今日は小次郎とをやじくんを連れて病院に行きました。 小次郎はいよいよ眼球摘出が避けられない状況になりつつ あります。をやじくんは昨日提案された骨髄検査について、 どうするか聞かれましたが、しばらく様子を見ますと言うと、 院長もあっさり「そうですか」と言って、その後は特に 何も言いませんでした。多分院長は最初から私が断ると 予想していたのでしょう。(昨日話を聞いている段階から 私がかなりの難色を示していたので…。)二人ともいつもの 注射をしてもらって、飲み薬をもらって帰宅しました。 さすがに今日は金曜日ですし、今週は火曜日から毎日 通ったので、私もかなり疲れました(=_=)
で、帰宅してキッチンに入ると、何だかキッチンが 臭いのです。(いつものマーキング臭です…。)実は最近 あまりにお兄ちゃんのマーキングがひどかったので、 しまいこんであったバッチフラワーレメディを持ち出してきて 部屋にこまめにスプレーするようにしていたため、ここ 数日はマーキングをされておらず、もっと早くレメディの事を 思い出して使っていれば…と思っていたところでした。
なのでマーキングはしていないはずですし、いつもマーキング される箇所をチェックしてまわりましたが、どこにも マーキングの形跡はありません。しかし、どう考えても キッチンは臭いのです。何だろう??、私の気のせいかな?? と思いつつ、毎日朝晩飲んでいる自分の薬をお湯で溶くため ポット代わりに使っている大きな水筒に手をのばして 持ち上げたところ、なぜか下がびしょびしょしています。 何??と思ってよく見ると、その液体は黄色く、しかも 臭いはまさにマーキングです。そうです、何とマーキングが 食卓の上にバーーンとされていたのです(>_<)
今日は母親が地域の公民館で主催する講演会を聴きに行くと 言って、食事を早めに済ませて出かけてしまったので 私が帰宅した時、キッチンには誰もいなかったのですが どうやらその誰もいない間にお兄ちゃんがマーキングを したらしいのです。
あわててマーキングされた周辺を片付けましたが、 私がいつも夕食代わりに食べている昼のお弁当の残りが 入った弁当箱が見事に汚染されていて食べられなくなって しまい、他にも近くに置かれていた新聞や箸立てなどが 被害にあったようでした。そして、マーキングの大元を たどって行くと、それは何と父親のジャンパーでした。
食卓に脱いだジャンパーを放置する父親もどうかと思いますが その上にジャーっと大きな水溜りができるほどマーキングを するお兄ちゃんも困ったもので、場所が場所だけにアルコールを 含んだ除菌ウェットティッシュで念入りに拭いておきました。
しばらくして父親が自室から出てきて「実は今日の昼間 近所の日帰り温泉に行こうと荷物を用意して玄関に置いて おいたら、ほんのわずかな隙にマーキングされてビショビショに なった」と言いました。私はアチャーと思いましたが 真実を隠すわけにも行かないので「ついでに、食卓の上に 置いてあったジャンパーもやられたよ」と言うと、父親は かなり怒っていました。
「まったく、何で俺の物ばかりやるんだよ!」と言うので 「当然、嫌がらせでしょ」と言うと「やっぱりそうか…」と 妙に納得していました。と言うのは、お兄ちゃんは父親の 書斎が好きでいつも入り口で入れて欲しいとにゃあにゃあ 鳴いているのですが、少しでも目を離すとマーキングを されてしまう事があるため、最近は父親が嫌がって部屋には 入れてくれなかったのです。明らかに、そんな父親への お兄ちゃんの復讐でした。(実際、お兄ちゃんがマーキングを するのは父親の物がほとんどで、私と母親は滅多に被害には あいません。)
一時期私も母親もとにかく忙しく、お兄ちゃんをまったく 構ってあげなかった時期にはやはりマーキングが頻発して 本当に困りましたが、先日動物関係のテレビ番組で、 猫はかなり人間に近い感情を持っているという話をしていて 実際思い当たる節があったので(例えば、しゅうが来てからは ついしゅうにばかり声をかけてしまっていました)最古参で しかも頭が良く、縄張り意識や自己顕示欲の強いお兄ちゃんを ある意味ないがしろにしていた部分があり、それに対する 不満がマーキングという形で現れていたとはっきりわかり ました。しかし、ここまで執念深いとは思ってもおらず お兄ちゃんのすごさを改めて知りました。これからは とにかくお兄ちゃん一番で、お兄ちゃんをひたすら持ち上げ (と言うと表現が悪いですが)何とかご機嫌を損ねないように してあげないとと思います。(本当はそれができて当たり前 なのですが。)
で、少し前に猫たちの所在を確認したところ、お兄ちゃんは 希望通り父親の書斎兼寝室に入れてもらい、ご満悦で 眠っているとの事でした(^_^;)さすがの父親もこれ以上の 被害をこうむるのは勘弁して欲しいと思って、お兄ちゃんを 部屋に入れたのでしょう。それにしても、お兄ちゃんの 執念深さというか、知能犯的な行動はある意味怖くも あります。
ちなみに、マーキングされたジャンパーは父親がゴムの 手袋をはめて外の流しで洗ってから、風呂場で自分で 洗濯をしていました。父親もそこまでお兄ちゃんに執着されて 気の毒と言えば気の毒です。早くお兄ちゃんのマーキングが おさまってくれたらいいなぁ。 |
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