...... 2003年 5月 01日 の日記 ......
■[ NO. 817 ] 晴れ
世の中捨てたもんじゃない?
昨日の日記に書いた盗作の話ですが、抗議のメールを
送ったところ、相手方がすぐに非を認めて該当ページを
削除してくださり、サイトに大きく謝罪文も載せて下さい
ました。相手が話の通じる方で本当に良かったです。
お返事のメールを読むまで、マジで逆切れされたらどう
しようとか、反対に私が盗作だと因縁をつけられたりしたら
どうしようとか、今日は一日そんなことばかり考えていて、
仕事も手につきませんでしたが早急に解決できてとにかく
良かったです。

今回の一件は、私のサイトかDOMONさんのサイトに掲載
されている内容のプリントアウトを見せられた当事者の方が
そのプリントの出典を確認せずに使用して文章を書いた
ところに問題がありました。プリントアウトを見た段階で
すぐにそれがネットから引き出されたものであることに
気づけば、その情報には著作権があり、無断転載や改ざんが
許されざるものである事は容易に想像がついたのでしょうが
やはりふとしたところに落とし穴はあるものです。

しかも、広大(膨大)なwebの世界にあって、何の因果か
私の目にとまってしまったというのも、偶然というには
できすぎというか、ある意味必然だったのかもしれませんね。

何にしても、この件は無事解決いたしましたので、ご心配を
おかけした皆様に一応ご報告いたします。


...... 2003年 5月 02日 の日記 ......
■[ NO. 818 ] 晴れ
気のせいかな??
明日は、ははちゃんの手術の日です。きっと大丈夫、
手術は成功すると一生懸命念じるのですが、やはり
全身麻酔での正体不明の腫瘍の手術です。どんな結果が
待っているかわかりません。お腹を開けて見たら、
そこらじゅうに転移していた…なんて言われたらどうしよう
とか、最近入ったばかりの新米先生がトレーニングとして
手術して失敗した…なんて事になったらどうしようとか
悲観論者の私はついつい悪いことばかり考えてしまいます。

しかも、毎日日課になっている食後の運動ですが、今日は
心なしかみんな大人しく見えます。いつもは興奮して
猫じゃらしを追い掛け回すABsですら、何だか静かにしている
ようです。当然ははちゃんもあまり猫じゃらしでは遊ばず
をやじ君も一人ぽつんと遠くに離れてゴロゴロしています。

ここ数日、日中は比較的暖かいのですが朝晩は寒いので
そんなせいもあるのかな?と無理やりこじつけてみたりも
するのですが、でも一番の原因は私が不安に感じている
気持ちをみんなが敏感に感じ取っているのだと思います。

母屋のにゃんずはみんなお気楽なにゃんずたちなので、
私の気持ちを察するなんてことはまず無いのですが、小屋
にゃんずは私と接するのが一日に朝晩の2回、1時間半
だけなので、時間が短い分コミュニケーションの密度も
濃いみたいで、私が小屋へ行くと、とにかくすりついて
来たり、膝に乗ってきたりここぞとばかりに甘えます。

そんな感じなので、きっと私がここ数日ちょっと無口というか
不機嫌というか、疲れているというか、浮かない顔を
していたのを敏感に読み取ったのだと思います。

明日は早起きして、病院から指定された時間に間に合うように
ははちゃんを連れて行かなければなりません。いろいろ
考えるとまた何だか眠れなくなりそうですが、私が元気に
していないとははちゃんも不安になってしまうから、
明日は元気よく接してあげなくちゃと思います。


...... 2003年 5月 03日 の日記 ......
■[ NO. 819 ] 晴れ
渋滞は嫌いだ〜〜
今日からゴールデンウィークの後半が始まりました。
わんにゃんずがいることと、完璧なインドア人間である
ことが要因で、行楽とはまったく縁の無い私はちょうど
会社が休みだからとははちゃんの手術を今日に決めて
しまいました。

そして、朝10時半までに病院に来てくださいと言われて
いたので、遅れてはいけないという気持ちと、やはり
何となく落ち着かない気持ちだったのとで、休みだというのに
6時半に目が覚めてしまいました。しかし、二度寝をすると
今度は起きられなくなってしまうと思い、ちょっと早い
気がしましたが起きてしまいました。

それからゆっくりと準備をして、いつもならば30分あれば
病院に着くのですが、今日は余裕をもって9時過ぎには
家を出ました。そして、インターチェンジの手前まで行くと
何と電光掲示板に渋滞情報が出ていて、私が通過する
部分が2km渋滞していると書いてありました。一瞬ははちゃんを
載せたまま渋滞にはまるのはかわいそうだから一般道を
行こうかと思いましたが、このあたりの渋滞で2kmというのは
大概が渋滞というほどの物ではなく、ノロノロ運転程度で
しかも高速道路の2kmは大した距離ではないので、そのまま
高速道路で行く事にしました。我が家は一応観光地にあるので
インターチェンジは県外からの行楽客でかなり混んでいました。

そして高速道路に入って順調に走っていきましたが、
渋滞の表示が出ていた場所の少し手前で渋滞が始まり
ぴたっと車が動かなくなってしまいました。私は自分の
読みが完全にはずれてしまったので、思い切りあせって
しまいました。ははちゃんは後部座席のキャリーの中で
かすれた声でいつまでも鳴いています。

これが一般道だったら、この辺りの抜け道などもかなり
知っているので何とか脱出のしようもあるのですが、
そこは高速道路の真上、2つのインターチェンジのど真ん中
です。車はノロノロ運転どころかほとんど止まってしまって
このままでは病院に指定された時間につけるかわかりませんし
何よりははちゃんに余計な負担をかけてしまう事が気になって
イライラがどんどんとつのって行きました。

すると後ろからサイレンの音がしてパトカーと道路公団の
車が走ってきました。どうやら事故があったようです。
それで渋滞していることがわかりましたが、事故現場が
何キロも先だったら、それを越えるまでずっと渋滞している
ことになります。私はますます不安になってしまいましたが
ここで心配な顔をするとははちゃんに伝わってしまうと思い
一生懸命ははちゃんに声をかけながら渋滞の中を運転
していました。

その後、30分ほどかけて2kmくらい進んだところで、今度は
救急車やレスキュー用の特殊車両などが追い越して行きましたが
比較的すぐ先で止まりました。ということは、渋滞を
超えるのももうすぐかな?と思っているとだんだんと
車の速度があがってきて、そこから1kmほど先で事故現場を
通過する事ができました。

事故は3台の玉突きで、それぞれの車は前がつぶれたり
後ろのガラスが割れたりして、そのまま乗っていく事は
できないようでした。車に乗っていた人が車道に出て
警察の聴取を受けていましたが、とっても浮かない顔を
していたのが印象的でした。そりゃそうですよね。楽しい
行楽のはずが行く途中で事故ってしまったのでは、すべてが
台無しですもの。

気の毒に思いながらも、それまでの時間のロスを取り戻すべく
普段は平均時速90〜100kmで走行するのですが、今日は
エンジン全開、平均時速120kmで追い越し車線をガンガン
飛ばして病院に向かいました。時間に余裕をもって家を
出たおかげで、いつもの倍時間はかかりましたが指定された
時間にはちゃんと間に合う事ができ、ほっとしました。

ははちゃんをキャリーに入れたまま先生に手渡し、ははちゃんが
病院でもちゃんとご飯を食べられるように大好きなリプリーズ
ランチを持参したので、それを食べさせてもらうようお願いし
お迎えの日の予定などを聞いてから、誰もいないがらんとした
病院を後にして帰ってきました。

帰る時にも、高速道路の渋滞情報で来る時と同じ場所が
2km渋滞と出ていましたが、来る時に反対側はそんなに
混んでいなかった事を確認していましたし、ははちゃんが
乗っていないので自分だけなら多少の渋滞にはまっても
構わないので、そのまま高速道路で帰ることにしました。

順調に走って行くと、事故現場の直前で少しノロノロ
運転になりましたが、それは何があったのかと事故を
横目で見ていくためにスピードが落ちて渋滞のように
なっていたのですが、そこを過ぎるとまた普通に走れる
ようになりました。

しかし、当然ながら私が行く時にはまっていた反対車線の
渋滞は私が通過した時よりも数倍長くなっており、
私がインターチェンジで降りる時もその先までず〜っと
渋滞していました。私は事故の直後に現場を通ったので
まだ渋滞も短くてすんだのですが、もしこれがいつものように
時間ギリギリに家を出ていたら、既に渋滞は長くのびていて
高速道路には入れなかったでしょうし、全部一般道を行ったの
では、時間が高速道路の3倍くらいかかるので絶対に
間に合わなかったと思うと、渋滞にはまったのは嫌でしたが
でも不幸中の幸いだったのだとうれしくもありました。

先生には、お昼から4時の間にははちゃんの手術をするので
その間は何かあった場合に連絡するため自宅の電話か
携帯電話で連絡を取れるようにしておいて下さいと
言われました。そこで、普段は電源すら入っていない
携帯電話をポケットにいれ、ドキドキしながら時間を
過ごしましたが、電話はかかってこなかったので、
きっと手術は無事終わって、特に問題も無かったのだろうと
一安心しました。

朝はうっかりしていて聞き忘れてしまったのですが、
ははちゃんは3日間の入院で火曜日までお迎えに行けないので
それまでに面会に行ってもよいのか、明日にでも経過を
聞きながら病院に電話して見ようと思います。

とりあえず予定通りに事は運びましたが、今日みたいな日に
手術を設定したのは明らかに私のミスだったな〜と深く
反省しました。これが近くの病院ならいいんですけどね。
やはり人が出かける時には自分は家にいるのが一番です。


...... 2003年 5月 04日 の日記 ......
■[ NO. 820 ] 晴れ
明日こそ
今日もとても良い天気で、朝から片付けに最適な気候でした。
いったいいつまでガラクタの片づけをすれば終わるんだと
いい加減うんざりしてきましたが、今日も朝から夕方
暗くなるまで片づけて、それでもまだ家の中や外にたくさんの
ガラクタが散在しています。我が家って、本当にガラクタに
埋もれた家なんだな〜とつくづく感じます。世のお宅は
こんなにガラクタに囲まれて生活してなどいないのでしょうね。
たくさん捨てたりもしているのですが、それにしても
どうしてこんなに物があふれているのでしょう??まじで
もう、いやって感じです。

今日は一日外出しなかったので、明日こそはははちゃんの
面会に行こうと思います。ははちゃんは比較的肝が座って
いるというか、根性があるというか、多少の事では
動じないのでおそらくご飯もパクパク食べて元気にして
いるとは思うのですが、でもさすがに火曜日の夕方まで
預けっぱなしにするのはあまりにかわいそうな気がするので
帰省ラッシュで高速道路が混みだす前の午前中に様子を
見に行ってみようと思います。

