コミックス・ゾーン

販売:セガ

「15,000円買い取りってなぁ…」

システム的にはよくある、海外テイストの横スクロールアクションではある。しかし、戦いのフィールドがマンガのコマの中なのである。いつもながらアメリカの発想には驚かされる。たとえば、1コマ目に敵が出てくる。それを撃退するとマンガ家の手が敵を書き足す(笑)(いい忘れていたが主人公もマンガ家である。)さらにそれを撃退すると隣のコマに移動できる…といった感じ。敵を蹴り飛ばすとワク線を突き破ってとなりのコマにいったりとか。難易度はかなり高いが、ほんのちょっとだけ頭を使うとダメージを受けずにすんだりといった要素もある。
絵柄はもちろんアメコミ調。日本語版「コミックス・ゾーン」は、オプションで日英の言語が選べるが(もちろん、セリフはフキダシで出てくる。)このアメコミ調の絵柄に日本語は似合わないような気がする。
さて、「コミックス・ゾーン」といえば「ジ・ウーズ」と並び、ゲームの内容云々よりも、「レアで高い」というイメージが強い。メガドライブ最晩年にリリースされたこのソフト、リリース数は3,000とも2,000とも言われ(800という説すらもある)、中古市場でほとんど見る事はできない。秋葉原のあのクソ高い値をつけるあそこでは(そうです。あの店です。ご存知ですね)、20,000~30,000円という馬鹿らしい値段で取り引きされている(そのバカ高い値段をつける店で、たまたまこれを売りに出そうとしている人を見かけました。横目で見て『あ、もったいない…』とかおもいつつ通り過ぎるところで、そこの店員が二人、『あんな値段で買うやつはバカだよな』『いらねー』とか話しているのを聞いたのはさすがに腹が立ちました。そういう相場にしたのは誰なんだよ)が、日本語が出ない事に目をつぶれば、海外版がお得である。同じく秋葉原にある海外ソフトの先駆者である某店ではほぼ定価といえる適正な価格で海外版の入手ができる。しかも、この海外版にはCDシングルのおまけまでついているのである。プレミア目当てでなく、ただ純粋にコミックス・ゾーンをプレイしたい、という人はこちらの方がはるかにいいだろう。(でも、まだあるのかなぁ…)
後日談:付いているのはシングルではなく、フルサイズのCDだそうです。「しかも内容は関係なくてガッカリ」なんだそうです:)(情報提供:Rickaさん。ありがとうございました。)

<Cheats>

・スタッフ・クレジット
オプション画面でA+B+C+START。

・隠し武器
Aボタンをしばらく押していると背景画をひきちぎって紙飛行機を作る(笑)。この飛行機は強力だが、作るのに体力が必要。自分に当たってもダメージになるので注意。

・レベルセレクト
サウンドテスト画面で、14、15、18、5、13、1、3、18、15、6の順でCボタンを押していく。ボイスが聞こえればOK。その後、行きたいステージと同じ番号でCボタン。

・無敵
サウンドテスト画面で、3、12、17、2、2、10、2、7、7、11の順にカーソルをあわせ、Cボタンを押していく。

すべて日本語版では未確認。誰か調べてください:)



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