...... 2003年 3月 01日 の日記 ......
■[ NO. 756 ]
発見! をやじ君の秘密
今日は一日大雨でした。朝は雪が舞っていたのですが
そのうち雨に変わり、今はかなり激しい大雨です。これだけ
雨が降ればあちこちに残っていた雪もきれいに溶けて
いよいよ春が近づいて来るのでしょう。

さて、今朝のことです。裏の小屋でにゃんずの世話をしていると
ははちゃんがいつものようにケージの中から出るか出ないか
というほどのかすれた声で「あ〜」と鳴いていました。その時
ふとははちゃんの顔を見ると、左側の上の犬歯がありません。
喧嘩をしたのか、何かの事故なのかどうやら折れてしまった
ようです。

以前にも外の子で犬歯の無い子はいたので(あ〜ちゃん
だったかな?)まぁ、ありがちな事だとは思ったのですが
その時ふとをやじ君も口にしまりがなく、よく下の犬歯が
上唇を押し上げて口が半開きになっていることがある事を
思い出しました。

そこで、抱っこしていたをやじ君の口を開けて見てみると
何と、をやじ君には上の歯が何もありませんでした(@_@)
見間違いかと思い、何度も口を開けて見たのですが、
犬歯だけでなく前歯も見えません。下の犬歯は2本とも
あったので、まったく歯がないわけではないのですが
明らかに上あごには歯がありませんでした。

どうりで、をやじ君はご飯を食べる時にとても食べにくそうに
していて、口からポロポロこぼしたり大きな塊は食べられ
無いのでほぐしてあげたりしていましたが、歯が無かったから
そうだったのかと、改めてびっくりしました。

またそこでふと気づきました。いつから歯が無かったのか
知りませんが、これではいくら喧嘩をしても相手にかなう
わけはありません。だって「歯が立たない」んですもの。
それなのに、をやじ君は喧嘩っ早いので売られた喧嘩は
必ず買ってしまって、その度に相手に噛まれてしまったので
しょう。

まぁ、歯が少なくても普通にご飯は食べられますし、
かえって歯石とかの心配をする必要がないのでいいかな
なんて気楽に考えてしまいました。あのしまりの無い口も
返ってかわいいかな…なんて思います。


...... 2003年 3月 02日 の日記 ......
■[ NO. 757 ] 晴れ
図々しいったら(ーー;)
今日は朝からとても良い天気でしたが、かなり風が強く
肌寒い一日でした。

裏の小屋の4にゃんずは、避妊手術をした女の子たちも
していないむーちゃんもみんな抗生物質を飲み終わった
のですが、相変わらず涙目がなおらないため、以前をやじ君が
もらっていらなくなった抗生物質をあげることにしました。
みんな体重が軽いのでちょうど1/4錠ずつあげればよく
毎回1粒の薬を4つに切ってそれぞれ粉にして、カルカンと
混ぜてあげています。

しかし、4にゃんずだけカルカンをあげるとをやじ君を
差別することになってしまうので、もちろんをやじ君にも
薬ぬきのカルカンをあげています。しかし、をやじ君は
カルカンを食べる前に少しカリカリをあげているので
あまりカルカンを食べません。いつも餌入れの中に少し
残してしまいます。

そして今日も餌入れの中には少しだけカルカンが残って
いました。そして1階のケージを掃除すべく、ははちゃんと
むーちゃんが入っているケージを開けてケージの中で
水がこぼれてビショビショになっていた新聞紙を取り替えて
いました。この時ははちゃんは大概そのへんをウロウロ
していますが、滅多に遠くまでいかないのでそのまま放って
おきました。

そして、しばらくしてふと見ると、おかあちゃんがをやじ君の
ケージの隙間から手を突っ込んで、をやじ君の餌入れに
入っていたカルカンを一生懸命かき出しています(@_@)
をやじ君はすぐ近くで見ていましたが、特に怒るでもなく
ずっと私の方を向いていました。

しかし、あまりに図々しいので私がははちゃんを抱き上げて
ケージの中に戻しました。ははちゃんは食い意地がはって
いるので、のろまなむーちゃんは良くご飯をははちゃんに
食べ尽くされてしまって、お腹を空かせている事もある
くらいです。(なんちゅー母親じゃ(ーー;))

すると、今度はははちゃんは新しくしいたばかりの新聞紙を
バリバリとかみちぎって抗議するので、ケージをあけて
ははちゃんを抱き上げ「どうしてそういういたずらばかり
するの!」とお説教をしました。ははちゃんはプルプルと
小刻みに震えていましたが、同時にゴロゴロとのども
ならしていました。ちゃんとわかってくれたのか、あまり
自信はありませんが、これで少しは良い子になってくれたら
いいのにな。

をやじ君は前にも増して甘ったれちゃんになってしまい
抱っこしてあげると、じっと目を閉じていつまでも抱かれて
います。本当にかわいいです。(母屋のにゃんずはあまり
喜んで抱っこされないので)私の脇の下に顔をつっこんで
眠ったようなしぐさをすると、よくそうして眠っていた
ロンドンのローラが思い出されて、ちょっと寂しい気持ちに
なるのでした。ここにローラはいないけど、でも他の
仲間がたくさんいるからいいかな(^_^)


...... 2003年 3月 03日 の日記 ......
■[ NO. 758 ] 雨のち曇り
あぶないじゃん!
最近掃除するためにケージからトイレを出してケージの
スペースを広くしてから、にゃんずを猫じゃらしで遊ばせて
あげるようにしました。やはりまだ子猫の域をでないような
若い猫たちなので、ケージの中の生活では体がなまってしまう
ようです。

土曜日にトイレの砂を探して行ったスーパーで買った安い
猫じゃらしを振ると、ははちゃん以外はみんな猫じゃらしの
動きを一心に見つめて、激しくケージの間から手を出して
猫じゃらしを追いかけます。あのをやじ君でさえ喜んで
遊ぶのです。(もちろん、誰もケージの外には出しません。)

一番敏捷なのはやっぱりえーちゃんです。一生懸命むきに
なって猫じゃらしを追いかけます。次に敏捷なのはびーちゃんで
この二人はケージの中で同じ顔をして同じようなしぐさを
するので見ていてとても面白いです。

そして、一番にぶいのはやっぱりむーちゃんです。むーちゃんは
猫じゃらしの動くスピードにはまったく追いつかず、モタモタ
していて、たまに不意をついて猫じゃらしをケージの中に
突っ込むと猫じゃらしが体にあたってからあわてて飛びのくので
ほとんど意味がありません(^_^;)でも最初は石のように
固まっていたむーちゃんがやっと慣れてきてくれたようで
その様子がとてもかわいいので、むーちゃんは私の一番の
お気に入りなのでした(^_^)

そして、ひとしきり遊ばせてから1階のケージの中を掃除
していると、まだ興奮さめやらぬ2階のにゃんずが上から
手を出して私の頭をひっかきました。幸い髪をかすめただけで
傷はつきませんでしたが、油断をすると2階のにゃんずに
ご飯をあげようとケージに近づいただけで手や顔をかすめて
引っかかれるのでまったく危険きわまりありません。

しかもケージの中に手を入れると2階のにゃんずは喜んで
じゃれつくので、私の手は傷だらけになってしまいました。
まぁ、かわいいと言えばかわいいのですが、情が移ると
余計に外へ放せなくなってしまうし、本当に困ってしまい
ました。本腰入れて里親を探さなくちゃですかね。
(でもその前にみんな病気の検査をしなくてはなりませんが。)


...... 2003年 3月 04日 の日記 ......
■[ NO. 759 ] 晴れ
崩壊の予兆…
今日は会社で東海沖地震を想定した避難訓練がありました。
設定としては、地震判定会が召集されたので、すぐに仕事を
やめて、電源などみんな落として、帰宅しましょうという
ものでした。

午後4時半から訓練があるという話は事前に聞いていたのですが、せ
っかちな我が部署の部長は安全関係の責任者でもあるため、
4時25分にはヘルメットもかぶり終え、ひたすら時計を見つめ
ながら構内放送が入るのを今か今かと待ち構えていました。
(結局放送が入ったのは4時35分頃でしたが…。)

通常の火災の避難訓練だとすぐに屋外へ避難して行くのですが
今回は帰宅するという訓練だったので、責任者が点呼して
人数の把握などしている間私たちは何もすることが無く
ただそのあたりに突っ立って話をしていました。(てっきり
屋外に行かなければならないと思っていましたし。)

わけもわからず時間が経ち、30分その場に突っ立っていると
「本日の訓練はこれで終了します」という放送が入りました。
私たちは「これは一体何??」と口々に文句を言いながら
仕事に戻りました。まったく、意味不明な訓練でした。

しかし、実際にこういう状況になったら一刻も早く家に連絡して
ケージを総動員してにゃんずの身柄だけは確保しておいて
もらわなければなりません。ケージに入れて庭にでも出して
おけば万が一大地震が来ても家の下敷きになったりどこかに
行ってしまう事は無いでしょう。まぁ、判定会が開かれる
前に地震が起きてしまったら無理ですけど…。

で、何が崩壊の予兆かと言うと、やっぱり裏の小屋の4にゃんずを
外に放せないという気持が日々強くなってきているのです。
捕獲した当初は目やにでグズグズだったり、怯えていて
威嚇していたにゃんずも、今ではすっかり慣れて私にじゃれ
ついてきます。そんな姿を見ると今更外に出すのはあまりに
かわいそうで、何とか幸せな生活をもたらしてあげたいと
思うのです。(もちろん、里親も探します。)

しかし、多頭飼育は病気感染などの危険性もあるので、会社で
仕事の合間にネットでそのことを調べていたら、山梨県の
飼っている犬や猫が合計で10匹を越えると届出しなければ
飼育できなくなるという条例を見つけました。おそらく放置
すると、数が増えすぎて崩壊の危険性があるからだと思います。
(山梨では多頭飼育の崩壊事件が何回かありましたから)

で、現在の我が家のわんにゃんずは9匹、これ以上増やすつもりは
まったくありませんが、届出が必要な数の一歩手前です。
何だかそう考えてみると、自分は今とっても危険なことを
しているようで、しかも我が家は今とっても複雑な問題を
抱えており、もしかするとそのうち引越しをしなければ
ならない可能性もあるので、そうなった時にみんなを連れて
行かれなくなったりしたら、それこそ崩壊の何物でもありません。