やっぱりははちゃんがいないとABsも何となく元気がない
気がするので、早く傷が良くなって帰ってきて欲しいな〜。


...... 2003年 5月 05日 の日記 ......
■[ NO. 821 ] 晴れ
となりはななちゃん
今日は、ははちゃんの面会に行ってきました。昨日は
様子を見に行ってあげられなかったのでかわいそうで
どうしても今日は行きたかったのです。でも、預けてくる
時に、面会についての事を聞き忘れてしまったので、一応
行く前に電話で時間などを確認してから行きました。

そして、11時半過ぎに病院につくと、看護士さんが「ちょっと
お待ち下さい」と言うので待合室で待っていると名前を
呼ばれたので受付に行きました。すると、なぜか院長先生が
ははちゃんの薬を片手に「本当は明日退院の方がいいん
ですけど、明日も通って来られますか?」と言うので
私は目が??になってしまって「今日連れて帰っても
いいんですか?」と聞くと一応はOKだと言います。でも
退院は明日の方が良いと先に先生が言っていましたし
最初から退院は明日の予定だったので「私は面会に来た
んですけど」と言うと「ああ、そうですか。スタッフが
今朝(私が)迎えに来ると言ったので」と言うではありませんか。

私は「面会に行く」と電話をしただけで、「迎えに行く」
なんて一言も言わなかったのに、どうしてそんな話に
なってしまったのかわかりませんが、再度「退院は明日の
方がいいんですね」と聞くと「そうです」というので
じゃあ当初の予定どおり明日退院にして下さいとお願いすると
それでは面会をと言ってははちゃんのいる入院施設に案内して
くれました。

私は今まで診察室にしか入った事が無かったのですが、
入院施設は手術室と一緒になっていて、かなり広い
スペースでした。上下2段のケージが全部で10個あり、
猫と小型犬が上の段、中〜大型犬が下の段でほとんど
ケージは埋まっていました。私が指定されたケージに
近づくと、ははちゃんはケージの敷かれたマットの上で
横になっていました。私のことを見ればすぐに反応して
くれるのかと思ったのですが、ははちゃんはじっとしたまま
動きません。避妊手術の時は、翌日迎えに行った時点で
既にみゃあみゃあと鳴いて元気だったので、そんな姿を想像
していた私は、あまりの違いにとまどってしまい、ケージの
中のははちゃんに向かって一生懸命話しかけました。

すると、そのうちははちゃんが重そうに体を起こして
ケージの入り口までやってきてスリスリとしてくれました。
それはいつも私が裏の猫小屋に行くとははちゃんがしてくれる
しぐさなので、おそらく私のことは認識してくれたのだと
思います。そこで、ケージ越しにしばらくははちゃんの
顔や体をナデナデしてあげました。

ひとしきり経ってから、少し周囲の様子を観察してみることに
しました。以前通っていたO動物病院の入院室はとても狭く
常に犬がワンワンと吠えていた記憶があるので、その
入院室はし〜んと静まり返っていて、いかにも病院というか
診察室とはまったく違う場所という印象を受けました。

ははちゃんの左隣のケージには長毛の黒っぽい猫ちゃんが
寝ていて、私が覗き込んでも全く反応しませんでした。
そして次に右側を向くと、そこには自動で点滴する装置が
置かれていたので(ははちゃんと長毛ちゃんには何も
ついていなかったのです)よほど具合が悪いのかと遠くから
のぞいて見ると、何とそこにはははちゃんと同じ茶トラと
キジトラが混じった三毛のにゃんこが首にはエリザベスカラーを
はめられ、下半身にも何だか良く見えませんでしたが
固定するような下着のような物がつけられ、足からは
点滴のチューブが出ていました。

何とも気の毒な姿だな〜と思ってもう少し近づいてみようと
すると、途端にそのケージからウ〜〜という低いうなり声が
聞こえてきました。そのにゃんこさんは気性が荒いのか
はたまた具合が悪くて気が立っているのか、私が近づく
ことを嫌がっているようだったので、すぐさま元のははちゃんの
ケージの前に戻りました。そして遠くから見ると、その子だけ
ケージに名前が書いてあり、なんとその名前が「ななちゃん」
だったと言うわけです。

ははちゃんと同じ柄のななちゃんていう猫さんなんだ〜
などと思いながら、またしばらくははちゃんに話しかけたり
なでたりしていましたが、12時で午前中の診察が終わる
時間でしたし、あまりそこにいてははちゃんを疲れさせても
いけないので、お昼ご飯をあげにきたと思われる新人
先生と看護士さんに後をお願いして帰ってきました。

今日は病院がとても混んでいて先生に話を聞けなかったので
明日迎えに行った時に、手術の内容やははちゃんの様子に
ついて良く聞いてみなければと思いました。明日はもう少し
元気になっていてくれるかな??


...... 2003年 5月 06日 の日記 ......
■[ NO. 822 ] 晴れ
退院しました
今日は、ははちゃんが病院を退院する日でした。仕事が終わって
から、お迎えに行くと病院には言ってあったので、朝から一番
小さなケージを車に積んで(最初に連れて行った時に入れていた
キャリーでは狭くてお腹が痛そうだったので)何時になったら
会社を出ようかしらなどと、考えていました。

そして午後2時を過ぎた頃、大きな騒ぎがありました。というのは
あの白装束の集団が間近に迫っているという情報が入った
からです。確かに、朝のニュースで岐阜県から長野県に
入ったと言う話は聞いていたので、両親と朝食の時に冗談で
「山梨の大泉村に向かうらしいから、このへん通ったりしてね〜」
などど言っていたのですが、どうやら本当になってしまった
らしいです。

しかも、集団は警察関係の車両や報道車両などに囲まれて
ノロノロ運転を続けていて、時には道端で停まったりするため
この一団の周辺では激しい渋滞が生じているというのです。
しかもその一団が来るのが、私が行こうとしている病院の
方角なので、もし私がこの渋滞に巻き込まれてしまったら
病院が開いている時間にははちゃんを迎えに行ってやれない
かもしれません。

いてもたってもいられなくなった私は、仕事中ではありましたが、
禁止されている不正アクセスを犯してリアルタイムで道路状況が
わかる掲示板を見に行きました。職場も会社の前を通る
国道をこの集団が通るらしいという噂がすぐに広まって
国道が見える場所には仕事中にもかかわらず人が大勢集まって
きていました。

他の人が来るの、来ないの騒いでいる間に私は密かにこの
掲示板でチェックしていたのですが、それからこの一団は
残念ながら私たちの職場の前の道は通らずに、別のルートから
山梨へ行ってしまったことがわかりました。そこで私が心待ちに
している人たちに事実を告げると、一斉に残念なためいきが
漏れていました。(と同時に、どうしてそんなことがわかったのか、
大勢の人に聞かれて困ってしまいましたが(^_^;))

そんなこんなで、私が病院に行く時間には白い集団も無事
通過して長野県を通り過ぎ山梨県へと入っていったので
安心して病院にお迎えに行く事が出来ました。

病院につくと、院長先生がははちゃんのブツについて「9割がた
悪性の腫瘍ではないけれど、必要ならば病理検査に出しますが
どうしますか」と言いました。ベテランの先生が見て大丈夫そう
だと言うのだから、検査は必要無いかなと思いましたが、でも
じゃああのプラプラの正体は何なのか?というとこれはわからず
じまいで、やっぱりシロクロはっきりさせておいたほうが
いいのかな?とも思いました。

とりあえずプラプラはホルマリンに漬けて保存してあるらしい
ので、必要だと思ったら言ってくれればそれからでも検査に
出せるというので、今日のところはとりあえず保留にして
おいてもらいました。(この検査がお値段お手ごろならすぐに
やってもらうのですが、何せ手術&入院でかなりお金が
かかった上、2月からの一連の避妊や血液検査、ワクチンなどで
にゃんずのための貯えが一気に減ってしまっているので、
どうしてもでなければやめておこうかな…と思ったのも理由の
一つではありました。)

そして、しばらく待合室で待っていると扉の向こうからあの
だみ声が聞こえてきて、ははちゃんがケージに入れられて
戻ってきました。ははちゃんは、傷口をいじらないようにと
白いガーゼで出来た洋服を着せられ、背中にはその洋服を
しばるリボンが4つくらいあって、何だかかわいい感じでしたが
相変わらず足元はおぼつかないのか、ケージの中でヨタヨタ
しながら立っていました。

先生や看護士さんにお礼を言って病院を出て、ははちゃんを
車に乗せるとははちゃんは普段は滅多に聞けない大きな声で
家に着くまでギャーギャーと鳴き続けていました。しかし小屋に
入れると安心したのかピタっと泣き止み、まず爪とぎで
これでもかというほどバリバリ爪をといだ後に、今度は
トイレに立て続けに2回入って、すっきりしていました。
(きっと車の中で我慢していたのでしょうね。)

それから、ABsやをやじ君のクンクンの洗礼を受けていましたが
特に問題もなく、みんなと一緒にご飯をあげるとパクパクと
食べていました。日曜日には抜糸に連れて行くことになって
います。

まだ歩き方はぎこちないとは言え、とりあえず昨日よりは
元気になったようですし、食欲もあるし、無事家に帰ってきて
くれて、一安心しました。後は一日も早く元気にははちゃんに
戻って欲しいです。

余談ですが、あの白い集団には早く遠くへ行って欲しいです。
山梨県に移動したとは言え、まだすぐ近くにいるので、何だか
気味悪いです。でも、行った先の人も迷惑だろうな〜。
あのわけのわからない人たち、どうにか正気に戻せないもので
しょうかね??


七奈の誕生日

...... 2003年 5月 07日 の日記 ......
■[ NO. 823 ] 曇り
そうなのね…
今日は七奈の2歳の誕生日なのでありました。でも、今こうして
日記を書こうと思ってページを開くまで、そんな事はすっかり
忘れ去っていました。最近仕事は忙しいし、帰宅すれば帰宅したで
それなり忙しいし、とても誰かの誕生日だから、ごちそうだ〜
マグロのお刺身だ〜なんて余裕は皆無に等しいです。

あ〜、もうマジで疲れました。あらゆる物から解放されて
何も考えずにゆっくりのんびりしたいです。

さて、ははちゃんですが、日々元気になっています。食欲も
旺盛だし、相変わらず気が強くて、私が座ってABsを運動
させているとさっさと膝の上に乗ってきておきながら、
ABsが勢い余って近くに飛んでくるとシャーシャー怒ったり
パンチをくらわせたりしています。

ただ、傷口を保護するために着ているガーゼの洋服?が
すぐ片袖脱げてしまったり、ははちゃんはしっぽが半分しか
無いので、しっぽの部分がすぐに抜けてしまって、どうやら
ちっちをした時に洋服にかかってしまったらしく、かなり
くちゃいので、歩きにくそうだし、早く脱がせてあげたい
と思うのですが、日曜日の抜糸まではお互いこのまま我慢
しなければいけないみたいです。

そう言えばあの白装束の一団、昨日は近所を通っただけで
とりあえずは行ってしまったと一安心していたのに、今朝に
なってみたら夜中に引き返してきたとかで、市内に居座って
います。まったく、長野県警も頭が悪いというか、車道で
停まってしまったからと言って、何も相手がこれ幸いと思う
ような、広いスペースに団体を誘導することもなかろうに
一体何を考えているのでしょうね?

