今夜の夕食のおかずはとろろでした。とろろってこの辺りだけの 方言でしょうか?山芋をすって、しょうゆベースのだしを 入れて、炊き立てのご飯にかけてツルツル食べるアレです。
これもまた、この辺りの習慣なのか、はたまた我が家だけの 習慣なのかわかりませんが、このとろろの時は大概マグロの 刺身が一緒に出されます。ヤマカケって言うんでしょうか? (自分はこのメニューがあまり好きではないので、よく 知らないのです。)
そして、毎度のごとく、マグロのお刺身をにゃんずに おすそわけするのですが、七奈ちゃんは2階にいたため 食べられず、しゅう君は新たな方針として人間の食べ物は 絶対にあげない事にしたので一口もあげず、お兄ちゃんと 小次郎だけに少しずつマグロをあげました。お兄ちゃんは マグロの鮮度チェッカーで、鮮度が悪いと見向きもしないの ですが、今日のマグロは一生懸命食べていたので、鮮度は 良かったようです。(私は食べていないのでわかりません。)
そして、1切れを今度は小さくナイフで切って、小屋にゃんずに 持って行くために用意をしました。小屋に行く時は必ず 数をかぞえて、4人にまんべんなく、不公平なくあげられる ように気をつけます。
まず、をやじ君に胃薬を飲ませて、注射をして、しばらく 抱っこして、あと2種類の薬を飲ませてから、いよいよ 外に出しておいたマグロの刺身を小屋に持ち込みました。 すると、いつもはなかなかコタツから出てこないてんちゃんも ダッシュで出てきて、みんなできれいにケージの前面に 並びました。
そして、をやじ君から順に一緒に用意した爪楊枝でマグロの 小さく切った切り身を刺して口元に持っていくと、みんな 器用に楊枝の先から刺身の部分だけを取ってあっと言う間に 食べてしまいます。そして、ケージの金網の間からもっと もっとと手を出してきます。本当にみんな真剣な表情で とてもかわいいです。
こんな感じでマグロの刺身をあげていたのですが、ふと見ると てんちゃんの左目から小さな涙の粒が顔にこぼれているのが 見えました。最近は特に涙目に悩まされているという事も 無いので、どうしててんちゃんの目から涙が出ていたのか わかりませんが、まさか涙が出るほどマグロの刺身が おいしくて感動していたのか?とびっくりするやら、 おかしいやらでした。
結局、あっと言う間にマグロの刺身は終わってしまい、 みんなまだ物足りなそうな顔をしていましたが、そんなに 一度にたくさんあげるものでもないので、今日はそれで 終わりになりました。しかし、どうして日本のにゃんずは こんなに魚とかマグロが好きなんでしょうね?イギリスの猫は 魚には見向きもしませんでした。日本人の多くが米を 食べないといられないように、日本の猫が魚を好んで 食べるのも連綿と受け継がれる、一種のDNAなんでしょうね。 面白いです。
実は、まだあと一切れマグロが残っているんですよね。 さて、明日誰にあげますか。やっぱりまだ食べていない 七奈ちゃんかな(^_^) |
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