そんなわけで、今とっても精神的に不安定で、毎晩レメディを
せっせと飲んでいる次第です。あ〜、どうしてこんなことに
なっちゃったんだろ…(T_T)


...... 2003年 3月 05日 の日記 ......
■[ NO. 760 ] 晴れ
罰当たり…
最近とても世の無常を感じています。実は親戚の間で起きて
いるゴタゴタや新たに加わった4にゃんずの行く末などを
考えるととても虚しくなってしまうのです。

そこで、無常をキーワードに検索してみたところ、とても
良いホームページにめぐりあうことができました。
仏教を説明しているサイトなのですが、私の人格形成において
仏教と通じる部分が多分にあることがわかったのです。
もちろん、私は今までこれといった宗教を勉強したことは
ありませんし、両親も無宗教に近いのでこれはまったくの
偶然なのですが、それにしても共感できる部分がとても多く
自分でもびっくりしてしまいました。

でも、そんな中で1つとても気になる部分がありました。
それは不殺生を説いた部分です。以下がそのコピーです。

不殺生
人間を特別な存在と捉えず、生きとし生けるものの生命を
自らの命と同じように大切に考え、むやみに殺すことも、
また人間のわがままによって捕獲し生き物の本来の生活を
営む自由を制限することのないように、逆にいのちを
育むように心がける。

これを読んで、私はとてもショックを受けてしまいました。
だって、私が猫達にしている不妊手術や完全室内飼育は
明らかにこの教えに反するものだからです。ということは
私は悪い事をしているのか? 実は仏教の世界ではいけない事
だったのか?

何だか、今まで自分が良かれと思ってしてきたことが
すべて否定されたようでとても悲しくなってしまったのでした。

まぁ、一つのサイトに書いてあった、悪く言えばある一個人の
解釈を鵜呑みにすることは無いとも思うのですが、それ以外の
部分がとても共感できていただけに、余計悲しくなったので
ありました。

やっぱり、私がしていることは、自分勝手で自己満足で
猫達は迷惑しているのでしょうか?(T_T)


...... 2003年 3月 06日 の日記 ......
■[ NO. 761 ] 曇り
なんてトロくさいの!
今日は夕食のおかずにマグロのぶつ切りがありました。
母親がスーパーの安売りで買ってきたらしいのですが、
見るからに新鮮さが無く(ーー;)あまりなま物を好んで
食べない私と新鮮なお魚しか食べないお兄ちゃんは全く
手を付けず、魚とみるとやたらにうるさい小次郎と珍しく
七奈ちゃんは喜んで食べていました。

しかし、半分も余ってしまったので、裏のにゃんずに
マグロをごちそうすることにしました。ぶつ切りのマグロを
3切れ持って裏の小屋へ行き、まずみんなににおいをかがせると
これがまぁうるさいこと、欲しい欲しいの大合唱です。
でも、それぞれに手であげると2匹ずつケージに入っている
にゃんこたちは喧嘩になりそうだったので、それぞれの
器(もちろんをやじ君の分も)に均等にマグロを分けて、
4にゃんずには薬を混ぜて一斉にケージの中に入れました。

すると…みんなムシャムシャと一気に食べたのですが
一人だけクンクンとにおいを嗅いでいるにゃんがいます。
そうです、むーちゃんです。一番臆病者のむーちゃんは
匂いにも敏感なので薬を入れるとたいがい嫌がってご飯を
食べなくなってしまいます。しかし、今日はお刺身だから
きっと大丈夫だと思って試してみたのですが、やはり
薬のにおいが気になったようでモタモタしていました。

すると、一番早食いのははちゃんがすかさずむーちゃんの
器に頭を突っ込んできたので一旦は引き離してむーちゃんに
食べるように言ったのですが、やはり匂いをかいでいる
ばかりで食べようとしないので、ははちゃんにあげて
しまいました。

慎重な性格なのはわかりますが、それにしてもちょっと
我慢して食べればおいしいマグロが食べられたのに(多分
初めての経験だとは思いますが)薬のにおいに気に取られた
ばっかりに初めてのマグロを食べ損なってしまって、
やっぱりむーちゃんはトロくさい!とあらためて感じて
しまいました。

でも実は、そんなところがとってもかわいいんですよね〜。
そのうち涙目の汚れが取れたら、写真を撮っておこうと
思います。


...... 2003年 3月 07日 の日記 ......
■[ NO. 762 ]
え〜ん(T_T)
最近をやじ君が何となく大人しいな〜と思っていました。
ご飯を食べる量も気のせいか少なくなってきましたし
抱っこしてあげると以前は猫パンチをくりだして遊んで
いたのに、最近はすぐに疲れたように目を閉じてしまうし
ケージに戻すとさっさとベッドに入ってしまいました。

何だか嫌な予感がしていたところに、今日突然変化が
ありました。いつもは私が母屋のベランダに出るガラス戸を
あけた音を聞きつけて小屋の中からみゃーみゃー鳴いて
くれるのですが、今日は戸を開けて小屋に近づいて行っても
まったくをやじ君の声がしません。何だか悪い予感がして
あわてて小屋へ行き電気をつけると、をやじ君はベッドに
もぐったまま、顔もあげてくれません。

何度もをやじ君の名前を呼んだところでやっと顔だけだして
くれましたが、まったく生気がありません。あわてて
ケージの中に入ってをやじ君を撫でてあげましたが
ただきょとんとしたような顔をしてこちらを見ている
だけです。とりあえず、トイレの掃除をして、隣の4にゃんずの
世話を一通りしてからまたをやじ君のケージに戻り
しばらく撫でてあげましたが、あまりの辛そうな様子に
思わず涙が出てきてしまいました。

抱っこが大好きなので、抱っこしてあげれば喜ぶかと思い
ケージから出して抱っこしてみましたが、体を起こしている
ことすら辛いようでチラチラとベッドの方を見てそちらへ
行きたいようなそぶりをするので、ベッドへ入れてあげると
頭からもぐりこんで眠ってしまいました。

少しでも気持ちが良くなればとレスキュークリームを
塗ってあげましたが、それもほんの気休めのようでした。
いつもだと4にゃんずを猫じゃらしで遊ばせてあげるのですが
今日はそんな気分にもなりませんでしたし、にゃんずが
ガタガタしてをやじ君がうるさく感じてもいけないので
早めにきりあげて母屋に戻ってきました。

もう少し早く帰宅してをやじ君の様子に気づいていれば
病院に連れて行ってあげることもできたのに、小屋へ行った
時はもう8時を過ぎていたので病院に行く事もできません
でした。明日は朝一番で病院へ行こうと思います。本当は
手術をした3にゃんずの抜糸もしなければならないのですが
まずはをやじ君が優先です。このままエイズに移行して
しまわないと良いのですが…。


...... 2003年 3月 08日 の日記 ......
■[ NO. 763 ] 晴れ
良かった〜
朝、裏の小屋へ行くとをやじ君がベッドから出てきて
くれました。まだ動作はノロノロという感じでしたが
昨日はベッドから出てきてもくれなかったところを見ると
今日は少し具合が良くなったみたいでした。

その後、病院へ連れて行って診察してもらいました。
熱はなかったのですが、条虫がいると言われてしまいました。
でも、条虫でそれほど具合が悪くなるとも思えないとのことで
口を開けて見ると歯石がひどく口内炎も発症しかかって
いるので、それでご飯が食べられないのかもと言われました。

をやじ君はまだ調子が悪いようで比較的大人しかったので
先生が口をあけてペンチのような道具でガリッとやると
大きな歯石がボロッと取れました。先生が反対側もやろうと
したのですが、をやじ君が嫌がったので今日はやめておき
ました。その後インターフェロンの注射を打ってもらって
薬をもらって帰宅すると、さっそくをやじ君はケージに
入ってご飯を食べ始めたので、一安心しました。

それから、お借りしていたケージを返しに甲府へ行き
まぐろさんにをやじ君や4にゃんずの話を聞いてもらって、
帰ってきました。昨日の夜はをやじ君のことが心配で
よく眠れなかったので帰ってくると疲れてしまって、
2時間もうたた寝をしてしまいました。

夕ご飯を食べてから裏の小屋へ行くと、をやじ君はいつもの
ようにベッドからすぐに出てきてくれました。ご飯も
昨日よりは多く食べたし、20分くらい良い子で抱っこもしたし
大分調子が戻ってきたようでした。エイズの子は、体調に
波があり、具合が悪くなったり元気になったりを繰り返す
ことがよくあるそうなので、そんなに急激に悪化するような
ことは無いと思われ、ちょっと安心しました。

しかし、一つ懸案事項があります。4にゃんずのことです。
明日は避妊をしたははちゃんとABsを抜糸に連れて行くの
ですが、抜糸後の彼女達をどうしようか、それが今一番の
悩みなのです。親戚にABsを引き取ってもらえないか、
何となく聞いてみたのですがやはり無理だということで
里親のあては無くなってしまいました。(まったく知らない
人にお願いするのは何だか嫌なので…。)

あとは外へ出すか、一生裏の小屋で面倒を見るかです。
女の子なので避妊が済んでしまうと活動のテリトリーは
とても狭くなるのですが、それでも6畳一間の小屋で一生を
過ごさせるのはやはり残酷だと思うと、外の世界が多少
危険であっても外へ放さざるを得ないのかとも思うのです。

たとえ病気がなかったとしても、お兄ちゃんのマーキングが
悪化しそうなので家の中には入れられないし、やはり
外へ放すしかないのかもしれません。4にゃんずの面倒も
見られないなんて、自分がふがいない気持ちで一杯ですが
彼らの自由を奪う事も許されない気がして…。

にゃんずは2週間もケージに入れられていて、そろそろ
欲求不満になってきているようなので、もう一度両親とも
話をして、早めに結論を出したいと思います。


...... 2003年 3月 09日 の日記 ......
■[ NO. 764 ] 晴れ
眠れない、食べられない…
今日も天気は良く、風の当たらない場所はポカポカとして
気持が良いのですが、一歩外へ出ると冷たい強風が吹いていて
春らしい陽気になってきたとは言え、まだまだ外には出たくない
一日でした。

