考察・執筆課題の検討――2004年3月以降の主題

  1. 平和と民主主義を守るために――「反戦平和」の闘い
    1. 第一次営為――保守反動による平和と民主主義の破壊の危機、その状況論と超克論
      1. 危機の存在――証明
        1. 3重の意味に於ける危機
          1. 戦争勢力の画策
          2. 平和の砦の崩壊
          3. 訴えに耳を傾けない状況
      2. 危機の阻止――提言
        1. 民主主義的方法による解決
          1. 国民的コンセンサスの形成
            1. 異論・反論との対話
    2. 第二次営為――もう一つの平和と民主主義の危機への対処による反戦平和の闘いの普遍化の実現
      1. 絶対平和主義思想・平和憲法と実態の<脅威>との関係考察
        1. <脅威>の存在――証明
          1. 北朝鮮の蛮行の数々
            1. 拉致事件
            2. テロ事件
            3. 軍事国家主義
            4. 軍事的な挑発行為と威嚇発言
            5. 国内的独裁体制
          2. 過去のドイツや日本のファシズムや軍国主義の実態
            1. あの無謀な戦争政策は、ドイツや日本だけに限られたものではない
              1. 第二次大戦後の世界の実態が、無謀な戦争の勃発の可能性を証している
        2. 日本の平和と民主主義が外敵によって破綻させられるのではとの不安の存在
        3. <脅威>に対して絶対平和主義思想・平和憲法で為し得る対処とその限界
          1. 相手国の信義に全てを委ねることの非現実性
          2. 武力攻撃を受けても、軍事的な対抗措置が禁じられている
            1. 日本に向けて発射されたミサイルを迎撃することなど
        4. 「平和憲法と心中するのか」「憲法守って、国と民滅びるになってもいいのか」との過激な言論のリアリティ
      2. 平和の哲学の構築
        1. 「私の平和主義論」
          1. 原点
            1. アウシュヴィッツや仏映画『禁じられた遊び』やヒロシマや南京大虐殺・植民地支配などの悲劇への魂の共感に存する
              1. 「殺されたくない」「殺したくない」
          2. 絶対平和主義思想とは異なる平和主義論
            1. 自衛権の存在とそれを遵守するための自衛隊の存在とその行使に当たって武力行使を容認
              1. 但し、具体的には、ミサイルの迎撃・侵略軍の撃退に限定
          3. 絶対平和主義思想・平和憲法に即した政治の具現化
            1. 平時に於いては、平和憲法の精神・理念を積極的に生かした政治を遂行する
              1. ここで言う平和憲法の精神・理念とは?
                1. 徹底的に戦争回避を志向する
                2. 日本が加害者となる戦争の絶対禁止
              2. 具体的な政策の一例
                1. 過去の侵略戦争への心からの反省と償いを成就する
                2. 国際貢献費として、防衛費と同額の予算を毎年計上する
            2. 軋轢が発生した場合、戦争回避・平和解決に向けて最大限の努力を傾ける
              1. 日本自身の努力
                1. 挑発や威嚇などの言動や行為を抑制
                2. 粘り強い外交・政治努力
                3. 積極的な民間交流の推進
              2. 第三国の調停
              3. 国連の調停
            3. 万が一の紛争勃発に関わる禁止事項
              1. 攻撃の恐れを理由に、日本が先制攻撃を遂行することの絶対禁止
              2. 即時であれ後日であれ、敵国内への報復攻撃は自衛・正当防衛とは認めない
              3. 集団自衛権および多国籍軍への参加なども自衛・正当防衛とは認めない
              4. さらに、核武装も、自衛・正当防衛に抵触するものとして認めない
            4. 早期の和平解決の志向
              1. 万が一、武力衝突があった場合にも、全面戦争の展開を絶対禁止し、できるだけ速やかな和平解決を求める
            5. 紛争解決後
              1. 報復攻撃や先制攻撃や核など軍事行動の拡大化を計る軍事大国の道を選ばず、平和国家としての歩みを継続する
        2. 「私の平和主義論」が、戦争の哲学ではなく、平和の哲学であることの証明
          1. 防衛論の位相ではなく、反戦平和の位相で、「私の平和主義論」を展開する
            1. 平和憲法批判の位相から護憲的改憲論・理想主義的現実主義の位相へ、さらに現実容認批判の位相へ
    3. 第三次営為――「反戦平和」の闘いの発展 
      1. 戦争勢力の本質の解明――現状容認派批判・状況批判(異論・反論との対話を含みつつ)
        1. 攻撃的且つ好戦的な軍事国家への道、参戦への道を歩みつつあることの証明
          1. 各種最近の政治・政策批判
            1. イラクへの自衛隊派遣・有事法制・盗聴法・日米ガイドラインなど
          2. 小泉首相ら、戦争勢力の人物のイデオロギー批判
            1. 最近の具体的な発言・行動など
              1. 相手国領土内への報復攻撃の是認発言
              2. 先制攻撃是認発言
              3. 核武装是認発言
              4. 小泉首相の靖国神社参拝
              5. その他諸々
      2. 異論・反論との対話の実践――大衆の観念・感情の位相で
        1. 戦争勢力の本質の解明――現状容認派批判・状況批判
          1. 攻撃的且つ好戦的な軍事国家への道、参戦への道を歩みつつあることの証明
            1. 各種最近の政治・政策批判
              1. イラクへの自衛隊派遣・有事法制・盗聴法・日米ガイドラインなど
            2. 小泉首相ら、戦争勢力の人物のイデオロギー批判
              1. 最近の具体的な発言・行動など
                1. 相手国領土内への報復攻撃の是認発言
                2. 先制攻撃是認発言
                3. 核武装是認発言
                4. 小泉首相の靖国神社参拝
                5. その他諸々
        2. 現状容認派との対話
          1. 現状容認派の認識と主張
            1. 絶対平和主義・平和憲法に関わる容認論
              1. 平和憲法では、攻撃を受けた場合に無力
                1. 改憲の必要性あり
                  1. 戦力の保持と武力行使の容認
                    1. 日本の主権と独立を守り得る軍事力と戦時体制の強化が必要
            2. 現実の政治に関わる容認論
              1. 観念的位相
                1. 正義を貫くべき
                2. 義務を履行すべき(一国平和主義は卑怯)
                3. 国益を優先すべき
                4. 国の危機を救おうとしないのは非国民
              2. 政治的位相
                1. 国際貢献の必要性
                2. 同盟国アメリカとの関係重視
                3. 国益の最優先
        3. 杞憂論との対話





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