今までに手にしたカメラの話


はじめてカメラと言うものを手にしたのは、小学校の高学年頃に、懸賞か何かで当たったものが、
そうだったように記憶しているが、定かではない。お金を出して、手にした最初のものは、メイスピ
イサン(確かこういう名前だったと思う)といいおもちゃ屋で売っていて、当時、1000円位したと思う。
フィルムは、当然モノクロで、ボルタ判といって、パトローネには入ってなく、ブローニの120のよう
に、遮光の裏紙がついていて、10枚撮で、駅の売店にも 売っていたような気がした。カメラは、固
定焦点で、絞りは、お天気マークに合わせるものでした。これが結構それなりに写ってくれて、中学
の頃は、これを使っていました。                                        


高校の頃は、知人から手に入れたミランダ センソマットREに、50mmF1.7レンズ、200mm
望遠、2倍のテレコンバータ、フィルムはKodakのトライXというこれだけの装備で、撮っていました。
この頃の被写体は、友人が多く、現像、プリントは高校の写真部の暗室で、してました。      
このミランダは、なんとペンタ部分をスライドさせて、取り外す事ができ、ローアングルファインダーの
 ような使い方が出来ました。 この時はじめて、ペンタプリズムが、交換できるカメラの存在を、知りま
した。                                                       
シャッターボタンは、上部ではなく前側面についていて、下ではなく自分の方に押しこむものでした。
このカメラは、れっきとしたMade in Japanでヨーロッパで人気があったようです。           


大学に入ってからは、バイトした金で、オリンパスOM-30を手に入れました。なぜこのカメラか?というと
この頃から、視力が弱くなり、合焦状態のわかるカメラを探していたのです。ピントが合うと、ファインダー
内に緑のLEDが点灯するものでした。当時、オートフォーカスのカメラは、あったことにはありましたが、 
レンズにオートフォーカスの機構がついていてやけに大きく、とてもつかう気には、なれませんでした。 
このOM-30に、ズイコー50mmF1.4、サンズーム35−105mm、テフノン300mmという組み合わ
せで、使っていました。                                               
しかし、このカメラは、バッテリー消費量が多く、すぐ交換しなければならなくて、やむなく手放しました。
この次に手に入れたのが、ミノルタX−700です。これは、とても使いやすくモードラをとりつけ、トキナー
28−70mmSD,シグマ60−200mmの組み合わせで使っていました。この頃は、大学が横浜に
あったせいもあってか、横浜の町並みや、港などをよく撮りに行ってました。                


社会人になってしばらくして、キヤノンからオートフォーカスカメラEOSが発売され、EOS650とEF35−
105mmズームを手に入れました。ピントが合ってシャッターが切れたときの感覚は、なんとも言えませ
んでした。このカメラは、のちにニュージーランドを旅行した時に、メインで活躍してくれました。その時に
撮影した写真の一部を、PhotoArtのページの写真集に載せてありますので、御覧下さい。    
ただ、初期モデルだったせいか、レンズについては、できがあまりよくなく、収差は出るし、周辺の光量
は、足りないしで、数年後に手放してしまいました。この欠点もマイナーチェンジで改善されたそうです。

                    


 次に使い始めたのは、Nikon F−30l,そして、Nikon F−801です。                 
F−301 はマニュアルフォーカスでフィルム巻上げはモーター。F−801はオートフォーカスです。   
これに、ニッコール85mmF1.6,トキナー28−70mmPro,シグマ35−135mm、400mmF5.6 
これに、このあとNikon F-4が加わり、しばらくこのシステムでの撮影が続きました。この頃から、風景
写真が多くなり、35mmサイズの限界を感じるようになり、ブローニサイズへの切り替えを考えるように 
なりました。このとき手元には、知人から手に入れたマミヤC−3と言う二眼レフがあり、中判カメラに 
対する抵抗とかは、全くなかったので、いろいろ検討して35mmに近い、機動性を有する6X7サイズと 
いうことで、ニコンのシステム一式を売却し、ブロニカGS−1に切り替え現在に至っております。    
そして条件によっては35mmも必要になるのでCanon EOS100PENTAX Program−Aを加え、風景、ネイチャー、イメージの撮影に取り組んでいます。
                  最近、ブローニーサイズにFujiGA645ziが、加わりました。           
重いブロニカからのシフトです。                              
6×7で10枚しか(120)撮影できなかったのが、このセミ版により16枚の撮影が
可能になり、非常に楽になりました。フィルムの性能がよくなり、このフォーマットでも
じゅうぶん、使えます。                                    
         


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