-「
私自身の主体的位相から語ること
」-
2001'4月5日 (木)
或るテーマをめぐる特定の現象的事象に対して、なにがしかの見解を表明する際、私は、そのテーマに対する、私自身の主体的で総合的な認識と判断の位相から語るべきだ。
たとえ、その位相を前提にした上で、特定の現象的事象について語ったとしても、他者は、そのように認識してはくれない。特定の現象的事象についての見解を以て、そのテーマ自身に対する私の立場だと断定してしまう。
私は、私自身の人間性や思想における、実体の全容から、語らなければいけない。
「八ヶ岳高原だより」