今後の執筆課題2004年9月11日現在


  1. 危機の警告と証明
    1. 既存のテーマ(反動の実態と平和の砦の崩壊)に於ける論証は、原則として必要ない
      1. 異論・反論との対話というテーゼに基づく論証は今も必要
  2. 危機との闘い
    1. 二つの位相に於ける闘いの営み
      1. 平和の砦の新構築
        1. 異論・反論との対話による国民的コンセンサスの形成を志向
      2. 反動体制との闘い
        1. 反動思想の解明と批判
        2. 反動政策の解明と批判
    2. 具体的な反戦平和の闘いの営み
      1. 反戦平和の論理と言語の構築――私の平和主義論
        1. 平和の危機――防衛の位相から
          1. 正当防衛による武力行使の容認
            1. 自衛隊の存在容認
            2. 自衛隊の戦闘行動の容認
          2. 専守防衛による武力行使に限定
            1. 敵の我が国の領空・領海・領土内に於ける武力行為に応戦することの容認
              1. 飛んできたミサイルを撃ち落とすこと
              2. 侵犯してきた敵軍を撃退すること
            2. 反撃行為の禁止
              1. 敵国の領空・領海・領土へ踏み込んでの武力行使(戦闘行為)の禁止
            3. 報復攻撃の禁止
              1. 敵国からの先制攻撃の後、日を隔てての敵国への攻撃は禁止
            4. 先制攻撃の禁止
              1. 侵略の危機を大義名分とした防衛の名による先制攻撃の禁止
          3. 集団的防衛権の行使の禁止
            1. 多国籍軍への参加を禁止する
              1. 兵士の輸送・燃料の補給なども禁止
          4. 国連軍への参加も禁止する
            1. 日本の過去の歴史の罪過に鑑み、全ての戦闘行為への参加を行わない
              1. 過去のナチスや大日本帝国などの明瞭な侵略行為に対する国連による武力行使への参加は
                思想上は容認されるも、日本の特殊性に鑑み、参加を控える
            2. 国際貢献は、非軍事的位相に於いて積極的に実践する
          5. 核武装をはじめとした攻撃的戦力の保持の禁止
        2. 平和の危機――政治・文化等の位相から
          1. 平和の魂の原点を「殺されたくない・殺したくない」に置く
            1. 個人的な原点
              1. アウシュヴィッツ
              2. ヒロシマ・ナガサキ
              3. 沖縄
              4. フランス映画「禁じられた遊び」など
          2. 平時に於ける「平和憲法」の理念の積極的実施を遂行する
            1. 積極的な平和外交を推進する
            2. 国際紛争に於ける和平の調停役を担当する
            3. 戦後復興への協力を多方面に於いて行う
          3. 紛争当事国の立場に於ける平和外交の推進する
            1. 最後の最後まで戦争回避の努力を徹底する
            2. 紛争勃発後も常に和平の道を探る
      2. <状況>との闘い――現実政治に於ける戦争と民主主義の危機に対して
        1. 思想的位相
          1. 私の<平和主義論>の論理と言語をテーゼとする
            1. 戦後護憲平和主義<絶対平和主義>とは異なる立場からの反戦平和の営み
        2. 政治的位相
          1. 自公連立政権による戦争政策への批判
            1. <防衛>を含みつつも、それを「逸脱」した戦争政策の遂行に対する論証と批判
              1. 己自身の思考次元での論理と言語の展開
              2. 「異論・反論との対話」のテーゼに即した考えと言葉の展開
          2. 民主党に於ける「現実主義」に対する批判
            1. 日本が加害者となる危険性への危機感が希薄
              1. 小泉政治の<防衛>の名による<加害者>としての戦争突入の危険に対する批判の欠如
              2. 過去の歴史の<超克>に於ける取り組みの欠如
            2. <防衛>容認が<戦争>容認と同等の意になっている側面がある
              1. 論理はともかく、現実には戦争回避を徹底させるべきが、「行け行けどんどん」になっている感がある

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