サプリメントについて Part 1

ジャンプ力などの身体能力はとても優れているのに、心も体も繊細で病気がちだったお兄ちゃんには、これまでたくさんのサプリメントを与えてきました。人から薦められたり、本やネットで発見した 「効くかもしれない」 というものは、とにかく片っ端から試しました。ここでは主にお兄ちゃんがこれまでに飲んだことのあるサプリメントを1つずつご紹介しています。

ただ、ここで一つ注意していただきたい事があります。今、お兄ちゃんは何もサプリメントを飲んでいません。強いて言えばごくたまに 「活」 をあげてはいますが、それだけです。でも、体調は絶好調です。つまり、「サプリメントをあげていれば健康でいられる、あるいは病気にならない」 という思い込みはやめたほうが良いのではないかということです。

もちろん、私自身はいくつかサプリメントを飲んでいますから、サプリメントの効果をすべて否定するわけではありませんし、飲むだけの価値があると思えばどんどん試して良いと思います。ただ、むやみやたらに片っ端から手を出したり、実際に効果 (もしかすると副作用) があるかないかを良く調べないままあげてみたり、値段が高いからきっと効果があるだろうと半ば宗教のように信じて与えたりするのは、あまり意味の無いことだと考えるようになりました。

自分にも経験があるので、我が子が病気の時は藁にもすがりたい気持ちになるのは十分にわかりますが、サプリメントはどこまでいってもサプリメントであって、ワクチンや薬を代用するものではありませんでした。これは、お兄ちゃんと共に試行錯誤を繰り返して歩んできたこの9年間で、私が得た結論みたいなものです。賛否両論あるとは思いますが、一応ご参考までにここに記しておきます。

プロバイオテクス:
これは体に良い働きをする細菌のことで、例えばお腹の調子を整える腸内細菌 (ラクトバチルス菌) などを何種類か混ぜて乾燥させて粉末にしたものです。ワンアースのドライフードに入っていたことからその存在を知りました。数年前、お兄ちゃんは便秘がち、小次郎と七奈は軟便傾向があって、なかなかお腹の調子が安定しなかったので、このプロバイオテクスが入っているワンアースをあげてお腹の調子をみていました。でも、あまりお腹の調子に変化はなく、おまけにワンアースのドライフードから2回ほど異物が出てきた事があったため、ワンアースはやめてしまいました。

その後、お兄ちゃんの缶詰を買っているディーンズでこのプロバイオテクスを扱っていることがわかったので、そちらを購入しました。見た目はうすいベージュ色の粗引き風粉末で、ニンニクの粉末も入っているので、実は結構ニンニク臭かったりします(^^ゞでも、お兄ちゃんたちは誰も気にしないので、今は小次郎&七奈用のフードを調合して袋から小さな容器に移すときに、上から小匙で山盛り一杯ふりかけて、容器ごとシェイクシェイクしています。(つまりドライフードは粉だらけ(^^ゞ) このサプリをあげると、普段軟便傾向にある小次郎と七奈のお腹の調子が良くなります。今の方法だととても簡単にあげられるので、このままずっと続けていこうと思います。(ちなみに、お兄ちゃんは最近お腹の調子が良いので、あげていません。)

フラワーエッセンス:
一時期はまっていたのがバッチ博士の考案したフラワーエッセンス、通称バッチレメディと呼ばれているものです。これは植物の波動を凝縮してボトルにつめたもので、体の調子が悪くなるのは精神的なバランスが崩れているからであり、精神を健全な状態にして全身の調子も良くしようというバッチ博士の考え方に基づいて何年もの研究の末に開発されたものです。水に数滴たらして飲むだけなので手軽に自分で状態を改善でき、薬ではないので副作用や依存性もまったくなく、子供や動物、植物などにも効果があると言われています。レメディはそれぞれの症状にあわせて38種類あり、その中から自分で該当しそうなレメディをチョイスします。38種類もあると最初はどれがどの症状に合うのか混乱してしまいますが、慣れればきっと本などを見なくても適切なレメディが選べるようになるのでしょう。

我が家でこのレメディを使い始めたのは、お兄ちゃんがストレスから異常な行動に走ってしまったためでした。だだでさえ不安定でマーキングが続いていたのに、ある時弟一家が帰省してきて家の中の環境がすっかり変わってしまったことが引き金になって繊細なお兄ちゃんは完全にキレてしまいました。家の中のいたるところでマーキングを繰り返し、かと思えばアオアオと普段とはまったく違う声で叫びながら家の中を徘徊してまわりました。おかげで、猫たちだけでなく人間にまでストレスがたまり、家族全体が崩壊しそうな状況でした。そんな時にこのレメディの事を教えてもらったのです。