しかし、避妊手術から2週間たったので、女の子3にゃんずを
抜糸に連れて行きました。一度では運びきれないので、
最初はABs、次にははちゃんと2回病院を往復しました。
ABsはいつもをやじ君が使っているケージに一緒に入れて行ったの
ですが、とにかくおとなしい!車に乗っている間中一言も
鳴き声を発しないので、ショックのあまり心臓麻痺でもおこして
死んでしまったのではないかと心配になりました。(軽自動車の
トランクスペースに積んで行ったので、後部座席のかげになって
にゃんずの様子は運転席からは見えないのです。)

連れて行くと、先生はさっそく分厚い皮の手袋をはめようと
しましたが、私が大丈夫でしょうと言って素手でケージから出し
あとは私が押さえて、先生がチョキチョキと抜糸をしました。
多少嫌がってはいましたが、どちらも大人しくしていてくれて
抜糸は無事終了しました。

一度帰宅して、をやじ君に薬を飲ませたりケージの掃除を
したりしてから今度はははちゃんを連れて抜糸に行きました。
この子は最初からおとなしいので、すんなり抜糸は終わりました。
(車の中ではかすれた声でひゃ〜とか叫んでいましたが…。)

これで、女の子3にゃんずはもうケージに入れておく必要は
無くなったわけです。しかもははちゃんは、とても外へ出たがって
ケージの中で鳴いたり、下に敷いてある新聞紙を食いちぎったり
しています。そんな姿を見るとやはり外へ放してやらなければ
かわいそうかと思い、ははちゃんだけは外へ放す決心をしました。

でも、何もせずに放すとまた誰かに捕まって避妊手術をされて
しまう危険性もあるので、首輪をつけることにしました。
そしてお兄ちゃんのおさがりの首輪をつけてみましたが、
特に嫌がるふうでもなく、迷子札を重そうに首からさげながら
またひゃーひゃーと鳴いていました。

しかし、どこで放すかが問題です。父親の会社の事務所周辺が
テリトリーであるとは言え、そこには普段は人がいません。
ははちゃんのためだけに誰かが餌を与えにいくのはあまりに
大変です。そこで自宅で放そうかとも思ったのですが、せっかく
こうして捕まえて家の中にいるのに、またわざわざ外へ放して
危険な目にあわせるのもどうかと思い、父親も外出していて
いなかったので、今日のところはまたみんなケージに入れて
おきました。

その後、全員外へ放すことになってもいいように新しい首輪を
購入してきて、首輪に慣らす為につけました。みんな鈴が
ついているのでチリンチリンとかなりうるさいですが、
それぞれに赤や黄色の首輪をつけてかわいくなりました。
(むーちゃんは未だに触らせてくれないのでまだつけていません。)

をやじ君は昨日よりは多少ご飯を食べるようになりましたが
相変わらず元気は無く、ベッドで眠ってばかりいるか、抱っこ
してあげると膝でウトウトとしています。口内炎だけでそんなに
元気がなくなるとも思えず、どこがわるいのかはっきりわから
ないので、とても心配です。あまり調子の悪いのが続くよう
だったら、病院で内臓の血液検査とかもしてもらおうかしら…。

そんなこんなで、4にゃんずの行く末やをやじ君の具合の悪い
様子を見るにつけ、これからどうすれば良いのか、どうして
やることが彼らにとって一番幸せなのか、まるでわからなく
なってしまい、例えばにゃんずをこのまま小屋の中で面倒見て
あげるとしたら、それは良い事なのか、それとも残酷なこと
なのか、をやじ君を小屋に入れた時のようにとっても悩んで
います。

野良猫を室内飼育にすることは、動物保護活動をされている
方でも賛否両論あるようで、自由にさせてあげるべきだと
いう意見と、家の中は安全なのだからかわいそうだと思っても
室内飼育にしてあげるべきだという意見とあります。たぶん
どちらも正論なのでしょうが、いざ自分はどうするかと
決めようと思うとなかなか決心がつかないのです。

特に、子猫たちはどうやら鼻炎が既に慢性化してしまっている
ようで、水を飲んだりするとむせていつまでもゲホゲホとしたり
常に涙があふれたりしています。(その点ははちゃんは外での
生活が長いから免疫ができているのか、比較的元気です。)

鼻炎はたかが鼻炎とあなどれず、放置するとご飯が食べられなく
なって死んでしまうこともあるので、やはり外へ放すことは
不適切だと思われますし、本当に私は一体どうしたらよいのか
考え出すと夜は眠れないし、ご飯も喉を通らないし、ここ数日は
食事をすると胃が痛くなってしまいました。

今夜はレメディを飲んで、少し精神的に落ち着いてから、
明日父親も帰って来るので”喧嘩にならないように気をつけ
ながら”話をしたいと思います。


...... 2003年 3月 10日 の日記 ......
■[ NO. 765 ] 晴れ
なかなか治りません
金曜日から具合の悪いをやじ君ですが、土曜日、日曜日と
少しずつ元気になってきたと思っていました。それなのに
今日会社から帰宅して裏の小屋へ様子を見に行ってみると
をやじ君はベッドから顔も起こしてくれません。ただ
ぐったりとベッドの中で辛そうに眠っているだけです。
朝からご飯も食べていないし、水も飲んでいないようです。

4にゃんずを連れてきた時に、みんな涙ズルズルでむーちゃんは
クシャミと鼻水でズビズビ言っていたので、もしかしたら
をやじ君に感染するかもしれないと心配していたのですが
やはり感染してしまったようです。直接接触はしていない
とはいえ、私はトイレを掃除したり遊んであげたりする時に
全部のにゃんずに触りますから、きっとそこから感染したの
でしょう。

をやじ君はエイズなのだから、もっと感染症には注意して
慎重に対応すべきでした。今さら言っても仕方の無い
ことなのですが、とても悔やまれます。(でも、発熱は
していないので、もしかするとカリシやヘルペスでは
ないのかもしれませんが…。)

いずれにしても、ちゃんと薬も飲ませていたし、だんだん
良くなってきたと思っていたのに、またこんなに具合が
悪くなってしまったので、とにかく心配です。明日の朝は
もしをやじ君の具合が悪かったらお休みをいただくと
話をしてきたので、明日は病院へ連れて行こうと思います。

やっぱり私はをやじ君のためとか言いながら、外へ出たがる
をやじ君を無理やり小屋に閉じ込めて、その上病気を
持ち込ませて辛い思いをさせて、ひどい人間ですよね。
万が一このままをやじ君が元気にならなかったりしたらと
考えると、気が狂ってしまいそうです。

とにかく、一日も早く元気になって欲しいです。


...... 2003年 3月 11日 の日記 ......
■[ NO. 766 ] 晴れ
別居検討中
私はいい年をして両親と同居し、経済的には自立して
いますが、家事やにゃんずの世話など、何から何まで
おんぶにだっこでまったくもって情けない人間です。その上
にゃんずがマーキングや障子を破くなどの迷惑行為をするので
両親にはしょっちゅう嫌味を言われたり、ゲ○やあたりに
散らばる抜け毛などについてもかなり迷惑がられています。

何かあればその都度謝るのですが、謝るだけでは根本的な
解決にはなりません。その上、今朝は裏の小屋にいる
4にゃんずをいつまで家に置いておくのかと、かなり
迷惑そうに父親から言われました。さすがに捕獲の時は
協力してくれましたが、その後の一切の面倒は私に見させて
自分は何もしないでおきながら、情が移った頃には彼らの
健康状態もお構い無しにさっさと外へ放せとは、まったく
どういう神経をした人間なのでしょうか?

母親も、数日前私が小屋で世話をしているとのぞきに来て
ははちゃんやABsの顔を見ながら「変な顔!」と言って
去っていきました。確かにははちゃんはキジトラと茶トラが
混じったまだらもようで、しかも鼻が黒いので美人とは
言えませんが、それでも利口で度胸がすわっていて、
愛嬌があって私にとってはとてもかわいいのです。
もちろんABsは、長くてまっすぐなしっぽと中毛に近い
フワフワのゴージャスな毛並みで、涙目さえ治れば
かなりの美猫であることは間違いありません。

それなのに、「変な顔」とは一体どういう神経をもって
すれば出てくる言葉なのでしょうか?例えば、ペルシャとか
ブルドッグみたいに鼻の短いタイプは私も好みではあり
ませんが、でも面と向かって「変な顔」とは絶対に言いません。
彼らはそうなるべくして人間に作られたのであるし、
彼らの飼い主はその顔だってとてもかわいいと思っているの
でしょうから。それなのに、一生懸命世話をしている私の
目の前で「変な顔」とは、みんなかわいいと思っている
私にとってはとてつもなく無神経な言葉であり、我が親ながら
情けなくなってしまうのでありました。

そんなこともあって、いっそ迷惑なものすべてを引き連れて
別居をしようかと考えたわけです。(迷惑なものには
グランドピアノも含まれます。居間の半分を占領しています
から。)自分の大好きなにゃんずとピアノだけを連れて
一人で静かに暮らせたら、どんなにストレスの無い生活が
できるでしょう。実の両親ですらこのありさまなのですから
結婚して舅、姑さんなどと同居をされている方は本当に
すごいと思います。

そろそろ裏の4にゃんずもケージ生活にストレスを感じて
いるようなので、早急に引越し先を見つけて実行にうつす
必要があると考えています。(しかし、8匹のにゃんずと
グランドピアノをしょって引っ越せる家って、あるの
だろうか??)


