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新潟と船越と。
(J2第4節、湘南VS新潟)

 
1章〜ツイてない奴〜

今、筆者の手元には一枚のチケットが。

J2第4節。アルビレックス新潟VS湘南ベルマーレ

筆者はこのチケットを結構前から確保していた。
更に翌日も有休を取得し、もはや完璧。
さあ行くぜ待ってろ船越!というような妙な気合がはいっていたのですが…

肉離れで欠場

………なんてこったい。
これで新潟へ行く目的のうち約98%が失われたといっても過言ではない。

とはいうものの、既に取得してしまった有休と、手元にあチケットを
無駄に捨てるわけにもいかず、渋々と新潟へと赴くのであった

…この際にチケット代よりも交通費の方が遥かにかさむという事実は
どうやら筆者の中では無視されているらしい…
 

2章〜違う奴〜

というわけで、午前5時30分。出発。
カーナビという文明の利器を使ってそれにあんないされるがまま
一般道をひた走る。

…まあ、長野市までは国道19号をそのまま行けば普通にいくだろ…

ぐねぐね、ぐねぐね

おや?

…どうやらナビはどういうことか、聖高原の高原越えルートを採ったみたいです。

前途多難。

まあ、その後は別段問題は無く、飯山、白根経由で新潟到着
 

3章〜ビビる奴〜


また世界杯スタジアムじゃねえのか…
 

はい、今回は新潟陸上競技場です。
どうやら筆者は世界杯には嫌われているかのような…

しかし、筆者が到着したのは開門直後あたりだったのだが、
エライ行列ができてる…
…と思ったら…


筆者が入場直後はこんな感じだったが…


開始前にはこんな感じ、他の場所もメイン意外は満席状態

結局、見た目満員に近い感じ。
対する湘南サポは…全部で30人いれば良いほうって所か…
…で、ホーム側に入りきらなかった観客がぞろぞろと…

それまで3ブロックほどで陣取っていた湘南サポの狭められて、狭められて…

気がつけば、1ブロックの半分程度しかなかった。
駒場の出島以上の扱いだ(汗)
なんか、筆者の数少ないアウェイ体験で、
はじめてアウェイだと感じた日でありました…。

なお、この日の入場者数は9125人
全体の湘南サポ率、約0.3%…
これぞアウェイ、まさにアウェイ。ひえぇ〜…

しかし、そんな中、筆者を落ちつかせるものが…


雨降ってもそこで見る度胸あるんならチケット買えよ(汗)

一昨年見かけたタダ見席は今年も健在の模様。
 

4章〜勝ち誇る奴〜


今年もアヒル…げふんげふん。

何回見ても白鳥には見えないアルビ君も出てきて、スタメン発表。

…やっぱりペルーが居ない…で、かげろうお銀がスタメンでいる…
正直、この数試合見て、彼は完全に嫌いです。
なんてゆーか、自分勝手というか…確かに良いものをもっているのは確かですが、
使いきれていない。彼がいればチャンスは生まれる可能性があるかもしれないが
それ以上にピンチを招く。正直、もういらん。ペルー出せペルー
そんな選手をボランチで起用しているコージィ田中はどうおもっているのだろうか…

そんな事を考えているとボンボン持った女性がわらわらと…
おお、アルビレックスのチアリーダーですか…


なんで下はジャージやねん

ふむ、ふむ、ふむ…

ふっ、ウチのチアの方が全然上手いな。
やはり世界3位の演技を先に見ているため、
なんとももっさりとした演技に見えてしまう筆者であった。
いや、ホラ、茅ヶ崎高校チアリーディング部はチーム内組織ではないんですが、
もうほとんどウチにとって試合の日に欠かせないものになりつつあるし、
なんといってもこっちには感動屋の顧問がいるからな。
気持ちの面でも圧勝。

チームも圧勝してくれると嬉しいんだがな…
 

5章〜頭を抱える奴〜

さて、キックオフなのですが…
なんとももっさりとした出だしである。

…いや、前節の試合からコレをを見ると、相手の動きがスローなのはわかるのだが、

あ、そうか、ウチは前節も遅いまんまか。

とはいうものの、CKは取れるのだが、正直ウチのCKはあんまし恐くない
で、こっちが反撃を受けるとPA内のヤバいところまで持って行かれるという始末。
が、最終ラインのギリギリなところで修行僧がなんとかクリアするという
展開が続く。相変わらずボランチの守備が効いていないな。

井原はそこそこの守備をしてるのにね。
な・ん・で・か・なぁ〜(怒気含み)

まあ、当然ながらそんな守備で守りきれる筈もなく、
徐々に押されて寺川のCKからニアに合わせた安のゴールが決まって新潟先制。
さらにその後もかげろうお銀がボールをキープ、
こねくりまわしてる間に出し所がなくなって適当に前に蹴ると
相手にフリーで取られて大ピンチという展開が何度も。

お前、やる気あるのか。

小一時間どころか最低1日ぐらいは問い詰めたいようなプレーの連続。
更に前半終了間際、内、外と繋げられてチャカと修行僧両方がややサイドに
向かったところへがら空きのゴール前にあげられてベットに頭で合わされて
2失点。

まあ、中央にも人が1人か2人いたような気もするが、役に立ってないので
カウントはしませんが、いかに守備はチャカと修行僧だけでやっているかが
わかるような失点でした。

そんなわけで「長居戦に続いてまたか…」という雰囲気を
嫌がおうにも醸し出しつつ前半終了となったのであります。
 

6章〜要らない奴〜

正直、ハーフタイム中には、非常に嫌〜な雰囲気が筆者を支配していた。
なんといっても関東外のアウェイ不勝神話もある。
ぶっちゃけた話、筆者が思っていた事は

…どういう吊りネタに持っていこうか…

ということであったのだから。
筆者の座るスタンド前に試合前に演技したチアリーダーが前を通る
それでも筆者は虚空を眺めて、帰宅後の更新ネタを夢想するばかり…

もぉ、廃人寸前。

ってな感じで後半キックオフ。

…おや?

