...... 2002年 2月 01日 の日記 ......
■[ NO. 359 ] 晴れ
寒い日は
誰だって朝起きて、お布団から出るのにすご〜い気合いが
必要ですよね?しかも両脇からにゃんずにはさまれて
ぬくぬくしながら幸せを感じている時なんて、特に目覚まし
時計の針がどんどん進んでいくのが悔しくて、何度会社を
ズル休みしたいと思った事か…。(それができないのが貧乏性の
悲しいサガなんですけどね〜。)

それでも、かわいいにゃんずを養うため、意を決して布団から
出るのですが、最近のお兄ちゃんはと言えば、私が出勤の
支度をして、朝ごはんを食べて、起きてから1時間近く経っても
まだ起きてこないことが多いです。出勤してしまうので
お兄ちゃんが何時に起きてくるのか知らないのですが、
私が休みの日なんて10時くらいまで寝ていることもあります。

しかもやっと起きてきたと思ったら、朝ごはんだけ食べて、
少々毛づくろいなどして、また寝の体勢に入るという、
何とも幸せな毎日ですよね。会社でこんな話をすると
みんな決まって「猫になりた〜い」と言います。私もこんな
冬の寒い朝は 「猫になりた〜い」と思いますが、でも
万が一野良猫に生まれて虐待されたり、そうでなくても
辛い思いをして生きていかなければならなかったり、動物
実験にまわされて苦しい思いをさせられたりすると嫌なので、
やっぱり今のままで良いです。

猫は自分でなるより、やっぱり近くにいてもらって、お互いに
愛情を与え合う方が何倍も幸せだと私は思います。でも、
今もスヤスヤと気持ち良さそうに眠っているおにいちゃんや
七奈ちゃんの姿を見ると、やっぱり猫もいいかも…なんて
思いますね(^_^)


...... 2002年 2月 02日 の日記 ......
■[ NO. 360 ] 曇り
二人は仲良し
お兄ちゃんは、いつでも優しいお兄ちゃんです。小次郎が
新しく来た時も、一緒に遊んでくれたり、無理やりくっついて
くる小次郎と一緒に眠ってくれたり、本当によく面倒を見て
くれました。そして今回も、やたら甘える七奈の毛づくろいを
してくれたり、元気がありあまって挑発してくる七奈と、
団子になって取っ組み合いの遊びをしています。もちろん
お兄ちゃんは手加減してくれるので、取っ組み合っていても
七奈が怪我をするなどという心配はまったくありません。

今日も私が日向ぼっこをしながら本を読んでいると、さんざん
二人でじゃれあって、とても仲良しな姿にほのぼのとした
気分を味わっていました。

しかし小次郎はと言えば、一人離れた場所で外を眺めながら
お昼寝をしていて、まったく二人と一緒に遊ぼうとかいう
気は無いみたいです。しかも、1日に数回はお兄ちゃんを
追いかけまわすことがあり、唸り声をあげて飛び掛って行くので、
お兄ちゃんがとても嫌がってシャーシャー威嚇しながら
逃げ回っています。

数日前なんて、突然夜中に小次郎がお兄ちゃんを襲って
私の部屋まで追いかけてきたので、今にも飛び掛ろうと
する小次郎を静止しようとしたらすごい勢いで3回も腕を
噛まれてしまいました。幸い今は冬で厚手のパジャマを
着ていたので怪我はありませんでしたが、とにかく手の付け
ようの無い凶暴さでホトホト困り果てています。

今もお兄ちゃんと七奈は私の部屋で団子になって眠っていますが
小次郎は階下のこたつで一人で眠っているか、母親と一緒に
眠っていると思います。どうして3人一緒に仲良くできない
のでしょうか?どうしても相性とか性格とかあるのでしょうかね?
とにかく小次郎はわがままというか、自分の思ったとおりに
ならないと凶暴な態度に出るので、寂しいことだけど
お兄ちゃんや七奈のためにも、やっぱり小次郎だけは隔離して
生活したほうが良い気がします。


...... 2002年 2月 03日 の日記 ......
■[ NO. 361 ]
お兄ちゃんはイリュージョニスト
今日はちょっぴり長々しいタイトルですが、思わず笑って
しまった昨日の出来事です。

皆様ご存知のことと思いますが、私は信州の山奥に住んでいるので
冬はかなり寒いのであります。しかし、北海道ほどに住宅に
防寒対策ができていないので、暖房器具は主に石油ストーブを
使います。

そして年末年始に弟一家がやって来たとき、いよいよちょこまかと
歩き回るようになった甥っ子が、ストーブは熱いから
近づいちゃだめだよと教えてはあるのですが、万が一遊びに
夢中になっていたりして触って火傷でもしてしまうと大変なので
弟がストーブガードを購入しました。要するに、ストーブの
周りをぐるっと囲う金網のようなものです。

休みが終わって弟達は帰って行ったのですが、弟の家では
石油ストーブは使っていないし、我が家も以前七奈が何も考えずに
石油ストーブに手をついて肉球を焦がした経験があるので
ストーブガードは置いて行ってもらい、使わせてもらって
いました。

そして、昨日日向ぼっこをしながら本を読んでいたとき、
ドサッという音がしたのでその方向を見てみると、ストーブ
に石油を入れるためにはずしてあったガードの中にお兄ちゃんが
入っていました。このガードは高さが80cmくらいなので
お兄ちゃんの脚力なら飛び込むことはできなくもないのですが
そうは言ってもケージなどと違って飛び乗るのではなく
金網を飛び越えてその中に入るのですから、結構入るのは
大変だと思われました。

お兄ちゃんは自分でも「どうしてこんなところに入って
しまったんだろう」というような顔をしながら、うみゃうみゃ
鳴いていました。そして出口を探していましたが、もちろん
箱のようになっているのでお兄ちゃんが抜け出られる隙間は
ありません。でも、自分で入ったんだから、自分で出られる
だろうとそのまま様子を見ていたのですが、なかなか出られません。

そうこうしているうちに、ほんの一瞬目を離した隙に
今度はお兄ちゃんがストーブガードの外に立っていました。
ジャンプするような音もまったくしなかったのに、突然
お兄ちゃんが金網の外に現れたので、この時はかなりびっくり
して、その時の姿は、まるでお兄ちゃんが金網の中に
出たり入ったりするイリュージョンをしているかのようでした。
(猫界のデビッド カッパーフィールドか??(^○^))

そして今日も偶然七奈がこのガードに入っている姿を目撃
したので、七奈も飛び込んだのか??と思いきや、このストーブ
ガードにはストーブのスイッチなどを操作するために
上げ下げできる窓のような部分があり、そこがしっかり
開いていました(^^ゞ 最近めっきり重たくなって(というか
パルボにかかって筋肉が落ちてしまってからすっかりジャンプ
力が無くなってしまったのでした)飛び越えられるはずは
無いと思っていたので、案の定で思わず笑ってしまいました。

でも、昨日お兄ちゃんが飛び込んだ時には確かにこの窓も
しまっていたのです。不思議だわ〜〜。


...... 2002年 2月 04日 の日記 ......
■[ NO. 362 ] 晴れ
超大忙し
今日から両親が2泊3日の旅行に出かけて行ったので、
3にゃんずと1わんと共にお留守番になりました。
まあ、わんにゃんずがいるので留守番も別に寂しくは無いし
たまには一人でのんびり過ごすのも良いのですが、両親が
いなくて一番困るのはお兄ちゃんのご飯です。

何せお兄ちゃんは何回にも分けてご飯をあげないとすぐに
吐いてしまうし、あまりご飯とご飯の間の間隔があくと
今度は胃液を吐いてしまうという、何とも手がかかる子なので
あります。

しかも、最近は寒いので寝起きが悪く、私が出勤時間になっても
まだ布団から出てこないことがしばしばあるのですが、今日は
私が出かける前に起きてご飯を食べてくれなければ昨日の
夜から今日の夕方まで都合18時間もご飯を食べられないことに
なってしまいます。