それにしても、集団が居座っている場所は観光地なので、
多少の宣伝効果はあったかもしれませんね(^_^;)


...... 2003年 5月 08日 の日記 ......
■[ NO. 824 ]
寒いから?
今日の雨は激しかったですね〜。どしゃぶりというのは
こういう状態を言うんだろうな〜と実感させるような
降りかたで、私は会社のすぐ目の前の駐車場に車を停めている
にもかかわらず、駐車場から会社まで歩く間に結構濡れて
しまいました。(もちろん傘もさしていましたが)

さて、今朝のこと、小屋に行くと昨日の夜確かにケージの外に
しまっておいた猫じゃらしが、なぜかケージの中にひっぱり
こまれ、無残にも破壊されていました。もちろんこれは
Aちゃんの仕業で、彼女はケージの金網の隙間から手を
出しては、いろいろな物をケージの中にひっぱりこんで

壊したり、かじったり、とにかくいたずらが激しいのです。

しかもこの猫じゃらしは、それまで使っていたのがいよいよ
形をとどめないほどに破壊されてしまったので、2日前に
新しく出したばかりの物で、なるべく長持ちさせるべく
慎重に使っていたところだったので、たかが猫じゃらし
されど猫じゃらしで、ボロボロに壊されてしまった姿を見て
怒りを通り越して悲しくなってしまったのでした。

とりあえず、朝は猫じゃらしをガムテープで補修して
何とかあと2、3日は使える状態にしたのですが、怒った
ところで仕方がないと思いつつ、でもAちゃんのあまりの
最近のいたずらぶりに腹が立ったのと、仕事で疲れきって
いたこともあり、今日は一日猫じゃらしを振っての運動は
しませんでした。

そして夜、ご飯をあげたりトイレの掃除をしたりしてから
小屋の中でぐったりしながら座っていると、さっそく
ははちゃんが膝の上に乗ってきました。すぐ近くにをやじ君も
いたのですが、何だかをやじ君が寂しそうに見えたので
一旦ははちゃんを膝から下ろしてをやじ君を抱っこして
あげました。

当然、ははちゃんもまたすぐに膝にのってきたので、二人を
一緒に抱っこしてぼーっとしていました。すると今度は
Bちゃんがやってきて、かろうじてあいている膝のすきまに
割り込んできました。3匹はあぐらをかいた私の膝の上で
団子のようになってそれぞれ眠ったり、くつろいだり
していました。

その間、Aちゃんは私が隠した猫じゃらしを探し出そうと
あちこち手を入れたり、をやじ君のケージの中にある
ご飯の残りをかき出そうとしたり、ははちゃんに薬を
あげるために混ぜている缶詰の空き缶をゴミ箱からひっぱり
出してなめたりしていましたが、膝の上の3匹はまったく
興味無しで静かにしていました。

しかし、その状態で40分ほど経つと、さすがに足腰が
痛くなってきたり、今日は雨が降っていたせいかとても寒くて
背中がぞくぞくしてきたので、かわいそうだとは思いつつ
それぞれを順番に膝からおろしてケージを閉めて母屋に
帰ってきました。

こういう差別的な感情は自分でもいけないと思うのですが
でもやっぱり、警戒心が強くてほとんど近寄ってこないし
好奇心旺盛でイタズラばかりするし、体力有り余りで
いつも大暴れしているAちゃんは、ちょっと小屋にゃんずの
中では特異な存在というか、はっきり言ってしまえば
扱いにくいというか、ちょっともてあまし気味な存在
なのでありました。

もしかすると外に出してあげるほうが彼女のためには
いいのかもしれないな〜なんて事もちょっぴり思う、今日
この頃なのでありました。


...... 2003年 5月 09日 の日記 ......
■[ NO. 825 ] 晴れ
買いました
今朝の新聞にヤマダ電気の大きな広告が入っていたので
ちらっと見てみると、ちょうど掃除機が店頭価格より20%引きで
出ていました。実は、裏の小屋は6畳分の広さがあるのですが
そこににゃんずが4匹いて、しかも元気な若にゃんずが毎日
運動中に上へ下へと暴れまわるので、とにかく抜け毛の量が
半端ではありません。一応大きなほうきと、小さなほうききと
チリトリがセットになった物は置いてあって、気付いた時に
お掃除はしているのですが、ほうきだと掃いたはしから
毛が舞い上がってしまい、掃いているのか散らかしているのか
わからないような状態だったため、最近掃除機を購入しようかな〜
と思っていたところだったのでした。

そこで、会社帰りにヤマダ電機に寄ってみました。普段
パソコンの備品やソフトのコーナーくらいしか行かないので
掃除機のコーナーに行ったのはおそらく初めてだと思います。
そして、びっくり。今時の掃除機は形もいろいろあれば
性能も多機能になっていて、とにかく40種類くらいあったで
しょうか。どれが良いのかさっぱりわかりません。

そこで、もうこれは大きさと予算で考えるしかないと思い
とりあえずコンパクトな掃除機が置いてある場所に行きました。
そして、その中でお値段が手ごろでしかもセール期間中の
20%引きの札がついているものの中から選ぶ事にしました。
そして結局ナショナルの縦型のコンパクトな掃除機で紙パックが
要らなくて、排気も比較的きれいというのを買いました。

そして小屋へ夜ご飯をあげに行った時に一緒に掃除機を持って
行き、ご飯をあげた後でみんなをケージに入れて、窓を全開に
して掃除機を使ってみました。母屋のにゃんずは掃除機の
音が大嫌いですぐに逃げていってしまうので、ずっと外にいて
掃除機など見たこともない小屋にゃんずはさぞかし驚くだろうと
思ったのですが、とりあえずケージに入っているからいいかなと
思い、掃除機のスイッチを入れました。

すると案の定、ケージの中でABsが上へ下への大騒ぎで逃げ惑って
いましたが、とりあえずケージの中まではその物体がやって
こないことがわかってからは、静かに私が掃除するのを
眺めていました。

そうして、すみずみまで掃除機をかけた小屋は、飛び散る毛も
ほとんどなく、何ともさっぱりすっきりして、きれいに
なりました。使用後は柄の部分を真ん中から折りたたんで
しまえば、ほとんど場所もとらないので、狭い小屋の中に
あってもほとんど邪魔に感じないし、幸い20%引きで値段も
そんなに高くなかったので、とっても良かったです。

これからは毎日お掃除しようかしら(^_^) (当然??)


...... 2003年 5月 10日 の日記 ......
■[ NO. 826 ] 晴れのち曇り
疲れてます
最近、本当に疲れてます。もう、何もしたくありません。
仕事も、にゃんずの世話も、何もかも放り出して、どこかに
行ってしまいたいです。小屋にゃんずはもう外に出そうかな
と思います。

自分で始めた事なのに、途中で投げ出すなんて、情けない
話ではありますが、とにかく疲れました。家の中では
毎日お兄ちゃんや小次郎のマーキングを拭いてまわり
小屋へ行けばAちゃんのいたずらを片付けたり、他の
3にゃんずを均等にかわいがってあげないと、誰かが
やきもちをやいたりします。

何より、一番悲しかったのは、おとといの夜だったか
部屋へ行ったらおかあちゃんの遺骨やお線香たてが置いてある
場所に誰かが上ったらしく(たんすの上なのでかなり
高い所にあるのですが)遺影がひっくり返り、お線香たてが
床に落ちてお線香がバラバラに散らばっていて、お線香の
灰が遺骨のまわりや床の上に飛び散っていました。

もちろん、わざとやったわけではないのでしょうが、
たんすの上から床までメチャクチャにされてしまった
様子を見て、私がどんなに一生懸命がんばったって
所詮相手は猫、私の気持ちなどわからないし、私がしている
事だって、猫にとってはただの迷惑行為なのかもしれないと
思ってしまったのです。

とりあえず、にゃんずにはみんな避妊・去勢はしてあり
ますから、外へ出してもそんなに問題にはならないでしょう。
これからは猫たちとはもう少し距離を置いて、できるだけ
猫たちがやりたい事は自由にできるように、してあげようかと
思います。

自分の都合より、猫の都合です。


...... 2003年 5月 11日 の日記 ......
■[ NO. 827 ]
素敵なお洋服が…
今日は、ははちゃんをガーゼ交換に連れて行かなければ
ならなかったので、全部身支度を済ませ、出かけられる準備を
整えてから裏の小屋に行きました。そして入り口の戸を開けると
なぜかいつもより小屋の中が臭い(ーー;) 2週間前に換気扇を
つけてから、そんなに臭いがこもることは無くなったのに
なぜこんなに臭いのだろう??と思いながら小屋の中に入り
まずをやじ君にご飯をあげてから、次に3にゃんずの入り口の
仕切りを開けました。

すると、長さ3cmほど、小指の先くらいのうんぴが2個、床に
ポトンと落ちていました。私はすぐにそれがははちゃんの
ブツであると確信しました。なぜなら、ははちゃんは手術の
傷跡を保護するために、背中にリボンが4つもついた素敵な
白いドレスを着ていたのですが、このドレスはとても緩くて
実はもう3日も前から前脚は両方とも脱げてしまっていました。

でも、お腹の部分は隠れているからいいやと思い、そのままに
していたところ、今度はドレスが下にたれさがってきて、
どうやら一番下のしっぽの部分がうんぴの時にお尻のあたりを
塞いでしまったようでした。

案の定、ははちゃんを後ろから見てみると、白いドレスの
しっぽの辺りは茶色くなっていて、そこにもうんぴがくっついて
しまっています。病院から帰って来る時に、洋服は着せておいて
下さいと言われたので、脱がせてはいけないかな〜とも思った
のですが、しかしうんぴをつけたままキャリーに入れて車に乗せ
そのまま病院へ連れて行くのもいかがなものかと思われたので
仕方なくドレスは全部脱がせて捨ててしまいました。

そして病院について、とりあえず受付してくれた見習先生に
事情を説明して、実際にガーゼを交換してくれる先生が来るのを
待っていました。すると、やはり先生は来て最初に「あれ、
洋服は?何で着てないの?」とちょっと苛立たしげに言って
いましたが、見習先生が事情は説明してくれたようでした。

その後、なぜか半分だけ抜糸をして (何の意味があるのだろう?)
ガーゼを交換すると先生は「腹帯着せてやってよ」と見習先生に
指示して次の患者さんのもとへ行ってしまいました。(今日は
なぜかめちゃくちゃに混んでいたのでありました。)

以前にも書いたと思いますが、この見習先生、いかにも手つきが
不器用そうで、見ていて気の毒になるくらいなのです。そんな
手で、一生懸命筒状になった伸縮性のあるガーゼに4箇所
穴をあけて(手足を入れる部分)、一応テープで穴の部分を
補強して(これだけやるのに10分くらいかかった…)、やっと
できたので、ははちゃんにかぶせて見ると、今度は伸縮性のある
布なので、布が縮まってしまって足の部分がどこかに隠れて
しまい、わからない。それで一度全部脱がせて、穴の位置を
再確認してから、もう一度私が手助けしながら何とか長い
腹巻き状のものを着せ、首まわりやお尻まわりをテープで
補強して、今日の診察は終わりになりました。(結局腹巻きを
着せるのにトータルで15分くらいかかった…)

