そんな、こんなで、勝手にいろんな事を考えていたら、何だか
また泣けてきてしまいました。せっかく優しいお兄さんが
助けてくれた命だから、幸せになってほしい。でも私には
どうすることもできない…。またまた自分の無力さを感じて
涙がとまりませんでした。

一生懸命心の中で「子猫は優しいお兄さんに飼ってもらえて、
けがもすぐに治って、幸せになれるかもしれないんだから、
そんなに悲観的になっちゃいけない」と自分を叱咤したの
ですが、
もともとネガティブ思考な人間なので、やはり悪いことばかりが
頭の中をよぎってしまいます。

今日、病院に薬なんかもらいに行かなければ良かったかしら。
そうすればまたこんな辛い気持ちにならずにすんだのに。
でも、知らなければどこでどんな不幸な事がおこっていても
いいんだという無関心もよくないし、考えれば考えるほど
わからなくなってしまいます。

どうして世の中こんなにも辛いことばかりなのでしょう?
世の中から辛いことや苦しいことが無くなる日はないので
しょうか?
この世に命というものがあるかぎり、無くなることはない
のでしょうね。


...... 2001年 09月 07日 の日記 ......
■[ NO. 211 ] 雨のち曇り
亀ちゃんや〜い
今朝から亀ちゃんの姿が見えません。夕方一旦帰宅した時も
その後出かけた会社の飲み会から帰ってきた時も亀ちゃんは
いませんでした。いつもなら私が外へ出ればその音を聞きつけて
どこからでも飛んできてくれるのに、今日は一度も亀ちゃんの
姿を見ていないのです。どこ行っちゃったんだろう?

母親にも聞いてみたのですが、見ていないとのこと。
用心深い亀ちゃんのことだから交通事故にあうようなことは
無いとは思いますが、それでもやっぱり心配です。
それともをやじ君との縄張り争いがいやになって、どこかへ
出て行ってしまったのかな?をやじ君はちゃんといるんですよね。

え〜ん、亀ちゃんがいなくなっちゃったら悲しいよ〜。
もう一度外に行って見てこようかな。あ〜、本当に心配…。


...... 2001年 09月 08日 の日記 ......
■[ NO. 212 ] 晴れ
七奈はとんでもない
人見知りです。まじでマズイ状況です。

実は先日母親の仲良しの近所に住むおばさんが用事があって
家に来たので、かわいい七奈ちゃんを自慢しようと七奈を
だっこしておばさんに近づいて行きました。すると、七奈は
ものすごい勢いで2階へ上って行ったきり、そのおばさんが
帰るまで出てきませんでした。

次に今日の昼過ぎ、親戚のおじさんといとこが父親に相談があると
言ってやってきました。この二人は七奈を見たことがないので、
またまた自慢しようと思ったのですが、今度は抱っこする
間もなく2階へどひゅーんと行ったきり、やはり二人が帰るまで
出てきませんでした。

そして3時過ぎに、今度は弟一家が私の愛車にCDチェンジャーを
取り付けるためにやって来たのですが、またまた七奈は2階へ
上ったきり、いくらごはんだよ〜と呼んでも降りてきません。
仕方ないので、ごはんとトイレを出前して、下へ降りてこなくても
私の部屋で過ごせるようにしてあげました。(だって、トイレを
我慢するのは良くないし、そのへんでそそうされても困るし…)

1ヶ月ほど前に弟一家が来た時は、七奈はごく普通に辺りを
うろうろしたり、おいっこに猫じゃらしをふってもらったりして
遊んでいたのに、どうしてこんなに人見知りになってしまった
のか、原因がわかりません。人間にも2、3歳になると人見知りの
時期があるように、にゃんにもそういう時期があるのでしょうか?

皆が寝静まった後は、階下におりていって何やらやっていた
ようですが、
朝になってまた人が階下に集まりだしたら、ダッシュで2階に
逃げ込んで来ました。この状態は弟一家が帰るまで続くみたいです。

せっかくかわいい七奈ちゃんをみんなに自慢したいのに、
これじゃあ透明猫 (ちゃんといるのに誰にも見えないって事)
になっちゃうよ〜。(*_*)

そのうち治るのかな??

(註:この日記は9/9の早朝に書いたものです。)


...... 2001年 09月 09日 の日記 ......
■[ NO. 213 ] 曇り
むっか〜
さっき、とある掲示板を見ていたら、増やすだけ増やして
飼いきれなくなって、わざわざ猫雑誌に特集くんでもらって
里親をさがしているという写真家夫婦の話題が出ていました。

この時点でかなり腹が立っていたのですが、詳しい経緯が
知りたいと思っていたら、当のご本人が理由を説明しているという
サイトがリンクされていたので読んでみると、その写真家
夫婦のひたすら自分たちを正当化しようとする言い訳だけが
羅列されており、里親探しとは名ばかりで、自分たちが
していることがていのいい猫を捨てる行為だという認識は
まったくなく、捨てられる猫について詫びの一つも無い、
いかにも文化人ぽいシャレた書き方のただの言い逃れの文章に
読んだ途端に更に怒りが爆発して、つい文句のメールを
書いて送りつけてしまいました(^^ゞ

言い訳ばかりしている無責任な人々だから、返事も来ない
だろうけど、こんなオオバカな輩が愛猫家を自称している
猫写真家だなんて、マジで頭に来る。あ〜、悔しい。悔しすぎる。
捨てられる何十匹だかいる猫たちにかわって、その生ぬるい
根性をたたきなおしてやりたい。アホな人間の被害に会うのは
いつも罪もない動物ばかり…。あ〜あ、空しいわ…。


...... 2001年 09月 10日 の日記 ......
■[ NO. 214 ]
またまた
台風が来ています。というか、来るみたいです。
なので、父親におかあちゃんの小屋の雨戸をしめてもらいました。

前回1ヶ月ほど前だったかしら?台風が来ると言って大騒ぎ
した時は、結局ほとんど雨は降らず、風も少しだけ吹いた
程度で台風の気配すら感じられなかったので、せっかくの
雨戸も閉めてはおいたのですがそれほど役には立ちませんでした。