わらにもすがる思いで、すぐにお試しとしてとあるwebサイトのお店で5種類のレメディをミックスしたトリートメントボトルを作ってもらいました。同時に購入したレスキューレメディのクリームと併用すること1ヶ月、最初はまるで効果が無いと思われましたが、どうやら与える量が少なすぎたようで、途中からレメディの量を増やし、クリームも何となく落ち着かなくなってきたと思うときにすぐ塗るようにしたら、お兄ちゃんの異常行動はほとんど見られなくなり、マーキングも一気に減少しました。ただ、調子が良くなって来たみたいだしトリートメントボトルも終わったからとレメディを中止したところ、またマーキングが再発してしまったので、これは当分の間続けていくほうが良いのかもしれないと思いました。

その後イギリスから何種類かのレメディをネット通販で入手してレメディの種類も増えたのでその時々の状況を考えていろいろあげてみましたが、飲み水やご飯に入れるだけでは摂取量が足りないので、霧吹きに何種類かのレメディをいれて部屋の中のあちこちにまきました。ちょっと家の中がブランデーくさくなりますが (イギリスから輸入されるレメディはブランデーで保存されているため) お兄ちゃんの心が落ち着いてくれるなら (というか、本音はお兄ちゃんがマーキングしなくなるならといったところでしょうか) と思い、バンバンふりかけていました。ついでに、裏の小屋に入れた当時をやじ君にも新しい環境になれてもらうため、レメディをあげていました。あげ始めた当初は効果が見られず無駄なのかと思いましたが、使い続けているうちに欲求不満の時に嫌がらせとしてする床へのマーキングがほとんどなくなりました。

その後、お兄ちゃんのマーキングがほとんどなくなった事、レメディの調合が面倒なこと、それに飲み水に入れている 「活」 とは一緒にできないことから、ほとんど出番がなくなってしまいましたが、レスキュークリームだけは今でも大活躍しています。例えば、外に知らない猫が来てお兄ちゃんが興奮している時に塗ると、ぴたっと静かになってグーグー眠ってしまいます。それから、私が小次郎にちょっかいを出して小次郎を怒らせると、威嚇のシャーが喘息のゼーゼーに発展してしまうことがしばしばあるのですが、そんな時に鼻の頭にクリームを塗ってペロペロさせると、途端にゼーゼーが止まります。この効果にはかなりびっくりします。レスキュークリームはお手軽だし、長持ちするので我が家では必需品になっています。(私も会社に一つ持ち込んで、会議の後イライラした時にぬりぬりして精神的な傷を癒しています(^_^;))

キトサン:
数あるサプリメントの中で一番長く続けていたのがこのキトサンでした。これは以前勤めていた会社の元上司で犬友でもあるYさんから教えていただきました。当時 (6年くらい前だったかな?) Yさんは愛犬のゴールデンが原因不明のひどい皮膚病にかかってしまい、痒くて皮膚をかきむしるため毛が抜け落ちてとても気の毒な状態になっていました。ゴールデンなので投薬の量も半端ではなく、1回に支払う薬代が数万円にもなったと聞いています。

そんな時に何か症状を改善できるものは無いかと探して見つけたのがこのキトサンでした。キトサンに関する本も購入され、キトサンがガンや高血圧をはじめとするいろいろな病気に効果があることや、飲み続けても副作用が無いこと、動物が飲んでも大丈夫なことなどを調べた上で、良さそうだと判断されたようでした。ちょうどこの頃我が家のお兄ちゃんも胸にできた腫瘍が肥満細胞腫であると診断され、私は会社でもふさぎこんでいるような毎日でした。そんな私の姿を見てどうしたのかと心配してくれたので事情を説明すると、それなら一緒にキトサンを試してみようということになりました。私も本をお借りして読んでみましたがとても良さそうでしたし、本に載っていた販売元に電話をかけて猫が飲んでも大丈夫か確認したのですが、「自分だけでなく飼っている犬や猫にもキトサンを飲ませている人はたくさんおり、みんな動物が元気になって喜んでいる」 という説明を受けたので、それならば大丈夫かと思いキトサンを購入したのでした。

そして、キトサンの効果はすぐに現れました。キトサンを飲ませて2日ほどすると、それまで特にどこか具合が悪いわけでなくても一日じゅう寝てばかりいたお兄ちゃんが、ピョンピョンと家の中を飛び回るようになったのです。もちろん一日中飛び跳ねているわけではありませんが、何かすると家の中をダッシュで駆け抜けてみたり、小次郎を相手にじゃれついてみたりします。お兄ちゃんは1歳くらいまではとても活発な子だったのが当時はすっかり老け込んでしまったかのように動かなくなっていたので、その様子はまるで子猫の頃の若さが戻ってきたかのようでした。しかし、トイレに入った時に様子をチェックをすると、少しうんぴが出にくくなったようで、いつもより力を入れないと出ないような印象も受けました。

もちろん、お兄ちゃんだけがキトサンを飲んだのであれば、このような変化がキトサンによる影響だとははっきり言えないでしょう。偶然元気が出ただけかもしれませんし。でも、これがキトサンの効果だと確証を得られる事実があったのです。それは、一緒にキトサンを飲み始めたYさんのわんちゃんもまったく同じ状態になったことでした。会社でYさんにわんちゃんの様子を聞いたのですが、やはりそれまで大好きな散歩も苦痛に感じるような歩き方だったのが、うれしくて跳ね回って歩くような状態になったというのです。しかも、やはり少々うんぴは出にくくなったようだと言います。これはもう単なる偶然とは思えませんよね。

