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決戦!ひたちなか魔王城!
(J2第12節、湘南VS水戸)

 
はるか昔…
湘南ベルマーレの守護神キングベルは日本に君臨し、
この島国の覆っている荒々しき海を鎮め、治めていた…

しかし、それは昔の話。

現在、J2へと転落し、急激に力が衰えたせいで
日本各地は数々の邪悪なる力に支配される結果となっていたのである…。

さて、場所はひたちなか。
ここには魔王ホーリーホックが君臨する魔の地。
それ以来、海は荒れ、強風吹きすさぶ魔性の地となってしまっていた。

果たして守護神キングベルはかの地を再び穏やかな海に戻す事ができるのであろうか…

…えらく大層なプロローグやな。


まあ、そんなわけで筆者は冒険者に扮し、一路ひたちなかへと旅立つのであった。

さて、実は筆者、別の用事でひたちなかにほど近い大洗まで
旅した事があるのです。というわけで…

【FOOLはルーラの魔法を唱えた!】
【…しかし、かの地は魔力により閉ざされている!】

むぅ、流石は魔王城、近辺の村々にも魔力が…
しかたないので車でとことこと軽井沢、前橋と経由してひたすら東へ。
しかし、進んで行くと、妙に静かな場所にたどり着く。
まだ目的地ではない。まだまだ群馬県内で全体の半分程度の行程だ。
その地名を調べてみると…

太田市

ここが高校野球ファン(の一部)にとってかの有名な太田市であったか。
太田市は奇妙なほどに沈黙を守っていた。
まるで、夏を待っているかのように…

【太田市長は身を守っている】

しかし、この件については筆者は全く関係ないので気にせず
東へと進むのであった。


途中、渋滞が多々あったものの、なんとかひたちなかへ到着。

ひたちなか魔王城全景ココの魔王は風属性が強いようだ

【魔王城は様子を見ている】

風、強ッ!

まだ競技場にも入っていないというのにこの魔力!
なんと恐ろしい!!
更に筆者はその魔力の源を発見した!!

ひたちなか最大の恐怖「砂嵐」の発生源の図

【魔王城は力をためている】

この力が開放される時、この近辺は砂の嵐に包まれるのである。
今はまだ開放される時ではなさそうであるが…油断ならぬ敵よ。

しかし、この時筆者はまだ知らなかった。
この先まだ筆者の想像を凌駕する脅威が待ち構えている事に…

…なんでこうもネタ満載なのだ、ココは(汗)

【「いらっしゃいませ。ここはピーマンつかみ取り屋です」】

…は?

【FOOLは固まっている!】

な、なんなのだ一体…しかも張り紙には

*一人一回です
*片手でつかんでください
ピーマンを握りつぶさないで下さい

握りつぶすって…しかし何故ピーマン!?
こ、これはもしや、魔王の巧妙な罠かッ!!!

…とりあえず5個ゲットォォォ(汗)

…とかいいつつしっかり掴んでみた筆者であった…

【FOOLは既に誘惑に負けている】


…ま、まあ余興はこのぐらいにして、気合を入れて魔王城へと足を踏み入れ…
 

【魔王城はまったりしている】

……………をい。

晴れ渡る空、日差しはポカポカと温かく、風さえなければ過ごしやすい陽気。
更には…

ひたちなかまったり効果に小鳥もピッチに舞う

ピッチ上には小鳥が…
 

【魔王ホーリーホックは水戸の波動を撃った!】
【FOOLはまったりしてしまった!】

…は〜、まったり。


このまったりしている間、試合前での魔王城の罠が作動していく…

選手紹介でサブメンバーの紹介時には
「本日のスーパーサブ

【FOOLは腹筋に20のダメージをうけた】

水戸の選手紹介の前には
「VIENTOの皆さ〜ん、用意はいいかな〜?」

【FOOLは精神に74のダメージをうけた】

更には選手紹介の最後に背番号12の紹介
「スタンドで熱い声援を送る、みんなだ〜」
…と、まったく起伏の無い口調で、迫力も無いデパート屋上でよくある
戦隊ショーのやる気のない説明のおねぇさんのような
アナウンスが、魔王城に響き渡る…

【FOOLは精神に253のダメージを受けた】
【しかし、FOOLはまったりしている】

ああ、選手も入場して、もうじき試合開始なのに、
RPGなら一番盛りあがる所なのに…

まったり、ここに極まれり。

まだ小鳥が…

しかし、このまったりこそこの魔王ホーリーホックの恐怖なのだ。
ああッ、でも逆らえない〜
そ、それでもッ、チームさえしっかりしてくれていれば…ッッッ

はぁ〜ぁ、まったり(汗)

【勇者ベルマーレもまったりしてしまった!】

あああ…やっぱり…
まったりにはとことん弱いな、この勇者は。


そんなまったりとした中、試合開始。
試合は湘南が先制するという珍しい展開だったのだが…

【FOOLはまったりしている】
【勇者ベルマーレもまったりしている】

前半終了

【FOOLはまったりしている】
【勇者ベルマーレもまったりしている】

後半開始

【FOOLはやっぱりまったりしている】
【勇者ベルマーレもやっぱりまったりしている】

やや優勢に進めていたものの1分で2点決められて
あっというまに逆転される。

【魔王ホーリーホックの攻撃】
つうこんのいちげき
【FOOLは1024のダメージを受けた】
【FOOLはまったりしている】
【勇者ベルマーレもまったりしている】

で、試合終了。

【FOOLはしんでしまった
【勇者ベルマーレもしんでしまった


【「おお、FOOLよ死んでしまうとはなさけない」】

チームもなさけないです。

そんなこんなで負けてしまったため、かの地を穏やかな海に戻す事に失敗
依然としてひたちなかは暴風吹き荒れる地のままなのであった…
魔王ホーリーホックを倒し、かの地を回復したならば、
ルーラでひとっとびで帰るのであるが、
かの地自体が未だに魔力に包まれているままでは使える筈も無く、
また、現実世界はファンタジー世界よりもシビアなため、
帰りも行き同様、300キロを延々下道でエンヤコラと
車を西へと飛ばすハメになったのであるが、
筆者にはこの時点でそれだけの体力は…

復活したばっかだからHPは1だしな。

ああ、ここでチームが負けるのがいけないのだ…
まんまと相手のまったり感に巻き込まれよってからに…

【FOOLは自分の事を棚に上げている】

しかし、本当に帰るのが億劫だ…
…なんとかしてして帰る気にならんと…

………

そうだ、筆者はここんところ非常におつかれであった。
その疲れを癒すべく、温泉旅行に来ているのだ!!
そうか、そうなんだ〜、そうと決まれば温泉へレッツゴー!!

【FOOLはゲンジツトウヒの魔法を唱えた!】
【FOOLは冒険者から観光客に転職した!!】



 

ふ〜、生き返りますなぁ。やはり温泉は最高だ〜。
しかし、温泉のハシゴというのもなかなか…
すっかりほこほこになった筆者であった。ほわほわ〜

【FOOLはまったりしている。】

いや、それは温泉入る前からやがな。
 
 

 

余談だが、本当は群馬の山奥の温泉に行きたかったのだが、時間の都合で行けなかった事だけが残念だ。