もちろん雨戸がないといられないほど激しい雨が降ったり、
強い風が吹いたりするのはいやですが、それでもせっかく
父親と二人がかりで苦労してつけた雨戸ですから、多少は
役に立って欲しいなぁという気持ちもあります。

天気予報では明日の朝以降に台風がこちらへ向かってゆっくりと
やってくる様子ですが、東側に曲がってくれればこちらは
台風の西側に入り、暴風雨などもそれほど激しくないと
思われるので、今のところそんなに心配はしていません。

でも、万が一避難でもしなければならないような状況なったら、
どうやって皆を連れて行こうか、真剣に考えてしまいますよね。
今はひたすらそんな事態が起こらないことを祈るしか
ありませんが…。


...... 2001年 09月 11日 の日記 ......
■[ NO. 215 ] 雨のち晴れ
あ〜ら、ごめんなさい (デビ婦人風に)
最近またお兄ちゃんのちっちの出が悪い気がするのです。
トイレのお掃除をしても、以前のようにちっちの玉がずっしりと
手に響いてこないのです。(固まる猫砂なので、ちっちの
量に比例して塊が大きく、重くなりますよね。)

そこで、以前はお兄ちゃんのちっちの様子を猫のトイレ部屋の
外から聞き耳を立てて観察していたのですが、最近はトイレ部屋の
中に一緒に入っていって、間近で観察するようにしたのです。
猫はトイレの様子を見られても恥ずかしくないと、何かの
本にも書いてあったし…。

しかし、やはりおトイレの最中に近くからジロジロ見られる
ことは、さすがのお兄ちゃんにとっても苦痛なのでしょう。
今朝もいつものようにお兄ちゃんについてトイレに入ったの
ですが、ちっちの体勢に入ったと同時に思い切り「うう〜」
と低い声で怒られてしまいました(^^ゞ

そこで、あわててトイレから出たのですが、お兄ちゃんの
ちっちの感覚も止まってしまったようで、ほんの少しちっちを
しただけで、トイレから出てきてしまいました。そして
最近頻繁にあるのですが、大事な部分をずっとなめているので
膀胱炎の前兆ではないかと、余計心配になってしまったのでした。

とりあえず母親に頻尿の傾向が見られたらすぐ携帯に電話を
するように頼んで出勤しましたが、今のところ頻尿の症状は
出ていないみたいです。お兄ちゃんは夕方にもトイレに
行きましたが、この時はちゃんとトイレの外から聞き耳を立てて
音で確認しました。以前のような元気の良い音はしませんでしたが
とりあえずある程度の量は出ているようでした。

あ〜、早く膀胱炎が治ってくれないかな。この様子だと当分
薬を飲み続けなければまたすぐに膀胱炎が再発しそうで、
とっても心配です(-_-)


...... 2001年 09月 12日 の日記 ......
■[ NO. 216 ] 晴れ
恐ろしい世の中
昨日の夜から繰り返し流れるあのシーンは、現実のもの
なのだろうか…。たちの悪いジョークか、良くできた映画なら
いいのに…。

何とも恐ろしい世の中になりました。既に世界中の人が
知っているこの事件ですから、あえて詳細は書きませんが
とにかく恐ろしいとしか言えません。

昨日の晩、初めてその映像を見た時、あまりの恐怖に足が
震えて立っていることすらできませんでした。飛行機にも、
ビルの中やその周囲にも、ペンタゴンの中にも大勢の人が
いたはずです。被害にあわれたそれらの方々が、いかに
激しい恐怖の中で死んでいったのか、その瞬間を思うと
何だか気が遠くなるようで、吐き気すらしてきます。

そして、ここが遠く離れた日本だとは言え、テロ行為は
いつ、どこで発生するかわかりません。今ここでこうして
のんきにしていても、次に被害に会うのは自分かもしれない
のです。アメリカが報復攻撃にでて、万が一戦争にでもなれば
状況は更に悪化するでしょう。

世界中の生きとし生ける全ての命のために、心から平和的
解決を望みます。猫たちに迫り来る恐怖を払いのけてもらい
ながら、被害にあわれた方と世界の恒久平和のために
祈りをささげました。


...... 2001年 09月 13日 の日記 ......
■[ NO. 217 ] 曇り
今日のマグロは…
結構おいしかったです。やっぱり天然もののマグロは、
切り落としの部分でも、冷凍ものでも養殖とは味が違いますね。
おかげで猫たちのクレクレ攻撃も一層激しく、今日の晩ごはんは
猫たちと激しい攻防戦をくりひろげながら、何とかすませ
ました(^^ゞ

父親など、あまり猫たちが寄ってきてうるさいので、マグロを
こまざいてから、あちこちに箸で投げていました。で、猫たちが
それに飛びついて食べている間に自分も食べるという、何とも
落ち着かないというか、笑えるというか、そんな夕食でした。

その後おかあちゃんと亀ちゃんにもお刺身をあげましたが
(今日はをやじ君は来なかったなぁ…) 亀ちゃんは久しぶりに
うみゃうみゃと言いながら食べ (本当においしいお刺身で
ないと言わないんです) おかあちゃんは初めて私の手から
直接マグロを食べてくれました。今までおかあちゃんに
手から食べてもらおうと何度かマグロで試してみたのですが
その度に後ずさりされてしまってだめだったのですが、
今日はマグロのおいしさも手伝ってか、初めて手からマグロを
食べてくれました。本当にうれしかったです。

まだマグロが少し残っているので、また明日みんなに分けて
あげようっと(*^_^*)


...... 2001年 09月 14日 の日記 ......
■[ NO. 218 ] 曇り
無くなっちゃった…
七奈は一番最初に買った首輪を2週間ほどつけていただけで
後はずっと私の手作りのビーズの首輪をつけています。
実は私は手芸が結構好きで、最近はビーズに凝っているので
七奈の首輪を作るのが楽しくて仕方が無いのです。

そして昨日までは、一番最初のシンプルなものから数えて
4本目の青い首輪をしていました。これはチョーカー タイプの
少し幅広のもので、金色のピコットがついていてとてもかわい
らしいデザインで、とても気に入っていたので自分にも
おそろいのブレスレットを作ろうと思っていたのでした。

