香港での携帯電話の規格は、いわゆるGSM(Grobal Standard for Mobilecommunication)という規格。っていうか、この規格じゃないのが日本と日本を手本にした韓国ぐらいのもんで。要はGSM規格の端末を持っていればその国での契約データの入ったSIMカードを端末に入れればその国で通話ができるわけです。NTTのFoMA端末を持っているヒトなら、このカード形式はなじみがあると思います。あるいはVodafoneのVodafone Groval Standard端末もこの形式です。この形式の端末を持っていけばいいのかもしれませんが、如何せんラインナップも機能も中途半端。日本語のメールが受けられないとか、カメラ機能で撮った写真がメール添付できないとか。日本と海外同時に使おうというのはもう少し待ったほうがいいかも知れませんねぇ。日本もGSM規格に対応してくれればいいのに。
結論としては、Vodafoneユーザーの私としましては、VGSに乗り換えるのはもう少し待ち、ということで、向こうで安いGSM端末とプリペイドSIMカードっていうのが一番いいんじゃないかっていう感じです。前回行ったときはAUのあれだったんだけど、なんか面白くなくてキャリア変更しちゃいました。あれはあれでよかったかも知れないけど。FoMAもGSM対応を始めるらしいし。
日本の端末はどいつもこいつも二つ折りで面白くもなんともないですが、GSMはいろいろ面白そうな端末があります。ここなんかが詳しいですが、Motorola V70あたりはマックユーザーでもないのにMotorola好きの自分としてはたまんないですね。機能としてはどうってことないんですが、
デザインとかいろいろ。なんてことを思いつつ、向こうで売ってないだろうかなんて考えていたら、GSM端末って言うのは基本的にキャリア縛りがない(SIMカードを入れ替えればどうにでもなる)から日本みたいに何ヶ月かキャリア縛りをする代わりに端末はタダでくれてやる、という考え方をしないんですね。要するに、高いんですわ。端末。特に人気機種は。前述のV70なんかは5万円じゃきかない。日本で使えりゃまだ話は違うんですが…。結局安い端末、中古の端末(そんなわけで中古市場って言うのも成立するわけですな)いろいろみてみましたが結局これはというものを見つけられず。免税店のGSM無料レンタルサービスを使うことにしました(要クレジットカード。保証金1000HK$、プリペイドSIMの購入が条件)。そうしたら充電器の機種が間違ってやがって、バッテリー切れで難儀しましたわ。次に来るのはNokiaのN-GAGEとみたね(笑)
2004追記:麻雀格闘倶楽部は製品がリリースされていて日本とリンクしてます。プレイ料金はHK$3で1クレジット、2クレジットで1プレイ。カードはHK$12。頭文字Dが8台置いてある店があったりして人気。このとき現在の最新はアウトラン2か。そして、ついにお得意のn in 1モノがアーケードマシンにも(笑)。なーんか、こんな感じの画面だったなぁ(笑)。
ゲームのほうは信和中心だと、例のコピー品ばっかりなのですぐそばの好景商場へ。まぁこっちもコピー品ばっかりなんですが、入り口付近は普通のショップです。たまたま旧正月近辺だったので、Xboxの正月記念限定セットが売っていました。Xboxロゴ入りの赤い袋の中にXboxロゴ入りのウエストポーチ、OTOGIのロゴ入りマグカップ、カレンダー、限定色コントローラー、PGR2、ソウルキャリバー2、クリムゾンスカイ、零、魔牙霊、タオフェンの中から1本、『Xbox霹靂無敵神算機』とか言うもの、最後にお年玉袋まで入って388HK$。今改めてみると結構お買い得な感じだな。買っとけばよかった。お年玉袋はいろんなところで配っている模様。銀行のロゴが入ったものを見かけたし、自分自身もマクドナルドでもらいました(笑)。香港では金額は少ないものの、先輩が後輩へとか上司が部下へ、みたいにやり取りが非常に多いそうです。
相変わらずコピー屋も健在です。前回行ったときはプレイステーション2は発売直後で日本でも手に入れにくい状態で、日本価格の倍で本体を買っても平気なごく一握りのお金持ちが純正品を買っていたような感じで、MODチップとかそういうのも存在しなかったんですが、3年もたてばそりゃもう(笑)。香港人民のかたがたも、お金持ちの人はトイザラスでどんどん純正品買って、そうでない人は、好景商場とか信和中心で親子連れでのコピーものの品定め…。 前回(2000年)の頃はコピー屋も堂々としたもんで、普通に30HK$とコピーソフトをその場でやり取りしてましたが、いまはモノをその場に置かなくなっていますね。飾ってあるのは見本で、3~4桁の番号が書いてある。それをメモって係りの人に渡すと、おもむろにGSM携帯電話からメールをどこかに送信する。そのソフト番号の羅列のようだ。『Come back again 20 minutes later』とか言われるので20分くらいどこかで時間をつぶして戻ってくるとそのソフトがそこにある、という寸法。まぁもちろん、コレを買ってきたところで普通の機械じゃ動かないしねぇ。でも、ひとつだけ興味を引かれるものがあったので…。
▲Playstation2版?
Dead or alive extreme beach volleyball…のplaystation2版?まぁ『電影版』って書いてあるから予想はつくだろうけど、単なるプレイ中の画面とかを延々とDVDに収めてあるだけでした。
オープニング、スタートデモ、プレイ画面、カジノ画面、静止画像集、CM。
ゲーム中の画面は思いっきり所持金999,999,999になってるし、静止画像はignのロゴが入ってる(笑)。 広東語では『DOA美少女沙灘排球』って言うらしいですよ(笑)
しかし、このジャケ、むちゃくちゃだねぇ。後ろ半分の画面写真はビーチスパイカーズだし、その下には"MATURE","BLOOD AND GORE","VIOLENCE"とか書いてあるし(笑)
香港滞在最後の夜、ちょっとした買い物をするのに香港ドルが不足気味。重慶マンションまで行くのも面倒なのでレートが悪いのを承知でホテルのフロントでやってもらおうかと思って、たまたま持っていた弐千円札を出したらば、 『Our accounting bank has not accepted two thousand yen bill.Because two thousand yen is special.』 (私たちが取引してる銀行は2000円札受け付けてくれない。特殊だから。)
って言われたorz