梅雨、じめじめ  

梅雨のこの時期、撮影機材はちょっと注意が必要です。撮影から帰った後はもちろん、
普段の手入れを怠ると、レンズにカビが生えてしまいます。後玉に生えてしまったら、画質にも影響してきますのでなおさら。あと、一眼レフの場合、ミラーやペンタプリズムにも、はえて
しまう事があるので気をつけましょう。
 専用の防湿ケースというものが売ってますが、私の場合ホームセンターなどに売っている
大きなプラケースに、湿気取りと防カビ剤を入れて、その中にレンズ、本体など収納してます。
 もう少しで、入梅かなというある日、車に機材一式を詰め込み清里方面に出かけた。
目的地に着いたけどちょっと様子が違う。実は、ポピー畑を撮りに来たんだが、規模が少し
小さくなり、なおかつ、きちっと手入れされ、花はというとまだ咲いてないのもあり、ワイドで
撮影するのには無理がある。そこで、BRONICAはやめ、EOSにコシナの100mmマクロを
取り付け、イメージを切り取る事にした。
 天気も曇りで光線が柔らかいので、まあちょうどいいかな。

一本フィルムを消化して、野辺山方面へ向かった。八ケ岳をバックに壮大なレタス畑を撮りたかったのだが、さっきよりもさらに空模様が怪しくなってきた。時として、天気予報が役に立たないのが、山なので仕方がないところか。
 撮影は、取りやめて、観光しながら帰ってきた。
野辺山に行くと必ず、寄るところがある。びっくり市という野菜や果物の店で、しこたま仕入れ、ポッポ牛乳という牛乳工場により、直売のヨーグルト、チーズ、牛乳を買って帰るのです。


黒姫高原 

野尻湖方面に向かった。
「ちょっと天気が心配だなあ」
その心配は、見事的中してしまった。近づくにつれて曇ってきて、小雨が降り出してくる
始末。行き先を黒姫高原にちょっと変更して、9月ごろからコスモス畑になるスキー場に
行くが、まだ、見事にというまでは咲いてないな。
 近くにミヒャエルエンデの原稿や原画のある黒姫童話館があったのを思い出し行ってみる事に。
 町営駐車場からシャトルバスが出ていたのでそれに乗ってスキー場の中を突っ切って
10分程でついた。小さな子供を連れた家族や、カップルの姿をあいにくの天気にもかかわらず、多く目にした。
 本来、この手のギャラリーは行かないのですが、ネバーエンディングストーリーは映画で
見ていて、好きだったし、そこそこの時間をここで使いました。

 ここを後にして、次に信濃ブルワリ―という地ビールの工場に行った。
ここのビール、お薦めですよ。上面発酵のエールビールが味わえます。とてもフル―ティで
なんと、ここではビールに音楽を聞かせて作っているのです。なんでも、最終の発酵の工程で、このために作ったという曲を流しているのです。ヒーリングミュージックですね。
人間にもいいかも。
 黒姫といえば、自然作家のC.W.二コルさんが住んでらっしゃるはず。
愛車エスクードへリーハンセンをとばして、かつてテレビでご自宅の事を話されてたのを
思い出しながら探していたら、森の中に、、、。
 でも、お留守のようだし、もしいらっしゃったとしてもアポなしでは失礼だしと思い、引き返した。
 ここで、地ビールの話に戻りますが、あのフルーティなエール系のビールが気に入ってしまったのです。それ以来、地ビールを見かけると衝動買いしてしまいます。
 今、はまっているのはよなよなエールというビール。エール系のビールは個人的に好き嫌いがあるようですが、一度、飲んでみることをお勧めします。
ところで、東急ハンズにビール醸造キットなるものが売ってますが、個人で作っていいものなのでしょうか?
 ビールも、いろいろあるけど、身体にいいのは、麦芽100パーセントか、黒ビール。