販売:テンゲン/開発:DOMARK
テンゲンのソフトの中ではやや地味目のソフトかな。開発はMiG-29のDOMARK。
原題の「JAMES BOND THE DUEL」をそのまま持ってきてしまった邦題がなんか変。もちろんマニュアルも変。ゲームのバランスもはっきり言っていいとは言えない。高いところから落ちてダメージ受けるのはいいとして、階段から下に向かってジャンプした時にダメージ受けちゃったりしてかなり厳しい。
ボスキャラはそれほど理不尽ではないが、操作性の悪さのせいで苦戦することがある。
2面にくるとマップが異様に広くて困る。「死んで覚えろ」系ではないものの、ちょっとしたところですぐ死んでしまう。そのくせにコンティニューは1回しか使えないのが非常に厳しい。もうちょっと親切なゲームだと良かったんだけどなぁ。それにテンゲンのゲームって裏技のたぐいがまったく無いからなぁ。
007といえば、アストン・マーティンや、ロータス・エスプリに代表されるカーアクションを連想する人も多いだろう(20年くらい前のいわゆる「スーパーカーブーム」を体験している人は特に。)。これにもそういうのがあればいいのに。とか思ったんだけど、先の方に行くともしかしたらあるのかなぁ(3面から先を見たことがないんです)。
ところで、このゲームもマニュアル表紙のキャッチがキテいる。上にも掲げてある「007は2度死ぬ」に引っかけた「007は5度死ねる」。「MiG-29」の「旧ソ猫を噛む」に並ぶヒットだ。