まあ、最初は誰でも不慣れなのですから時間がかかるのは
仕方が無いとしても、あんなに不器用そうな手つきで、手術とか
できるのかな〜???ととても心配になってしまったので
ありました。

ちなみに、ははちゃんの今度のお洋服はボディコンでぴったり
フィットなので、脱げることも無いでしょうし、お尻まわりも
排泄に支障が無いようにしてもらったので、たぶんあと1週間
無事に着ていられるのではないでしょうか(^_^;)

そうそう、病院で隣の診察台に来ていた子の飼い主さんが、
つい最近その子に噛まれたとかで病院に行ったとかいう
話を聞くとはなしに聞いていました。そしていざ注射という時に
今まで一度も経験したことの無いような激しい勢いで「ガウッ」
と言って吠えました。その後も、飼い主さん2人と先生の3人
がかりで押さえながら何とか注射はしたようでしたが、
飼い主さんも「凶暴ですみませんね〜」と謝っていました。

私は吠える声を聞いていただけなので、「凶暴な犬だから
先生も大変だよな〜」などと思ってふと振り返ってみると
そこには何とエリザベスカラーをしたクラシックタビーの
アメショーが、飼い主さんの腕の中でまだ激しく暴れて
いました(^_^;) そうっとカラーをはずし、何とかキャリーに
入れて、ちょうどははちゃんと同じ時間にあちらも診察が
終わりました。

しかし、あんなに凶暴な飼い猫は今まで見たことがありませんし
何より、吠え方は絶対に犬だったと思うのですが、一体あの
猫は何だったのでしょう??我が家の子があそこまで凶暴で
無くて、良かった…とつくづく感じたのでした。(ちょっと
小次郎は怪しいけど…。)


...... 2003年 5月 12日 の日記 ......
■[ NO. 828 ] 晴れ
やっぱり
今日は、お兄ちゃんがピアノの上に置いてあった私の
ベストにマーキングをしたそうです。幸い母親がすぐに
発見してやめさせたので、ビショビショになるまでには
至らなかったらしいのですが、それでも多少はちっちが
かかったそうです。

昨日部屋でパソコンをいじっていた時は、何度も私の
近くに来ては、これみよがしにすぐ隣の窓のところへ行って
しっぽをぴんと立ててマーキングをしようとします。
その度に私がやめさせるのですが、5分くらいするとまた
やってきて、同じ事の繰り返しです。

その後、家の周辺に見知らぬ猫は来ていないので、お兄ちゃんの
テリトリーが侵されているわけでもないのに、こんなに
頻繁にマーキングをするのは、やっぱり私に対する
あてつけなんだろうな〜と確信しました。確かにマーキングを
する前はアオンアオンと大きな声でいかにも「さあやるぞ〜」
とでも言わんばかりに鳴いてからちっちをするので
どこにいても私がすっ飛んで行きます。もしかすると
そうすることで私の関心がひけると学習してしまったのかも
しれません。

最近忙しくて、お兄ちゃんの大好きなブラッシングも
してあげていないし、それどころか長く伸びた爪すらも
切ってあげていません。ご飯とトイレの掃除はしますが
母屋のにゃんずは両親がいるからいいやと思うと、遊んでも
あげません。これじゃあ、欲求不満になっても仕方が
ないですよね。本当はお兄ちゃんを一番かまってあげないと
いけないのに(年功序列の猫社会)、静かなのをいいことに
ほったらかしですものね。

これからはできる限りお兄ちゃんとスキンシップを
多くとって、お兄ちゃんの不満を解消してあげなければと
思います。


...... 2003年 5月 13日 の日記 ......
■[ NO. 829 ] 晴れ
ばか次郎
最近の小次郎は今までにも増して目に余る傍若無人ぶりで
ほとほと困っています。

あんなに私のことを毛嫌いしているのに、ここ数日は
夜中にチリンチリンと鈴を鳴らしてやってくるので、
てっきり七奈ちゃんだと思って布団をあげてやると
ハーハーシャーシャー言いながらも(この時点で自分の
過ちに気づいてがっくりくるのですが)人に腕枕をさせて
眠ります。そして私が重くてしびれてくる腕を動かしたり
体の向きを変えたりしようとするたびに、またハーハー
シャーシャーと威嚇するので、小次郎が来るとまったく
体を動かせません。別に頼んできてもらっているわけじゃ
ないんだから、そんなに嫌なら来なきゃいいのに、なぜだか
最近やたらと来たがります。

そして、最近は小次郎のほうがやたらとマーキングを
するようになりました。小次郎がマーキングをする場所は
だいたい決まっていて、キッチンのガス台の隣とキッチンの
出窓のところです。たとえ現場をおさえなくても、小次郎と
お兄ちゃんのマーキングは区別がつきます。なぜなら、
お兄ちゃんのちっちには結晶が出ているので、ティッシュで
ふくとわかるのです。

今日はあまりに疲れてしまい、口をきくのも辛いほどだった
ので、早めに仕事を終わりにして帰ってきました。そして
小屋にゃんずの世話も早めに終わらせて、ちょうど両親が
出かけてしまって留守になったので、居間のこたつで
うたた寝をしようと横になりました。

しかし、キッチンのほうからカランカランとブラインドの
音がするので、もしやと思って仕方なくキッチンへ行って
みると、出窓のガラスがしっかりと濡れていました。
小次郎は私の気配を察してか2階へ逃走してしまい、
お兄ちゃんが遠くからため息をつきながら掃除する私の
姿を気の毒そうに見ていました。

まったく、何でもお兄ちゃんの真似をする小次郎なのですが
どうせ小次郎のテリトリーは家の中だけで、別に誰も
テリトリーを侵す者はいないんだから、マーキングまで
真似する必要はなのいに、何でも真似すればいいと思って
本当にバカとしか言えません。

あまりに手に負えないので、実はお兄ちゃんと小次郎を
裏の小屋へ入れてしまって、母屋は女の子チーム、小屋は
男の子チームにわけてしまおうかという案も出ています。
女の子はまずマーキングはしないし、裏の子たちは静かで
比較的扱いやすいから、そのほうがいいかも…なんて
思ったりもします。


...... 2003年 5月 14日 の日記 ......
■[ NO. 830 ] 曇り
天気予報
裏の小屋にはビニールでできた一見すると木目調の床材が
しいてあります。これは幅が90cmあるいは180cmでホーム
センターで量り売りされているもので、もともと小屋には
古くなったカーペットが敷かれているのですが、にゃんずを
小屋に入れるにあたって、カーペットでは毛がくっついて
しまうし、やはり不衛生なので梅雨時にはノミやダニなども
発生しそうだったので、汚れても掃除がしやすく、毛も
入り込まないこの床材を敷いたのでした。

おかげで、掃除は比較的簡単なのですが、一つ難点が
あります。それは、湿気が多くなってくると、私が小屋で
履いている室内履きの底がペタペタと床にくっついて
嫌な音を立てるということです。きちんとした木材の床や
建材として使われるプラスチックの床材ならばこんなことは
無いのですが、何せできあいの安くて間に合わせみたいな
物ですから、多少の不便は仕方がありません。でも、歩くと
ペタペタとくっつくのは、あまり気持ちの良いものでは
ないのです。

で、何が天気予報かと言うと、実は昨日の夜あたりから
この床がペタペタと音がするようになっていたのです。
昨日の夜の段階ではまだ雨は降っていませんでしたから
何でかな?と思ったのですが、今朝の天気予報を見ると
今日の夕方あたりから雨になると言っていました。そして
案の定6時過ぎには雨が降り始めました。

ということで、結論です。この床がペタペタし始めたら、
だいたい24時間以内に雨が降ると思ってよいのでしょう。
母屋にいるとそんなに空気中の湿気の変化は感じないのですが
オンボロの隙間だらけの小屋に敷かれた安物の床材のおかげで
雨の降るのが予測できるというのも、何だか面白いな〜と
思った次第です。

しかし、これが真冬になったら、ペタペタするだけでなくて
カチカチに凍ってツルツル滑ったりするのだろうか?
ちょっと嫌だワ(^_^;)


...... 2003年 5月 15日 の日記 ......
■[ NO. 831 ]
冷や汗タラタラ
夜ごはんをあげに小屋に行った時のことです。いつものように
をやじ君にまずご飯をあげた後をやじ君をケージから出して
自由にさせてあげていました。そして私は3にゃんずに
ご飯をあげて3にゃんずのトイレの掃除をしていました。

ふと見るとAちゃんがご飯を食べていないので、また食べている
途中で猫じゃらしを探しに行ったんだなと思ってケージの
外を見ると、何とをやじ君が小競り合いを始めたところで、
今まさにをやじ君がAちゃんに噛み付こうとしているところ
でした。

私はびっくりして、「をやじ君、やめなさい!」と叫び
ましたが、そんなことではやめそうもありません。
しかし、私と2にゃんずの間にはケージをしきる網戸が
あるため、2にゃんずの間に飛び込んでAちゃんを助ける
こともできません。何かあった時には結構役に立つ猫じゃらしも
手に持っていませんでした。

私が一巻の終わりだ、もうダメダ〜っっと思ってあせって
いると、何とかをやじ君に噛み付かれる直前にAちゃんが
脱出してAちゃんは噛まれずにはすんだようでした。
しかし、人間の目には噛まれなかったように見えただけで
実際は噛まれてしまったのかもしれません。

私はAちゃんがエイズに感染してしまったかもしれないと
思うとショックで、がっくりしてしまいました。まぁ
をやじ君も本気で噛み付いたわけではないので、牙が
刺さるほどには噛み付いてはいないと思いますが、
(というより、をやじ君は上の犬歯が2本とも無いので
噛んでも刺さらないと思いますが)今まで一緒にしておいても
仲良く猫じゃらしをおいかけたりして遊んでいるだけ
だったので、私もすっかり油断していました。

とりあえずトイレの掃除をしている時はをやじ君を
ケージに戻して、ABsの運動の時間になったらまたをやじ君を
ケージから出して、ははちゃんと一緒に抱っこして
あげました。(ははちゃんだけ抱っこしていると、をやじ君が
後ろからとんとんと手で私の肩をたたいて自分も抱っこ
してほしいと合図するのです。)

左手でははちゃんとをやじ君を抱っこして、右手でABsを
運動させるために猫じゃらしを動かすのはなかなか大変な
ことですが、とりあえずそうしているうちは、みんな
満足そうなので、今日などは1時間近くもそんなことを
していました。

