春の行事

  部落によっても違いますが、私のいるここでは、4月の第4日曜日に出払い作業があります。道普請というとわかるかな。朝8時に公民館に、各自スコップや鋤簾(じょれん)などをもって集まり、各常会の分担区域の川ざらいや、道路の砂利敷きなどを昼まで行うのである。
 ちょうどこの頃になると、我が家の庭のカタクリの花がつぼみをつけます。そして、我が家から歩いて10分もかからないところに、カタクリの群生地があり、見学に訪れる人が多くあります。トン汁が振舞われたりもします。
 これを横目で遠くに見ながら、川ざらいとかするのは、ちょっとつらいものがあります。

バイクの季節到来
 ゴールデンウィークに入ると、自然豊かな観光地を控えているここでは、とたんに、交通量が増えます。その中に、バイクのツーリングライダーの姿が目立ってきます。ビーナスライン、八ケ岳の麓の鉢巻道路を走るライダーは、とても気持ちよさそうです。
 早速、私も冬の間、眠っていた愛車、ジェベルの整備にとりかかります。まず、取り外しておいたバッテリーを取り付け、エンジンがかかるかどうか?です。冬の間、ぜんぜん回していないのでやはり、回りにくかったが、なんとかかかってくれました。しばらく、全体にオイルをいきわたらせたあと、オイルとフィルターを交換。タイヤの空気圧をチェックしてチェーンにオイルをなじませ、取り敢えず簡単に終了させます。簡単に終わらせたのは、もちろん早く乗りたいから。ガソリンを入れにひとっ走り。うー、爽風が気持ちいい。
 車では感じる事のなかった、空気の匂い、温度の変化をリアルタイムに体感できます。
原村の自然文化園まで行ってきました。そういえば、毎年ここで、ビンテージボーイズといったかな、クラッシックバイクの集まりがあります。天気がよければ、村内を、それぞれこだわりのスタイルで走り回ります。でも、なにぶんバイクが年代物のためエンストはあたりまえ、坂道を上らなかったりと、ハプニングもありますが、これもまた、仲間うちの話の種になっているようです。
ランチタイムには、近くのカナディアンファームが、出張して美味しいご馳走を提供してました。 
 ひととおり、走り回ってもう一度、点検個所をチェック。バッテリーがちょっとくたびれてきてるかなあ。でも、今年いっぱいは、大丈夫でしょう。バイク自体の改造は、特にしてませんが、プラグをスプリットファイヤーに代え、ハンドガードを取り付けるぐらいの事はしています。ホントは、マフラーを替えたいのですが、予算の関係で、実現してません。
 はじめて、バイクに乗ったのは、高校のときに友達が最初に原付の免許を取り、HONDA
のDAXを買った時です。それから少しして、私も免許を取り、中古でYAMAHA MR50というのを買いました。他の友達も次々に買い、休みにはみんなでツーリングです。車種もいろいろで、YAMAHA ミニトレ、SUZUKI ハスラーが、ありました。しかし、いかんせん50ccという
最小排気量でしたので、遠出をするには無理がありました。
 やがて、みんな自動二輪の免許を取る事になるのですが教習所に通うことなく、試験場
に行き、一発で取れる小型を取りました。
 各自、バイクは、グレードアップして、YAMAHA DT-125、KAWASAKI  TR-125、HONDA
エルシノア、そして、私は上野のバイク街で買った中古のKAWASAKI  KX-90です。
これで、一気に行動範囲が広がり、箱根をこえ伊豆をまわって帰ってくるなんてざらでした。もちろん高校時代ですので神奈川での話です。今考えてみると、みんなオフロードバイク
で、自転車でよく行った湘南方面にはあまり行かないで、野山を走り回ってました。
 オンロードに乗ってた連中は、R134をよく走っていたようです。バイクもHONDA CBや
KAWASAKIのマッハとかで、風防をつけて。


物へのこだわり

 こちらに来るまでは、身の回りや、持ち物などにあまりこだわりはなかった。まず、価格
で選び、そして、そこそこ使えればデザイン、機能性などどうでもよかった。というわけで、
購入する場所に、デパートはない。
 よく、買い物をした所は、ダイクマ、アイワールド、トポスなどのディスカウンターです。
まあ、実際、こういった安売り店が乱立していたため、いいものに目が向かなかったのであろう。コストパフォーマンスさえ良ければ、ブランドには、こだわらないのです。
使用しているカメラやレンズについてもそうです。純正であろうがサードパーティーで
あろうが関係なく、自分が使い易い自分にとっていいものを優先して使うようにして
ます。ブランドに金を払う気は全くないですね。身の回りの物をブランドで固めるという
のは、所詮、自己満足の世界に過ぎないのですから。                  
 私の、身の回りで特にこだわり始めたもの(お気に入りのもの)について、書いてみました。