...... 2003年 3月 12日 の日記 ......
■[ NO. 767 ] 晴れ
不気味な静けさ…
ここ数日、3月も半ばだと言うのに毎朝の最低気温が
マイナス7度なんていう真冬並みの寒さが続いています。
そのせいかABsの涙目が再発してしまい、一時期かなり
良くなったのに、またポタポタと涙を流しているような
状態です。

それはそうと、今朝ABsのケージの中にゲ○がしてあり
Bちゃんはどうもその上でゴロゴロしたようで、体に
べったりとゲ○がくっついてしまっていました。どちらが
したのかわかりませんでしたが、内容物は胃液だったので
おそらくお腹がすいて吐いてしまったのではないかと
思いました。

しかし、狭い部屋に5匹のにゃんずがひしめいていますし
ここのところ連日のように抜糸や治療で病院に行っているので
何か悪い菌を持ち込んだ可能性もあります。みんなまだ
ワクチンをしていないので、もしパルボなど持ち込んだ
日には、体力の落ちているをやじ君も含めて全滅して
しまうかもしれません。

日中は仕事があったので特に気にもしませんでしたが、
帰りの車の中で何だか急にとても心配になって、今日は
比較的早く帰宅できたのですぐに裏の小屋へ様子を見に
行って見ました。すると、をやじ君もベットから出てきて
くれましたし、にゃんずのケージの中にゲ○の形跡も
ありませんでした。

一安心して母屋に戻り、夕食を食べてから再度小屋へ
にゃんずの世話をしに行きました。しかし小屋の中が
何だかとても静かで、気味が悪いようでした。いつもだと
5にゃんずがケージの中からみゃーみゃーと鳴いて出迎えて
くれるのに、今日は誰も鳴きません。唯一ははちゃんが
かすれた声で「ひゃ〜」と言っていましたが、聞こえるか
聞こえないほどの声なので、それほどうるさくもなく
小屋の中はなぜか静まり返っていました。

をやじ君もまたベッドから出てきてくれましたが、まったく
ご飯を食べる様子は無く、朝入れたままのドライフードと
流動食がそのままに残っていました。ご飯を食べてくれないと
体力がつかないので、残っていた流動食を鼻先へ持っていって
みると、少しだけペロペロしていましたが、流動食を
なめるたびに鼻が苦しいらしくフガフガ言っていたので
あまり食も進みませんでした。

普通、をやじ君の世話をしているとABsがかなりうるさいの
ですが、そのABsも今日はまったく鳴きません。ただじっと
私とをやじ君の様子を見ていました。その後をやじ君は
私のわきに座ったままじっとしていたので、4にゃんずの
ケージをあけて中の掃除をしたりトイレを片付けたり
しました。

ここでも、通常ケージの中からトイレを出すと、スペースが
広くなるので、ABsは大喜びしてケージの中でバタバタと
取っ組み合いを始めるのですが、今日はそれもありません。
ご飯を入れてみましたが飛びつくでもなく、ははちゃんは
いつものようにパクパクと食べていましたが、むーちゃん
などはただははちゃんが食べている様子をじっと見ている
だけでした。

ご飯を食べ終わったははちゃんが出たいと言うのでケージを
あけてあげると、さっさと出てきて小屋の中をかけまわり
始めました。最近、時間がある時はなるべくははちゃんは
ケージから出してあげるようにしています。小屋の中には
ガラクタが山積みになっているので、ガラクタの上に
のぼったりガラクタの上から外を眺めたりしていますが、
荷物の隙間に隠れたりはしないので自由にさせているのです。

をやじ君は私にぴったりくっついたまま、ははちゃんが
近くまで寄ってきてもまったく動かず、連れてきた当初は
威嚇していたははちゃんも今ではをやじ君の存在を認めた
ようで、自分から近づいてくるようになりました。ただ、
万が一のことがあるといけないですし、をやじ君はエイズ持ち
ははちゃんも病気を持っている可能性があるので、直接
接触はさせないようにしています。

その後1時間くらい小屋にいましたが、やはりいつものような
にぎやかさは無く、ご飯も食べるし元気が無いわけでは
なかったのですが、をやじ君も相変わらずいまいち調子が
悪いみたいだし、みんなも何だか静かで、これが伝染病などの
悪いことの前兆でなければ良いのだけれど…とちょっぴり
心配だったのでした。明日は元に戻ってるかな??


...... 2003年 3月 13日 の日記 ......
■[ NO. 768 ] 晴れ
復活??
とにかく、毎日寒いです。今朝も最低気温がマイナス7度
でした。明日も同じくらいに寒いらしいです。今は暦の
上では3月も半ばですよね?それなのにこの寒さは一体
何なのでしょう?おかげで裏の小屋の3にゃんずは涙目が
ぜんぜんなおらなくて、困ります。

さて、とっても心配していたをやじ君ですが、やっと
元気が出てきたみたいです。今日、夜のご飯をあげに行った
時のことです。一通りの世話をしてから、いつものように
をやじ君を抱っこしながらケージの中の3にゃんずを
猫じゃらしで運動させていました。

すると、猫じゃらしの動きにつられてをやじ君も遊び
だしたのです!具合が悪くなってからというもの、ただ
ぐったり静かに抱っこされているかベッドの中で眠って
ばかりいたのが、一緒になって遊べるようになるなんて
思い切りうれしくて、3にゃんずとをやじ君と交互に猫
じゃらしを振って30分も遊んであげました。(ははちゃんは
一人で小屋の中をウロウロ探検していました。猫じゃらしには
まったく興味が無いんですよね。)

ご飯も少しずつ食べるようになったし、このままどんどん
元気になってくれたらいいな。

3にゃんずの今後については、まだ悩んでいます。でも
いい加減3にゃんずがケージの中の生活にストレスが
たまっているようなので、今週末には何とかしてあげたいと
思います。でも、伝染病の検査をしない事には何も決断を
下せないのも事実なので、早く1ヶ月経たないかと結果を
知るのが怖くもあるのですが、心待ちにしている状況なので
ありました。


...... 2003年 3月 14日 の日記 ......
■[ NO. 769 ] 晴れ
ゲゲッッ(@_@)
今日も仕事が遅くなってしまったので、あわてて夕ご飯を
食べてから裏の小屋へ行きました。そして入り口のガラス戸を
思い切りあけて「みなさ〜ん、元気〜〜」と大声で声をかけ
ながら小屋の電気をつけると、そこにはとんでもない光景が
ありました。

部屋の中は辺りに置いてあったいろいろな物があちこちに
散らばって、すごいことになっています。私が小屋へ行った時に
いつも着ているエプロンとジャージも、片やははちゃんたちの
ケージの中、片やをやじ君の小屋の中に引きずり込まれ
クシャクシャになっています。

そして、何より一番びっくりしたのはABsのケージの戸が
全開になっていた事でした(@_@) しかもケージの中にはBちゃん
しかいません。私はその時小屋の入り口で戸を全開にしたまま
立っていたので、もしかしたらまだ電気のつかない暗い時に
Aちゃんが小屋から出て行ってしまったのではないかと、思い切り
心配になりましたが、あわてて小屋に入って戸を閉め小屋の
中を確認すると、Aちゃんがどこかでガサゴソと音を立てて
いたので、とりあえずは安心しました。

それから、エプロンとジャージをケージの中から引きずり出して
着込み(ちょっと臭い気もしたのですが…)とりあえずあたりに
散らばっているガラクタを片付けました。そうこうしている
うちに、小屋の中を縦横無尽に走り回っていたAちゃんがお腹を
空かせたらしく、ケージに近づいてきたのですかさず捕まえて
ケージの中に入れました。

とりあえず身柄を確保して一安心しましたが、いつからケージの
戸があいていたのかわかりません。もしかするとケージの
後ろに山積になっているガラクタの中に入り込んで、爪を
といだり何かをかじっていたのかも知れません。もしこんな事が
両親に知れたら、また絶対に怒られてしまいます。両親に
見つかる前で、本当に良かったです。

それからAちゃんは外の味を覚えてしまったので、ケージの中で
アンアン鳴いていましたが、Aちゃんはすばしこくて、ははちゃんと
違ってなかなか捕まえられないので、もうケージからは出しません
でした。

その後30分くらい猫じゃらしで遊んであげましたが、いかにも
体力有り余りで欲求不満な様子を見るにつけ、やはりこのまま
小屋に入れておいてはいけないのだと感じました。じゃあ
外へ出すのかと言われれば、それもためらわれるのですが
父親にももう元の場所へ連れて行くと言われているので、
そろそろ限界かもしれません。

せっかく、一番こわがりのむーちゃんも懐いてきてくれたのに
私が根性なしなばかりに、結局は彼らを手元に置いておく
ことはできないようです。(とは言ってもむーちゃんはまだ
去勢していないので、むーちゃんだけは外に放せませんが。)

どうして我が家の両親はこうも理解が無いのでしょう?
両親が何も言いさえしなければ(そしてにゃんずに病気が無ければ)
喜んで家の中に入れるのに、絶対にそんな事を言ったら大喧嘩に
なることは目に見えています。喧嘩をしてでも手元に残して
あげたいのですが、これ以上両親との仲がこじれるのもちょっと
まずいので、仕方がないのかもしれません。

あ〜あ、寂しいな…。


...... 2003年 3月 15日 の日記 ......
■[ NO. 770 ]
一体誰が…
今日は朝から雪が降っていました。気温がそれほど低く
ないので積もるわけではないのですが、やはり雪が降る
ということは、それだけ寒いと言う事で、一体いつになったら
春が来るのやらという感じです。

さて夜のこと、裏の小屋にご飯をあげに行きました。
そしていつも、まずをやじ君にご飯をあげて、トイレを
掃除してから、しばらくをやじ君には小屋に入っていて
もらって、その間に今度は4にゃんずの世話をします。
で、まず汚れたトイレや空っぽになった餌入れなどをケージ
から出して、ケージの中をすっきりさせてからご飯を
あげたり遊ばせたりするのですが、まず上のケージを
きれいにして、次に下のケージをあけてトイレなどを
取り出した時のことです。

ケージの中に敷いてある新聞紙の上に血の跡が残っている
ことに気づきました。それも、点々と着いているというよりも
勢いよく飛び出した感じの血の跡でした。下のケージには
ははちゃんとむーちゃんが入っているのですが、一体何が
あったのか、誰のどこからそんなに出血したのか、二人の
様子を観察してみましたが、まったくわかりませんでした。

もし外傷がないとすれば、どちらかが咳でもした時に
血が出たのかもしれません。(この二人はよく咳をするので
ありました。特にむーちゃんはしょっちゅうゲホゲホ
しています。)トイレには、ははちゃんのでっかいウンピも
してありましたが、特に血便や血尿なども出てはいない
ようだったので、やはり一番考えられるのは咳をした時か
鼻血でも出たかどちらかでしょう。