とりあえずこれから、目の届かない時はをやじ君と
3にゃんずは分けておいて、遊ぶ時だけ一緒にしなければ
危ないこともあると身に染みたのでありました。


...... 2003年 5月 16日 の日記 ......
■[ NO. 832 ] 晴れ
器用だなぁ…
今朝小屋に行ったら、ははちゃんのボディコンスーツの
前足が両方とも脱げてしまっていました。このスーツは
かなりぴったりしていて、そんなにゆるみは無いので
1週間くらいは何とかなるだろうと思っていたのですが
やはりそこは猫のこと、洋服になんぞ構ってなどいませんから
動いているうちにだんだんと薄汚れて、袖口のあたりは
ガーゼがほつれて糸がピロピロと出てくるようになりました。

でも、前回病院に行った時に、洋服を着ていなかったら
事情があったとは言え何となく先生が不快感を示した
ようなので、何としても明日病院に行くまでは洋服を
来ていてもらわなければと思い、思い切り前足を曲げて
しまってちょっと痛そうでしたが、何とか洋服を着せ
なおしたのでした。

そして夜、また小屋へ行ったら、今度は何とははちゃんが
洋服を着ていませんでした(=_=) 前足どころか洋服は
すっかり脱げてしまい、床に落ちていました。前足の
まわりは少しゆるくなってしまったとは言え、まだまだ
お腹周りはぴったりしていたのに、どうやって脱いだのかと
不思議になりましたが、その様子を実際に見ていたら結構
面白かっただろうな〜なんて思ってしまいました。

しかし、そんなことは言っていられないので、もう一度
洋服を着せ、明日まで脱がないようによく言い聞かせて
おきましたが、さて明日の朝はどうなっていることか。
まさか洋服を脱ぐだけでは飽き足らずに、お腹の傷の上に
貼ってある絆創膏まではがしちゃったりしないでしょうね。
ちょっとありそうで怖い話なのでした。まぁ、傷口は
もう塞がっているでしょうから血が出たりすることは
無いと思いますけど、また先生に怒られちゃう…。


...... 2003年 5月 17日 の日記 ......
■[ NO. 833 ] 晴れのち曇り
小心者
今日は朝一番でははちゃんを病院に連れて行きました。
傷口の具合を見てもらって、大丈夫だったので全部抜糸を
してもらい、2週間着ていたお洋服も今日でおしまいになって
やっとははちゃんも動きやすくなったと思います。先週末に
ガーゼの交換に行った時は、とにかく病院が混んでいて
大変な目にあってしまったので、今日は早めに行こうと思い
1時間くらい早く家を出た所、病院には患者さんが誰もおらず
すぐに診察室にはいれて診察してもらい、抜糸も終わって
料金は手術代に含まれているからいらないとのことで、薬も
ないし、すべてが待ち時間ゼロで、病院にいたのは本当に
わずか10分ほどで、無事帰ってきました。あと2週間したら
経過観察でもう一度連れていかなければならないのですが、
とりあえず今回の治療はおしまいということで一安心しました。

夕方には現在実行中の家の片づけで一番の懸案事項だった
ピアノの移動があるため、帰宅してから準備をすべく
あわただしく片付けを始めました。ある程度片付いてはいた
ものの、作業の邪魔になるようなものは全てどかさなければ
ならないので、こまごましたものを隅に積み重ねたり、ピアノを
入れる部屋の床を水拭きしたりして、準備を整えました。

業者さんは4時に来るという約束だったので、3時半過ぎに
母屋の3にゃんずを洗面所に閉じ込めました。ここは、ある
程度広いし、ガラス窓があるので外も見えるし、猫トイレと
直結しているでトイレを移動する心配もないので、人が大勢
出入りしたり、長時間窓やドアを開けっ放しにする必要の
ある時はいつもここに入れておくのでした。

業者さんは4時ぴったりにやってきて、さっそく作業を始め
ました。どんなふうに作業をするのか、一部始終を見ていましたが
そこはやはり専門家、手際よく、丁寧にグランドピアノを
2階へ移動してくれました。途中ユニックというトラックに
ついたクレーンを使って消防のホースのような紐(布?)一本で
ピアノが吊り上げられた時には、バランスをくずして落ちないか
とか、紐が切れてしまわないかとか、とってもドキドキしながら
見ていましたが、無事ピアノは2階の部屋の当初予定していた
場所におさまり、移動は完了しました。

2階に移動した後でピアノの足をつけなおす時に足を止めるための
ボルトにつながるナットがどこかに行ってしまい、かなり派手に
ピアノを分解して探し出すというハプニングがありましたが
それをのぞけば万事順調に行きました。このナットは本来
ピアノの本体にハンダ付けされているらしいのですが、どうも
不良品というか規格外というか、止め方がゆるかったようで
本体からはずれて鍵盤の隙間にもぐりこんでしまっていました。
通常ならば鍵盤をそっくりはずすという段階まで分解する必要は
まったく無いらしいのですが、そのせいで20分くらい余計に
手間がかかってしまいました。でも、業者さんがすぐみつけて
くれて良かったです。そうでなければ、はずれたナットが
鍵盤にはさまっていたから、あとで弾いた時に不具合が
あったかもしれません。あとは来週調律をしてもらえば
ピアノは完璧です(^_^)

そんなこんなで、移動も完了して業者さんが帰ったので
家の中の窓が全部戸締りされていることを確認して、洗面所から
お兄ちゃんたちを出しました。お兄ちゃんと七奈ちゃんは
洗面所の戸をあけるとすぐに出てきましたが、小次郎だけは
出てきません。どうしたのかと探すと姿が見えないので
直結する猫トイレのドアをあけてみると、何とトイレの
中で頭を低くしてぐったりしたようになって隠れていました。

もう業者さんたちは帰ったから出てきていいよと言ったのですが
動こうとしません。小次郎はトイレの砂の上に腹ばいに
なっていたので汚いな〜と思いつつ、しかし無理やり出すのも
かわいそうなので、とりあえずそのままにしておくと、
しばらくしてから思い切り腰を低くしてビヒリながら出てきて
あたりの様子をうかがっていました。

別に業者さんがきたからって、自分たちはよその人は入らない
場所に隔離されているんだから、そんなに怖がらなくても
いいと思うのですが、まったく小次郎は小心者だったら
ありません。

その後、家のの中のレイアウトが大幅に変わってしまったので
またお兄ちゃんが新たに移動してきた家具に派手にマーキングを
して、母親に思い切り怒られていました。私のピアノも
マーキングの被害に遭いそうで怖いのですが、全体をビニールで
覆うというようなわけにもいかず、とりあえずお兄ちゃんが
近づいてきたら追い払うしかなさそうです。

それにしても、いつになったらこのマーキングは止まるので
しょうかね?(しかも、しっかり結晶が出てるし…。)


...... 2003年 5月 18日 の日記 ......
■[ NO. 834 ] 晴れ
あぁ、今日も
相変わらず続いています。家の中の片付けとお兄ちゃんの
マーキング。もう、マジで嫌になってしまいました。

家の片付けを始めたのは確か3月20日頃のこと、小屋にゃんずの
住む場所を確保するため、とりかかったのですが、それから
何だかどんどんと話が進んで、結局裏の畑に物置を立てて
家の2階にあった物置のガラクタをそこへ移動し、その後
2階の物置には簡単な内装を施して部屋にして、昨日は一番の
大物のピアノを搬入しました。

この間約2ヶ月、毎週末せっせと片付けをしてきたのに、
後から後から30年来のガラクタが出てきて、いつまでたっても
片付けが終わる気配がありません。全部目をつぶって捨てて
しまえばすぐに終わるのでしょうが、例えば学生の時のテストの
答案だとかもあったりするので、さすがにこういうものは
そのままごみ袋に入れてしまうわけにはいきません。(全部
80点以上とかならいいですけど…)

黄色く変色してボロボロになったわら半紙(懐かしい〜)を
一枚一枚広げてみて、必要ならば破いたりシュレッダーにかけ
それ以外のものは古紙として束ねて捨てなければなりません。
他にも古いレコードやカセットテープなどが山のようにあるし
片付ける一方でゴミの山もできているのでした。

でも、今日古いテープの中から松田聖子のデビュー当時の
曲を集めたベスト盤が出てきたので、大声で歌いながら
片付けをしたら、ちょっとはかどった気がします。(やっぱり
いつもクラシックばかりだと、気分が乗らないかも…。)

で、お兄ちゃんのマーキングはとにかく激しいです。昨日は
ピアノを移動した後に持ってきたイスにジャーーーーっとやり
今朝は玄関でジャーーーーっとやっていたそうです。(父親が
目撃しました。) お兄ちゃんのマーキングは何が嫌って、
とにかく匂いつけというには量が多すぎるというか、小次郎の
場合は垂直の壁にぴっぴっという程度なのですが、お兄ちゃんは
とにかくジャーーーーっと膀胱にたまってる分、全部やって
しまうようなので、片付けも大変なのです(しかも布物に
することが多い)。

今一番の心配は移動したピアノにするのではないかという
事なのですが、今のところはやられていないようです。
でも、常に監視の目を光らせていないと、安心はできません。

あぁ、もうマーキングって一度始まったら二度とはなおらない
のでしょうか??? このままだと裏の小屋行き決定??


...... 2003年 5月 19日 の日記 ......
■[ NO. 835 ] 曇り
かわいいABs
最近のABsはいつにも増して元気一杯、猫じゃらしを振ると
いつまでも喜んで小屋の中を走り回っています。母屋のにゃんずは
七奈ちゃんがたまに遊んで〜と鳴くのですが、それじゃあと
思って猫じゃらしを振り始めると、なぜか猫じゃらしには
見向きもせずに走って遠くへ逃げていってしまいます。
七奈ちゃんはご飯の時もそうで、みゃんみゃん鳴いて催促は
するのに、それじゃあとご飯を餌入れに入れてあげると、
どこかへ走り去ってしまうのです。一体彼女は何を考えて
いるのでしょうかね?