しかし、昨日の夜小次郎とドタバタ運動会をしてきた後に
七奈を見るとその首輪が無いではありませんか(*_*)
多少成長しても付けられるようにと少し長めに作っておいたのが
いけなかったのかもしれません。おそらく小次郎ともみあって
いるうちに、抜けてしまったのでしょう。

七奈がもぐりこみそうな場所やいきそうな場所をくまなく
探してみたのですが結局首輪はみつからず、仕方なくその前に
つけていた3本目の首輪で私のブレスレットになっていた
ものに鈴をつけなおして、また首輪としてつけてあげました。
(これはカラフルな色使いのもので、ハイビスカスのビーズが
アクセントになっている、夏仕様の首輪なのです。)

それから、ことある毎に床をのぞいたり、置いてあるものを
どけて見たりしているのですが、首輪はまだみつかっていません。
ほんと、どこ行っちゃったのかな〜。一番気に入ってたのにな…。
仕方ないから、もう一度同じ首輪を作るしかないか…。


...... 2001年 09月 15日 の日記 ......
■[ NO. 219 ] 晴れ
お昼寝三者三様
今日は部屋の片付けをしながら1日家にいました。最近は
休日も何かどうか用事があって出かけることが多かったので、
こんなに落ち着いて家にいたのは、とても久しぶりでした。

そして、今日は1日家にいるのだから、最近ほとんどほったらかし
状態のにゃんたちをたまには思い切りかまってあげようと
期待していたのですが、朝ごはんが終わると、それぞれの
寝場所へさっさと引き上げてしまい、かまってあげるどころか
みんな一斉にいなくなってしまいました(+_+)

お兄ちゃんは定位置の2段ケージの上、小次郎は2階の物置、
そして七奈はいつもなら猫ベッドに入るのですが、今日は
姿が見えなくなりました。その後、小次郎は階下におりてきて、
むりやりお兄ちゃんの横に割りこんで狭い場所でくっつくように
して二人で眠っていましたが、七奈は姿を見せません。

そして1時間がたち、2時間がたち、お昼がすぎても七奈は
出てきません。一応家の中を探してはみたのですが、七奈は
小さいので首輪についている鈴の音がしなくなると例え家の中
にいることがわかっていても、探し出すのは困難です。

さすがに夕方近くになって心配になってきたので、大声で
七奈の名前を呼んでみると、2階からチリンチリンという鈴の音
とともに七奈がどこからか下りてきました。結局七奈は今日
1日どこかにもぐりこんで一人で昼寝をしていたのでした。

七奈がまだ保護されずに我が家の敷地内でウロウロしていた時、
亀ちゃんが添い寝をしてくれたこともありましたが、基本的に
七奈は一人で行動していたので、普段は甘えん坊でも小次郎の
ように分離不安症かと思うほど誰かにくっついていないと
いられないということは無いみたいです。

ベタベタしていなくて良い気もしますが、もっとくっついて
眠って欲しいとも思ったりして、なかなか難しいものです(^^ゞ


...... 2001年 09月 16日 の日記 ......
■[ NO. 220 ] 晴れ
いろんなこと…
最近いろんなことを考えます。しかも悪いことばかり…。
だって、テレビには例の恐ろしい映像がこれでもかとばかりに
繰り返し流されているし、専門家の話を聞けばこれからの
世界情勢や経済などについて、先行きの暗い話ばかりするし…。
これだけの事実や予想をつきつけられて、不安にならない人
なんているのでしょうか?

その上日本には大地震や台風、火山など、自然災害も多く
あり、これらはほとんど予知、予測、回避できないもの
ばかりです。万が一自分が家を失うことになったら、
どうしよう…。
それでも多少避難する時間があればいいけど、火事みたいに
すぐに家を飛び出さなければならないような状況に陥ったら
どうやって皆を連れて行こう…。

災害は無くても、交通事故にあったり、心臓発作や脳血管系の
疾患で突然死んでしまうかもしれない。そうしたら、誰が
子供たちの面倒を見てくれるのだろう…。会社が業績不振だから
もしクビにでもなったら、今食べているごはんなど高価で
買ってあげられなってしまう。そしたらお兄ちゃんの病気が
再発してしまうかもしれない…。

次から次へと不安が襲ってきます。否定しても否定しても
心の奥底から地下のマグマのように、ふつふつと沸きあがって
くるのです。このままでは頭がおかしくなってしまいそうです。

まあ、おかしくなったところで何も解決しませんが、少なくとも
正常なままで辛い現実を見るよりはいいかもしれない…。
いっそこのまま狂ってしまおうか…。右も左もわからない、
何もわからない、いるのはただお兄ちゃんたちと私だけの世界に
行ってしまいたい…。


...... 2001年 09月 17日 の日記 ......
■[ NO. 221 ] 晴れ
うれしくって涙が出ちゃう…
お兄ちゃんの薬が今日の分で終わってしまうので、会社の
帰りにまた動物病院へ行きました。先週末の土曜日が祭日で
休診だったこともあり、病院はとんでもない混雑ぶりで
駐車場も一杯ならば、待合室も座る場所がないほど混んで
いました。

そして、受付で診察券を出して他の人の邪魔にならないように
すみっこに立って待っていると、どこかで見たような動物
病院には似つかわしくない少々派手めの若いお兄さんが
キャリー片手に病院に入ってきました。私が誰だっけか?
と記憶をたどってみると、はたと思い出しました。
そうです、前回10日ほど前にやはり薬をもらいに来た時に、
事故か何かでしっぽを切断してしまって、ひろわれ連れて
こられたあの子猫だったのです!!

