ナイジェルマンセル・インディカー

販売:アクレイムジャパン


「インディに残っててほしかったなぁ」

92年F-1ワールドチャンピオン、93年PPGカート・ワールドシリーズルーキーオブザイヤー、94年同シリーズチャンピオンに輝いたナイジェル・マンセルの名前を冠したレーシングゲーム。アイルトン・セナの陰に隠れて地味だがこれがなかなか。もちろんコースはF-1しか見てない人にはなじみの無いサーファーズ・パラダイスやナザレスといったコース。コースにアップダウンやバンクがないので、ラグナ・セカ名物の下りS字などを見ることはできないのだが。

CARTシリーズのメインといえば(当時は)インディ500といきたいところなのだが、このゲームには入っていない。おそらくCARTシリーズとは別の権利が存在すると思われる(インディカーレーシングなんかにも入ってないし)。

ふと、以前横浜ジョイポリスで8人対戦・インストラクターの実況付きのデイトナUSAの筐体を前に「初級なんてやってられるかよ」みたいな発言をしている奴を思い出したが、それは勘違いも甚だしいってもんだろう。オーバルコースというのは初心者も上級者もうまく走れてなおかつタイムアタックも奥が深いというコースなんじゃないだろうか。もしかしたら「おれは中級とかも走れるんだよ」みたいなアピールだったのかもしれないが(^^;。ゲームセンターじゃなくてアミューズメントテーマパークなんだから必ずしもやり込んでる奴ばっかりじゃないんだから、そういう人のことも考えてやれっての。

横道にそれてしまったが、オーバルコース。このゲームにおいてもピットインの回数やタイミングなどの戦略が重要になるだろう。ただ速く走ればいいなんていうゲームとはそれなりに一線を画している。


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