そして、案の定今朝も寝起きの悪いお兄ちゃんは、比較的
暖かかったせいか布団の中にはいませんでしたが、ピアノの
上に置いたフリースのジャケットの上で丸くなったまま
いくらつついても、触っても起きてくれません。こちらは
出勤時間が迫っているので気がきではなく、何度もお兄ちゃんに
「今起きてご飯食べないと、夕方までご飯ぬきだよ〜」と
話し掛けるのですが、眠さには勝てなかったようで、結局
お兄ちゃんはご飯を食べないまま出勤時間になってしまいました。

そして会社について、午前中の仕事をして、お昼近くまで
いろいろと悩んだのですが、やっぱりお兄ちゃんの事が
心配だったので、お昼休みに家に帰ることにしました。

お昼休みは45分しかなく、しかもどう車をすっ飛ばして行っても
片道15分はかかります。ということは、家について10分ちょいの
うちに、3にゃんずにご飯をあげて、トイレの掃除をして
自分のご飯を食べなければならないのです。

しかし、夕方までお兄ちゃんを空腹で待たせておく事は
できなかったので、お昼休みのチャイムと共にダッシュで
会社を出て車を飛ばして帰りました。案の定家についてみると
お兄ちゃんが空腹のために吐いたと思われる胃液が2箇所に
ありました。

その胃液を片付け、お兄ちゃんにほんの少しだけご飯をあげ
(あんまりお腹が空いている時にたくさんあげると、これまた
吐いてしまうのでありました(-_-;)) 小次郎と七奈にも
ご飯をあげ、朝掃除をして行ったのに5個全部使ってあった
トイレを掃除し、自分のご飯は朝作ったお弁当を持ち帰って
きたので立ったままあわててかきこみ、お兄ちゃんが
吐かなかったので、出かける直前にもう一度お兄ちゃんに
ご飯をあげて、ぴったり12時半にまた家を出ました。

また元来た道を飛ばして引き返し、会社についたらぴったり
45分で、そこから居室まではちょっと距離があるので
席に戻ったのは50分でした。同じ部署の方には、行く前に
少し遅くなる旨お願いしておいたので、その点は大丈夫でした。

こうなるであろう事を見越して、明日はお休みをもらって
あったので良いのですが、あさってももしかすると同じ
状況に陥るかもしれません。お兄ちゃんが朝ごはんさえ
食べてくれれば、夕方までお留守番させておいてもいいんだけど
なぁ…。それにしても、大変な1日だった(+_+)


...... 2002年 2月 05日 の日記 ......
■[ NO. 363 ] 曇り
たまにはこんなことも…
両親が旅行に出かけていていない事は、昨日の日記に書きましたが
自分しかいないと何をするにもおっくうになってしまって、
昨日の夜は居間から2階の自分の部屋へ移動するのも面倒で
にゃんずもみんなこたつにもぐっていたので、私もこたつに
もぐってにゃんずと一緒にそのまま眠ってしまいました。

こたつでするうたたねって、ぬくぬくしてとっても気持ちが
良いのですが、さすがに一晩眠るとなると窮屈だし、布団が
あまりかからない背中の部分は寒いのですが、それでも
無理やり頭から足先までこたつの中に突っ込んで、眠って
しまいました。

結局、一晩中ホットカーペットを付けっぱなしにしておいた
ということなので、両親がいたら怒られただろうな〜。
でも、こうでもしなければ3にゃんずとまとめて眠ることは
できないので、たまには良いのです(^_^)

ちなみに、今日は会社はお休みをもらったので、お昼から
お友達を呼んで一緒にお昼ごはんを食べて、友達が夕方
帰ったのでそれからちゃあこの散歩に行ったのですが、散歩から
帰ってきたら昨日の夜熟睡できなかったせいかとても眠くなって
しまったので、またにゃんず(この時は小次郎はいなかったけど)
と一緒にこたつにもぐって眠ってしまいました。

で、気持ちよく目覚めたら何ともう時間は夜の8時!私が
起きるのを待っていたかのようににゃんずも動き始めたので
それからみんなでご飯を食べました。

何だか、ただ食べて、あとはこたつにもぐって寝てばかりの
1日で、我ながら猫になった気分でした(^^ゞ


...... 2002年 2月 06日 の日記 ......
■[ NO. 364 ] 晴れ
大騒ぎ〜
やっと、両親が旅行から帰ってきました。この3日間おとなしく
お留守番していたにゃんずは、両親が帰って来るなり大騒ぎで
家の中を上へ下へ走り回って喜んでいました。

特に、両親にべったりの小次郎と体力をもてあまし気味の
七奈はもう大変。私は今日もお昼に飛んで帰って、自分の
ご飯もそこそこににゃんずの世話をしたりしたので、疲れからか
仕事が細かい作業だったからか、夕方になったら激しい頭痛に
見舞われてしまい、頭の下には柔らかアイスまくら、額には
アイスノンを載せて、ご飯も食べられずにひたらすこたつで
痛みに耐え(どこかの首相みたい?)じっとしていたのですが、
そんな事もおかまいなしに、二人は人の顔の上を飛んで
行ったり、頭の上を走り抜けていったりと、ゆっくり体を
休めるどころではありませんでした。

でも、両親だってうれしかったと思います。玄関に入ったら
3匹でにゃーにゃー騒ぎながらお出迎えしてくれたと言って
ましたから。これが、3日間留守にしていて帰ってきても
誰も無反応では寂しいですものね。

あ〜、これで明日からゆっくりお昼が食べられると思うと
それだけでもうれしいわぁ。それにしても、今日の頭痛は
半端じゃなく痛かった(>_<)


...... 2002年 2月 07日 の日記 ......
■[ NO. 365 ] 晴れ
なんでかなぁ???
我が家の猫のトイレ部屋には猫トイレが5個配置されており、
それを朝、昼、晩の3回掃除します。朝晩は私の担当、昼は
母親の担当で、1回でも怠ると1つのトイレにちっちが2つに
うんぴが1つと言ったような、悲惨な状況になってしまいます。

そして、今日もお風呂に入る前に夜のお掃除をしようと
猫のトイレ部屋のドアを開けた途端、私の目にまたあの
物体がドドーンと飛び込んできました。そう、七奈のうんぴです。
見事にトイレからはみ出して、床の上にどっちゃりと落ちて
いました。(なぜ七奈のブツだとわかるのかと言うと、体に
比例して七奈のブツが一番細くて長いのです。)

これまでにブツをトイレの外に落とされた事は何度もあります。
どうしてこうなってしまうかと言うと、七奈にはヘンな癖が
あるのです。それは、うんぴをしながらトイレを移動すること。

以前トイレを掃除していた時のことです。突然七奈がダーッ
と駆け込んできて、見ている目の前で砂をカキカキ始めました。
そこで何をするのかと見ていると、ウンピの体勢に入ったの
ですが、半分以上もブツが出てきて、もうすぐトイレに
落ちるという瞬間になって、七奈が突如隣のトイレに移動
したのです。

当然のことながら、ブツの最初の部分はトイレとトイレの
隙間に落ち、その後も七奈は長いウンピを引きずるようにして
トイレの中を歩いていました(>_<)

まったく、何でそんなことする必要があるのかと、ただただ
不思議に思うのですが、本当に何の意味があるのでしょうね?
今日の場合は、トイレのふちにも1つブツが乗っていたので、
おそらく最初はトイレの中でウンピを始めたはずですが、
その後なぜかだんだんとバックしてきて、トイレのふちから
ついにはトイレの外にブツを放出してしまったのだと思います。

もう、七奈ちゃんてば、こんなにかわいい女の子なのに、
この変なクセだけはほんと、やめて欲しいです。


...... 2002年 2月 08日 の日記 ......
■[ NO. 366 ] 晴れ
むささび復活?
パルボにかかって満足に歩けなくなってしまってから、
むささびのように身軽だった七奈のジャンプ力はすっかり
低下してしまい、何だか歩き方もクニャクニャしていて変だし、
たいして高くない所に飛び乗るにも足を踏み外して落ちて
しまうということが頻繁に起きるようになりました。

それに、以前のように遊びをせがんだりしなくなったので
最近はすっかり七奈がおもちゃを追い掛け回す姿など見なく
なっていました。

しかし、最近古いおもちゃを久しぶりに取り出してきて
遊んでみたところ、七奈がいたく気に入った様子で、おもちゃは
その辺に置いておいてかじられるといけないので、いつも居間の
かもいに乗せてあるのですが、おもちゃを見上げては催促して
鳴くようになりました。