いずれにしても、あまり気持ちの良いものではありませんし、
どこかが悪いということなのでしょうから、またまた
この先どうしたらよいのやら、困ってしまいました。

父親に、また4にゃんずをいつ放すのかと聞かれたので
あまり健康状態が良くないと言うと、それ以上は何も
言いませんでした。自分が餌を与えていたのだから、
4にゃんず(特に子猫たち)の状態が良くないのはきっと
わかっているはずです。そんな子たちを無理やり外へ
連れ出すことはしないとは思うのですが、このままずっと
ケージの中というわけにもいかないので、来週水曜日からの
5連休になったら、何か考えようと思います。


...... 2003年 3月 16日 の日記 ......
■[ NO. 771 ] 晴れのち曇り
やばやば〜
先日ケージの入り口が全開だったことは日記に書いたとおり
なのですが、それ以来私の顔を見るとケージの中のにゃんずが
出せだせとうるさいので、どうせ隠れる場所もないし
猫じゃらしを振るとすぐに戻ってくるからと最近、朝晩の
ご飯の時にケージから出して運動をさせてあげていました。

しかし、今日の夕ご飯の運動の時はいつもと状況が違いました。
そろそろ母屋へ帰ろうと、猫じゃらしを振るとお利口な
Aちゃんはすぐに戻ってきてあっさりと捕まりました。
しかし、普段は臆病でケージをあけておいてもあまり
出て行かないBちゃんがいつまで猫じゃらしを振っても
まったく戻ってきません。それより、私に捕まらないようにと
どんどん荷物の隙間へと逃げていってしまいます。

にゃんずのいる小屋はとにかくガラクタで埋まっている
のですが、Bちゃんはとても小さいのでわずかな隙間にも
入れてしまうのです。当然、そういう隙間には私は入れる
はずもなく、手を入れようにもガラクタが邪魔をして
腕もなかなか伸ばせません。

そのうち私もだんだんイライラしていて、何とかBちゃんを
捕まえようとやっきになってきました。そうこうしているうちに
机の下の15cmほどの隙間に逃げ込んだので、すかさず
腕を捕まえて腕が抜けないように注意しながらひっぱったの
ですが、シャーシャー怒るし、暴れるしで結局逃げられて
しまいました。

私はいい加減頭にきて、放した自分が悪い事もたなにあげて
「いい加減にしなさい!」と怒鳴りながらBちゃんを追いかけ
ました。するとBちゃんはガラクタの山の上に飛び乗ったので
私も付近にあったガラクタに足をかけ、すばやくBちゃんを
捕まえました。他の4にゃんずは私とBちゃんの様子を
心配そうに見ていました。ははちゃんはBちゃんのただならぬ
様子に、それまでをやじ君の小屋の上に置いてあった
昔おかあちゃんが使っていたベッドに入ってくつろいで
いたのですが、あわてて降りてきました。

そこで、Bちゃんをケージに入れ、ははちゃんとをやじ君も
それぞれケージに入れ、思い切り疲れて母屋に帰ってきました。
遊んでおいでと出した私が重々悪いのでありますが、
あれほどBちゃんが抵抗するとも思わず、やはり動物は
あなどってはいけないと身に染みたのでありました。

明日からケージの外へ出しての運動はやめにして、いつもの
ように、ケージの中で運動させてあげることにします。
ケージの外へ出すのは、いつにしようかな…。

ついでに、ご飯のときいつものカリカリが終わってしまった
ので、新しい袋をあけて入れ物につぎ足しているとをやじ君と
ははちゃんが新しく入れた容器をはさんでほとんど頭が
くっつきそうに近づきました。私はやばっと思ったのですが
をやじ君がははちゃんの頭をペロっとなめてくれました。

それ以上は病気もあることだし、何かあってはいけないと
すぐに二人をわけたのですが、食べたそうにしていたので、
容器を真ん中にはさんで二人の前にご飯を置いてあげると
おいしそうにパクパクと食べていました。このにゃんずは
外の暮らしが長かったからテリトリーがかぶる場合の行動を
わきまえているのか、はたまた単にフレンドリーなのか、
喧嘩をしたりということはなさそうなので、一緒に外に
出ていても大丈夫なのです。もちろん、私の目の届く範囲で
ということですが。

あ〜、それにしても疲れたわ…。


...... 2003年 3月 17日 の日記 ......
■[ NO. 772 ] 晴れ
気のせいかしら??
夜、ご飯をあげに裏の小屋へ行きました。すると、いつもは
真っ暗なはずの小屋が薄暗く見えます。室内の電気がついて
いるという明るさでもなく、でも真っ暗でもなく、何が
どうなっているのだろうかと不思議に思いながら近づいて
みると、模様の入ったスリガラスの向こう側に影が動くのが
見えました。

私は薄明かりの中、ガラスを開けずに小屋の中の様子を
うかがってみると、どうやらまたABsの入っているケージの
戸が開いており、どちらかがケージから出て部屋の中を
歩いているようでした。そのままガラスを開けて猫が外へ出て
行ってしまうといけないので、わざとおどかすように
声を出しながら勢いよくガラスを開けてさっと小屋の中に
入りました。

そして、小屋の天井につるしてある照明から延ばしたひもを
ひっぱって電気をつけました。小屋の中が薄明るかったのは、
AちゃんかBちゃんのどちらかが部屋の中を飛び歩いた時に
このひもを引っ掛けて中途半端に引っ張ったため、半分
電気がつきかかっていたのでした。

幸い、先日なかなか捕まらなかったBちゃんはケージの
中におり、元気一杯のAちゃんがケージから外に出ていたの
ですが、この子はすぐに捕まえられる子なので、猫じゃらしを
探してウロウロしているところを捕まえてケージの中に
戻しました。

それにしても、先日もケージの戸が開いていて小屋の中が
とんでもないことになっていたので、それ以来ケージの
入り口はしっかりしめるように気をつけているのですが
どうして今日も開いていたのかとっても不思議で、ガタガタと
戸を押して見たり、ケージは仮組み立てをしてあるだけで
しっかりネジ留めはしていないので、ケージの天井部分から
抜け出したのではないかとか、いろいろ試してみたのですが
原因はわからず、結局やっぱり私がきちんと閉めなかった
のだろうという結論に至りました。

とは言っても、あんなに気をつけて閉めているのに、戸が
開いているということは、まさかAちゃんかBちゃんが
ケージの隙間から手を出してドアを開けているのでは
ないか??と、ちょっと考えてしまいました。

よく、鳥かごを自分であける鳥の話とかは聞いたことが
ありますが、ケージを開ける猫が本当にいたらすごいですよね。
それにしても、気をつけなくちゃ。このままだと、ケージ
だけでなく、小屋の戸も開けて出て行っちゃうかもしれないワ。


...... 2003年 3月 18日 の日記 ......
■[ NO. 773 ] 晴れ
謎は解けたけど…(ーー;)
今日も夜8時くらいに裏の小屋へご飯をあげにいくと、
昨日とまったく同じ状況になっていました。つまり、
薄暗く電気がついていて、2階のケージの扉が開いていて
ABsが小屋の中を飛び回っていました。私がガラス戸の
向こう側に来たことがわかると、ABsはあわててケージの
中へ飛び込み何食わぬ顔をしていましたが、ケージの戸が
全開で、しかも小屋の中はとんでもないことになって
いるのですから、2匹が暴れていた事は一目瞭然でした。

とりあえずABsはケージに入っていたので、ケージの扉を
閉めて、をやじ君にご飯をあげたりトイレを掃除したりしてから
改めて小屋の中を整理すると、いろいろなガラクタが
落下していたのですが、一番ひどかったのはをやじ君の
大ケージの上に乗せておいたカリカリの袋を食いちぎられて
中身が当たり一面に散らばっていたことでした。どうりで
ABsはご飯を催促しないと思ったら、ご飯をあげるまでもなく
お腹が一杯だったのでした。

それにしても、私だってまだボケてはいないので、ケージの
戸を2日も連続で閉め忘れるなどということは絶対に
ありえません。今朝ご飯をあげた時には、きっちりとケージの
扉が閉まっていることを確認したのですから。それなのに
ケージが開いているとなると、あとはABsが自分達で
ケージを開けたとしか思えません。しかし、いくらなんでも
そんなことができるはずはありません。私は頭の中が
???であふれながら、一通りの世話をして母屋に帰って
きました。

そして念のため両親に日中裏の小屋へ行ったかどうか
たずねてみました。すると、両親とも最近は行っていないと
言います。私は両親がケージを開けているという可能性も
否定されたわけで、まったくわけがわからなくなってしまい
「すごい不思議なことがあるんだけど、いつもABsの
ケージの戸が開いてて、小屋の中がえらいことになって
いるんだよね〜」と話しました。

母親は案の定嫌そうな顔をして(置いてある物が傷ついたり
そのへんでマーキングをされたりすると困るからだと
思いますが…)「え〜」と言いましたが、父親は何も
言いませんでした。「もう3日もこんなことがあったん
だよね。猫達が自分であけられるとは思えないけど…。」
と言うと、父親がおずおずと「実は毎日小屋に行って
ご飯をあげている」と白状したのです(ーー;)

母親が「○○(私の名前)がちゃんと世話しているんだから
まかせておけばいいのに」と言うと「だって朝ごはんから
夕ごはんまで時間が長いから、お腹が空いていると思って」
などと言っていました。

一応、自分にも責任があると思ってそんなことをしているのか
はたまた、ただご飯をあげるという行為が楽しいだけなのか
そのあたりはよくわかりませんが、とりあえず猫達のことを
考えてはいるのかと、ちょっと意外な感じがしました。

それはいいのですが、ケージをきちんと閉めないのは
困ります。これまで特に大きな事故とか脱走がなかったから
良かったものの、母屋のにゃんずのように引き戸ならば
あけられる子もいるわけですから、気をつけてもらわないと。

まあ、4にゃんずのケージ生活もたぶんあと2日くらいで
終わるのではないかと思いますが…。


...... 2003年 3月 19日 の日記 ......
■[ NO. 774 ] 晴れ
辛い〜〜
今日、明日と会社はお休みをいただいたので、今週は
5連休です。当初は東京へ行こうかと思っていたのですが
小屋にゃんずの事があるので、今回は長い間の懸案事項だった
裏の小屋や2階の物置の抜本的な片づけをすることにしました。

