F.マルクの3つの絵より
印象:異国への憧れ/月の光/ペガサスの夢見る子馬
――ハープのための小曲
マルクは動物の絵をたくさん描いていますが、
馬の絵も多いです。その視線は生き物への愛
情とひたむきなエネルギーへの憧れにみちて
みえます。馬と埴輪?のような置物とが描かれ
た、やや東洋的な異国情緒漂う絵。物思うよう
にそっとたたずむ、物語の中に住まうかの、無
垢の子馬。厩の明かり窓から射し込む、月の光
に照らし出された、眠る子馬の絵。。。
この3つの絵から、ペガサスになって異国へと
翔ぶ夢を見る、子馬のイマージュが生まれ、そ
の憧れと飛翔感をハープで表そうと思いました |
|