■エクストラアタックの凍結系がなかなか凍らない理由
攻略本などを参照すると、エクストラアタックの凍結系は麻痺系と同じく
凍結系の成功率からエネミーのEX耐性を引いたものが実際の成功率となると書かれています。
しかし、実際に麻痺、および凍結の両方のエクストラアタックを使ってみると、
同じ成功率であるにもかかわらず明らかに麻痺系の成功率のほうが高いと感じるはずです。
このため、凍結系はEX耐性は使用されず対象エネミーの氷耐性のみで抵抗されていると
勘違いされている方もいらっしゃるようですが、実際は以下のようになっています。
まず、麻痺系と同じく「凍結系の成功率−エネミーのEX耐性」で成功率を求めます。
たとえば、EX耐性10%のエネミーに成功率80%のブリザードを使用すると70%と言う確率が求まります。
麻痺系でしたらこの70%という確率がそのままエネミーを「麻痺させる」確率となるのですが、
凍結系とは70%の確率でエネミーを「凍らせる」エクストラアタックではなく、
70%の確率でエネミーに対して「凍結判定」を実行するエクストラアタックなのです。
この「凍結判定」になって初めて対象エネミーの「氷耐性」がかかわってきます。
凍結判定では、氷耐性の高い敵は凍りにくく、低いエネミーは凍りやすくなっています。
ただし、たとえエネミーの氷耐性が100%であっても凍りにくくなるだけで凍らないということは絶対にありませんし、
反対にエネミーの氷耐性が0%であっても100%凍ったりはせず、凍らないこともあります。
氷耐性が具体的に凍結判定の計算式にどうかかわってくるのかまでは検証していませんが、
このあたりのことは以前、V501の検証をした際の副産物としてわかったことです。
V501を使用して凍結のエクストラアタックの成功率を100%にすれば、必ず凍結判定が
行われるようになるので、検証する場合は100%になる状態でやるとよいと思います。
また、エネミーにギバータやラバータを当てた後、まれに凍るのは
エクストラアタックの凍結系と同じような凍結判定を行っているからです。
こちらも氷耐性の高い敵は凍りにくく、低い敵は凍りやすいですよね。
※以上は2005/10/15 00:29:39に「うぃんぷそ掲示板」の「EP4関連討論スレ ver3」へ私が書き込んだものと基本的に同じ内容です。