そして、朝から一家総出で片づけを始め、大量のガラクタを
処分したり、必要なものは積みなおしたりして、裏の小屋に
にゃんずが生活するスペースと物置としてのスペースを
両立することができました。あとは、をやじ君以外の
4にゃんずが生活するスペースを仕切る仕切りを作れば
裏の小屋は完了です。

今日は仕切りを作る前に日没になってしまい作業を終了
してしまったので、今4にゃんずは新しく組み立てた2階建て
ケージに入れてあります。これはずっとABsが使っていた
ケージなのですが、本来2階建てだったのを1階部分しか
使っていなかったのです。

それが、今朝にゃんずにご飯をあげようと小屋へ行ってみると
小屋の中が激しい悪臭で思わずうっときてしまいました。
普段から小屋は少なからずにゃんずのトイレの臭いがするので
そんなに気にしないのですが、今朝の強烈さははんぱじゃ
ありません。

何事かと思って小屋の中を見ると、ABsのケージの中が
ウンピだらけでABsもすっかりウンピにまみれてしまって
いました。トイレの中を見ると、ちょっと緩めのウンピが
踏みつけられた足跡があり、それでケージの中を歩きまわった
ために、ケージの中がウンピまみれになってしまった
ようでした。下痢の原因は、昨日小屋の中で暴れていた時に
ご飯を食い散らかしたための、食べすぎと思われました。

仕方なく、ABsは中型のケージに移して、小屋の中を片付けて
いる間は、母ちゃんたちもずっと外に出していましたが
だんだん風が強くなって寒くなってきたので、小屋の中で
2段ケージを組み立てて4にゃんずを入れ、以前おかあちゃんが
使っていた籐のベッドを入れてあげると、すぐに4にゃんずが
全部だんごになってベッドに入り、小屋を片付けている間
ずっと重なり合うようにして眠っていました。

最初は、小屋になど入れずに外に出したほうが良いと
言っていた両親も、そんな姿を見ればやはり外には出せないと
感じたと思います。(やはり、いくら狭いスペースに押し
込められ、外に出られなくなったとしても、暖かい小屋の中で
ベッドで一家が団子になって眠れるというのは、それなりに
幸せだと思うのですが…。)

明日にはもう少し広いスペースを提供できると思うので
そこで静かにのんびり暮らしてもらえたらいいなぁと
思います。明日もがんばるぞ!


...... 2003年 3月 20日 の日記 ......
■[ NO. 775 ] 晴れ
猫をかぶるとは…
昨日の段階で裏の小屋は最後の仕切りができていなかったので
今日の午前中には完成させて午後は別の片付け作業に
取り掛かるつもりでいました。しかし、朝起きると父親が
調子が悪いと言い出し、母親も外出する用事があるというので
午前中はとりあえず作業は中止にしようかという事に
なりました。

しかし、天気が良く比較的暖かい日でしたし、裏の小屋で
狭いケージに入って窮屈そうに眠っている4にゃんずの
事を考えると父親も気になるのか父親が作業を始めたので
私も手伝って作業を続けました。

狭い小屋の仕切りなのですが、一番奥に物が置いてあって
いずれ出し入れをしなければならない事や、私がにゃんずの
世話をするために出入りをしなければならないので、
完全にふさいでしまう事もできず、かといって手作りでは
簡単にドアを開閉するようなしくみもできず、さんざん
悩んだ末に、とりあえず形として小屋が片付いたのは
もう夕方の6時でした。

そして4にゃんずをそれまで閉じ込めていた2階だてケージから
出すと、狭いケージから1ヶ月ぶりに出られたにゃんずは
大喜びで、たちまち小屋の中は上へ下への大騒ぎになりました。
4匹のにゃんずがをやじ君のケージの金網をよじのぼって、
ケージの上を歩きその上から今度は反対側の物置スペースに
なっている場所へ軽々と飛び移ります。他にも猫関係の
備品を入れたカラーボックスや屋根付きのトイレ、2段
ケージなど、ありとあらゆる物を踏み台にして、4にゃんずは
小屋の中を暴れまくりました。

にゃんずが飛び回る度に金網の上からほこりや毛が舞い
落ちてきて、ドタンバタンと音がしたり、子猫たちが取っ組み
合ってフーシャー言いながら喧嘩をしていたり、とにかく
うるさくてたまりません。まぁ、今まで狭いところに
閉じ込められていたストレスを考えれば仕方のないこと
なのですが、頭の上をドタバタと飛び回られるをやじ君の
事を考えるとかわいそうになってしまって、やっぱり
私のした事は間違いだったのではないかと考えるように
なりました。

大人しい子たちだから小屋に入れておいても大丈夫だろうと
考えた私の認識は、明らかに間違っていました。そこは
生後7〜8ヶ月の子猫たちですから、まだまだ体力はあり
あまっています。おとなしくしていたのは、きっとただ
これから自分達はどうなるのかとおびえていただけなのかも
しれません。もちろん、今だってまだ安心してはいないと
思いますが、とりあえずは体力を発散できるようになって
多少は良かったと思います。

これから、毎日裏の小屋へ通う生活が始まります。自分で
選んだ事とは言え、根性が続くかどうかちょっぴり不安な
私なのでした。


...... 2003年 3月 21日 の日記 ......
■[ NO. 776 ] 晴れ
仲良し家族
今日は母屋の物置を片付けました。今までに何度か片づけを
しているので、そんなにガラクタは無いと思いきや、
捨てられずに残しておいたものが後から後から出てきて
こちらもガラクタだらけで、見ているだけでうんざりして
しまいました。しかも、今年は花粉症が治ってまったく
症状が出ないのでとってもハッピーな気分だったのに、
片づけをしていると鼻水がズルズル、ポタポタ、とにかく
大変なことになってしまい、鼻にティッシュをつめながら
片づけをしました。

症状は明らかに花粉症と同じなのですが、花粉症と違って
目はかゆくないし、そんなにくしゃみも出ないし、昨日まで
外で作業をしていた時はまったく大丈夫だったので、
ハウスダストにやられてしまったのではないかと思いました。
その証拠に、片付けしていた場所を離れると症状が出なく
なるのです。久しぶりに花粉症の辛さを思い出しました。

母屋で片づけをしていた時に、にゃんずの様子が気になった
ので、2回ほど裏の小屋へにゃんずの様子を見に行って
みました。昨日は久しぶりにケージから出られて大騒ぎを
していたにゃんずでしたが、今日は小屋での新しい生活にも
慣れたのか、見に行ってもいつも2段ケージに入れてある
籐のベッドに4にゃんずで団子になって眠っているばかりで
まるで動きがありませんでした。しかも、この籐のベッドは
1匹か2匹で眠るのにちょうど良いサイズなのに4匹で
ギューギューになって入っているので、AちゃんかBちゃんは
足だけベッドからにょっきり出して眠っていました。

普通、赤の他人(他猫)だったら、こうはならないでしょうが
さすがに親子だけあって、結束が固いというか仲が良くて
見ていてとても微笑ましいです。猫は母子家庭なので
唯一の男の子であるむーちゃんがつまはじきにならないかと
ちょっぴり心配なのですが、とりあえず今は仲良くやって
いるので、一安心です。明日は4にゃんずがゆっくり入れる
ベッドを買ってきてあげようと思います。


...... 2003年 3月 22日 の日記 ......
■[ NO. 777 ] 晴れ
小屋は大騒ぎ
小屋にゃんずは、新しい小屋の生活にも慣れてきたようで
日中は全員団子になってお昼寝(もちろん、をやじ君は
一人ですが)、私が行くとみんなでワラワラと寄ってきて
ご飯をねだります。ひとしきりご飯を食べた後は遊びの
時間で、をやじ君を抱っこしながら猫じゃらしを振り回すと
ABsとむーちゃんは大喜びでじゃれついていました。

そのうち、ジャンプしていて勢いあまったBちゃんがをやじ君の
頭に激突したり、をやじ君が猫じゃらしにじゃれついた
拍子に私の顔を猫パンチしたりして、狭い小屋の中は
ドタバタと大騒ぎでした。子猫たちはをやじ君の存在が
まったく気にならないようで、無邪気に近づいて行きましたが
をやじ君は何が気に入らないのか、軽く猫パンチをして
追い払っていました。まぁ、うなったり噛み付いたりする
わけではないので、気にしていませんが。(ちなみに、
ははちゃんはをやじ君の顔を見るたびにシャーシャー
威嚇します。)

そのうち、比較的人馴れしているBちゃんが私にすりついて
来て、をやじ君を抱っこしているのに自分も抱っこして
欲しいというので、右手でをやじ君、左手にBちゃんを
抱っこして両手に花状態になったりもしました。

そのうち、をやじ君も他のにゃんずと仲良くなって
一緒にしておいても大丈夫になれば、をやじ君ももう少し
広いスペースに出られていいのにな〜と思います。
ま、病気があるので無理かもしれませんが…。


...... 2003年 3月 23日 の日記 ......
■[ NO. 778 ] 晴れ
一安心
今日は小屋にゃんずの子猫たちを連れて病院に行きました。
血液検査とワクチンの接種をするためです。血液検査は
無理にしなくてもいいかな〜とも思ったのですが、もし
病気があるのならばなるべく発症しないようにそれなりの
対策を考える必要があるので、ちょっとドキドキでしたが
してもらうことにしました。

家の片づけがまだ終わっておらず、明日からは会社なので
片付けはできないし、そのことも少し気になったのですが、
とにかくワクチンを早く接種してもらわないと、七奈ちゃんの
時のように油断していてパルボにでも感染した日には、
にゃんこ達が全滅してしまうかもしれないので、今日連れて
行く事にしました。

病院へついて、まずABsの血液検査をしてもらいました。
ABsは前回抜糸にも連れてきているので多少は病院にも
慣れたようで、とてもおとなしく採血させてくれました。
しかし、むーちゃんは一番臆病なところにきてまだ2回目
なので、シャーシャー威嚇していましたが、暴れることはなく
こちらも比較的簡単に採血できました。