私はめちゃめちゃうれしくなって、涙が出そうになるのを
必死にこらえていました。あの時は、子猫の行く末が心配で
帰宅する車の中でメソメソしていた私ですが、今日見た感じでは
お兄さんが子猫を引き取ってくれて、その後も面倒を良く
見ているらしき様子がうかがわれました。キャリーはうちの
お兄ちゃんのと同じ、両面が開く比較的大きめなもので、
中にはきちんとシーツが敷かれていて、その上に小さな子猫が
ちょこんと座っているのが見えました。

最初にも書いたように、病院は激しい混雑ぶりで私が薬をもらう
だけでもかなり待たされたのですが、その間もお兄さんは
じっと静かに順番を待っていて、子猫も鳴きもせずにキャリーの
中でおとなしくしていました。きっと二人の間にはもう
十分な信頼関係ができあがっているのでしょう(^_^)

最近いろいろショックだったり心配なことがあって、少々
現実逃避願望が強くなっていた私ですが、優しいお兄さんと
幸せな子猫の姿を見て、世の中辛いことや悲しいことばかりでは
無いんだと改めて思うとともに、ちょっぴり元気にもなりました。

あのお兄さんと子猫が、これから先もず〜っと、ず〜っと
仲良しでいられますように。心から祈っています。


...... 2001年 09月 18日 の日記 ......
■[ NO. 222 ] 晴れ
優しい亀ちゃん
最近社会情勢や会社の業績悪化などで心配なことが多く、
だんだんと食事ものどを通らなくなってきてしまいましたが、
そんな時にやはり心の支えになってくれるのが、かわいい
猫たちです。どんなにいたずらをしようと、家の中じゅうに
マーキングをしようと、そばにいてくれるだけでがんばらなくちゃ
という気持ちが湧いてきます。

でも、時々どうしようもなく不安で不安でたまらなくなると、
お兄ちゃんたちをぎゅ〜っと抱きしめて、その不安を払いのけて
もらおうとします。しかし、ご存知の通り小次郎はそんなことを
すればフーフー、シャーシャー威嚇して大変だし、お兄ちゃんも
いや〜ん (本当にこう聞こえるんです) と言って逃げていって
しまうし、七奈など足が速くて捕まえることすらできません(^^ゞ

こんな時私を癒してくれるのが、亀ちゃんです。亀ちゃんは
私が撫でていればいるだけ、喜んでナデナデされてくれます。
お腹を丸出しにして、両手でモミモミの仕草をしながら
時には撫でている私の手をそっと両手でつかんでペロペロと
なめてくれたりして、いつまでも一緒にいてくれます。

そんな時は、私も何も考えずにただ亀ちゃんのフカフカな
お腹に手をあてながら、時の経つのも忘れてぼ〜〜っと
してしまいます。いつまでもその幸せが続くことを祈りながら…。

亀ちゃんには私の気持ちが読めるのです。特に七奈を保護した
時の亀ちゃんの行動には、本当に驚かされました。この話は
いずれ七奈のページを作ったらきちんと書こうと思いますが
やはり亀ちゃんはただの猫ではありません。亀ちゃんが
世界を救う救世主だったらどんなにいいか…亀ちゃんをナデナデ
しながら、そんな事も考えました。あぁ、本当にどこからか
救世主が現れてあらゆる問題をぱ〜っと解決して平和な
地球を取り戻してくれないかしら。あと私にできることは
ひたすら祈ることだけです…。


...... 2001年 09月 19日 の日記 ......
■[ NO. 223 ] 晴れ
不思議だな…
実は昨日の夜ベッドに入るまで、私の頭の中は恐怖と虚脱感で
一杯でした。テレビでニュースを見れば、世界が戦争に
(そして最終的には人類滅亡に)向かってまっすぐにつき進んで
いるような気がするし、どんよりと煙った空を見れば、今にも
天変地異が起こりそうな気がするし、滅多に通らない
飛行機が家の上を通り過ぎると、それがまるで我が家に
向かってつっこんでくるような気がするし…。

ここ数日、自分がこんなにも臆病で悲観論者でネガティブな
性格だとは思えないくらい、くら〜い毎日を過ごしていました。

しかし、今朝起きてみたら、そんな気持ちはどこへやら、
まったくと言っていいほど不安はきれいに消え去っていました。
自分の中で何がどう変わったのか、まったくわかりません。
これと言って何をしたということもありません。でも、なぜだか
心が軽く、明るくなっていました。

昨日、亀ちゃんを思い切りナデナデしたのが良かったのか、
珍しく七奈が一晩中一緒にくっついて眠ってくれたのが
良かったのか、はたまた久しぶりにお兄ちゃんと猫じゃらしで
遊んだのが良かったのか、まったく理由はわかりませんが
とにかく今までのどんよりと暗く沈んでいた心が嘘のように
軽くなりました。

きっと、あまりに落ち込んでいる私を見かねて、私が眠って
いる間に元気になるおまじないをにゃん達がかけてくれたのだと
思います。絶対彼らには何らかの秘めた力があると私は
信じます。

コンパニオン アニマルの力は偉大です!!やはり
ここまでに腐りきった人間社会を正常な軌道に戻すには
彼らの力を借りるしかありません!! 心の底から強くそう
思いました。


...... 2001年 09月 20日 の日記 ......
■[ NO. 224 ] 晴れ
ええ〜〜(+_+)
実は最近お兄ちゃんがトイレをし終わると、すぐに大事な
ところをペロペロなめるので、とても気になっていました。
これは大事なあたりに違和感があることを示しており、また
膀胱炎が再発したのかとビクビクしていたのです。

そして、月曜日に仕事が終わってから薬をもらいに行った時に
病院でこの事を話すと、尿検査をする必要があるので近いうちに
連れてくるようにと言われたので、今日思い切ってお兄ちゃんを
連れて病院に行ったところ、やはり結晶が出ているらしい
とのことで、皮下輸液の点滴に注射、それから今までとは
違う飲み薬を2種類も出されてしまいました(+_+) しかも
明日からまた毎日通院しろとか言われちゃうし…。(でも
ちっちは溜まってなかったから結局今日も尿検査はでき
なかったの。いつになったらやってくれるんだか(-.-))

一体いつになったらお兄ちゃんの膀胱炎は治るんだろう?
今のところはなんとか療法食も拒否していられるけど、
このままだとやっぱり療法食を食べなければならなくなる
だろうとか言われてしまうし、毎日点滴に通うのはお兄ちゃん
にとっても私にとっても大変だし、かといってこのまま放置して
お兄ちゃんの具合が余計悪くなっても困るし…。

本当に弱り目に祟り目というのは、こういう事を言うので
しょうね(T_T) もう、いい加減疲れてしまいました。毎日
薬を飲ませるのも大変だし、無理やり口の奥につっこむので
お兄ちゃんもかわいそうだし。でも、食欲だけはめちゃめちゃ
あるので、今日病院で体重を量ったらなんと6.1kgで、ついに
6kgの大台を超えてしまいました(@_@) 一体いつまで成長
したら気が済むんだろう?

