東京サバイバル

住んでるアパート

 広さは13畳。本がたくさんあるため、これぐらい無いと人間が住む場所が無い。 ただ、最近経済的な問題から本を売ったので若干広くなった。
風呂無しで、トイレ(一応水洗)と給湯室みたいな台所らしきものがついている。
 楽しい我が家だが、少々問題点がある。
 まず第一には元々オフィスだったため、よく学校や会社などについている蛍光燈8本(2本1組4つ2*4=8、8本)もついているので明るくてしょうがない。押し入れの かわりに会社にあるようなファイルを仕舞っておく本棚みたいなところがある。 当然服をしまうには不便なので、使っていない。従って服はその辺に山になっているため、 毎日部屋の中を横切る度に登山気分が味わえる。が、気にしては生きていけない。
ところでここにあった会社は私が入る前につぶれたらしい。私が就職できないのは、解雇された 社員の怨念かなにかが取り憑いているのではないかと思うが、今のとこそういう事は感じられない。
 第二に風呂が無い。しかも銭湯は385円で、入浴券を買っても370円(10枚一組)である。 高い!さらに朝風呂がやっていないので酔っ払って終電ギリギリにかえってくるとつらい。 アルコールが体内に残ったまま風呂に行って何度も銭湯で倒れた。自慢ではないが私は酒が弱い。 ビールジョッキ1杯空けられない。帰ってくればそのままベットに倒れ込む事と相成るため、 その晩は風呂に入れず、綺麗好きでナイーブな私は非常につらい。
 仕方が無いので自分でシャワールームを作った。ベランダが 幸いビルの谷間にあり、周囲から見えないので、近所のスーパーで安売りしていた 特大の収納ボックスを買って来てそれをベランダに置き、バケツで流しから水を汲んでため、 水を浴びるという非常に原始的な手段である。 東南アジアを無銭旅行していた時に、同様のシャワールームがあったのでそれからアイデアを得た。
(更新予定は未定)