夜、そろそろ金魚たちの絶食を解禁にしようと、先日 熱帯魚屋で購入した無着色ナチュラルフードの封をあけ さっそく小さな丸い粒を一つ水槽に入れました。すると 最初金魚たちは餌の存在に気づかなかったようですが、 松ちゃんが一番最初に気づいてパクッと口に入れました。
それから、水槽のふたが口をあけている餌を入れる部分に 近づいてくる金魚たちに向かって餌を一粒ずつ投げ、 とりあえず4匹全部が1個ずつ餌を食べました。
しかし!それからとんでもない事が起こりました。 実はこのフード、我が家の金魚たちにはサイズが大きすぎて みんな口には入れたものの飲み込む事ができないのです。 最初は金ちゃんが餌を吐き出したので、味がお口に合わなかった のかな?と思ったのですが、どうやらそうではなく、粒が 大きすぎて口に入れているのが辛いので吐き出してしまった みたいでした。
それからしばらく観察していましたが、銀ちゃんも餌を 吐き出してしまい、それでもお腹が空いているので何とか 食べようとするのですが、そのたびプカプカ浮いている 餌に逃げられてしまい、食べられずにいました。
松竹は餌を口に入れたまま、じっと泳ぎまわらずにただ 口をパクパクとあいて、一生懸命餌を口の奥へ押し込もうと しているようでした。しかし、何せ粒が口いっぱいに 広がるほど大きくて、しかも水に溶けない性質なので いくら松竹が水を飲み込む勢いで粒を飲み込もうとしても まったく口から後ろへは入っていかないのです。
私は、このまま松竹たちがご飯を喉につまらせて、窒息死 でもしてしまったらどうしようかと気が気ではなく、 「早く口から出してしまいなさい!」と水槽の前で一生懸命 叫んでいました。
それからしばらくして銀ちゃんも口からご飯を出したので すかさずつまみあげ、松ちゃんもしばらくしてから吐き 出しました。しかし、竹ちゃんはいつまでたってもご飯を 出す気配がありません。だんだんと心配になってきましたが 無理やり口をこじあけて出させるわけにもいきません。
ヤキモキして見ていましたが、らちがあかないので強行 手段として別の餌をまいてみることにしました。そうすれば 食べられない大きな餌はあきらめて、別の小さな餌に 食いつくと思ったのです。
そして今まであげていたフレーク条のご飯をパラパラとまくと 思ったとおり竹ちゃんはそれまで一生懸命口の中で 保護?していたご飯をぷっと捨てて、新しいご飯を食べ 始めたので、あわててご飯は掬い取っておきました。
その後、1粒だけどうしても餌がみつからなくて、銀ちゃんが いつまでも口をモグモグさせていたので、銀ちゃんが食べて しまったものと思われますが、とりあえずみんな窒息とか しなかったようでよかったです。(問題は明日の朝です。 みんなに万が一の事があったらと思うと心配で…)
もしみんな元気だったら、明日はもう少しご飯をあげようと 思います。 |
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