残念ながら、その後しばらくしてYさんのわんちゃんは手厚い看護の甲斐も無く亡くなってしまいました。当初アレルギーと思われていた皮膚病は、どうやら皮膚にできるタイプのガンだったようです。キトサンはガンにも効果があるとうたわれていたのに結局そのわんちゃんは治らなかったので、Yさんは 「キトサンは効かなかったから信用しない」 と話されていましたが、それでも我が家のお兄ちゃんは毎日欠かさずキトサンを飲んでいました。残念ながらキトサンを飲んでいても膀胱炎にはなってしまったので、膀胱炎対策ということでは使えませんでしたが、少なくとも腫瘍対策という点では何らかの効果が出ていたのではないかと思います。

ちなみにこのキトサン、いつも購入していた販売元がキトサンで大もうけしたらしいのですが、派手に脱税して社長が逮捕された (のかな?) らしく、手元にあるのが終わってしまったので追加で購入しようと思ったら、電話が通じなくなっていました。ネットで同じ製品を別の所から購入することもできるようなので製造は続けているみたいですが、販売元から直接買っていた時に適用されていた3割引きがないので、それが無いと値段がとても高くなってしまうため、キトサンを続けることは断念しました。

波動強命水 活
活は私が住む地域のとある会社が開発した健康食品 (?) です。外見はペットボトルに入ったただの水で、飲んでもやっぱりただの水です。原材料も 「○○ (ここの地域) の水道水」 と明記されています。しかし口コミでこの水の効果が全国的に広がっているらしく、この会社のWEBサイトや地元の雑誌に掲載されている広告で紹介されている 「愛用者の声」 のようなコメントを見ると、使っている人は全国各地にいるみたいです。

ではこの水はどんな効果があるのか?基本的には何にでも効くみたいです。そのしくみから説明しましょう。まず水道水を何重にもろ過してとても純度の高い水を作ります。(純水のレベルなのかな?) 次に、この水に動物が持つ正常な血液の波動を記憶させます。波動というのは、どうやら電気的なエネルギーらしいのですが、その正体は私にもよくわかりません。(特にこのあたりは企業秘密なので詳細は開示されていないのです。)

動物の体には何種類かの正常な波動がありその波動が乱れると調子が悪くなるので、水に正常な波動を記憶させ摂取することで正しい波動が悪い部分に伝わり、正しい波動に導いて調子の悪い部分を改善するというシステム (理屈?) らしいです。ちなみに、活には I と I Iがあり、I は血液の正常な波動を記憶させてあるので健康維持や全身状態の改善 (例えばアトピーとか糖尿病など) に効果があり、II は I に加えて内蔵の正常な波動を記憶させているので重度の内臓疾患 (特にガンなど) に効果があると言われています。

この水は即効性を実感することもできます。例えば口内炎などができたとき、この水を口の中に含んでしばらく口の中でころがします。それから飲んでしまうのですが、3分もすると口内炎の痛みが和らぐのです。他にも虫刺されなどでかゆい部分にこの水を少しぬると、かゆみがぴたっとおさまります。見た目はごく普通の水なのでだまされているような気がしますが、本当に不思議な水なのです。

何を隠そう、実はこれは会社の健康診断でちょっとマズイ結果が出てしまった私が毎日欠かさず飲んでいるサプリメントで、私が飲むついでにみんなの水入れにも入れてあげるという感じです。おまけついでに書きますと、私には活によるものと思われるいろんな変化がありました。飲み始めて2年以上になりますが、最初は体の中にたまっていた毒素が次から次へと出てきたという感じがしました。つまり、何となく調子が悪いとか自分の中で弱いと感じていた部分が順番に悪くなっていったのです。でもそれが収まるとあとはとても調子が良くなったので、調子が悪くなるのは一時的な好転反応が出ていたのではないかと思っています。

その後、健康診断の血液検査の結果で、それまで何年も続けて要注意マーク (正常値の範囲外) が出ていたいくつかの項目が全部正常値の範囲内におさまりました。あと、毎日活を点眼していたからか、ある日気が付いたら視力が良くなっていて、メガネが見えすぎてかえって疲れるのでメガネを買い換えることになりました。この超ド近眼で常に特注レンズしか使えなかった私が、今回何十年ぶりかに特注ではない普通のレンズでメガネを作れたというのは、ものすごい快挙でした。活を点眼する前からずっとパソコンを1日12時間くらい使っていたり、ビーズのアクセサリーを作っていたりと、かなり目を酷使していたのに、4段階も視力がアップしたので、加齢にともなってそういう事もありうると目医者さんには言われたものの、それだけではない何かを感じます。やはり活による何らかの効果があったのではないでしょうか。活は我が家では全員が飲んでいて、もう手放せないアイテムになっています。

サプリメントについて Part2 に続く

Last updated: 2004.6.2