ロードブラスターズ
販売:テンゲン
「Catch special weapon to increase performance.」
テンゲンの2本目。マニュアルなどに、まだ硬さが見られる(笑)。テンゲンおなじみのウケをねらっている個所が少ないのだ。表紙の「安全運転ガイド」と、お約束注意書きの「長時間プレイする場合は、健康のため、1時間ごとに5~10分は休憩しましょう、ポーズ機能を使うと便利です。たとえゲームといえども飲酒運転はやめておいたほうが高得点がねらえるはずです。極力避けましょう。」という所くらい。あと、テンゲンおたク(おたよりクラブ)もないし。
ところで、マニュアルじゃないけど、このゲームってアーケード版をプレイしたことある人っていうのはあんまりいないだろうね。普通のレースゲームではなく、弾が撃てる。道端からも撃ってくる。標準装備では破壊できない敵もいる、飛行機の落とす武器を受け取るとパワーアップ、などといったところが特色。あと、無駄弾を撃たないように正確に射撃していくと、得点の倍率があがっていく(×10が最大)。この得点が、クリアしたときの燃料の補給に関わってくるので、乱れ撃ちしているよりも正確に一つ一つ敵を倒していくのがいい。ただし、支援武器の「UZI CANNON」は、倍率が変動しないので、通常弾で×10までMULTIPLIERをあげておいて、UZI CANNONを乱れ撃ちする、という手は非常に有効。
ゲーム自体の移植度はそれなりに高いのだが、ひとつだけ残念なことが。ボイスが入っていないのだ。ステージクリアしたときに、「Shot opponents for score.(敵を撃つと点が入ります)」とか、「Catch special weapon to increase performance.(武器をキャッチすると性能が上がります)」とか、「Shooting accuracy increace multiplier.(正確な射撃で倍率があがります)」とか、あのアタリっぽい声でしゃべってくれたのだ。アーケード版と、LYNX版は。LYNXのゲームって、下手な(ポータブルでない)ゲーム機よりもデキのいいゲームがあったりするというのは確かにそうなんだけど、これはちょっと残念。
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