そこで、プラスチックの30cmほどの柄の先についた蜂の形の
おもちゃをちらつかせると、七奈はすごい勢いでおもちゃに
向かって飛び込んでくるのです。そして、振り回せば振り回す
ほど、興奮して「ふっ、ふっ」という威嚇の声を発しながら
あちこちにジャンプをして跳ね回ります。

そんな姿を見ると、病気にかかる前の1mほどの垂直ジャンプを
していた頃の七奈が少しずつですが戻って来たようで、
とってもうれしくなりました。体はもう完全に元通りに
なったようで、体重も増えたし身長(と言うのかな?)も
伸びましたが、脚力(筋力)だけはなかなか戻らないようなので
このまま遊びの中から筋力を回復して、以前のようなむささび
七奈に戻ってくれたらいいなぁと思います。


...... 2002年 2月 09日 の日記 ......
■[ NO. 367 ] 晴れ
やっぱり思い出すとねぇ
今週末は3連休なので、甲府のいつも大変お世話になっている
まぐろさんの所へバザーで販売していただく品物をご提供すべく
持参する予定になっていました。

実は我が家には下手すると十数年も前からのいただきものの
せとものやガラス製品が段ボール箱に入って裏のプレハブ小屋
(おかあちゃんがいた小屋です)の奥底に眠っているのです。
そこで、前回も手前の箱に入っていた食器を大分持参したの
ですが、今回はもっと奥底の段ボールに入っている、更に
古い(でも未使用の)食器類を持参することにしました。

そして、この食器類を出しにおかあちゃんの小屋へ行ったの
ですが、この小屋へ行くのはおかあちゃんが亡くなってから
今日が2回目でした。1回目は亡くなってすぐにトイレの砂と
餌入れや水入れなどを片付けた時ですが、それ以降この
小屋には意識的に近寄らないようにしていました。なぜなら、
おかあちゃんが生きていた時の事や、亡くなったときの事が
思い出されるからです。

しかし、この小屋へいかないと食器が出せないので、意を
決して小屋へ行きました。そしていつものように、小屋の
入り口のガラス戸を開け、カーテンを開けると、そこには
以前と変わりないおかあちゃんのケージがありました。
いつもおかあちゃんが眠っていた2つのベッドやトイレ、
それにおかあちゃんの遺体を入れた棺がわりの段ボール箱も
そのままになっています。

そして、そんな部屋の様子を見た途端、やっぱり後から後から
涙があふれてきました。そこは1年以上もの間、毎日朝昼晩と
通い続けた私とおかあちゃんの思い出の場所です。次から
次へといろいろな思い出が脳裏をよぎりました。でも、
主を失ったその場所はあまりに寂しくて、生活感のまったくない
ただガラクタが積みあがっただけの虚無な空間でした。

おかあちゃんが亡くなって3日間ほどはひたすら泣き続けましたが
その後は自分でも不思議なくらい立ち直りが早かったのでした。
(亀ちゃんが行方不明になった時は1ヶ月間泣き続けましたから)
でも、四十九日を過ぎた今になっても小屋へ行くだけで
涙が出てしまうと言う事は、まだ自分の中でおかあちゃんの
死を十分に受け入れきれていないのかもしれません。

忙しくしていると心の奥底に眠っているのですが、ふとした
瞬間に湧き上がってくる悲しみや喪失感…。でも、きっと
時が解決してくれるのでしょう。今はまだ考えられませんが、
ゆっくりと、時間をかけて、少しずつ良い思い出にして
いきたいと思います。


...... 2002年 2月 10日 の日記 ......
■[ NO. 368 ] 曇り
行ってきました
午前中は曇っていてとても寒く、小雪もちらついていたのですが
どうしても甲府へバザーの提供品を持参しないと自分の気が
すまなかったので、途中雪に降られないことを祈りながら
午後一番で甲府に向かいました。

3連休のなかびだというのに道はとても空いていて、運良く
スピードの遅い車もなかったので、快適に甲府までドライブを
楽しみました。

まぐろさんのお店について、さっそくバザーの提供品を
お渡しして、それから30分ほどにゃんずのことについて
いろいろとお話をさせていただきました。何しろ動物に
関するいろんな知識や経験をお持ちのまぐろさんなので、
本当にいつもたくさんの事を勉強させていただきます。

そして今回は初乳から作ったサプリメントを購入してきました。
実は先日までお兄ちゃんにはいろいろなサプリメントに
加えてプロポリスをあげていたのですが、終わってしまってから
今月は予算が厳しいのでまだ注文していなかったのです。
でも、何か免疫力を高めるサプリを続けて取らないと、
また膀胱炎や肥満細胞腫が再発してしまいそうだったので、
何か代わりになるものとお聞きしたら、この初乳を勧めて
下さったのです。

さっそく帰宅して開けてみると、これもカプセルに入っていて
でも中身は真っ白い粉ミルクといった感じでした。そして
いつものようにご飯に混ぜ混ぜしてお兄ちゃんにあげてみた
ところ、当然のごとく何事も無かったようにパクパクと
食べてしまいました。本当にお兄ちゃんはサプリメントを
嫌がらないから簡単でいいわぁ。ちなみに、その初乳は何か
特別な味がするのか、七奈が隣でちょっかいを出して一生懸命
お兄ちゃんのご飯を横取りしていました。七奈はまだおこちゃま
だから、おかあさんの匂いでもしたのでしょうかね?

まぐろさんのお店へ行ったあとはいつものコースで大好きな
ユニクロに寄って来たのですが、激しい渋滞に巻き込まれて
いつもなら5分で行けるところを1時間もかかってしまい
ました(+_+) 帰宅したらもう7時で、帰りは少し疲れましたが
でも充実した1日でした。


...... 2002年 2月 11日 の日記 ......
■[ NO. 369 ] 晴れのち曇り
さよならラジカセ…
我が家の居間には結構大きなCDラジカセが置いてあります。
これは、何をするにも音楽をかけていないと気がすまない
私が、CDやラジオを聞くためのもので、カセットが壊れて
しまったからと言って使われずにほこりをかぶっていた物を、
数年前にいとこから譲り受けたのです。

大型でスピーカーも大きいのでカセットこそ使えませんでしたが
CDとラジオを聞くだけなら十分に役に立ち、休日にはいつも
大音響でクラシック音楽をかけながら家事をしていました。

そして今日も掃除を始める前に、さて音楽をとラジカセに
向かった時のことです。見るとラジカセ上部のいろいろな
スイッチが並んでいる部分に液体が溜まっています。
ラジカセは黒いのでその液体が何色なのかよくわからなかった
のですが、ラジカセの上のかもいに吊るしてあった洗濯物の
父親の下着のすその部分が黄色く変色しているのも見えました。

つまり、それは小次郎のマーキングだったのです。現場を
見てもいないのに小次郎が犯人なのかと思うかもしれませんが、
硬い場所を好むお兄ちゃんと違って、小次郎のマーキングは
垂直にかけられた布類(例えば、私の部屋のカーテンや、母親の
ベッドの枕元にかけられた衣類など)にされることがとても
多いのです。そして今回も、狙われたのはラジカセの上に
吊るしてあった父親の下着でした。

それまでにもこのラジカセは何度かマーキングの被害に
あってはいたのですが、その度に拭けば何とか使うことが
できたので、今回も大丈夫かとあわててちっちを拭き取り、
コンセントを差し込んでスイッチを入れてみたのですが
スピーカーからはジャリジャリという大きな雑音だけが
聞こえてきます。

それではと思いCDをセットして再生してみたのですが、
遠くでかすかに音はしているものの、やはりスピーカーからは
もっぱらジャリジャリという音しか聞こえてきませんでした。
どうやらラジカセは完全に壊れてしまったようで、あきらめ
ざるを得ない状況になってしまいました。

私は思い切り頭に来て、小次郎を追いかけまわしましたが、
それも後のまつりで今更どうにもならないので、仕方なく
あきらめてラジカセを外へ出そうと持ち上げると、その下には
大きなちっちの水溜りができていました。つまり、小次郎の
マーキングは表面にかかっただけでなく、内部までしっかり
浸透してしまったようでした。それでは壊れてしまっても
仕方がありません。

しかし、音楽が聞けない環境など私にとっては考えられない事
なので、父親に交渉して事務所で使っている安いステレオを
譲ってもらう事にしました。(父親の会社は2月一杯で廃業
なので、もう使うこともないのです。)

さっそく事務所からステレオをもらってきて、ラジカセの
あった場所に配置し、今度は大きいビニールでステレオを
丸ごと覆ってしまいました。もう2度と壊されるわけには
行きません。まだ使えるものを壊してしまって、せっかく
譲ってくれたいとこにも申し訳ないことをしてしまいました。

あ〜あ、もったいなかったなぁ…。小次郎の大バカやろ〜〜!!