あぁ、毎日憂鬱なことばかりで、ほんと嫌になっちゃう…。


...... 2001年 09月 21日 の日記 ......
■[ NO. 225 ]
不憫だわ〜(T_T)
今日もお兄ちゃんを連れて病院に行きました。そして、先生が
お兄ちゃんの膀胱を触診して、尿が溜まっているみたいだと
言いました。でも尿検査をしようとは言いませんでした。
今回の膀胱炎が再発してからすでに2ヶ月近くが経とうとして
いるのに、行く度に尿が溜まっていないから検査できないと
言われて、未だに1回も尿検査をしていないのです。

そこで、なぜか今日は病院がとても空いていたので尿検査は
してもらえないのですかと聞くと、ではやりましょうか
(この言葉にはかなり頭に来ましたが…) と言って、私は
待合室で待っているようにと診察室の外へ出されてしまいました。

診察室のドアは細いガラスの部分があって、中が見えるように
なっているのですが、なぜか尿検査をする時になって急に
そのガラス部分にカーテンがおろされてしまい、中が見えなく
なってしまいました。しかし中からはお兄ちゃんのウ〜という
唸り声やギャーという悲鳴が聞こえてきます。私はお兄ちゃんが
あまりにかわいそうになって、もうやめて下さいと部屋に
飛び込もうかとも思いました。

そうこうしているうちに診察室のドアがあいて、尿を採取したから
いいですよと言われて中に入ったのですが、お兄ちゃんは
エリザベスカラーを巻かれて相変わらずシャーシャーと怒り
まくっていました。そして先生が皮下輸液の点滴を始めようと
すると、膀胱を圧迫されたため溜まっていた尿が出てきて
しまい、
みるみるうちに診察台に大きな水溜りができてしまいました。

そしてなんと、その水溜りを踏んづけて暴れ出したので、
あたりには尿が飛び散り、私の顔にもピシャっとかなり
大きな雫が飛んできました(@_@) 先生があわててシーツを
持ってきて水溜りを吸い取ってくれましたが、それでも
ちっちは出続けなかなか止まりませんでした。

そしてちっちが一段落してから点滴を始めたのですが、
興奮している上に点滴をするためさらに押さえつけたので、
点滴が終わるころには興奮が頂点に達しており、口からは
ヨダレがだらだらと流れ、しまいには興奮しすぎて胃液を
吐いてしまいました。あまりに興奮が激しいので、点滴が
終わってからすぐにキャリーに入れ、車の中へ置いてきて
尿検査の結果を聞き、その後帰宅しました。

しかし帰りの車の中で、何だか私の鼻が刺激されるのです。
もしや…と思い家についてお兄ちゃんのキャリーをもちあげると
案の定車のシートに大きなしみがついていました。結局
病院でちっちが全て出なかったようで、車の中で粗相を
してしまったのでした。

あわてて蒸しタオルを作ってお兄ちゃんをキャリーから出して
拭き、車のシートもよく拭いてファブリーズをかけておきました。

ここまでストレスがかかると、お兄ちゃんを病院に連れて
行くこともかわいそうになってしまいます。今度の薬は
粒が大きいから飲ませるのも大変だし、このままだと
療法食を食べさせられる可能性が高いし、早く良くなって
くれればいいのに…。


...... 2001年 09月 22日 の日記 ......
■[ NO. 226 ] 晴れ
墓穴を掘ってしまった…
今日もお兄ちゃんは病院通いでした。これでもう3日目です。
連日の外出+病院でのストレスでかなり疲れているらしく、
帰宅するとご飯だけ食べて眠ってしまうことが多くなりました。
(今日あたりはかなり気温が下がっていて寒いこともある
かもしれませんが…。)

そんなお兄ちゃんの姿を見るのは忍びないし、私も納期の
迫っている仕事を早く切り上げて病院へ行くのは後で困る
事になるので、今日病院へ行った時に思い切って仕事の都合で
来週は通院できそうもないから、点滴は止めても良いかと
聞いてみました。

毎日きちんと薬は飲んでいるんだし、頻尿の症状も出ていないし、
何より点滴をすることの意義を疑うご意見も聞いたりしたので
自分では点滴は止めても良いのではないかと思ったのです。

しかしそこは敵もさるもの、「じゃあ、明日とあさって
来て下さい」と言われてしまいました。私は思わず心の中で
「しまった〜〜(*_*)」と叫んでいました。なぜなら、明日は
日曜日、月曜日は祭日で本来はどちらも休診日です。そして
休診日に診察を受けると休日診察料として5000円余計に
払わなければならないのです!!!

幸か不幸か明日は予定があったので来れないと言うと、
じゃああさっては来れますね、と言われさっさと予約も
入れられてしまいました。私は自分の都合にかこつけて
何とか通院回数を減らそうと画策したのに、見事に裏を
かかれて結局は余計な出費を招くことになってしまい、
自分の浅はかさに情け無いやら腹が立つやら…。本当に
トホホな気分というのはこういうことだと実感しました。

あ〜あ、めちゃめちゃ楽しくない3連休になっちゃった(T_T)
自分がいけないんだけど…。


...... 2001年 09月 23日 の日記 ......
■[ NO. 227 ] 晴れ
七奈の寝言
昨日の晩は早々にお兄ちゃんと小次郎が母親のベッドに
もぐりこんでしまったため、母親は両手に花とか言いながら
川の字になってさっさと眠ってしまいました。私はここ数日
お兄ちゃんと一緒に眠っていたのですが、お兄ちゃんに浮気を
されてしまったので、仕方なく(と言うと七奈に失礼ですが)
七奈と一緒に寝ることにしました。