靴へのこだわり

 それまでは、¥1,980とか高くても¥2,980ぐらいの靴をはいていた。が、こちら(長野)
に来て、妻の薦めで初めて、高い靴(今までの私にとっては)を買った。
 GT.ホーキンスである。Be-Pal 誌などで、名前は知っていた。
妻は、靴屋でも開けるくらい持っていて、靴は、自分の足に合ったのを履いたほうがいいと
実は、前から言われていたのである。
そこで、最初に買ったのが、オイルレザーのアウトドアブーツです。駒ケ岳、千畳敷カール、宝剣と、お伴いただいた。足首のホールドがよく加えて、ソールのグリップがよく、タウンユースではいても、何ら違和感がなく、すっかり気に入ってしまった。
 いいものは、やっぱりいいんだなあと、初めて認識したこのときから、物に対するこだわりが、始まったような気がするのである。
 それは、値段が高いとか、人気があるとか、ブランドイメージがいいだとか、ではなく、
そのの、クオリティーへのこだわりである。GT.ホーキンス自体、それほど高いものでは
ないが、そのが気に入って、結局、それから、ハーフカットのワークブーツ、サマーブーツ、ウィンターブーツと、現在、私の足元には、4足のホーキンスがあり、5年ぐらい買ってから
たちますが、色がはげたりしているのがあるものの、今だ現役でがんばってます。
 これからみると、コストパフォーマンスは、非常に高いといえるのではないでしょうか。
ただ、まがい物もあるようで、買って間もない物が靴底がぺロっと剥がれたという話も。

最近、月星(Moon★Star)のウオ―キングシューズも気に入ってます。これには、通気口
があり、歩くたびに靴の中の空気が入れ替わる仕組みになっていて、蒸れの解消と、消臭に役立っています。         
 普段は、これで事足りるのですが、もうひとつはずせない物があります。それは、スパイク
ピンのついた、長靴です。冬にこの出番が来るのです。雪が降れば雪かきをしなくてはならないのですが、アイスバーン状態の路面の雪をかくとき滑るので、これは欠かせません。

我が家の玄関先に並んだホーキンス達。




飲み物では、、、                            
ビールは、サントリーモルツ、地ビールのよなよなエール、インスタントコーヒーは、ブレンディ、クリ―ミングパウダーは、クリープ。ウィスキーは、ジャックダニエル
ワインは、フルボディの赤なら何でも。牛乳は低温殺菌牛乳。聞くところによると高温殺菌は日本独自のものらしい。大量生産をするために味が犠牲になってしまっている。
 食べ物では、、、
そば、パン、ラーメンなどは、美味しいところを見つければ、そこがこだわりの店になってしまいます。そして、それぞれ、自分にとって美味しいところを見つけました。
 米については、とても美味しい幻の米なるものを手に入れることができ、こだわりかけてます。(スーパーとか、普通のお米やさんには、なかなか売ってないのです)   
玄米で入手して家庭用の精米機で精米して食べてます。               
家庭用の精米機、いいですよ!いつでも精米したてのおいしいお米が食べられるし、
酸化してないので身体にもいい!


これじゃなければだめだ!というのがこだわりだとすれば、まだまだこだわりきれてないかも知れませんが。。。。。。。

方言に戸惑い
 方言というと、まず、話の終わりにつける、こちらでいえば、〜ずら。とか
〜ら。ですが、こういうのは、まあいいとして、戸惑ったのがまえでという言葉です。
つまり、〜の前にというのを〜の前にといいます。そこの前でに置いておく、とか、
〜の前にある〜。というように使います。
 でも、いまだに、〜の後ろに〜や、目の前に、とは聞いた事がありません。
どういうふうに使い分けてるんだろう。?
 次に、離れたところにある物をこちらに運んでくる時に、いままでは、取りに行く (どこどこに物を取りに行く) というフレーズを使ってましたが、こちらでは、持ちに行くといいます。これが、はじめわかりにくかったです。持ちに行くというと、どうしても、こちらからむこうへ、という感覚があって、むこうからこっちへは、取りに行く。なのです。私の中では。
 あと、疲れた。というのをごしたいといいます。これは、その単語だけ聞いたのでは
全く、意味をつかめませんでした。ちなみに、神奈川では、標準語を話してると思われ
てたようですが、ちゃんとした方言あるのですよ。話の最後に、ベーをつけます。
〜そうだんベー。あと、じゃんというのもつけますがあまり聞きません。
おもに、横浜のほうで使われてるみたいでした。