と思う間もなくぽっちゃり型ジョカトーレがゴールゲット
後半開始40秒の事であった。
と言うよりも、明らかに前半と選手の動きが違う。
前線からの積極的なプレス。そして、新潟がボールをキープすると
すかさず2人がチェックに入ってボールを奪う。すばらしい。
そしてサイドの上がりも積極果敢だ。

コレだよコレ、筆者が見たかったものは。

っつかできるなら前半からやれ。

開始早々のゴールゲットで俄然として湘南ペースになる。
正直、前半とは完全に別のチームである。
そんななか、中に放り込んだボールのクリアミスを栗原が拾ったところを
GKに倒されれPKゲット&野澤一発赤紙進呈

大チャンス到来です

で、それと同じに稲垣メンバーに代えて須藤を投入

え?

か、かげろうお銀ちゃうん?
なんで稲垣メンバーやねん。
須藤を投入するのは大賛成ですが。

ま、まぁ、コレで栗原が決めて同点になればもうウチはノリノリだから…

ああぁぁぁぁぁぁ!!!!

栗原PK失敗
やはり不調なのか、それとも何かが憑いているとしか思えない。
平塚帰ったらお払いしてもらうのが吉

ともあれ、これでやや湘南のイケイケモードは終了
またもや一進一退の展開に。
とはいえ、相手は1人少ないため、カウンター以外ではこちらにピンチな場面は
少なく、流れはやや湘南ペースといった感じ。
そこで途中出場の須藤。動きまくる。よかよか。
非常に好感が持てるプレーである。ちょっと応援してみたくなった。

いや、元々筆者はポストプレーヤーを好む傾向なんですが。

そして、待望の同点弾はその彼が決めてくれました。
内に入ったボールを一旦外に、そこから後ろに下げて受け取った寿司屋が
思い切り良くミドルシュート、軌道はゴールからはずれていましたが、
それに反応した須藤がスライディングシュートで軌道を変えてゴールゲット。

おおっ、すげぇぞ須藤!
さすが水戸の方曰く
「決められそうなシュートは外して難しいシュートは決めたりする」選手。
今年のイチオシ選手は彼で決まりか!?

その後は湘南が攻めて、新潟がカウンターという展開に。
攻めてはいるもののチャンスを決められない。

というより何より頭にきたのは、他の選手はFWであっても果敢に
ボールチェックにいくというのに、中盤の位置にこと守備においては
おざなりにやっている奴が一人…

かげろうお銀、また貴様か…

正直彼のおざなりなプレーには正直ムカつきました。
あれならまだ量産型茸を使ったほうが良い。
膝にサポーター巻いてでも出てきて欲しい選手じゃない。
はっきり言って要らない。

終盤になってさらに惜しいシーンが増す。
栗原からのパスからのシュートは惜しくもGK正面。
もう既に主審が時計をちらちら見ているのであとワンプレーか。

その時、ボールをキープしたのは、そのかげろうお銀。

また貴様かぁ!
ええぃ、もうええわ、貴様が決めてくれれば今日はチャラにしたるわい!!

かげろうお銀、中央に切れ込んで2人交わしてシュート!

ガンッ

ボールはゴールポストに跳ね返って転がったところで試合終了。

もういらん、とっとと郷里へ帰れ!

筆者、彼に対しては心底ご立腹でありました。

まあ、そんなわけで、結局引き分け。
個人的には勝てた試合であったし、筆者の不勝神話崩壊のためにも
勝って欲しかったところではあるが…
後半の攻めは惚れ惚れする程良かっただけに、あれを最初から出来るように
なれば、今後期待が持てるでしょう。

ただ、やはり、栗原の不調が非常に気になる所です。
なんとか彼には持ちなおしてほしいところではあるが…

今の状況なら、須藤、貴公子のツートップも見てみたいとか思ってみたり。

あと、今期初登場の時崎。杉本のかわりとして左サイドでの起用であったが、
…う〜ん、似たりよったりですなぁ。
後半の攻めでも駆け上がりが無いし、時崎としてはまあまあ及第点ですが、
左SBとしては残念ながら失格でしょう。
もっとも、左SB要因が2人とも怪我で離脱中なので、厳しい所ですな。

というわけで、筆者の勝手な評価は以下の通り
伊藤裕 6.0
寿司屋 7.0
チャカ 6.0
剃髪修行僧 6.5
時崎 4.0
井原 5.5
ぽっちゃり型ジョカトーレ 6.5
かげろうお銀 2.0
稲垣メンバー 6.0
栗原完全体 5.0
貴公子 5.5
肝 5.0
須藤 6.0

ええ勿論心情入りまくりです。
 

7章〜結局買った奴〜

さて、そんな新潟遠征でしたが、まあ選手の中には得るものがあった筈。
次に繋げてもらいたいですし、
コージィ田中においては、早く彼を切って欲しいと切に祈るわけですが…

他にも筆者的には収穫がありました。


コレ以外にも自分用の菓子と職場への土産が…

さぁ、酒盛りだ。まだ吊ってるけど。
 
 

 やっぱ船越が出場してないと、なかなか絡めないね(笑)