で、ABsの何がかわいいかと言うと、彼女たち、特にBちゃんは
甘えん坊で、いつも私の膝の上に乗ってきます。ははちゃんも
病院通いをしていた時はやたらと膝に乗りたがってきましたが
元気になった今はほとんど来なくなり、常にBちゃんが膝に
乗っている感じです。

しかし、ずっと膝の上で座っているわけではなく、猫じゃらしを
振ると一番に猫じゃらしに飛びついて走り回り、そのへんで
ドタンバタンとしりもちをついたり、まわりに置かれている
ケージやトイレにドカンドカン体当たりしながら、遊んで
いるのですが、それが一段落すると私の膝の上に走りこんで
戻ってきます。

そして、膝にしがみついて長くなって一休みすると、また
猫じゃらしを追いかけて膝の上から飛び出して行くという、
遊んでいる間はずっとそんなことの繰り返しなのです。
Aちゃんもたまに同じ事をして膝に乗ってきたりしますが、
私が背中や頭を撫でてあげると、怯えたような顔をしてすぐに
逃げていってしまいます。おそらくAちゃんは心の中で、甘え
たいけど、まだちょっと怖いという葛藤にさいなまれているので
しょうね(^○^)

ABsが走りこみで膝に乗ってくるので、おかげで私の膝には
爪の傷が無数についてしまいましたが、少しずつABsの爪も
切っているので、そんなに痛い思いもしなくなりました。
何より、我先にと膝に乗ってこられれば、爪が痛いなどと
言うよりも、やっぱりかわいいと感じるほうが大きいので
これからもどんどん甘えてきて欲しいなぁと思います。


...... 2003年 5月 20日 の日記 ......
■[ NO. 836 ] 曇り
ショック〜〜
会社から帰宅すると、家には誰もいませんでした。昨日から
父親の友だちが来ていて、両親と友だちと3人で外食に出かけた
ようでした。いつから留守になっていたのかわかりません
でしたが、家に入るとすぐに猫たちがご飯を催促する位置に
ついたので、まずカバンをおろして餌入れの前で静かに
座っているお兄ちゃんを両手でナデナデしてあげました。

すると、右手に何か触るものがあります。お兄ちゃんの
左わき腹の中心あたりです。もしや…と思って、お兄ちゃんの
近くに寄り、手に何かがあたった部分の毛をかきわけてみると
そこには…直径が1cmにもなろうかという大きな腫瘍が
ありました。

一目見て、それが肥満細胞腫であることは明らかでした。
その部分は以前にもぽっちんが出来たことのある場所でしたし
他にもいくつかぽっちんがあるので、見ればすぐに見分けが
つくのです。しかし、今回のものはぽっちんと呼ぶには
大きすぎました。これまでは皮膚に腫瘍ができてもせいぜい
直径数ミリで、たいがいがしばらくするとかさぶたになって
とれてしまいます。でも、今回のものは直径が1cmほども
あるので、そのうちかさぶたになって取れる可能性は
低い気がします。

何度もそのでっぱりを手で確認しながら、私は思い切り
ため息をついてしまいました。もっとお兄ちゃんを撫でて
あげたり、ブラッシングしてあげていれば、こんなに大きく
なる前に気がついただろうに、最近あまりにほったらかしに
していたので、こんなに大きくなってしまったのでしょう。

しかし、いくら反省したところででっぱりが小さくなるわけもなく
あとはこれ以上でっぱりが大きくならないように、活や
キトサンをせっせと飲ませるしかないと固く心に誓ったので
ありました。

そして、その後ご飯をあげる時にキトサンをたっぷり入れました。
これからは毎日飲み水に活も入れます。最近はレメディを
入れていたので活はあげていなかったのですが、レメディは
とにかく霧吹きで撒くことにして、飲み水には活をたくさん
いれてあげようと思います。

それにしても、こんなに大きくなってしまうなんて。このまま
どんどん大きくなっていっちゃったらどうしよう。絶対に
手術しなければならなくなっちゃうよ〜〜(T_T)悲しいなぁ。


...... 2003年 5月 21日 の日記 ......
■[ NO. 837 ] 晴れ
なんでだろ〜〜♪
最近この「なんでだろ〜♪」というフレーズがはやっている
みたいですね。私はテレビをほとんど見ないので、これが
何なのか実は知らないのですが、一応フレーズだけは聞いた
ことがあります。

で、何が不思議なのかと言うと、小次郎の毛です。小次郎は
大部分が白くて、背中側に多少黒いブチがあるのですが
この白い部分が完全室内飼育だというのにやたらと汚いの
です(ーー;) 確かに、2年くらい前までは、ちょっと油断すると
玄関の土間に体をゴロゴロこすりつけて土だらけになって
いました。おかげで、かなり頻繁にシャンプーもしたのですが
それでも白い部分がきれいになることはありませんでした。

その後玄関の土間には人工芝のマットを敷き詰めたので
ゴロゴロもしなくなったし、土もつかなくなったというのに
なぜか今でも白い部分は黄ばんだまま。2年も経つのだから
毛が生え変わって白くなっても良さそうなものなのに、
ぜんぜんきれいじゃないんですよね。

なのに、つい数ヶ月前までお外で気ままに過ごしていたをやじ君は
今ではすっかりきれいな毛になって、今日も久しぶりに
スリッカーブラシをかけてあげたら、白の地に茶色のぶちが
くっきりと浮き出て、少し長めの毛がフカフカして、とても
気持ちよくなりました。

もちろん、ははちゃんは三毛であまり白い部分はありませんが
とても毛並みが良くつやつやしてきれいだし、ABsは白い部分が
半分くらいありますが、こちらも真っ白でとてもきれいです。彼らこそほんの3ヶ月前までは外の生活だったし、ABsは
まだ若いので毛も生え変わっていないはずなのに、こんなに
きれいで、なぜに外に出たことのない小次郎だけが、こんなにも
汚いのか??

実は小次郎の毛は白ではなくて、もともと黄色いのかも
しれません。薄い黄色の猫…やっぱりあいつは何から何まで
変わり者です(ーー;)


...... 2003年 5月 22日 の日記 ......
■[ NO. 838 ] 晴れのち曇り
元野良なのに
今朝は少し肌寒いくらいだったのですが、日中はとても気温が
上がり、会社でも軽く冷房をかけるほど暑さを感じる一日に
なりました。

そうこうしているうちに、夕方になって突然遠くで雷が
鳴り始めました。でも、雨が降っている音がしませんでしたし
そんなに近くで鳴っているようにも思えなかったので、
そのまま仕事を続けていましたが、さて、そうは言っても
いつ何があるかわからないので、とりあえず一度保存をして
おこうかと、上書き保存のアイコンを押そうと思ったその
瞬間でした。

パソコンの画面がプツッと消え、部屋の中の電気もすべて
消えてしまいました。外がまだ薄明るかったのと、一応非常灯が
ついたので、部屋の中は真っ暗ではありませんでしたが、
明らかに落雷によって停電になってしまったのでありました。

落雷でパソコンは壊れないにしても、それまでせっせと作業
していたファイルがどうなったかと心配で、大騒ぎしながら
電気がつくのを待っていましたが、5分ほどしてやっと電気が
復旧したので、さっそくパソコンを立ち上げてみると、先ほどまで
使っていたファイルは直前の自動保存が有効になっていて
ほんの少しデータが失われただけですみました。

やっぱり雷をあなどってはいけないと思ったのでありました。

そして、雨が激しくならないうちに仕事をきりあげて帰宅
しました。夕食を済ませてから、裏の小屋へいつものように
行ったのですが、その時はほとんど雨は降っていませんでした。

それから、にゃんずにご飯をあげたりトイレを掃除したりしてから
いつものようににゃんずの運動を始めると、突然屋根から
バタバタという大きな音がしはじめ、あっと言う間にどしゃ
ぶりの豪雨になってしまいました。しかも、雷も鳴り始め
ました。

とりあえず、オンボロとは言え小屋の中に入れば、雨に濡れたり
するわけでもないし、雷も怖くないと思うのですが、なぜか
ははちゃんとABsは窓の外で稲妻が光ると目をみはり、その後に
続く音で小屋の中を右往左往していました。一度など、かなり
近くに落ちたようで、激しい光と音がした時には、3匹が
小屋の中を走り回っていました。(をやじ君はのんきに
寝ていました。)

そのうちははちゃんが怖くなったのか、珍しく私のひざの上に
乗ってきて、しがみつくわけではないのですが、密着して
いました。ABsもいつもならば猫じゃらしにいつまでも飛びつく
のですが、今日は猫じゃらしどころではないらしく、じっと
体を固くして座っていました。

私はあまりに雨が激しいので、しばらく小屋でははちゃんを
抱っこしたまま雨宿りをしました。そして少し小降りになったので
まだ雷が鳴っていてははちゃんたちがかわいそうかなとも
思いましたが、他にやることもあったので母屋に帰ってきて
しまいました。

それにしても、今までは外で暮らしていたんだから、雷ごときで
驚いていてはいけないと思うのですが、なぜだかとっても
こわがりなははちゃんたちなのでした。


...... 2003年 5月 23日 の日記 ......
■[ NO. 839 ] 晴れ
余計なお世話??
今朝のことです。私が顔を洗っている時、七奈ちゃんは
洗面所の窓のところで外を見ていました。その後、私は
出かけるしたくをするために洗面所を離れてしまったのですが
七奈ちゃんはずっとそこにいたようでした。

それから30分ほどして、いよいよ出勤しようとかばんを
もって廊下に出ると、洗面所から洗濯機が動き始めた
音がします。動き始めたというよりも、水が勢い良く
洗濯機の中にたまり始めていました。しかし、母親は
キッチンで何かしていましたし、父親は昨日から出かけていて
留守です。一体誰が洗濯を始めたのか??と母親と不思議に
なって見に行ってみると、七奈ちゃんが洗濯機に前足を
かけて身を乗り出して水が流れ込んでいる洗濯槽を一心に
見つめていました。そして、その手の下には…洗濯機の
スイッチがありました(^_^;)

今時の洗濯機は多分みんなそうだと思うのですが、天板の
部分にスイッチが並んでいるので、洗面所の窓への通り道に
なっている洗濯機は、誤作動を防ぐために使用中以外は
コンセントを抜いてあるのでした。それがなぜか今回は
ささったままになっていて、偶然とは言え七奈ちゃんが
洗濯を始めてしまったのでありました。

洗濯は昨日したばかりなので、洗濯機の中には何も入って
おらず、「七奈ちゃ〜ん、何も洗濯するもの無いから
洗濯しなくてもいいよ〜」と言って洗濯機を止めました。
すぐに気がついたから良かったものの、何も入っていない
洗濯機がずっと回っていたら、かなり水と電気代の無駄に
なっていたでしょう。

まったく、油断も隙もないにゃんず達です(^○^)


...... 2003年 5月 24日 の日記 ......
■[ NO. 840 ] 晴れ
お掃除お掃除
毎週末は小屋のお掃除の日です。基本的には土曜日なのですが
天気が悪い場合は日曜日にずれこむこともあります。
でも、今日は天気も良くお掃除日和だったので、1時間かけて
小屋のお掃除をしました。

幸い2週間ほど前に掃除機を購入してから、お掃除がとても
楽しくなったのと、今は陽気がいいのでお掃除も苦にならない
のがすみずみまでお掃除をしている理由かもしれません。
(これが真冬だったら、多分寒くて掃除どころではない
気がします…。)

小屋の中をすみずみまで掃除機をかけて、ビニールの部分は
アルコール入りのウェットティッシュで雑巾がけをして
食器類を洗ってひととおりの作業は終わりです。この間
にゃんずはそれぞれ2階建てケージの中で静かにしています。

そして、最後の最後にするのが掃除機の掃除です。この掃除機は
縦型でコンパクトなせいか、ゴミのたまるのがやたらと
早い気がします。サイクロン式という掃除機で、排気が
きれいらしいのですが、ゴミのたまる部分が掃除機の前面に
あって、透明なプラスチックなので中が見えるのです。
で、その容器にはゴミ捨てラインというのがあって、小屋で
1回掃除機をかけると、このラインまですぐに到達してしまう
のです。

そこで、毎回ゴミを捨て、この容器をきれいにして
やっと掃除は終わります。(トイレ砂から出たものなのか
ほこりなのか、フィルターなどに細かい粉のようなものが
たくさんつくので、それも落とさないといけないのです。)