その後、違う患者さんが来たので一旦待合室に出て結果が
出るまで待ちました。15分ほどして呼ばれたのでまた診察室に
戻ると、みんなエイズも白血病も無いと言われました。
それに、特にお願いしたわけではないのですが、先生が
サービスで?最低限の血液検査もしてくれて、白血球が
特に増えていないので感染症などにもかかっていないし
貧血なども無いし、多少涙目はあるけれど基本的には
健康であると言ってもらいました。

とてもうれしくて、思わずケージに入っているにゃんずに
「良かったね〜」と言ってしまいました。次にワクチンを
接種してもらい、補助金を申請するため前回避妊手術した時の
領収書も書いてもらって帰宅してきました。

夜まで様子を見ていますが、みんな食欲もあるし猫じゃらしを
振れば元気良く遊んでいるので、ワクチンの副反応も
無いみたいで、とりあえず一安心です。

ははちゃんはもしかすると病気があるかもしれませんが
子供達が白血病でなかったということは、ははちゃんも
あるとすればエイズで、これは喧嘩をしない限り伝染
しないので、一緒のケージに入れておいても別に問題は
ないでしょう。(だいたい、今までずっと一緒で大丈夫
だったのだから、これからも大丈夫でしょう。)

来週末になったら、ははちゃんの検査と、虫がいると
言われているのでをやじ君の駆虫に行かなくてはと
思います。がんばらなくっちゃ。


...... 2003年 3月 24日 の日記 ......
■[ NO. 779 ] 曇り
図々しくない??
最近、私がついている時はをやじ君をみんなと一緒に
してあげるのですが、そんなをやじ君のお気に入りは
何と4にゃんずのベッドなのです。

をやじ君のケージと4にゃんずのケージの入り口をあけて
各自を自由にしてあげると、をやじ君はまず4にゃんずの
ケージに入ってきて、だいたいはご飯をぱくついている
にゃんずを尻目に2段ケージの1段目に入れてあるベッドに
さっさともぐりこみ、毛づくろいなどしながら横になって
しまいます。

そうなると、他のにゃんずがご飯を食べ終わっても
ベッドには近づけず、仕方がないので私が一生懸命
猫じゃらしを振って子にゃんずを遊ばせてあげるのでした。
をやじ君は猫じゃらしを興味心身で見つめてはいますが
飛びついてくるようなことはなく、たまに勢いあまった
子にゃんずがベッドに飛び込んでくると、まるで邪魔者
のように子にゃんずに猫パンチなどくらわせています。

よっぽどをやじ君のほうが邪魔者だっちゅーに、ほんと
おかしいです。他のにゃんずもをやじ君の存在をまったく
気にしていないところが何とも微笑ましいというか、
笑えると言うか、病気さえなければみんな一緒にして
血のつながりはないけれど親子そろった家族になれた
かもしれないな〜などと、ちょっぴり寂しくもあるのでした。

エイズは喧嘩でかまれない限りうつらないとは聞いていますが
やはり病気で無い子に病気の可能性を与えてしまうのは
良くない気がして、私が見ている間という短時間では
ありますが、をやじ君にちょっぴり家族の気分を味わって
もらっているのでありました。


...... 2003年 3月 25日 の日記 ......
■[ NO. 780 ] 雨のち曇り
大損害
今朝のことです、超ド近眼の私は眼鏡をとなりの洗濯機の
上に置いて洗面台で顔を洗っていました。その時、チリン
チリンと鈴の音がして、七奈ちゃんがやってきたことが
わかりました。七奈ちゃんは私にべったりなので、私が
行くところにはどこでもついてくるのです。

そして、ジャンプをして洗濯機の上に飛び乗ったと思った
瞬間に、ガチャーンと音がして眼鏡が洗濯機から落ちました。
七奈ちゃんが洗濯機に飛び乗った時に、眼鏡をはじきとばして
しまったようでした。

私はとりあえず顔を洗い終えてから、眼鏡をひろって
見てみたのですが、特に壊れたりはしていなかった
ようなので、そのまま眼鏡をかけて出勤の支度をして
いつものように車に乗って家を出ました。そして家の
近くの信号機で信号待ちをしている時に、ふと眼鏡の一部が
やけに白く見える事に気がつきました。私はとても汚れて
いるのだと思い、眼鏡をはずしてみたところ、左側の
レンズの上の部分が2cmくらい白くなっていました。

何か白い汚れがついたのだと思い、カバンからハンカチを
取り出して拭いてみたのですが、落ちません。何だろう
と思ってよくよくレンズを見てみると、何と分厚いレンズが
真ん中から剥離した状態で割れていたのでした(@_@)

普通のレンズならば表面が欠けたりすることはあると思うの
ですが、私のレンズはあまりに厚く、しかも厚みを減らす
加工がしてあるため、レンズが貼りあわされていたらしい
のです。その貼りあわせてあった部分が剥がれたようで
表面は触っても欠けなどないのですが、レンズの中は
白くなっていました。

私は、この眼鏡をいつもかけて生活しているので、もちろん
予備の眼鏡もあるにはあるのですが、一番使い慣れていて
他の眼鏡では仕事もしにくいため、信号が青になった時に
会社とは反対方向にまがって一旦帰宅し、母親に眼鏡を
もって眼鏡やさんに行ってもらう事にしました。

とりあえず、今日一日は少し度の強い眼鏡をかけていたの
ですが、パソコンを使ってずっと仕事をしているので
とにかく目が疲れてしまいました。当然ながら、私の眼鏡の
レンズは特注ですぐには直らないので、眼鏡は持ち帰ってきて
もらい、レンズが来たらまた眼鏡を持っていくことにして
それまではちょっと恥ずかしいのですが、この壊れた
眼鏡をかけていなければと思います。

後をついてまわる七奈ちゃんはかわいいと言えばかわいい
のですが、私の体の一部とも言える眼鏡を壊されてしまった
のは、かなり痛かったです。これから、眼鏡を置く時には
気をつけなくちゃです。


...... 2003年 3月 26日 の日記 ......
■[ NO. 781 ] 晴れ
爪きり
小屋にゃんずを保護してから、ずっと彼らの爪が気になって
いました。をやじ君は大人しいので何度も爪切りをしたの
ですが、その他のにゃんずはずっとケージに入れてあった
事もあり、爪を切る機会がなかなかありませんでした。

しかし、小屋の中に出すようになって、猫じゃらしなどで
遊んであげると、みんなお利口なので爪をしまっては
あるのですが、あまりに長〜くのびてしまったので爪が
じゃれついた拍子に私の手をさんざん傷つけ、最近は手が
傷だらけになってしまったのでした。

そこで、今日は意を決して爪切りをすることにしました。
まず一番人馴れしているははちゃんを抱き上げると、はは
ちゃんはほとんど抵抗しなかったので、両手両足とも一発で
とても簡単に全部切る事ができました。

次にどうしようかと思ったのですが、次になついているのは
Bちゃんなので、足元をウロウロしているBちゃんを捕まえて
爪を切り始めました。しかし、まだ子供のBちゃんはじっと
落ち着いていることができないので、右手の爪を切って
一遊びして、左の爪を切ってまた一遊びして、それから
両足の爪を切る事ができました。とは言っても、全部
切れたので良かったです。

しかし、問題はAちゃんとむーちゃんです。Aちゃんは
とりあえず体には触らせてくれますが、それも一瞬で
すぐに逃げて行ってしまいます。しかも、とてつもなく
足が速く運動能力にすぐれているので、とてもじゃありませんが
追いつく事はできません。

それから、むーちゃんは多少慣れてきてはくれたものの
相変わらず近くに寄るとピューっとすごい勢いで逃げて行って
しまうので、こちらは滅多に触る事もできません。
むーちゃんは猫じゃらしで遊んであげると、激しく涙も
出てくるので本当は涙を拭いてあげたいのですがそれも
できず、とってももどかしいのでありました。

そんなわけで、今日はとりあえずははちゃんとBちゃんの
爪切りをしました。あとの2にゃんずの爪が切れるのは
一体いつだろうか??


...... 2003年 3月 27日 の日記 ......
■[ NO. 782 ] 曇り
個性的な面々
今まで何匹かのわんにゃんずと接してきたので、それぞれに
個性があることは十分わかっていましたが、最近小屋
にゃんずの世話をするようになって、本当に動物もそれぞれに
個性が強いのだとあらためて実感しています。

特に子猫たちは、同腹の兄弟であるにもかかわらず
まったく個性が違います。とにかく一番元気の良いのが
Aちゃんです。この子は明らかに人間の手が差し伸べられ
なかったとしても、唯一生き残れたであろう個体です。
一番育ちが良いですし、とにかく運動能力がはんぱじゃなく
良いのです。猫じゃらしで遊んであげると、狭い小屋の中を
縦横無尽に走り回って猫じゃらしを追いかけます。猫じゃらし
を少し高い所で停止させて垂直ジャンプをすると、おそらく
1m近くは飛び上がれると思います。とにかく、敏捷で
体力があり、適当に警戒心もあり、その上利口なので
文句の付けようがありません。

Bちゃんは、Aちゃんとは正反対な子です。とにかく体が
小さく猫じゃらしをふってあげても、喜んで遊ぶのですが
あまりジャンプなどはせず、一点に立ち止まって猫じゃらしが
近寄ってくるのを待っているという感じです。性格も
おっとりしていて、抱っこもさせてくれますし、自分から
すり寄ってくるので、もしかすると4匹の中で一番人恋しい
性格なのかもしれません。遊んでいない時も、いつも
誰かにくっついていないと寂しいようですし。しかし、
未だに両目から涙がビショビショに流れているので、
せっかくの美貌がだいなしといった感じです。この子は
餌をもらえていなかったらおそらく一番先に死んでいた
でしょう。

むーちゃんは、とにかく警戒心が強く、未だに私が近くを
通るだけでぴゅーっと逃げていきます。でも猫同士だと
あまり警戒しないらしく、今日はをやじ君が座っていたら、
その隣に自分からくっついて行ってをやじ君になめなめ
してもらっていました。もちろん病気があるので、すぐに
引き離しましたが、実は結構をやじ君のことが好きみたいです。

猫じゃらしを振ると、つまり気味の鼻をズビズビ言わせながら
一生懸命追いかけますが、なぜか垂直ジャンプができず
猫じゃらしを高いところで停止させると、背伸びはするの
ですが、後ろ足が床から離れないのです。高い場所に
飛び乗れないわけではないのですが、その場での垂直
ジャンプというのはできないみたいです。ようするに
不器用なのでしょうね。見ていてもかなりどんくさい
ですから。この子も餌がもらえなかったら、間違いなく
死んでいたでしょう。

こうして考えると、人間も含めて生物の命とは、本当に
微妙なものだなぁと思います。特に人間以外の動物は
ほんの小さな運命のいたずらで、長生きできたり、せっかく
この世に生まれてきたのに、すぐに死んでしまったり…。
運命の分かれ道って、一体誰がきめるのでしょうか??