...... 2002年 2月 12日 の日記 ......
■[ NO. 370 ] 晴れ
何だか怪しい…
猫好きの皆さんなら2月22日が猫の日というのは、とっくに
ご存知のことと思います。

かくいう私も毎年猫の日は何だか特別な気がして、今年の
猫の日は今の会社に5月に入社して、自分で好きな休日を
設定してよいと言われた時から、ずっとお休みをもらう事に
していました。もちろん、念願の猫の日フェスティバルを
見に行くためです。(猫好きにとっては特別でも、巷では猫の日は
祭日じゃないんですよね。)

そして去年の年末あたりから、一生懸命ネットで検索したり
猫関係の雑誌を読んだりしているのですが、なぜかこの時期に
なっても一言も猫の日フェスティバルの話題が出ないのです。

私はだんだんと心配になってきました。せっかくお休みまで
もらうと言うのに、今年は猫の日フェスティバルは中止に
なってしまったのでしょうか??

確かにいつも猫の日フェスティバルのスポンサーをしている
カルカンで猫の日にちなんだ何とかキャンペーンをやっては
いますが、このキャンペーンの締め切りは2月末日ですので
当然のことながら猫の日に何か催し物をするとは考えられません。

となると、やっぱり今年は中止になってしまったと考える
べきなのでしょうか??だとしたら、めちゃめちゃ残念です。
初めて猫の日フェスティバルを会場で見られると、ずっと
前からはりきっていたのに〜(T_T)

どなたか、猫の日フェスティバルの情報、お持ちじゃないで
しょうか?知ってたら教えて下さいませ。


...... 2002年 2月 13日 の日記 ......
■[ NO. 371 ] 晴れ
あ〜ら、こんなところに…
実は最近ど〜〜〜しても欲しい物がありまして、ちょっと
電気屋さん通いをしております。何が欲しいかって??
内緒です(^○^) どうせ大した必要も無い物なので、さんざん
迷っていて、ある時は「え〜い、買ってしまえ!」と思うの
ですが、ある時は「やっぱり、どうしても必要な物では
ないのだから、お金がもったいないしやめておこう」と
思うのです。

さあ、この結論はいつでるのでしょう???

という話はさておき、2週間ほど前に電気屋さんに行った時に
かわいいグッズを見つけました。犬が両手を広げて寝そべって
いる形をしたクリーナーで、お腹の部分がクリーニング
クロスになっているのです。わんこのわきの下をつまむ
ような形でムンズと掴んで、お腹をディスプレイなどに
あててゴシゴシと拭くとディスプレイがきれいになるという、
なかなかかわいくてすぐれ物なのでありました。

わんこも嫌いではないので、買っちゃおうかな〜と思ったの
ですが、やはりどうしても必要な物ではないので、その時は
思いとどまりました。そして、どうして猫は無いのだろう??
と不思議に思っていました。

そして最近パソの関係でネットサーフィンをしていると
このわんこクリーナーの兄弟版としてにゃんこクリーナーが
2月初旬に発売になったという記事が出ていました。
にゃんは6種類あり、オーソドックスな白猫、黒猫、三毛、
黒ブチなどがありました。

なかなか見た目もかわいかったので、私はすぐにでも欲しいと
思ったのですが、このド田舎の電気屋さんには発売すぐの
物なんて置いてあるとは思えません。そこで、来週東京へ
行く用事があるので、新宿のヨドバシでも行って探そうと
思っていました。

しか〜し!今日偶然行った電気屋さんで、目的のものを見た後
ふと後ろを見ると、「里親募集中」とかいうちょっとヘンな
宣伝の紙と共に、大き目の段ボールにわん、にゃんが
無造作に混ざって売られているのを発見しました。

私は思わずうれしくなってさんざん箱をかき回し、黒ブチと
三毛の中でも一番顔が整っているのを選び出して購入して
きました。残念ながらトラ猫はいなかったので購入できな
かったのですが、とりあえず2個あれば十分です。帰宅して
さっそく使ってみましたが、ほこりとかも良く取れるし、
なかなかの優れものでした。

皆様も、お家におひとついかがでしょうか?発売元はエレコムで、
Pet on the desk "Groomy" と言います。ちなみにお腹の
部分はクラリーノで、汚れても洗濯機で丸洗いが可能です。
かわいいですよ(*^_^*)


...... 2002年 2月 14日 の日記 ......
■[ NO. 372 ] 晴れ
今日は何の日、ふっふ〜♪
このジングルって言うのでしょうか?ご存知ですか??
以前、近所の会社に勤めていて毎日お昼に帰宅していた時に、
欠かさず見ていたみのさんの「午後は○○思いっきりテレビ」の
中の1コーナーで、今日は何の日というのがあるのですが、
その冒頭に流れているメロディです。

そんなことはどうでも良いのですが、今日はバレンタインデー
ですね。皆さんは特別な方に、あるいは義理で、チョコレート
など贈られたのでしょうか?私はチョコレート大好き人間
ですが、生まれてこのかたチョコレートを贈ったことなど
一度もありません。人にあげるくらいなら、自分で食べたいって
感じです(^^ゞ

一番最初に務めた会社では、どこだかのいい歳した課長さんが
自分は何個もらったとか言って、自慢していましたっけ。
特にカッコ良かったわけではなかったはずです。確か職場の
女の子に頼んで買ってもらっていたような…。何が楽しくて
あんなことしていたんだろう??

そこの会社にいた時は、義理チョコを買うからと若い後輩に
お金だけ集められて、贈りたくもないのに職場の上司全員に
チョコを配ったこともありました。理由は、お返しのクッキーが
食べたかったからだそうです。確かにホワイトデーには
缶入りのクッキーを全員もらいましたが、それで何が楽しい
んだ??と一人呆れていた記憶があります。

嫌なら断ればいいんですけどね、頼まれるとイヤとは言えない
気弱な人間なのです。

その点、わんにゃんずにはチョコレートは毒で良かった
ですよね。でなければ、皆にチョコレートあげたく
なっちゃいますもの。(人間にはあげたくないけど、わん
にゃんずなら惜しげもなくあげちゃう!)

皆さま、くれぐれもわんにゃんずにはチョコレートはあげないで
下さいね。中毒になっちゃいますからね〜。

ということで、今日は何の日プラス一口メモでした〜(^○^)


...... 2002年 2月 15日 の日記 ......
■[ NO. 373 ] 晴れ
ついに出たか〜
皆様すでにご存知のことと思いますが、いよいよ猫の
クローンが誕生しましたね。亡くなったペットをよみがえ
らせるのが一番の目的らしいですけど、でも、これって
一体どうなんでしょ??

