リプレイを見るか。これに尽きる(笑)。
これ以前にもポリゴンを使ったゲームはあったが(ウイニング・ランとか)、「ポリゴンを使った画面はアングルを変えて見られる」ということに気が付き、実に効果的に取り入れることができた例といえるのではないだろうか。(ウイニング・ランもエンディングでそういうことしてるけど、あれはリプレイじゃないし)
初めて新宿キャロットで見たアーケード版はかなり衝撃的だったなぁ。今までのゲームでは考えもしなかったスタント・コース、今までのチャンピオンとの対戦、安全のための速度制限、クラッチを使用しないと動かないH型4速ミッション、スタント・コースだってのに平気な顔して走ってくる対向車(特にトラック)。
海外製のゲームであったため、さらに新宿キャロットでのキャッチコピー「このゲームは日本でこれ1台だけ」ということもあって日本に出回るのか、いずれは家庭用にリリースされるのか、という不安があったのだが、とりあえずそれはご存知の通り。メガドライブ版では必要最小限のローカライズしかされていないが(通行帯とマイル→キロメートル)、あの怪しい日本語も入れといてほしかったなぁ。「コインをいれよ 0 クレジット」「コースアウト
なし スタントコース のみ もし あなたがかてば しょうらいの ちょうせんしゃが
あなたに ちょうせんする」みたいな(有名な「INSERT A COIN」の直訳「コインいっこいれる」はこれではなく「S.T.U.N.RUNNER」。)
しかし、メガドライブでは続編「Race Drivin’」がリリースされなかったのは残念(ジェネシス版はある)。ちなみに海外でスーファミ用として出ている「Race Drivin’」はかなりインチキ。逆走ができないのだ。たしかリプレイもでなかったような気がする。ポリゴンっぽく見せたスプライト描画ということか?やはりあのマシンでポリゴンは無理か。
ちなみに名誉のためにいっておくとスーファミ版はテンゲン開発じゃありません。
<Cheats>
トレーニングモードでも車を出す
一度スタンダードモードでゲームをスタートさせて終わってからトレーニングモードに変更してスタートさせると、対向車などが出るようになる。
チャンピオンシップモードでスピードコース
チャンピオンシップモードでは、スピードコースの入り口に柵が張ってあるが、実は当たり判定が無いのでスピードコースへ入れる。