ゴミの大部分はお察しの通りにゃんずの毛なので、モコモコ
しているから多く見えるというのも事実ですが、それにしても
やはり4にゃんずが6畳間にひしめいている状態だと、
抜け毛もハンパじゃありません。

明日は買出しに行く日なので、3にゃんず用のスリッカー
ブラシを買ってきて、みんなをブラッシングに慣らさないと
と思っています。そうじゃないと、これからの換毛期は
なお大変ですからね。


...... 2003年 5月 25日 の日記 ......
■[ NO. 841 ] 晴れ
真意のほどは??
昨日の夕方から何だか突風のような風が吹き始めて、
今日も風の強い一日でした。でも、小屋にゃんずの砂や
他にもいろいろ買出しに行かなければならないので、
外へ出るのはおっくうだったのですが、昼前から出かけました。

まぁ、今日はこれでもかというくらい、店をまわって
買い物しました。トータルは何軒なんだろう?ルート順で
言うと、遠くのホームセンター、近くのホームセンター、
100円均一、食料品スーパー、クリーニング屋、ドラッグ
ストア、手芸品店、そして最後に1ヶ月ほど前についに
この田舎にもできたユニクロに行きました。開店した
ばかりは混んでいると思ったので、ずっと行かなかった
のですが、そろそろいいかなと思って行ってみました。
やっぱり、他にあるユニクロと同じでした(当たり前
だって…(^_^;))
女性のコーナーは一通りざっと見ただけで、男性用の
ポロシャツと前が半分だけボタンになっている半そでの
シャツを買いました。ユニクロの何が好きって、やっぱり
ユニセックスというか、私のように色気がなくて、
しゃれっけも無く、マニッシュなスタイルを好む人間には
男性用を抵抗無く買えるのがいいのでありました。
(おまけにユニクロの女性用はとてもスリムにできているので
男性並みにごっつい私の肩幅ではどれもキツイのです(^_^;))

で、何が真意のほどかと言いますと、一番最初に行った
遠くのホームセンターでのできごとです。ここではいつも
小屋にゃんずが使っている紙の砂を買いだめするので
今日も8L入りの袋を3つと小さな猫じゃらしを一つカゴに
入れてレジに行きました。そしてレジの台にカゴを乗せると
レジのお姉さんが「袋にお入れしますか?」と聞いたのです。

私は思わず頭の中が??で一杯になってしまいましたが
一応「お願いします」と言いました。確かにこの店は
簡易包装を勧めているのか、物によってはシールしか
貼ってくれない時もあります。それでも、持っていける
場合はぜんぜん構いませんが、今日の場合は猫砂の袋が
3つですよ。それを袋に入れないで、どうやって持って行け
というのでしょう??

まぁ、思わず癖で言ってしまったのかもしれませんが、
でもそれってマクドナルドとかのサービスのように
マニュアル一辺倒で、実は客のことを考えているようで
考えていないということも表しているのではないかと
思ったのでした。気の利く店員さんだと、重いので袋を二つに
わけて入れてくれたりもするのですが、この店員さんは
当たり前のように大きなビニール袋に全部まとめて入れて
くれました。別にいいんですけどね、重くたって。車
までは大した距離じゃないですから…。

その後行ったクリーニング店では、取次ぎの女性が店の
奥で椅子に座ったまま昼寝をしていて、何度か呼んだら
やっとおきてきてくれました。

ほんと、日本て平和です。


...... 2003年 5月 26日 の日記 ......
■[ NO. 842 ] 曇り
4者4様
いやぁ、久しぶりに大きな地震がありましたね。幸い
人的被害はそんなに無かったみたいですが、震度6なんて
今まで生まれてこのかた一度も経験した事がないので
きっと私のように地震大嫌いな人間は、このオンボロ我が家が
倒壊する前に心臓麻痺で死んでしまいそうです(^_^;)

実は昨日から両親が旅行に出かけていて留守なので、
今日は早めに会社から帰宅してちゃあこの散歩に行きました。
そして帰ってきて何気なく7時のニュースをつけると
地震があったと言っています。でも、震源地は東北で
このあたりはほとんど影響がないと思ったので、そのまま
聞き流していたのですが、ふと考えると両親は東北に
旅行に行っていたのでありました(^^ゞ

まぁ、ニュースで人的被害(例えば家屋が倒壊して下敷きに
なった人とか)はなさそうとの事だったので大丈夫だとは
思いましたが、一応父親の携帯に電話をしてみました。
地震の発生から1時間ほどは経っていたのですが、電話は
つながらず、よく災害が発生すると携帯電話は役に立たなくなる
と聞いてはいましたが、こういうことなのかと実感しました。

それから夕食の支度をしてご飯を食べ終え、裏の小屋に
行く前にそれでもと思いもう一度電話をしてみると今度は
つながりました。幸い両親は秋田県の日本海側にいるとかで
(どこにいるのかよく知らない私…(^_^;))震度は4くらい
だったと言っていました。それでも、あまり地震の無い
地域に住んでいるので、父親は温泉につかっていて気づかな
かったらしいですが(なんてのんきな!)母親は相当ショックを
受けていたそうです。本当に、地震はいつくるかわからないし
怖いですよね。

さて、本題です。最近は抜け毛の季節で、小屋のにゃんずの
抜け毛が激しくなってきたので、昨日の買出しの時に
3にゃんず用のスリッカーブラシを買ってきました。
(をやじ君のとは別にしています。念のため。)そしてまずは
ははちゃんの背中をガシガシとやってみると、ははちゃんは
思い切り怒って唸ります(^_^;)いかにも嫌そうで、ガルガル
言うし、ブラシをかけているはしから前に進んで逃げて
いってしまうので、すぐにあきらめました。

次に近くにBちゃんがいたのでブラシをかけてみました。
Bちゃんはブラシをおいかけて後ろを向いてはかみつこうと
するので、首根っこをおさえて前を向かせその間に
ガシガシとこすりました。すると、取れる取れる、すぐに
ブラシが毛で一杯になってしまいました。Bちゃんは一番
体が小さいのですが、3にゃんずの中で一番毛がフワフワ
していて少し長めなので同じ量の毛でもたくさん抜けたように
見えるみたいです。

ある程度ブラシをかけてBちゃんをナデナデすると、
ふわっとして柔らかくて、とってもいい感じになりました。
次に危険を察知して逃げ惑うAちゃんをすかさず捕まえて
ブラシをかけました。Aちゃんは比較的観念するというか
ダメだと思うとおとなしくなるので、私が首根っこを
押さえると静かになりました。そこでその隙に背中を
ガシガシとブラッシングすると、こちらも毛がかなり
取れました。でも、あまりしつこくやるとかわいそうなので
適当なところでやめて背中をなでてみると、少しだけ
柔らかくなりましたが、基本的にAちゃんの毛は少し硬くて
まっすぐなので、ふわふわという感じには至りませんでした。

実はみんな毛の色が違うので、誰の毛がどのくらい抜けたか
わかります。ははちゃんは三毛ですが、ブラシにつくのは
黒っぽい毛が多いです。Bちゃんはフワフワの白い毛で
Aちゃんは茶色いまっすぐな毛です。特にABsなんて見た目は
同じ茶トラなのに、毛の質が違うので不思議です。
(個人的にはBちゃんのフカフカ加減が好きですが…。)

で、もちろんをやじ君もブラッシングをしてあげました。
をやじ君はブラッシングをしても怒らないし、かといって
喜ぶでもないし、何となく迷惑そうな顔をしながらでも
じっとしています。それをいいことに、をやじ君は
お腹までブラッシングしてしまいます。とにかくをやじ君は
でかいのでブラッシングする面積が広く、ブラッシングの
しがいもあります。をやじ君の毛は柔らかく、茶色のブチ
なので、主に白い毛が抜けます。

それぞれ反応に違いはあれ、みんなブラッシングをさせて
くれる点では母屋にいるにゃんずよりよっぽどいいかも
知れません。母屋のにゃんずはお兄ちゃんがブラッシング
大好きな以外は触らせてもくれませんから(^_^;)特に小次郎は
ブラッシングしたいのですが、噛まれる危険性を冒してまで
ブラッシングすることは無いと思うと、つい躊躇して
しまいます。ちなみに、七奈ちゃんはブラシをにぎった
だけで危険を察知してダッシュで逃げてしまうので、
こちらも×です。だから、こんなに私の洋服は猫の毛だらけ
なんだワ。これも猫飼いの宿命ですかね。


...... 2003年 5月 27日 の日記 ......
■[ NO. 843 ] 曇り
そこまでしなくても…
今朝、いよいよ猫じゃらしが壊れてしまいました。まぁ、
いつもの事なので別に大したことではないのですが、それでも
安い物ではないのでなるべく1ヶ月は使えるようにと、ABsに
飛びつかれ、かじられ、猫じゃらしが少しずつ変形していき
つつも、ガムテープで何とか補修しながら今日まで使って
きました。(でも今回は2週間もたなかった気がする…。)

しかし、普通ならばここで先っぽのおもちゃの部分が取れて
竿だけになってしまった猫じゃらしはすぐさまゴミ箱行き
なのですが、小屋の3にゃんずには面白いくせがあり、この
先っぽがとれてしまった猫じゃらしに異常に反応するのです。

何が面白いのか私にはまったく理解不能ですが、何もついて
いない猫じゃらしの竿の先をひたすら追いかけ、小屋の中を
走り回ります。特にAちゃんは気が狂ったかのように走りまわり
休む暇もありません。竿で床の上に円をかけば、それを追って
いつまでもクルクルと回り続けるし、左右に振れば、今度は
右へ左へと小屋の中を行ったりきたりします。

そんな様子が楽しくて、夜ご飯をあげに行った時につい調子に
乗ってさんざんAちゃんを走り回らせてしまいました。しかし、
猫は犬と違って激しい運動をしても口で呼吸をすることは
ないので、てっきりまだまだ余裕なのだと思っていました。

そうこうしているうちに、だんだんと竿を追いかける足が
にぶってきて、私のひざの近くで床に寝そべったかと思うと
口を大きくあけてヒューヒュー言いながら、呼吸をしています。
しかもお腹は痙攣のように激しく波打っていて、明らかに
運動のし過ぎで呼吸困難になってしまったような感じでした。

私はびっくりして、Aちゃんが落ち着くように背中をなでて
あげましたが、手に猫じゃらしの竿を持ったままだったので
背中を撫でる手につられて動く猫じゃらしを見て、またAちゃんは
それを追いかけようとします。そして、しばらく右に左に
走った後、またヒューヒューと言いながら口をあけて呼吸を
していました。

そんなに息が苦しいのなら、一休みしてからまた遊べばいいのに
おもちゃと見るとご飯よりも何よりも優先して追いかけて
しまうAちゃんなのでした。

いつまでも猫じゃらしを見せているとAちゃんが落ち着かないので
いつもより運動の時間は短かったのですが、さっと猫じゃらしを
カーテンの陰に隠して、3にゃんずのほうの仕切りを閉めてしまい
後はをやじ君を抱っこしながら窓を開けて外の空気を吸って
いました。(最近のをやじ君は抱っこされながら、外を見るのが
好きなのです。)

