販売：セガ

「やっぱり売り出したか(その2)」

ＭＥＧＡ－ＣＤに一時期同梱されていたセガ・クラシックが一般向けに売り出されたもの。ＭＥＧＡ－ＣＤへのバンドルは期間限定・在庫限りだったので、これ欲しさにＭＥＧＡ－ＣＤ買い直したなんて人を知っているがお気のどくとしか言いようがないですな。ちなみにバンドル版にはパッケージに「included soft」の文字がある（製品版にも「limited edition」の文字はあるのかな？）。

収録ゲームは「Revenge of Shinobi（スーパー忍海外版）」「コラムス」「ゴールデンアックス」「Street of rage（ベア・ナックル海外版）」の４本。アーケードコレクションとかいっておきながらアーケードからの移植は2本だけ。

しかも、「ゴールデンアックス」はＲＯＭ版で出来た２人プレイがなぜか出来なくなっている。マニュアルにもさりげなく「このゲームは１人用です」とか書いてあるし。

あとはゴールデンアックスとStreet of rageのボイスが変わっている（差し替えたとかではなく、ＭＥＧＡ－ＣＤのＰＣＭを使った結果妙にクリアになって違和感を感じるだけのようだが)くらいで、あとはＲＯＭ版そのまま。これらのソフトを持っている人はわざわざ入手するまでもないだろう。たとえばちょっとでもＣＤ版ならではの工夫（ハイスコアをバックアップするとか）でもあれば話は別なんだけどねぇ。あと、別のゲームにする時にわざわざリセットしなきゃならんのもマイナス点。所詮おまけのソフトか。おまけに、海外版SEGA-CD版のクラシック・コレクションには「SUPER MONACO GP」も一緒に入っている（Special thanks to みほのぶるぼんさん）このあたりからも、「日本市場軽視」の片鱗が、なんていったら言い過ぎだろうか。

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