SONIC THE HEDGEHOG

販売:SEGA


「1ヶ月早い」

なんで「ソニック」がこっちにあるのか。日本発売より1ヶ月早くジェネシス版が出ていたものが秋葉原にあり、それを入手できたのである。何でこんなことをするんだろう。アメリカで開発していて、アメリカ市場の方が重要なのはわかるけど(笑)。1ヶ月遅らせる必要ってどこかにあるのかなぁ。確か発売日は夏~秋だったからクリスマスや正月とも関係ないし。どこか違うのかというと日本版にはジェネシス版にはない水中面のラスタスクロールがあったりするけど、それはついでに過ぎないだろうし。

「2」に至っては「全世界同時発売」なんて謳ってたけど、そんなのウリになるかっての。

さらに「3」では「ジェネシス版は16メガ、日本版は24メガ」と謳っていた。そんなに「アメリカが先」というのが重要なんだろうか?

セガオブアメリカのウェブサイトでは、96年4月頃にバーチャロンがパッケージ写真と共に「available on this summer」とあったし(ほんとに夏に出たのかどうかは未確認。)、セガラリーは日本で開発しておきながらこれまたアメリカが一月先。海外版買ったはいいものの、アダプターが必要になるからパワーメモリーが使えなくて結局日本版も買う羽目に(^^;。

で、ソニック。横アクションにしてはかなり良質な部類に入るだろう。特にグリーンヒルゾーンはいくつも通るルートがあり、飽きさせない。有名なボーナスステージも特にハードの助けを借りずにあれだけやっている。全部丸いパーツにしちゃえば回転機能とか言わなくても済みそうだが(^^;

敵に当たってしまっても一つ以上リングを持っていればOKというのも初心者向けでいい。いわゆる「難易度曲線」というやつもいい具合なのではないだろうか。

あとは、某マリオみたいに先にワープできるとかがあればちょっとだけやりたい時なんかにいいだろうなというのと、カオスエメラルドを全部集めてもそんなにエンディングが変わらないのが今一つ。

キャラクターもセガの代表といえるまでになってきましたね(サターンでは今一つ出してもらえないみたいだけど)。ジェネシスのキャラクターは「生意気」とか「かっこいい」、日本では「かーいい」という感じですが、ゲーム中でもこれらの要素が詰まってますね。通常の状態では「かっこいい」の方ですが、水中ステージで息継ぎをするところ、滝に流されるところなんかは「かわいい」の方ですね。このキャラクターを一言で言うなら「Cool」って奴なんでしょうねぇ(ところで、最近のセガのCMだけど、自分で「Cool」っていうのってすごくかっこ悪いと思うんだけどなぁ。)


<Cheats>

・50,000点

30秒未満でステージをクリアすると50,000点ボーナス。

・デモが狂う

ボタンを3つ押しっぱなしにしておくとデモが通常と変わる。

・ステージセレクト

タイトルでAを押しながら上・下・左・右・START

・コントロールモード

タイトルで上・C・下・C・左・C・右と入力し、リングをとった音が出ればOK。ゲームをスタートさせてポーズをかけてAでリスタート、Bでスロー、Cでコマ送り。


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