確かに愛してやまない子供たちが死んでしまったら、めちゃ
めちゃ悲しいし、絶対に「また会いたいな」と思うでしょう。
現に、私だっておかあちゃんがまだ生きていてくれたらとか
もう一度おかあちゃんをナデナデできたらとか、思う事が
しばしばありますもの。

でも、だからって、ほんとうに死者がクローンになって
よみがえってきたらどうでしょう?限りある命だからこそ
大切にしようと思うのですし、死んでしまうからこそ、
楽しかったり、悲しかったりした思い出がいつまでも心に
残るのだと思います。でも、簡単にクローンができるように
なれば、
きっと「もしこの子が死んでも、またクローンで再生すれば
いいや」とか思って、おつきあいもなおざりになってしまう
のではないでしょうか?それでは本末転倒です。

例えば人間の体外受精とかもそうですけど、人間はどこまで
「生命」を操作してよい物なのでしょうね?科学の進歩の
おかげで、不幸にして子供ができない人でも子供を作れる
時代になりました。でも、かたや発展途上国と言われる
貧しい国々では、避妊のすべが無いために人口増加が進んで
いますし、そのために更なる食糧難や幼くして亡くなる子の
数が莫大に増えています。

そのくらいなら、不妊治療を受ける前に、例えば両親を
早くに亡くしてしまった子を引き取るとか、すればいいのに…
と思ったりもするのですが、一応人間の話ですから、わんにゃん
のように、簡単に里親を探すなんてことはできないのでしょうね。

どっちにしても、私の意見としては「クローンなんて作ってる
ひまとお金があったら、人間に正しい倫理や常識を簡単に
植え付けられる薬でも開発してちょうだい」って感じでしょうか。

人間の行動が地球の運命を左右すると言っても過言ではない
でしょう。その人間に正しい倫理観や常識がなければ、
地球に明るい未来は無いと言わざるをえませんものね。

今日は何だか難しい話になってしまいました…。


...... 2002年 2月 16日 の日記 ......
■[ NO. 374 ] 晴れ
え〜、マジ〜
今朝、すごい事実を発見しました。両親はとっくの昔から
知っていたらしいのですが、私には初めてのことでした。

キッチンで朝食をとっていた時、父親が隣の居間にいた
小次郎を呼びました。キッチンと居間は続き部屋なので、
部屋の様子が見渡せるのですが、小次郎はどこかへ行こうと
してか、居間の一番はしっこの方に向かって歩いている
ところでした。

私が、呼んだって来るわけないじゃんと言うと、父親は
「小次郎は呼べばちゃんと来るんだぞ、知らないのか?」
と言うのです。相変わらず私には凶暴な態度を見せる小次郎
なので、呼べば来るなんて思いもしません。当然ながら
私が呼んだって来るわけもありませんし。むしろ、私が
小次郎を呼んだ時の反応はと言えば、いかにも嫌そうに
しっぽをパタパタと床に叩きつけるという、反抗心剥き出しの
態度なのです。

そこで、「じゃあ、呼んでみせてよ」と父親に言うと、
父親はまた小次郎を呼びました。するとキッチンとは反対
方向に歩いていた小次郎がくるりと向きを変えると、本当に
父親の方に向かって歩いてくるではありませんか!

私は思いっきり驚いたと同時に、私に対するそれとは正反対の
態度に、思いっきり腹が立ってしまいました。どうして
そんなにも態度が違うんじゃ〜〜!!

小次郎は一発芸もできるし、お兄ちゃんの見よう見まねで
すぐに開き戸を開けられるようになったし、まんざらバカ
では無いと思うのです。(その点七奈ちゃんは顔はかわいいけど、
おつむの方はイマイチみたい…)。しか〜し、何てったって
性格が悪すぎる!!どうしてここまで飼い猫(って言い方は
好きじゃないけど)に見下されなければならないんだ〜!!

やっぱり小次郎とをやじ君をトレードしようかな。
(をやじ君はをやじ君なりに一癖ありそうだけど…)


...... 2002年 2月 17日 の日記 ......
■[ NO. 376 ] 曇り
ベジタリアン
最近七奈の食欲があまりありません。今まではあんなに
がっつく子で、朝誰かが起きると必ず私の布団から飛び出して
行ってご飯をクレクレとせがんでいたのに、ここ数日は
朝起きてしばらくして、お腹が空いただろうと餌入れに
ご飯を入れても、ぜんぜん食べないのです。

その代わり、キッチンの出窓に置いてある1ヶ月経っても芽の
出ない猫草の入れ物に顔を突っ込んでは、草を食べたそうに
しています。(猫草を育てるキットが売ってますよね。それで
1ヶ月も前に種をまいたのに、未だに芽が出てこないのです…。)

これが草の生えている時期ならば、裏の畑のすみっこあたりに
行って猫じゃらしの草の葉っぱを取ってくればすむ事なのですが
この冬のさなかではまだ草も生えていません。そこで母親が
先週の木曜日に少し遠くのホームセンターまで育っている
猫草を探しに行ってくれたのですが(わりとこのお店には
猫草が置いてあることが多いので)、この時は無かったとかで
また栽培キットを買ってきて今度こそと言って種をまいて
くれました。

そして昨日、いつものように近所のホームセンターへ猫砂を
買いに行ったところ、珍しくすぐに食べられる猫草が販売
されていました。小さなポットにほんの少ししか生えていなくて
お値段なんと258円でしたが、七奈がとても食べたがっていたのを
見ているので、背に腹は代えられません。そこでその猫草を
買ってきたところ、七奈ばかりでなくお兄ちゃんも小次郎も
飛んできて、ムシャムシャと草をほおばっていました。

草の量は少なかったのですが、昨日の時点ではポットが
からっぽになるほどには食べ尽くされませんでした。しかし
今朝も私が起きてくると七奈も起きだしてきて一番にキッチンへ
行って猫草を食べ始めました。しかし、しっかりとうわっている
草はなかなかうまく食べられないので、私が一本一本ポットから
引っこ抜いて七奈に食べさせてあげました。

普通なら5〜6本も食べれば十分なはずですが、今日の七奈は
食べる事、食べる事、みるみるうちにポットの草はほとんど
無くなってしまいました。私はそれ以上食べられると、種を
まいた猫草の芽が出る前に草が全部終わってしまうと思い
それ以上あげるのをやめたのですが、ちょっと目を離した
すきに、七奈は自分で草に食いついて、草がうまくかみ切れない
ので、出窓の上からポットごと床に落とし、土をそこらじゅうに
ばらまいてくれました(>_<)

結局その後も七奈は朝ごはんを食べようとせず、私は外出する
予定があったので、心配なまま出かけてしまったのですが、
帰宅するとその後はご飯を食べたとのことでちょっぴり
安心しました。

とにかく、我が家に来てからパルボにかかった時以外、
七奈の食欲が無くなることはなかったので、どうしてなのか
原因もわからないし心配なのですが、まったく食べないという
わけでもないので、もう少し様子を見ようかと思います。
もしかするとご飯が合わないのかもしれないし…。それとも
もしかして発情の兆しなのかな???(*_*)


...... 2002年 2月 18日 の日記 ......
■[ NO. 377 ] 晴れ
マジでやめてちょうだい
最近毎晩夜中になると、小次郎とお兄ちゃんの追いかけっこで
たたき起こされます。体力がありあまって遊びで追いかけっこを
しているならいざ知らず、小次郎が嫌がるお兄ちゃんを
追いかけまわし、お兄ちゃんはシャーシャーと威嚇しながら
一生懸命私の部屋まで逃げてきます。

そこで私が飛び起きて仲裁に入るのですが、昨日は何を
しても小次郎があきらめないのです。このように興奮している
時に手で追い払おうとすると思い切り噛まれてしまうので
そのへんにあった洋服で小次郎を部屋から追い出そうと思った
のですが、何せ真っ暗なのでよく見えません。そのうち、
小次郎は本棚の隙間へ入りこんでしまったりして、それでも
まだお兄ちゃんを追いかけています。

仕方なく小次郎を追い払うのは諦めて、お兄ちゃんを抱えて
ベッドに入りましたが、お兄ちゃんもとても興奮していて
ウーウー唸り声をあげていてなかなか落ち着きません。
そんな様子に驚いて、一緒に眠っていた七奈もどこかに
行ってしまったりして、真っ暗なガラクタが散乱する部屋の中で
足元に気をつけながら再度小次郎にチャレンジしました。

すると、ようやくギャーギャー鳴きながら階下へ下りていって
くれましたが、毎晩こんな状態が続いていて、ひどい時など
おいかけっこが一晩に2回も3回もあるので、その度に飛び起きな
ければならず、実は最近かなり睡眠不足なのでありました。

寝ている間だけ小次郎を隔離できる方法を真剣に模索中です。


...... 2002年 2月 19日 の日記 ......
■[ NO. 378 ] 晴れ
グルメ?それとも…
最近のお兄ちゃんは以前ほどご飯をおいしくすっきり食べて
くれません。特に、サプリメントを混ぜたご飯は餌入れに
よそって持っていっても、匂いをかいだだけでプンとそっぽを
向いてしまいます。(これは比喩的表現ではありません。
本当〜に横を向くんですよ!!かわいくないじゃありま
せんか…。)そこで、どうしてもサプリメントは食べて欲しいので
かつおぶしをかけたり、マタタビの粉をかけたりして何とか
食べてもらうのですが、毎回そんなことをしていてはしつけ
の上でもよくありません。