その間Aちゃんは床に長〜くなって、前脚を先まで延ばして
あごを床に落としてぐったりとしていました。その後、をやじ君も
ケージに戻して私は母屋に帰ってきてしまったのですが、
明日の朝小屋に行ったらAちゃんが心臓麻痺を起こして死んでた
なんてことになったら、どうしましょう(-_-) まぁ、まだ
若いので大丈夫だとは思いますが、明日からはもう少し私が
加減してあげなくちゃと思いました。


...... 2003年 5月 28日 の日記 ......
■[ NO. 844 ] 晴れ
ポロっと…
先日、お兄ちゃんのわき腹に大きなポッチンを見つけた事は
日記にも書いたと思いますが、見つけた翌日、またこの
ポッチンを確認してみると、何となく血がにじんでいるように
見えました。これはもしかして…ポッチンが取れる前兆かと
思っていましたが、その後は特に変化がなくあれからもう
何日か経ちました。

そして今日、お兄ちゃんがご飯を食べている時に撫でて
あげると、ちょうどポッチンが手に触ったので、毛を
かきわけて確認してみると、なんとポッチンがかさぶたの
ようになっています。そこで指でつついてみると、何だか
かさぶたが浮き上がったような気がしました。

すかさず、かさぶたをムシッムシッと指先で持ち上げると
そのうちかさぶたが浮き上がり、数本の毛と一緒にポロリと
取れました\(^o^)/ 取れたかさぶたの下にはまだ小さな
ぽっちんが残っていますが、それでも最初に見つけた時は
とても大きかったので、それが半分以下になっただけでも
うれしくて、思わずそのかさぶたを両親に見せてしまいました。

今までの経験から察するに、どうもお兄ちゃんのポッチンは
普段は毛に隠れてめったに気づかないのですが、かさぶたに
なる時期がくると、なぜか手に触るようになって存在感を
アピールするみたいです。で、「あ〜、こんなとこに!」
と思ってしばらく観察していると、そのうちポロっと
取れてしまう…というパターンが多い気がします。

最初に見つけた時はとてもショックなのですが、でも
それがみんなある程度時期がくると取れてしまうというのは
ある意味安心感でもあります。毎日活を飲んだりキトサンを
飲んだりしているのだから、もうポッチンは増えたり
大きくなったりしなければいいのにと思いますが、それだけは
どうもダメみたいです。

でも、2歳の時からずっと一緒なので、今じゃあ体の一部
みたいなものなのかもしれません(て、本当に体の一部
なんですけど…(^^ゞ) 幸い、今まで発見したポッチンで
まったく新しい場所というのはほとんどなく、いつも同じ
場所でできたり取れたりをくりかえしています。しかも
むやみやたらと転移したり、体中がポッチンだらけになって
しまうというわけでもないので、そんなに気にしなくても
いいのかな〜と、最近とても気楽に考えられるように
なりました。

この前見つけたアメリカのサイトでも、猫の肥満細胞腫の場合
手術する時でもポッチンから数ミリのマージンを取るだけで
十分だと書いてあったので(犬の肥満細胞腫はとても悪性度が
高く、腫瘍から数センチのマージンをとって大きく切除しないと
いけないのです)、万が一手術することになっても、
お兄ちゃんの負担がそんなに大きくなさそうだし、その
点でも良かったなと思います。

早く体から全部のポッチンがなくなってくれたらいいなぁ。


...... 2003年 5月 29日 の日記 ......
■[ NO. 845 ] 晴れ
忘れたのかな?
最近をやじ君をケージから出してあげると、3にゃんずの
ケージには入らずに、小屋の出入り口のガラス窓の所で
いつもゴロゴロしているようになりました。まぁ、
3にゃんずのケージの中では体力有り余りのABsが猫じゃらしを
おいかけて、そこらじゅうに体当たりしてくるので
をやじ君ものんびりしているわけにはいかないのでしょう。
時には、ははちゃんですらABsのみさかいない体当たりを
いやがって高いところへ登ってしまったりします。

そんなをじ君がたまにガラス窓に背伸びをして、外へ出たがる
ような仕草でガラス窓をガリガリとこすることがあるので
外に出たいのかな〜、やっぱりずっとケージに入れておくのは
かわいそうなのかな〜と思っていました。

そこで、をやじ君が出て行ってしまわないように、をやじ君を
ひざに抱っこしたままでガラス窓を開けて見ました。
てっきりをやじ君は外へ出たがって暴れると思ったのですが
私の予想に反してをやじ君は外から吹いて来る風のにおいを
鼻をヒクヒクさせながらクンクンとかぐだけで、別に
外へ出たがるでもなく、私に抱っこされたままクテ〜っと
しています。

3にゃんずのケージの中では、ははちゃんが外へ出たい様子で
ケージの中をあっちこっちへウロウロしていますが、
出入り口はふさいであるのでははちゃんが外に出る心配は
ありません。ABsはすっかり外の生活に関心を失って
しまったようで、むしろなるべく窓には近づかないように
している感じです。

そんなこんなで、をやじ君を抱っこしたまま私もボーっと
外を眺めて風の温度や強さを感じたりしています。最初
をやじ君を小屋に入れたときは、外に出たくて出たくて
仕方がなかったのに、約半年経った今では、そんなに
興味もなくなったのかな〜と思います。

私の留守中、たまにをやじ君が小屋の中で鳴いていることが
あるらしいので、母親は外へ出たくて鳴いているんだから
出してあげないと残酷だというようなことを言いますが
でもひざに抱っこして、逃げようともせずにポケ〜っと
しているをやじ君を見ると、やっぱり今さら外に出すことは
できないと改めて思うのでした。

それにしても、おっきくてフワフワしていて、抱っこすると
くた〜んとなってしまうをやじ君は、まったく抱き心地の
良いぬいぐるみのようです。やっぱりをやじ君は根っからの
癒し系です(^_^)


...... 2003年 5月 30日 の日記 ......
■[ NO. 846 ] 晴れのち曇り
検討中
今、と〜っても悩んでいる事があります。それは小屋にゃんず
たちの名前です。最初保護した時は、みんな里子に出す
つもりだったので、特に名前も付けずにいましたが、
一応心当たりに声をかけてはみたものの、結局婿入りしたのは
むーちゃんただ一人(一匹)で、女の子3にゃんずは残って
しまいました。

もう生後1年にもなってしまうし、特にかわいいとか珍しい
種類の子たちというわけでもないので、この先里親さんが
見つかる可能性はゼロに等しいと思うのです。それなのに
いつまでも仮称ははちゃんとABsではかわいそうかな〜と
感じ始めた次第です。

で、何か彼女達にぴったりくるような名前があれば
改名してあげようと思って日々考えているのですが、
なかなか良い名前が浮かばない。ABsはゴージャス叶姉妹を
めざして恭子ちゃんと美香ちゃんにでもしようかと思って
みたのですが、どうみてもABsは貧弱野良猫姉妹の印象が
強く、とても叶姉妹のようにはなれそうもありません。

それなら、本物は買えないけれど名前をつけるくらいは
良いだろうと、シャネルとかプラダとかつけてみようかと
思ったのですが、こちらも叶姉妹と同様の理由で却下しました。
そういう高級そうな名前は、pure breedの血統書がついてて
キャットショーでもチャンピオンになってしまうような
真にゴージャスなお猫様じゃないと、やっぱり似合わない
ですよね。

じゃあ、ごくごく一般庶民的な名前をつけようかと、
母子そろって松竹梅なんてどうかな?縁起も良さそうだし
と考えてはみたものの、今度はあまりにイメージが違いすぎる。
ははちゃんが松ちゃんでAちゃんが竹ちゃん、でBちゃんが
梅ちゃん…あ〜〜、やっぱりしっくり来ない〜〜。

何か3にゃんずに一つ共通点があって、彼女達のイメージに
ぴったりあうような名前は無いでしょうかね?基本的に
我が家はみんなが和風な名前になっているので、やっぱり
和風がいいかな〜。またゆっくり考えよっと。


...... 2003年 5月 31日 の日記 ......
■[ NO. 847 ]
よせばいいのに〜♪
今日は台風の影響で朝から強い風とともに激しい雨が
降り続いていました。そんな中を裏の小屋へ行くのは
ちょっとためらわれたのですが、お腹をすかせて待っている
にゃんずがいるのですから、小屋に行かないわけには
いきません。濡れると言っても屋根が無いのはせいぜい
5mくらいなので、たかが知れていると思い、意を決して
ベランダの窓を開けました。

すると、いつもは窓をあけてもあたりの様子をうかがってから
脱走をはかろうとするお兄ちゃんが、何を思ったのか
今日は窓をあけた途端にベランダに飛び出しました。私は
思い切りあせって反射的にお兄ちゃんにとびかかり、
何とか腰の部分を上から押さえて捕まえることができました。

もちろん、おでぶになったとは言え、お兄ちゃんは運動
神経が良いのでお兄ちゃんが本気で飛び出していたら
おそらく運動神経のにぶい私では捕まえることはできなかった
と思います。それでも、何とか捕まえることができたのは
ベランダが雨でぬれていたからなのでした。

一応ベランダは物干しも兼ねているので、屋根がついて
いるのですが、今日は風が強く雨が吹き込んでいたので
ベランダも濡れていたのでした。そこに、窓があいて
これ幸いと飛び出したお兄ちゃんですが、とにかく
お兄ちゃんは水が大嫌いです。私が手を洗ってぬれたままの時
しずくをぴっぴっと飛ばすだけでダッシュで逃げていくような
お兄ちゃんなので、隙をついて外に出てはみたものの
足の下が濡れていて、びっくりして立ち止まってしまった
みたいでした。

私が抱き上げてお兄ちゃんを家のなかに戻し、小屋へ
朝ごはんをあげにいってから戻ってくると、またお兄ちゃんが
窓のところに来ていました。そこで、私も家の中に入って
お兄ちゃんの首輪を捕まえたまま、窓をあけてお兄ちゃんが
また外に出たがるか様子を見ましたが、案の定外には
出たがらず、私が背中をつついても、嫌がって後ずさり
するような状態でした。

まったく、外の環境はとても厳しいことを知らないで
外に出たがるんだから、困ったものです。(まあ、知らない
世界にあこがれるというのは、よくある事ですが…。)
足がちょっと濡れたくらいで固まっているようでは、
とても外には出られませんね。その点、小屋にゃんずは
みんな濡れてもぜんぜん大丈夫です。やっぱりある程度
外で過ごしていた猫は、鍛えられ方がぜんぜん違います。

外の子はマイナス18度とかの極寒の冬でも、乗り切って
生きていくのだから、やっぱり生まれた時から家の中で
ぬくぬく育ってきた子は人間で言えばもやしっ子みたいな
ものですかね。でも、脱走されなくて本当に良かったです。
あんな暴風雨の中、お兄ちゃんを探しに行くなんて、
大変ですもの。