七奈はとても軽いので体に上に乗ってきても、ほとんど
重いという感覚がなく、お兄ちゃんたちと眠る時とはまったく
違った状況になります。ついでにお兄ちゃんは一旦もぐりこむと
布団から出て行くことはまずないのですが、七奈は出たり
入ったり、足元へ行ったかと思うと肩口から外へ出て、そのうち
また首のあたりを手でかいて開けろという仕草をして入ったかと
思うとすぐに出て行ってしまうという、何とも落ち着かない
動作を朝まで何回も何回も繰り返すのです。

おかげでこちらは寝不足で、ぜんぜん眠った気がしません。
その上、私と同じ枕に頭を並べて寝ていたかと思うと
突然口をクチャクチャと動かしてまるで何かを食べている
ような仕草をするし、見ていて飽きないというか、落ち着かない
というか…。

ここ数日はいよいよ冬の到来かと思うような寒い毎日が
続いているので、猫がやたらとくっついてきてくれてうれしい
のですが、膝の上で眠られてしまうと動けなくなってしまうので
何もできないし、一緒の布団で眠れば蹴ったりしないか
心配で熟睡はできないし、うれしいような、ちょっと辛いような、
でも嫌われて見向きもされないような状況よりは断然良いと
自分では納得しています。これからは湯たんぽがわりで
暖かいしね(^_^)


...... 2001年 09月 24日 の日記 ......
■[ NO. 228 ] 晴れ
がんばるぞ〜!!
今日も雲ひとつない快晴の良い天気だというのに、私は毎度の
病院通いでした。実は昨日の夜からまたお兄ちゃんの頻尿が
始まってしまい、5分おきにトイレに行くので心配で心配で
夜もあまりよく眠れないし、食事もほとんど喉を通らなく
なってしまいました。

今日は本来休診日ということもあって、他に患者さんがいない
であろうことは予想できたので、この際治療しているにも
かかわらずどうして頻尿が再発したのか、はっきりと説明
してもらおうと固い決意をもって病院に向かいました。

そしてまず点滴の治療を受けてから、40分かけていろいろな
説明を聞きました。何が膀胱炎の原因と思われるのか、その
原因を取り除くためにどのような治療を行っているのか、
そして現在飲んでいる薬の効果など、かなり詳しく説明して
もらいました。それから、療法食の必要性についても話し合い
私は現在与えているアズミラの資料をネットから印刷して持参し、
食餌についての今後の方針もある程度決めました。

先生が最初から私の意見や希望を否定するという態度は
まったくなく、資料をぱっと見た感じでは結晶が再発さえ
しなければアズミラでも良いだろうと言ってくれました。
とりあえず先生も資料をよく読んでみるということで、
結論としては2週間アズミラのままで様子を見て、症状が
改善されなければあきらめて療法食に切り替えましょうと
いうことになりました。

いろいろな詳しい説明を受けての結論なので、切り替えざるを
得なくなった場合には仕方が無いだろうと私も納得しましたが、
何とか療法食を食べずにすむように、2週間でお兄ちゃんの状態を
改善させようと改めて闘志がわいて来ました。

さっそく帰宅して今まであげたりあげなかったりだった
サプリメントをすべてかけたごはんをあげ、薬も今日からは
絶対欠かさず飲ませようと決心しました。これから新しい
サプリメントも追加すべく検討していく予定です。

毎日のように病院へ通う私も大変ですが、何より一番辛いのは
病気で具合が悪いところへ持ってきて、毎日いやな病院へ
連れ出され、無理やり押さえつけられて治療を受けさせられる
お兄ちゃんに他なりません。何とかこんな状況を一日も早く
改善できるように、私もがんばろうと思います。

最後に支払いをすませる時、休日診察料5000円と思い込んで
いたのに、特に請求されなくてかえってびっくりしてしまいました。
どうやら休診日に患者が自主的に連れて行くと5000円で
病院の指示で連れて行った場合には通常の再診料のみだった
みたいです。じゃあ、前回のあの5000円は何だったんだろう?
余計に支払ったってこと?それともその後システムが変わった
のかな??
いずれにしても、先生とじっくり話ができたし、思っていたより
支払いが少なくてすんだので、ちょっぴり得した気分の
1日でした(^_^)


...... 2001年 09月 25日 の日記 ......
■[ NO. 229 ] 晴れ
少しはいいのかな?
今日のお兄ちゃんの様子は、まだ普段よりも頻繁にトイレに
行くとは言え昨日ほど頻尿の症状も見られず、いつもより
寝ている時間が長い気もしますが、夜は七奈とドタドタ
追いかけっこをしていたので、多少は良くなっているのでしょう。

ただ、昨日あまり張り切りすぎてまたいつもより多めの
サプリをあげてしまったので、案の定うんぴがゆる〜く
なってしまいました。まったくやる事が極端なんだよね、
私って。兄ちゃんごめんよ〜〜(T_T)

結局お兄ちゃんの具合が悪いのは、いつも私のせいなんじゃ
ないかとさえ思えてきました。肥満細胞腫になったのも私が
質の悪いフードをあげたから、膀胱炎が再発したのも
外の子や七奈ばかりかまっていてお兄ちゃんをほったらかしに
したから…などなど、思い当たる節がいくつもあります。

それにお兄ちゃんがこんなに神経質になってしまったのも
私が神経質だったからだと思うし、つくづく母親失格だと
思いました(-_-) そう言いながらも、仕事だ何だで結局
あまり面倒見てあげられないし、やっぱり私にはにゃん達と
一緒に暮らす資格は無いのかも…(;_;)


...... 2001年 09月 26日 の日記 ......
■[ NO. 230 ] 晴れ
怪しいくらいに…
お兄ちゃんの頻尿症状が3日目の今日になっても落ち着かないため
思い切ってとある動物病院に電話をかけました。この病院の
先生は個々の動物の症状に合わせたプロポリスを処方して
下さり、そのプロポリスがとても効果が高いというので
少々お値段は高いのですがお兄ちゃんの具合が良くなるならばと
奮発することを決意し、会社のお昼休みに電話をかけてみたのです。