とりあえず、我が家にいる小屋にゃんずの運命は、今の
ところ私の肩にかかっているとも言えるので、何とか
良い方向にもっていってあげたいと思うのでありました。


...... 2003年 3月 28日 の日記 ......
■[ NO. 783 ] 晴れ
現実
ここ数日、私がたまにのぞいている「探偵ファイル」という
サイトで昨今のペットブームに関する特集を掲載しています。
このサイトは、かなり下品な下ネタ的な内容もあるのですが
本物の探偵さんがやっているサイトなので、基本的には
事実が書かれていて、あのディレルバンガー松原潤の正体を
ネット上で暴露したことでも話題になったサイトです。

たまたまこのサイトのボスと呼ばれる人が犬を飼っていたり
探偵さんの中にも動物を飼っている人がいるらしく、
動物の話題もよく掲載されるのですが、今回はあの
アイフルのCMから突然人気の出たチワワのことを取材する
中で、今のペットブームの裏側でとても悲惨な状態が
起こっている事を何日かかけてレポートしています。

そして、今日は保健所での殺処分の現状が細かくレポート
されていました。何となく話には聞いていたものの、
写真つきで現状を見せられると改めてその悲惨さに思わず
目をそむけてしまいました。そして次に襲われたのが
自分の無力感です。

自分では、がんばって生き延びようとしている猫たちを
自分なりに一生懸命手助けしているつもりではあるのですが
それでも苦しい思いをして、悲惨な目にあって死んでいく
動物の数があまりに膨大で、それに比べたら私のしている
ことなどあまりに微々たるもので、この程度のことしか
できないのならば無理に猫たちを保護しなくてもいいのでは
ないかと、ついつい日々の生活の忙しさや辛さから逃れたく
なってしまうのでありました。

別に、地球上に住むすべての人に動物好きになって欲しいとは
まったく思いません。もちろん中には嫌いな人もいるでしょう。
そんな人が、深く考えもせずに動物を飼い始めることが
今一番の問題になっているのだと思います。かわいがるのは
最初だけで、面倒になれば捨てたり保健所に引き渡したり…
リポートには保健所で実際に殺処分にたずさわっている
方のお話ものっているのですが、保健所に持ち込んでくる
人たちのほとんどは、動物を処分することについて何の
罪悪感も無いのだそうです。

私たちはいつからこんなに傲慢になってしまったのでしょう?
アメリカのブッシュだってそうです。自分の利益ばかりを
追求して、その行為によって人間だけでなく、動物なども
含めて多くの命が失われていくことにはまるで無関心
なのです。

そして、最後には化学兵器や核爆弾が使われて、みんな
死んでしまうかもしれません。それはそれで、ある意味
良い事なのかもしれないと思う今日このごろなのでした。


...... 2003年 3月 29日 の日記 ......
■[ NO. 784 ] 晴れ
粗大ゴミ??
今日はをやじ君とははちゃんを連れて病院に行ってきました。
ははちゃんは血液検査とワクチン、をやじ君は駆虫です。

ははちゃんは以前先生に口臭があるから病気かもしれない
と言われていたので、てっきりエイズにでもかかっていと
思っていたのですが、検査の結果エイズも白血病もない
ことが判明しました。とにかく良かったです。

をやじ君は、以前具合が悪くなった時に条虫がいることが
判明したのですが、元気にならないと駆虫できないと
言われたので、最近はすっかり食欲も元に戻ったし大丈夫
だろうと思い、病院に行きました。そして体重をはかって
駆虫薬をもらい、10時半くらいに帰宅してから飲ませました。

しかし、夜ご飯をあげに小屋へ行ってみると、をやじ君の
ケージの中が何かで真っ黒になっています。私はびっくりして
駆虫薬が強すぎて下痢にでもなり、ベッドからトイレまで
間に合わなくてケージの中がウンピだらけになってしまった
のかと一瞬冷や汗ものでしたが、覚悟してケージに入って
みると、それは大きなゲ●でした。ちょうどシーツの上に
出ていたので、片付けはそれほど大変ではありませんでしたが
それでも、おそらく駆虫薬が一緒に出てしまったのでは
ないかと心配しています。だいたい普段吐かないをやじ君が
吐く事自体良くないことですし。とりあえず明日病院に
電話をして必要ならばまた駆虫してもらわなければなりません。
あ〜、それにしても、何で今日に限ってという感じです。

で、何が粗大ゴミかというと、実は10日ほど前にあこがれの
キャットタワーを購入してしまったのです。天井まである
背の高いもので、途中にハウスがついていて、そこに入って
のんびりできるというものです。それが今日やっとついたので
さっそく組み立ててみたのでした。

しかし、危惧したとおり、にゃんずの反応はいまいちで
しかも足場が狭いためそのハウスに自分で登れないと
きたもんです。仕方なく手で持ち上げてやると、ごきげんで
ハウスに入っているのですが、降りる時は上から一度に
だ〜んと飛び降りるので、階段状になっているタワーが
まったく役に立ちません。

しかも午後ずっと様子を観察してみましたが、小次郎が
1回途中までのぼっただけで後は誰も近寄りもせず、部屋の
中でただ場所をとる粗大ゴミと化している状態です。

本当は運動不足を心配して小屋にゃんずのために買って
あげたのですが、期せずして小屋の中は上下運動が十分に
できるような家具の配置になったことと、買ってみたら
意外にタワーが大きいので置けないのではないかという
結論に達し、とりあえずお兄ちゃんたちが使ってくれればと
居間に組み立ててみたのですが、大失敗だったようです。

今日は両親が出かけていて留守なので居間にありますが、
おそらく両親が帰宅してこのタワーを見ればすぐに「こんなに
大きな物を買って、邪魔じゃないか」と怒られることは
目に見えているので、開封する前に返品しようかとも
思ったのですが、やはり好奇心に耐えられず箱をあけて
組み立ててしまったし、にゃんずもほんの少しではありますが
使ってしまったので、おそらく返品はきかないでしょう。

あ〜、やっぱりやめとけば良かったかも。オークションで
売っちゃおうかな…(ーー;)


...... 2003年 3月 30日 の日記 ......
■[ NO. 785 ] 晴れ
代償はあまりに大きい…
今朝、メガネ屋さんから電話が来て、先日七奈ちゃんに
蹴飛ばされて割れてしまい、交換のために注文していた
メガネのレンズが来たとの事。2時間ほどで交換できる
という事なので、午前中に預けてきて夕方またメガネを
取りに行きました。

幸い、超ド近眼でメガネがなければ一歩たりとも歩けない
私は予備のメガネをいくつか持っているので、このメガネが
なくても何とかなるのですが、でも一番使い慣れている
メガネなのでやはり他のメガネでは違和感を感じてしまうの
です。(矯正の視力もメガネごとにみんな違いますし(^^ゞ)

そして、お店で直してもらったメガネにかけなおし、
あ〜良かった、さてお支払いと思いカバンからおサイフを
出して「おいくらですか?」とたずねると、もう25年来の
おつきあいですし、数え切れないほどメガネを作って
もらっているので、私はある意味お得意さまでもあり、「○○
さんですから、特別に大勉強で…」と店員さんが言うので
「3000円くらいかな?」と大胆な予想をしていたら、何と
「1万円です」と言われてしまいました(@_@)

メガネのレンズを1枚交換しただけで1万円??と思いっきり
目が飛び出しそうになりましたが、そこは何とか平静を装い
お金を払いました。店員さんも申し訳無さそうに「何しろ
○○さんのレンズは特別ですからね〜」と言い訳のような
言葉をかけてくれましたが、この場合の特別というのは
まったくうれしくない事で、私がもう少し気をつけてさえ
いれば、こんな多大な出費はしなくて済んだのだと思うと
がっくりきてしまったのでありました。

目が悪くて、メガネをつくる必要があるというのは、
それだけで目の良い人に比べると人生において大きな
損をしていると思うのですが、その上にゃんこのおかげで
余計な出費まで強いられて、まったく泣きっ面に蜂とは
このことではないかと実感してしまいました。

あ〜あ、毎日ブルーベリーのサプリメント飲んでるのに、
やっぱり視力は良くならないのかな??


...... 2003年 3月 31日 の日記 ......
■[ NO. 786 ] 晴れのち曇り
めざせ、粗大ゴミからの脱却
先日、キャットタワーを購入した事は日記にも書いたとおり
なのですが、実はこのタワーには一つ不良の部品が入って
いたのでありました。穴があいているべきところが、
ふさがっていたのです。

そこで、ネット注文だったので、足場になる板が小さくて
我が家の巨体で運動神経がニブイ猫たちは自分でタワーに
上れないことと、板に穴があいていないことをメールで
お知らせしたのでした。

すると、すぐに販売元ではなく製造元から返事が来て
不良の板は交換してくれ、また一回り大きい板もあるので
必要ならばそれも送ってくれるというので、大きい板を
送ってもらう事にしました。(それで、不要になる小さい
板を穴の開いていなかった板と交換することにしたのです。
そうすれば2枚の板を送ったり、送り返したりしなくて
すみますから。)

明日には一回り大きな板が到着すると思うので、再度
タワーを組みなおし、にゃんずが自分達で上ってくれることを
期待してトレーニングにはげもうと思います。(どうも
猫じゃらしなどで上っていくルートを教えてあげないと
だめみたいです。)

まったく、頭が悪くて運動神経のニブイ猫を飼うと、親は
いろいろ大変です(^_^;)