エアロブラスターズ

発売:金子製作所

「アイキャッチ。」

結構良質の横シューティングですね。移植度も悪くない。アーケード版では「エア・バスター」という名前でしたね。しかし、玩具の分野でこの名前が使われていたためにこの名前になったという話。家庭用シューティングではよく「押しっぱなしで連射」の機能があるが、このゲームでそのままこれをやると「バスターフラッシュ」が発動してしまうので、別のボタンでパワーを溜めない連射ができるようになっている。ちょっとしたことだがありがたい心配りといえるだろう。
自機や、一部の敵機に弾が当たったとき、その場で爆発するのではなく、火を噴きながら墜落していくなんていう芸の細かさや、4・5面の宇宙では動きに慣性がつくなんていうアイデアもいい。
このゲームを語るにあたって避けて通れないのがステージ間の「アイキャッチ」(別名、ロード時間)。「何としてでも4メガに収めろ」という至上命令のもとに強烈な圧縮がかけられているという噂。
アーケード版とほとんど同じ感覚で遊べるこのゲームだが、残念な事が一つだけ。バスターフラッシュの効果音。ボスの爆発音とかもなんだけど、アーケード版で聞けたアニメのような効果音ではなくなっているのだ。これだけが残念。


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