■はじめに
「マッピー」は、1983年に株式会社ナムコから、アーケードゲームとしてリリースされました。

そのアーケードゲームをシャープのパーソナルワークステーションX68000に移植してみました。

完全移植を目指したので、アーケードゲームで培ったパターンはそのまま使えるようになっています。

また、ussy氏のご協力によりサウンドが実装され、あの軽快なBGMを聞くことができるようになりました。

ドライバをご提供いただいた氏には、心から感謝しております。
  ■基板仕様
・MPU      	MC6809 x 2

・音源チップ  	WSG

・画面サイズ  	288×224ドット

・キャラクター画面

  枚数    	1枚
  サイズ   	32×64キャラクター (1パターン辺り8×8ドット)
  パターン数 	256パターン
  パレット数 	64パレット (1パレット辺り4色)

・スプライト

  枚数    	64枚
  サイズ   	16×16 or 16×32 or 32×16 or  or 32×32ドット
  パターン数 	128パターン
  パレット数 	16パレット (1パレット辺り256色中16色)
	
  ■X68000版仕様
・画面サイズ	384×256ドット(うち中央288×224)

・テキスト  	未使用(デバッグ時のみ使用)

・グラフィック	未使用

・BG    	

  枚数    	2枚
  サイズ   	BG0 : 36×30キャラクター (1パターン辺り8×8ドット)
        	BG1 : 36×28キャラクター (1パターン辺り8×8ドット)
  パターン数 	256パターン
  パレット数 	12パレット (1パレット辺り65536色中16色)

   通常、X680x0の実機において、384×256ドットモードでBG2枚モードに設定すると、
   X方向256ドット以降において「スプライトの残像現象」および「スプライト/BGのラスターズレ現象」が起こり
   正攻法ではゲーム等に使用はできないのですが、プログラムテクニック次第ではどちらも回避が可能になります。

   なお「スプライトの残像現象」の回避テクニックについては、ussy氏にご教示いただきました。
   この回避テクニックは、氏が担当されたビデオゲームアンソロジーVol.11「パックランド」内でも使用されています。

・スプライト

  枚数    	96枚(初期化(RAM/ROM/I/Oチェック)含む)
  サイズ   	16×16ドット
  パターン数 	128パターン
  パレット数 	3パレット (1パレット辺り65536色中16色)

・サウンド

  FM音源バージョン	YM2151によるリアルタイム演奏
   ADPCMバージョン	ADPCMによるWSG(C30)全8チャンネルのリアルタイムエミュレーション
	

STARRING (US Version) INSTRUCTION DEMO
DEMO CREDIT
BONUS ROUND EARNINGS (Secret Message)
x2 Before x2 After
6000x2 Before 6000x2 After
止まっていても動いても死亡確定 TOP 5

(C) 1983 NAMCO LTD.


スクリーンショットは全てX68000版のものです。

「マッピー」は株式会社ナムコの著作物です。

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