最初は看護士さんらしき女性が電話にでたのですが、少し
待たされた後先生が直接電話に出られました。先生はとても
多忙で滅多に直接お話はできないと聞いていたので、ちょっと
びっくりしましたが、これも滅多にないラッキーなことだと思い
いろいろとお話させていただきました。

いきなり、世帯主のお名前はとか、持ち家ですかとか、
挙句の果てには独身ですかとか聞かれた時には「は〜???」
と思いましたが、きっとカルテを作成するのに必要なのだろうと
勝手に納得して、お兄ちゃんの現在の状態や今までかかった
病気などをお話しました。

そして、すぐにプロポリスを送ってくださることになったの
ですが、代金はいくらですか?と尋ねると「これも何かの
ご縁ですから、ご自分でこの位なら払えるという金額を
振り込んでもらえれば良いです」と、とてつもなく太っ腹な
事をおっしゃるのです(^○^) そうは言っても相場という
ものがありますし、それではあまりに先生も人が良すぎると思い
何度か値段を聞いたのですが、決して言いませんでした。
まあ、非常識にならない程度に代金は支払おうと思いますが
これはこれで困ってしまいますよね(^^ゞ

何かあったら、いつでも電話をして下さいと携帯電話の
番号も教えてくださったりして、ほんと怪しいくらいに親切な
先生でびっくりしてしまいました。これでお兄ちゃんの
膀胱炎が回復して、肥満細胞腫もこれ以上できなくなったら
先生さまさまと拝んでしまいますよ。でも、本当にそうなったら
いいな。お兄ちゃんが健康になるなら、多少の出費など
どうってことありません(^_^)

あ〜、明日が楽しみです。どんなのが来るのかな…。


...... 2001年 09月 27日 の日記 ......
■[ NO. 231 ] 曇り
秘技、垂直壁のぼり(^○^)
七奈は羽根のついた猫じゃらしが大好きで、遊んでやると
狂ったように羽根を追い掛け回すのですが、やはり羽根ゆえ
壊れやすいと言う欠点があります。今まで破壊したおもちゃは
数知れず、しかも先日はトイレの掃除をしていたら、うんぴの
中から赤い羽根(食いちぎったおもちゃの残骸)が顔をのぞかせて
いました。

そして、七奈の激しいじゃれ方ではすぐにおもちゃが壊れて
しまうので、試しに最近使っていなかったレーザーポインターを
出してきてみました。すると案の定七奈はめちゃめちゃ興奮して
赤い点を追いかけ始めました。家の中を縦横無尽に走り回り、
息もきらさずひたすら走り続けるのです。

このおもちゃの利点はまず第一に私が動く必要が無いという事。
怠慢な私にはぴったりです。そして電池が終わらない限り
滅多に壊れることがないということです。しかも七奈は
大興奮ですから、こんなことならもっと早く気づけばよかったと
少々後悔しました。

そして、試しに壁に向かってレーザーを向けた時です。七奈が
壁に向かって突進し、垂直の壁をかけあがり、ほとんど
鴨居の部分(180cmくらい?)まで到達してしまったのです。
かなりびっくりしました。確かに七奈のジャンプ力は半端じゃ
ありませんが、そんな高いところまで垂直な壁をかけあがる事が
できるとは、やはり七奈は只者ではありません(^_^)

このおもちゃで七奈を遊ばせていると、珍しくお兄ちゃんも
参加してきてとっても楽しかったです。ただ、小次郎は
レーザーポインターの赤い光が見えないらしく、いくら目の前で
振っても無反応なんですよね。やっぱり、相当視力が弱い
と思わざるを得ないみたいで、ちょっとかわいそうです。
もしかすると右目はまったく見えてないのかもしれないし…。
ま、生活に支障はないし多少なりとも見えてはいるので、
良しとしています。

楽しいのはいいんだけど、あんまりやり過ぎるとポインタの
電池がすぐおわっちゃうかな??でもまた後で遊ぼうっと(^_^)


...... 2001年 09月 28日 の日記 ......
■[ NO. 232 ] 雨のち晴れ
亀ちゃんが
最近寝場所を変えたようで、あまり我が家の敷地内にいなく
なってしまいました。今までは大抵朝から晩まで、外に
出れば必ずみゃーんと言って寄ってきてくれたのに、
朝おかあちゃんにご飯をあげに行く時も、夕方会社から
帰宅してきた時も、姿を見かけないことが多くなりました。

日に日に寒くなっているので、そろそろ暖房完備の亀っ子
ハウスで眠れば良いと思っているのですが、まったく使っている
気配もありません。どこに行っちゃったのかな??寂しいな…。

亀ちゃんが我が家に現れてから既に1年半が過ぎようと
していますが、そんなに経ってからでもテリトリーを変える
なんてことが猫にはあるのでしょうか?ご飯だって好きなだけ
食べられるし、暖かいベッドもあるというのに、亀ちゃんは
我が家より快適な寝場所を見つけられたのでしょうか?

やっぱり家の中に入れてあげなかったのが、いけなかったのかも…。
たびたびうらめしそうにみゃーみゃー鳴きながら窓を叩いて
いたけど、お兄ちゃんが興奮しないようにいつも障子とか
ブラインドを閉めちゃったからなぁ。寂しかったのかも
しれないね。

亀ちゃ〜ん、帰っておいでよ〜〜!!寂しいよ〜〜!!