しかし、今日ご飯をあげていて気付いたことがあります。
それは、缶詰がチキン味の時はとっても食いつきが良いという事。
普段はお魚大好きなお兄ちゃんのためにフィッシュ味の
缶詰をあげているのですが、4回に1回の割合で気分転換に
チキン味の缶詰をあげるのです。すると、なぜかサプリを
入れてもかつぶし無しですっきり食べてしまうのです。

特に最近クランベリーを混ぜたご飯を嫌がるようになって
しまったのですが、チキン味の時はかつぶし無しでも最後の
ひとかけらまできれいに食べてしまいます。

確かに欧米ではチキンなどのロースト肉にクランベリーソースを
添えていただく習慣があるそうですが、純和猫のお兄ちゃんに
そんなハイカラな味がわかるとも思えません(^^ゞ とすれば、
あとはフィッシュ味の缶詰に飽きてしまったという事ですよね。

この間フィッシュ味の缶詰をケースで購入したばかりなのですが、
チキン味の缶詰を買いなおしてローテーションを組みなおさ
なければいけないかしら…などと思案している所でありました。

お兄ちゃんは何でも嫌がらずに食べる良い子だと思ったのに、
やっぱり長い間同じものだと飽きちゃうものなのですね。


...... 2002年 2月 20日 の日記 ......
■[ NO. 379 ] 晴れ
何これ〜〜(@_@)
実は今日から5連休でございます。私が勤めている会社には
フレックス休日なる制度がありまして、自分の好きな日を
選んで長い休みになるように設定することができるのです。
で、今日から3日間お休みをもらって、明日からは約3年ぶりの
2泊3日のお出かけの予定でした。

しか〜し!!今朝ごみを出しに行って戻って来た時のことです。
をやじ君がいつもの場所で日向ぼっこをしているのが見えたので
一旦家に入ってをやじ君の好きなマグロのレトルトパックを
持って来ました。そして餌入れによそったのですが、ほんの
ひと口食べただけで、あとは自分の体をしきりにペロペロ
なめています。

普段からかなり薄汚れたをやじ君なので、毛づくろいなど
しているのを見た事は無く、しかも父親から最近をやじ君の
元気が無いという話を聞いていたのでをやじ君の行動を
不審に思い、なめている部分を見てみると、なんと右腕の
付け根周辺の皮膚に直径3cmくらいの大穴がパックリと開いて
いました(@_@)

私は思いっきりびっくりしてしまって、取る物もとりあえず
おかあちゃんの小屋から一番小さい移動用のケージを持ち出して
きて、をやじ君が逃げないうちにその中につっこんで
しまいました。(をやじ君は何をしても抵抗しない子なので
こういう時はラクなのです。)

そしてあわてて洋服を着替え、朝食も取らず、大騒ぎする
をやじ君のケージを軽トラックの荷台にしばりつけて(^^ゞ
いつもの一番近くの動物病院へ飛んで行きました。そして
診察してもらうと、どうやら喧嘩で噛まれた傷が化膿した
らしいとのこと。そして先生が「ほらね」とか言って
傷口を押すと、中からウミがドバ〜っとあふれ出て来ました。

私はあまりの痛々しさに思わず悲鳴をあげてしまいましたが、
とりあえず消毒をして、化膿どめと抗生物質の注射をしてもらい
帰宅しました。帰る時に、「外へ放せるでしょうか?」と
聞くと、放しても構わないけど、多分これから化膿した部分が
腐って崩れ落ち、中の肉の部分が丸見え状態になってしまうので
外にいると治りも悪いだろうし、何かあっても対応できないので
できれば放さないで様子を見た方が良いといわれました。

そこで帰宅して、一応両親の了解を得てから(今回は二人とも
すんなりOK出してくれました)封印してあったおかあちゃんの
小屋へ直行しをやじ君を入れる準備をしました。小屋は
おかあちゃんが死んでしまってから、私が悲しくなって
しまうので行くのを敬遠していて、そのため掃除も片付けも
済んでいなかったのですが、とりあえず寒さ対策とご飯、
トイレの準備だけして、をやじ君を小屋に入れてあげました。

しばらくして見に行くと、をやじ君はか細い声であんあん
鳴きながら小屋から出たい様子でしたが、傷口からはまだ
膿がポタポタと垂れている状態だったので、とても出せる
わけはありません。をやじ君に傷が治るまでの辛抱だから
と言い聞かせて、小屋を離れました。

そして、夜になって夕ご飯をあげに小屋へ行くと、をやじ君は
おかあちゃんがいつも使っていたベッドに入って丸くなって
いました。どうやら小屋の居心地の良さがわかったようで
(もちろん、母屋のにゃんずに比べたら雲泥の差ですけど
外よりはマシということで…)もう出たいとは言いませんでした。

またレトルトパックに抗生物質を混ぜた夕ご飯をあげると、
最初の2口ほどは食べたのですが、すぐにまたベッドに
戻って行ってしまいました。しかも、その時をやじ君の
様子を観察していたところ、朝治療をしてもらった部分とは
また別のところに、更に大きな穴が開いてきたようで、
どうやら2ヶ所を噛まれていたようでした。

しかし、抗生物質をあげてあとはをやじ君の治癒力にまかせる
しかないので、とりあえず小屋の中から出たがらないし
このまま様子を見る事になりました。

そんなこんなで、明日からの外出ももはや中止かと思った
のですが、幸い母親が面倒を見てくれると言ってくれたので
ちょっと心配ではありますが、行かせてもらうことにしました。

それにしても、たまたま私が今日から休みだったから
良かったですが、もし気付かずに放っておいたらどうなって
いたかと思うと、ぞっとします。(すでにかなり化膿が
進んでしまった状態ではあったのですが…)。あとはせいぜい
をやじ君にゆっくり休んでもらって、早く良くなってもらわ
なくちゃと思います。

しかし、傷が治っても出て行かなかったらどうしよう…。


...... 2002年 2月 21日 の日記 ......
■[ NO. 380 ] 晴れ
今日は横浜〜
2年前の今ごろ初めて亀ちゃんが我が家に現れて、その後
我が家の猫環境が大幅に変わってしまってから、ゆっくりと
外泊などしたことはありませんでしたが、12月におかあちゃんが
亡くなってしまって、あわてて帰宅したり家をあけられない
という状況がなくなったので、今回猫の日近辺で短大時代の
友人に会って横浜の高級ホテルで一泊し、翌日みんなで
猫の日フェスティバルに参加するという企画を立てました。
もちろん、友人みんなが猫好きというわけではありませんが、
時間と興味があれば行きましょうということになっていました。

昼過ぎに集合して、お茶を飲んだりお話をしたり、無料で
お顔のお手入れをしてもらったりして、横浜のホテルには
夕方6時過ぎに着きました。そして、お部屋に入ったのですが
予想していたよりもずっとゴージャスで、バスルームは
前面がガラス張りで正面には大観覧車が間近に見え、とても
広くゆったりしていました。残念ながら大観覧車は休館日
とかでライトアップはされていなかったのですが、まわりの
ビルのネオンなどがキラキラして十分にきれいでした。

その後はすぐとなりのショッピングモールのレストラン街で
横浜と言えば中華料理ということでとっても安くてお得な
中華料理をお腹一杯いただいて、あとはいつものように
朝の3時くらいまでひたすら語り合っていました。もちろん
話題の中心と言えば、最近のアメリカ、特にブッシュ大統領の
傲慢ぶりや、小泉首相のアメリカに対する情けない態度などなど、
そして私たちのあいだでは現在の日本、そして世界のこの不安定な
状況はすべてアメリカが悪の枢軸なのだという結論に達しました。

