■はじめに
「ホッピングマッピー」は、1983年に発売されたアーケードゲーム「マッピー」の続編として、1986年に
株式会社ナムコ
から、
マザーボード「システム86」用のソフト第一弾として発売されました。(開発は
株式会社ゲームスタジオ
)
そのアーケードゲームをシャープのパーソナルワークステーションX68000に移植してみました。
完全移植を目指したので、アーケードゲームで培ったパターンはそのまま使えるようになっています。
ただ、サウンドに関しては全く素人ゆえインプリメントしておりませんので、残念ながらあの軽快なサウンドを聞くことは出来ません。
サウンドによって同期を取っている部分については、VSYNCの空ループの回数で調整してあります。
機会があればサウンド関係も勉強してみたいと思います。
ussy氏のご協力によりサウンドが実装され、あの軽快なBGMを聞くことができるようになりました。
ドライバをご提供いただいた氏には、心から感謝しております。
■マザーボード「システム86」と「ホッピングマッピー」について
「システム86」にはMPUとして「6809」が2つ搭載されていますが、本作ではそのうちの1つしか使用されていません。
もう1つのMPUも動いてはいるのですが、リセット直後の数行のコードを永遠に空ループするようになっています。
また、従来のWSG音源に加え、FM音源(ヤマハYM2151)も搭載されるようになりましたが、本作ではFM音源部は使用されていないようです。
最終的に「システム86」用のソフトとして発売された作品は、以下の6作品になります。
・ホッピングマッピー
・スカイキッドDX
・ザ・リターン・オブ・イシター
・源平討魔伝
・ローリングサンダー
・ワンダーモモ
時間が取れたら、ローリングサンダー等、他のタイトルの移植も是非してみたいですね。
■その他
コードはフルアセンブラでコーディングしてあります。
現在のバージョンは実行の際、実機のROMイメージが必要ですので、別途用意する必要があります。
ROMイメージが必要といっても「システム86」のハードウェアをエミュレーションしているわけではありません。 あくまでも移植です。
なお、スクリーンショットではデバッグ用にX68000のBG画面をオフにしてあるので、一部実際のプレイ画面とは異なります。
■移植した理由
生粋のナムコファンだからです。 他にありません。
■HOPPING MAPPY for X68000
(C) 1983,1986 NAMCO ALL RIGHTS RESERVED
ホッピングマッピーは
株式会社ナムコ
の著作物です。
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