...... 2001年 09月 29日 の日記 ......
■[ NO. 233 ] 晴れ
情報収集は大切です
今朝家族でニュースを見ながら、今は家にいながらにして
世界中のニュースがリアルタイムで入ってくる、何とも便利な
時代になったものだという話をしました。本当にそうですよね。
あの同時多発テロの時だって、ビルに飛行機が突っ込むところや
ビルがあっけなく崩壊していく様子を、おそらく全世界で
何千、何万という人々がリアルタイムで見ていたことでしょう。
すごい時代です。

もちろん、これだけ多くの情報が短時間に得られるのは
世界中でも限られた一部の国々のそのまたごく一部の人間
だけでしょう。まずテレビやラジオがあるのは当然として、
ネットにアクセスできる環境があると、この情報源という
のははかりしれないほど広がります。

例えば、私がパソコン音痴でネットにもアクセスできないような
状況だったら、恐らくお兄ちゃんの病気のことも、ご飯のことも
まったく知らずにいたでしょう。今ごろは安〜い原材料も
わからないような着色料にまみれたご飯を平気であげていた
かもしれません。肥満細胞腫のことだって、めちゃめちゃ
深刻に考えてノイローゼになっていたかもしれません。
(とにかく心配性なので) それが、今こうしていろんな情報を
好きな時に得られることで、それなりに知識も増えましたし
考え方の視野や選択肢も広がり、おかげでお兄ちゃんたちに
より良い(と自分が考える)環境も提供できるのだと思うのです。

もちろん、世の中には知らなくていいこともたくさんあるかも
しれませんが、それでもやはり深刻な状況や将来を左右する
ような状況におかれた場合に、正しい判断ができるように
なるためにも、より多くの情報源を持ちそれを活用していく
ことが大切だとつくづく思いました。

実は昨日お兄ちゃんを連れて病院へ行った時に、やはり
飼い猫が膀胱炎にかかってしまってずっと通院している
というおばさんと待合室で話をする機会があったのです。
そのおばさんの猫は、膀胱炎の予防になるからと処方された
薬を6ヶ月以上も飲み続けた結果、薬の副作用から大腸の
神経が侵されてしまい、自分で排泄できなくなってしまった
のだそうです。おかげで巨大結腸症のようになってしまい
膀胱炎も再発したまま治っていないので、2日に一度便を出して
もらうのも兼ねて通院しているとの事でした。

その薬はうちのお兄ちゃんにも処方されていたもので、私は
副作用が無いから長期間投与しても大丈夫だとの説明を
受けていました。しかし、1ヶ月飲み続けたものの結局頻尿の
症状が再発してしまったため、幸か不幸か別の薬に切り替えた
のですが、そんな恐ろしい薬を副作用が無いと言って平気で
飲ませていたのかと思うと、とにかくその病院にムラムラと
怒りがこみあげて来ました。

またそのおばさんの猫の膀胱炎は結晶や結石が原因でない
ことがはっきりしているのに、pHをコントロールする療法食を
出され、猫が嫌がって食べないと言うときちんと食べさせなければ
だめだと怒られたと言っていました。そして私も食べているか
聞かれたのですが、私は自分で調べてより良いと思ったものを
与えているので療法食は食べていないと答えると、やっぱり
病院も療法食を売れば多少なりとも利益になるから、どんどん
勧めるんでしょうね…と嘆いていました。

とにかく、膀胱炎の予防のために必要だからと処方された
薬を飲み続けたおかげで、更にやっかいな病気にかかって
しまったのに、病院は自分達の判断ミスを認めないばかりか、
申し訳ないという気持ちのかけらもない様な対応をされたようで、
話を聞いていてとにかくそのおばさんと猫がかわいそうで
仕方がありませんでした。

おそらくそのおばさんは今まで猫の病気に関する本を読んだり、
例えば膀胱炎にならないようなフードはどんなものが
あるかとか、ネットで調べたりということはおそらく
無かったと思います。もちろん、ネットに接続できる環境が
あれば猫が病気にならなかったかと言えばそんなことは
無いでしょうが、そんなひどい副作用がでる前に、薬を
こんなに飲み続けても大丈夫なのか、どこかに聞いてみる
こともできたかもしれません。

本当はサプリメントのことやナチュラルフードの事なども
教えてあげたかったのですが、場所が病院の待合室だったことと、
そうこうしているうちに診察に時間になってしまったことから
それ以上の話はしませんでしたが、いろんな意味で情報の
大切さを実感したのでした。

でも、それまで飲んでいた薬にそんな副作用があることが
わかって、本当に良かったです。もう2度と飲みたくありません。
おばさんちの猫がはやく良くなるといいなあ。


...... 2001年 09月 30日 の日記 ......
■[ NO. 234 ]
何かの間違い??
昨晩のことです。お兄ちゃんと一緒に寝ようとお兄ちゃんを
連れてベッドに入ったのですが、お兄ちゃんは嫌がってすぐに
出て行ってしまいました。最近は毎晩寒く、お兄ちゃんを
湯たんぽがわりにしようと思っていたので、寂しい気分に
なってしまいましたが、嫌な事は絶対嫌な猫のことですから、
仕方なく諦めて一人で眠りました。

しかし、それからどのくらい経った頃でしょうか?フーフー
シャーシャーという喧嘩の声で目が覚めました。私は何事かと
思い真っ暗闇の中でその声の主を確かめてみると、七奈はすぐに
わかりました。しかしもう1匹の声がよくわかりません。
そこで、誰だろう??と声の主を触ってみると、なんとそれは
小次郎でした(*_*) どちらが先に来たのかわかりませんが、
七奈と小次郎が私の布団の上で喧嘩をしていたのでした。

日記でも何度も書いているように、小次郎は普段から私のことを
毛嫌いしています。撫でれば威嚇するし、近くを通っただけで
噛み付いてくることもあります。しかも、母親の腕枕がないと
眠れないほどの母親べったりの猫なのに、なぜ昨日の夜は
私のところにやって来たのでしょうか?七奈はたまに思い出した
ように布団にもぐりこんで来るのでわかるとしても、小次郎が
自分から私の寝床にやってくるとは、やはりどう考えても
納得の行く答えがみつからず、結局何かの間違いであるとしか
思えませんでした。

しかも、七奈と場所とりの喧嘩をしていたのに、それでも母親の
所へは戻らずに、私をはさんで七奈は左側、小次郎は右側に
くっついて眠りました。しかし、小次郎は6kgもあるので
よりかかられると重いし、そのうち今度は布団の中で七奈と
喧嘩を始めるしで、昨晩はほとんど眠ることができませんでした。

確か前回小次郎と眠ったのは一昨年の大晦日の事だったので
突然の小次郎の行動に何か天変地異でも起こるのではないかと
少々心配になってしまいました。まさか地震の前触れじゃない
でしょうね???