もちろん、たわいのない話なども多少はしましたが、
この友人たちと一緒にいて本当にうれしいと思うのは
それぞれが、それなりに自分の関心事を本や新聞で読んだり
勉強して、それが正しい、正しくないに関わらず、自分の
意見として主張でき、その主張に対して得られる意見から
また新しい自分の意見が生まれたり、新しい知識を得たり
できる、つまり、友人のおかげで自分自信を高めることが
できるのです。

お互い正しい方向性をめざして、本音で語り合える、
そんな素晴らしい友人にめぐりあえた事を心から感謝できる
本当に楽しい一日でした。


猫の日

...... 2002年 2月 22日 の日記 ......
■[ NO. 381 ] 晴れ
寂しい猫の日
今日は昼にホテルをチェックアウトして、猫好きの友人
(トップページにある写真の猫の雛飾りを作ってくれた彼女です)
とねこたまに行きました。今日は言わずと知れた猫の日で、
去年まではねこたま近くの玉川高島屋で毎年猫の日フェス
ティバルが開催されていたので、今年もこれを見に行くつもり
でいたのですが、いくら調べても猫の日フェスティバルが
見あたらず、結局今年は中止なのか、去年まででもう
終わりなのか、いずれにしても猫の日フェスティバルは
行われなかったようでした。

それでもと思いねこたまには行ってみたのですが、こちらも
寂しいこと。前回来たときは隣にあったナムコワンダーエッグが
無くなっていて周囲にあまり人もいないし、入園しては
みたものの施設はすっかり古ぼけてしまって、にゃんずも
手入れをされていないのか毛づやの悪い子が多く、よくある
動物園の風景同様みんなグデ〜っと寝ている子ばかりで
はっきり言ってがっかりしてしまいました。

しかも、何を考えてそんなことをするのか、アメショーと
アビシニアンのカップルやスコティとアメショーのカップルで
交配して生まれた子猫を販売していました。生まれた子猫は
ただの雑種ですよね?そんなことして、一体何になるのか
しかも、母猫と紹介されていた猫は何だかやせ細って毛が
バサバサしていて、そんな子に子猫産ませて良かったの??
と、とても疑問の残るねこたまでした。

猫グッズのお店もあまり品数が豊富でなく、とりあえず
職場の方々に配る猫クッキーだけを購入し、それでも猫の日
だからとにゃんずに一番安い猫じゃらしを購入してねこたまを
後にしました。多分二度と行くことは無いでしょう。

しかし、肝心の猫の日にフェスティバルはやってないし、
ねこたまはすっかりさびれているし、しかも今日は別の
友人の家に泊めてもらうことになっていたので、家に帰って
我が家のにゃんずと猫の日を祝うこともできないし、留守中
にゃんずの世話をしてくれている母親に今日は特別マグロ缶を
あげるようにお願いはしておきましたが、とっても寂しい
猫の日になってしまいました。

しかも、風が強かったせいか今年の花粉症が本格的に発症
してしまい、くしゃみは止まらないし、鼻水はダーダー出るし、
今年もまた辛い季節がやってきました(-_-)


...... 2002年 2月 23日 の日記 ......
■[ NO. 382 ] 晴れ
皆さ〜〜ん!
やっと3日ぶりになつかしの我が家に帰宅しました。実は
この2日間、寝る間も惜しんでひたすらしゃべりつづけた私は
一日の睡眠時間が5時間くらいで、家についた時はかなり
ヨレヨレの状態でした。しかし、にゃんずの顔を見れば
元気になると思っていたのに、玄関のドアを開けてただいま〜と
叫んでも、誰も出てきてくれません。せめて七奈ちゃん
くらいは、玄関にお出迎えしてくれると思っていたのに
その七奈の姿すらありません。

途端に疲れが倍増して、思い荷物を抱えて部屋に入っていくと
3にゃんずは出窓の猫ベッドや座布団に上で、思い思いの
格好をして眠っていました。そして私の声に反応して顔だけは
こちらへ向けてくれたのですが、誰も無表情で特に何の
感情もありません。

私はすっかり落ち込んでしまいました。だって、たかだか
2日半家をあけただけで、忘れさられてしまうなんて…
もちろん本当に忘れたわけではないでしょうが、それでも
3日ぶりなんだから、もう少しなんとかいう反応があっても
いいでしょうに(-_-)

あまりに眠かったので、こたつで一休みしてからをやじ君の
様子を見に行きました。をやじ君はその後わき腹の大穴が
2つになってしまって、皮膚がすっかり腐ってしまって中の
肉が丸見え状態だったので、再度軽トラックの荷台に積み込んで
病院に行ってきました。消毒して肉が早く盛り上がると言う薬を
縫ってもらい、帰宅してから小屋の中を3日ぶりに大掃除し
最初は使い方がわからなかったようで、そそうをしてしまった
トイレも使えるようになっていたのでトイレを掃除して
ご飯を十分にあげました。

また5日ほどしたらをやじ君を連れて病院に行かなければ
ならないので、をやじ君の入院生活はまだしばらく続き
そうですが、おかあちゃんがいた頃の、裏の小屋へ行く
楽しさを思い出して、ウキウキしながら通っています。

でも、みんなかわりなく、良い子でお留守番していてくれて
本当に良かったです。今日は七奈とお兄ちゃんと3人で
ぬくぬくしながら眠ろうっと(*^_^*)


...... 2002年 2月 24日 の日記 ......
■[ NO. 383 ] 晴れ
三者三様
最近久しく3にゃんずの爪切りをしていなかったので
だいぶ爪が伸びてしまい、ひっかかると痛いので3人
まとめて爪切りをすることにしました。

まず手近にいたお兄ちゃんを捕まえて母親が抱っこしながら
押さえ、私がその隙に爪を切りました。お兄ちゃんは
最初はいや〜んなどと言っていましたが、そのうちだんだん
動いて逃げようとし、最後にはガルガルと唸りながら
爪を切る私の腕を噛んで抵抗していました。

次に誰の爪を切ろうかと周りを見回したのですが、
小次郎は目があった途端に二階へダッシュで逃げてしまい
七奈もピアノの下に入り込んでしまいました。そこで
とりあえず七奈をおびき寄せるために近くでおもちゃを
ふりまわし、おもちゃに釣られて出てきたところをすかさず
捕まえて、また母親に押さえていてもらいました。七奈は
爪を切られている間はとてもおとなしく、暴れも鳴きも
せずにじっとしていましたが、爪きりが終わって開放すると
一目散に走り去って行きました。

最後は小次郎でしたが、小次郎は二階に逃げていって
しまったので、母親が猫なで声で呼びかけながら小次郎を
連れに行きました。(私が行くと絶対に興奮するから)
するとあっけなく捕まったのかすぐに下りてきましたが
爪を切ろうとするととにかく暴れます。そこで母親が
一生懸命押さえつけると、今度は緊張するのか全身を
つっぱって足先に力を入れて固くなってしまいました。

ギャーギャーなき叫ぶ小次郎の爪切りもなんとか終わり、
引き続き掃除をするために3にゃんずをケージに入れました。
普段3にゃんずを入れると小次郎が2段目の高い所を陣取って
お兄ちゃんと七奈が下の段でおとなしくしているのですが
今日は一番最後に入った小次郎が上の段に上ると、七奈に
体当たりで落とされて、仕方なくお兄ちゃんと二人で
下の段で静かにしていました。七奈はまるで女王のように
すました顔で上の段から下の男どもを見下ろしていて、
どうやら3にゃんずの力関係がこれで定まったように
思えました。

やっぱり女は強しでしょうか?

p.s. それから、今日七奈がはじめて引き戸を開けました。
七奈には開けられないと思っていたので、七奈の頭もまんざら
ではないことがわかりました(^_^)


...... 2002年 2月 25日 の日記 ......
■[ NO. 384 ] 晴れ
きょえ〜〜
昨晩のことです。私はこたつにあたりながらパソに向かって
いました。七奈もこたつの中にいて、私のひざのあたりを
枕にしながら眠っているようでした。

以前の日記にも書いたと思いますが、我が家は現在こたつ
の下にホットカーペットを敷いて使っています。そして昨日は
比較的暖かな夜でした。なので、いつもよりホットカーペットが
熱く感じられ、そろそろスイッチを切ろうかな〜などと
考えていました。

