PAPERBOY

販売:TENGEN/オリジナル:ATARI


「考えてみたら、ペーパーボーイは嫌な奴だ。」

知る人ぞ知る、という感じなのだろうか、このゲームは。
主人公は新聞配達をする。契約している家の玄関先に新聞を放り込む。ポストにうまく放り込めば点が高い。間違って通り過ぎたり、ガラスを割ってしまったりすると次の日から契約をキャンセルされる。

だが、心配することはない。契約していない家には新聞を放り込んでガラスを割ったりして嫌がらせをしてやると点が入るし(笑)、パーフェクトな配達をすれば新たな契約が取れ、点数は倍になる。

アーケード版はアップライト筐体で(って向こうにはテーブル筐体なんてないんだが)コントロールパネルには自転車のハンドルが付いていた。ルート選択の画面の「TURN HANDLEBAR TO CHOOSE ROUTE」というあたりになごりがある。

移植度はテンゲンらしくかなり高い。ただしボイスはいくつか削減されているらしい。しかし、新聞配達がボーナスステージを通り抜けて拍手で迎えられるっていうのはいったいなんなんだか。


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