販売:タイトー
もとはタイトーのアーケードゲーム。名前は結構知られてはいるものの、国内出荷台数は僅かに303台。おかげで今ほとんどゲームセンターで見ることは出来ない。もし残っているところがあるとすれば、それはおそらく「わかっている」ということだろう。
開発者はファミ通か何かで移植の可能性はと聞かれ「スーパーファミコンを超えるマシンでないと」と答えていた。それをMEGA-CDに出してきたタイトーもまた「わかっている」ということか(^^;
画面はドットを粗くして処理スピードの軽減を図っている。そのため、静止画では決して見栄えがいいとはいえない。もちろん、プレイしないで批評する奴、見た目重視のレビュアー、京都のファンダメンタリストあたりはけなしまくっていた。
しかし、このゲームは元々スピード感が命。一瞬にして飛び去ってしまう敵機などはゲーム中だと多少ドットが荒くてもまったく気にならない。見た目よりもスピード感・プレイ感覚を優先してくれたのはゲームの本質を重視しているということで非常に好感が持てる。もしスーファミに出てたらスピード感の落ちるきれいな見た目のゲームになってたかもしれない。スーファミユーザーってそっちの方を要求しそう。新世代機が出た今、プレイステーション版とサターン版のナイトストライカーが存在するが、一番プレイ感覚がオリジナルに近いのはMEGA-CD版だ。見た目を重視したい人はサターン版やプレイステーション版をどうぞ。
オリジナルの筐体は密閉度が高く、やや奥に画面があるというような印象を受ける。この適度な暗さというのが何とも心地よかったのだが、普通のテレビではそういうわけにはいかない。さぁ、どうする。
部屋を暗くする?それもいいだろう。だが、まだ物足りない。この密閉感を実現するアイテムがある。そう、グラストロンだ(笑)。
・ワイプアウト/パシフィスト
画面上の敵をすべて破壊するとワイプアウトボーナス。まったく弾を撃たず、敵を破壊せずに(ボスもタイムアウトを待つ)クリアするとパシフィストボーナス。パシフィストもワイプアウトもノーダメージでいる事が前提。ワイプアウトボーナスは一定だが、パシフィストは連続して達成するとボーナスは跳ね上がる。ワイプアウトは不可能なステージもある。
・暇なときは地面へ
空中にいるときよりも、地表を走っているときの方が、加算される点数が高い。
(空中=10Pts./地上=110Pts。)
・トワイライトミラージュ(っていうんだったよな、たしか)
ステージSまでノーコンティニューで進み、3体のボスのうち、色の違うボスを最後に倒す。