そしてしばらくすると、突然七奈がこたつから飛び出して
隣の両親の寝室に走りこんで行きました。私は何事かと
思いましたが、特に後は追いませんでした。するとその
寝室から「きょえ〜〜」というか「かお〜〜」というか、
何とも表現できない声が聞こえてきました。

私はその声に思い当たることがあったので、あわてて隣の部屋へ
駆け込みましたが、時既に遅く七奈は嘔吐を始めてしまいました。
(この何とも言えない奇妙な叫び声は七奈がパルボに
かかった時にさんざん聞いたので、忘れもしません。)

七奈は激しく3回ほど吐くと、ケロっとした顔をして居間に
戻ってきましたが、私は思い切り心配になってしまいました。
なぜなら、数日前に髪をしばるゴムが食いちぎられているのが
発見されたのですが、その切れ端がどこにも無かったのです。

七奈はゴムを食べる癖があるので、極力ゴム類は七奈の
手の届かないところにおいてあるのですが、どこからひっぱり
出してきたのか、髪を止めるゴムを食いちぎって、その端を
飲み込んでしまったのか、どこかに隠してしまったらしいのです。

とにかく七奈はパルボにかかった時以外、今まで一度たりとも
嘔吐などしたことが無かったので、もしやそのゴムの切れ端が
腸で詰まっていて、腸閉塞など起こしていたら…と思い切り
心配になってしまいました。

しかし、母親に聞くと猫のトイレを掃除した時に七奈の
ウンピがあったと言うので、そんなことも無さそうです。
とりあえず、しばらく様子を見ていましたが、その後は
吐く事もなかったので一安心しました。しかし、今まで
一度も吐いたりしたことはなかったのに、どうして突然
こんなことになってしまったのでしょう?ただの突発的な
事なら良いのですが…。


...... 2002年 2月 26日 の日記 ......
■[ NO. 385 ] 曇り
山盛りモリモリ
最近のをやじ君はと言えば、食欲もあるし元気もあるし
傷口もだんだんと乾いてきて痛々しさも薄れてきたし
なかなか調子は良いみたいです。

ケージでの生活にも慣れたみたいで、最初の1回目だけは
そそうをしてしまったんだけど、ちっちのついたティッシュを
トイレの中に入れておいたら、以後は一度もそそうを
していません。
ご飯を催促する時以外は滅多に鳴かないし、なかなか
扱いやすい患者さんで良かったです(^^ゞ

しか〜し、体が大きいせいか、一日1回しかしないせいか、
とにかくちっちとうんぴの量が半端じゃない!! 固まる
猫砂を使っているのですが、トイレに入れてある砂の
半分くらいは一度に捨ててしまうような状況です。
うんぴもとにかく山盛りモリモリで、トイレ掃除用の
スコップからはみ出して落っこちてしまいそうなくらいの
でっかいブツが今日もありました。

食べる量が多いというのもあるとは思いますが、やっぱり
安いご飯をあげているのが、一番の原因かもしれません。
なんだか安いご飯てカスばっかりで、身になる部分なんて
ほとんど無さそうだから…。でもをやじ君にはこのまま
安売りご飯でがんばってもらおうと思います。だって
健康そうだし、嫌がらずに食べるし…。

でも、ちょっと心配な部分もあるのです。それは水入れの
水の減り方がめちゃめちゃ早いということ。これも食いつきを
良くするためにご飯が濃い味にできているからなのか、
それともちっちの量が多いから腎臓でも悪くて多飲多尿に
なっているのか…。

土曜日にもう一度病院へ行くことになっているので、
その時に検査してもらってもいいんだけど、そんな事
調べてじゃあ病気だったらどうするの…という話にも
なるので、とりあえず今回は傷が治るまでの入院と
いうことで、区切りをつけようとは思っています。

でもね、毎日つきあっていると、やっぱりかわいくなって
くるんだよね〜〜(^^) さて、をやじ君の運命やいかに…。


...... 2002年 2月 27日 の日記 ......
■[ NO. 386 ] 曇り
やっぱりマグロはおいしいね
今日も少し残業して、ちょっと用事があったので寄り道をして
7時過ぎに帰宅すると、食事の用意が何もできていません
でした。何事かと思うと、今日は廃業の記念に外へ食事に
行くとのこと。以前の日記にも書いたと思いますが、
自営業をしている両親が2月いっぱいで会社をたたむことに
なったのです。まだ明日もあると言えばあるのですが、
明日は父親が夜外出する用事があるので、突然今日
行くことになったらしいのです。

すでに7時を過ぎていたので、両親はおなかを空かせて
待っていました。そこであわててをやじ君の世話を
済ませ、お兄ちゃんたちにも簡単にご飯をあげて3人で
出かけました。

田舎ですから、たいした選択肢もなく、父親が海鮮料理を
食べたいと言うので、海産物メニューが中心のレストランに
行きました。しかし、私は基本的に海産物が苦手なので
選択の余地がなく、とりあえず一番海産物の少なそうな
メニューを選びました。

しかし、料理が来て見ると量は多いし、苦手なものもあって
結局はあまりたべられませんでした。料理の中には
刺身がたくさんあったのですが、中にマグロの切り身も
ふた切れありました。そこで、マグロを包んで持ち帰る
ことにしました。

そして、帰宅して包みをあけてみると、3にゃんずが
わらわらと寄ってきました。いつもはシャーシャー言って
怒る小次郎も今日ばかりは自分から近寄ってきて
一生懸命手をのばして欲しがります。そこでお兄ちゃんから
じゅんじゅんに3にゃんずにまぐろをちぎってあげました。
今日のまぐろはトロではなく普通の赤身でしたが、それでも
お兄ちゃんたちは奪い合うようにたった2切れのまぐろを
喜んで食べました。

それにしても、どうして日本のにゃん達はこうもお魚が
好きなのでしょう?遺伝子とはいえ、不思議ですね。


...... 2002年 2月 28日 の日記 ......
■[ NO. 387 ] 雨のち曇り
ぎゅーづめ
をやじ君のケージへご飯をあげに行くと、中にある
2段ケージの上の段からベッドが転がり落ちていることが
よくあります。おかあちゃんが生きていた時もたまに
ベッドが落ちていたことがありましたが、それはごくごく
まれな事で、をやじ君のように1日1回というような
頻度ではありませんでした。

私はをやじ君がいったい何をやっているのだろうかと
不思議になりましたが、一日中見張っているわけにも
行きません。そして、今日偶然その謎が解けました。

夜ご飯をあげにいった時のことです。今日はなぜか
あまり食欲が無いようで、ご飯をいつもと同じ分量
あげたのですが、をやじ君は1/3ほど残して食べるのを
やめてしまいました。そこで、をやじ君の様子を観察
していると、をやじ君はさっさと2段ケージに用意した
ベッドの中に入っていきました。

このベッドはずっとおかあちゃんが使っていたものですが
をやじ君とおかあちゃんは夫婦(?)だったのだから一緒でも
かまわないだろうと思い、おかあちゃんが生きていた時と
同じようにセットしてありました。そこへをやじ君も
入ったわけですが、何せ体の大きさが倍と半分ほども
違います。

おかあちゃんの時はベッドにいくらでも隙間があったの
ですが、でぶっちょのをやじ君がベッドに入ると、ベッドは
をやじ君のお肉でぎゅーづめ状態になってしまいました。
そしてをやじ君はベッドの中で正座(両手を前で揃えて
お尻だけ座る格好です)をしたまま、なんだか座る場所が
定まらない様子で右へ左へしばらく揺れていました。

そのうち、とりあえずベッドの中で落ち着いたかと思うと
今度はわき腹の傷をペロペロ始めました。だいぶ乾いて
きたとは言え、やはり気になるようです。しかし、
後ろを向いてその傷をなめるたびに、ベッドがクラクラと
揺れて、ケージの上段から落ちそうになります。そこで
私はハタと気づいたのです。いつも傷口が気になるをやじ
君は後ろを向いてわき腹をなめていると、そのうちベッドの
揺れが大きくなり、やがてベッドごと段の上から落ちて
いたのだろうと…。

なんだかその様子を想像したらおかしくなってしまいましたが
もともとちょっとおまぬけ顔のをやじ君なので、そんな
姿も結構かわいいのでありました。

明日の朝はベッド転落しないでいるかしら?